離乳食向けヨーグルトのおすすめ7選！赤ちゃんにぴったりの選び方＆注意点も解説

「赤ちゃんにヨーグルトを与えてもいいの？」「どれを選べば安心？」といった疑問を抱くママ・パパも多いのではないでしょうか。離乳食にヨーグルトを取り入れることで、カルシウムやたんぱく質などの栄養を手軽に補え、健康な成長をサポートしてくれます。

ただし、大人向けの商品が多い中で、赤ちゃんに適したヨーグルトを選ぶにはいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。この記事では、赤ちゃんの月齢や食べやすさに配慮した「離乳食向けヨーグルトの選び方」と「注意点」をわかりやすく解説。さらに市販で購入できるおすすめ商品を7点に厳選してご紹介します。初めてのヨーグルト選びに、ぜひお役立てください。

離乳食向けヨーグルトの選び方

赤ちゃんに初めてヨーグルトを与える際は、大人用とは異なる視点での選び方が大切です。味のやさしさや添加物の有無、食べきりやすいサイズなど、安心して与えられるポイントを押さえることで、離乳食にも無理なく取り入れられます。

ここでは、赤ちゃんにぴったりのヨーグルトを選ぶための5つのチェックポイントをご紹介します。

① 無糖プレーンタイプを選ぶ

離乳食に使うヨーグルトは、無糖のプレーンタイプが基本です。赤ちゃんの味覚はこれから形成されていくため、余計な甘みが加えられていないシンプルなものを選ぶのが理想的。また、砂糖入りのヨーグルトは虫歯や肥満のリスクもあるため注意が必要です。

原材料に「生乳」や「乳製品」のみが記載されているか、成分表示をしっかり確認しましょう。とくに「小岩井 生乳100％ヨーグルト」や「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」は、クセがなく食べやすいと定評があります。加工品ではなく“素材そのまま”のヨーグルトを選ぶことが、赤ちゃんの健康を守る第一歩です。

② 酸味が控えめなものを選ぶ

ヨーグルトの酸味が強いと、赤ちゃんが嫌がって食べてくれないことがあります。特に離乳初期は食べ慣れていないため、酸味の少ないマイルドな味わいのヨーグルトを選ぶことがポイントです。

口コミやレビューで「食べやすい」「赤ちゃんが嫌がらなかった」といった声が多い商品を参考にするとよいでしょう。また、食べさせる前に親が一口味見してみるのもおすすめ。

酸っぱさが強すぎる場合は、すりつぶしたバナナや野菜ペーストを加えてアレンジするのもよいでしょう。赤ちゃんの“初めての味”には、やさしい口当たりが安心。無理なく続けられる味かどうかも重要な判断基準になります。

③ 添加物が少ないものを選ぶ

出典：ダノンジャパン ベビーダノン プレーン

赤ちゃんの体はまだ未発達なため、添加物の影響を受けやすいことがあります。香料、甘味料、安定剤などが多く含まれたヨーグルトは避け、できるだけシンプルな原材料のものを選びましょう。
「無添加」と記載されていても、成分表示を見ると実際には安定剤などが使われていることもあるため、裏ラベルの確認は必須です。

「生乳」「乳製品」だけが記載されているものが理想で、風味を調整したヨーグルトよりも素材本来の味を大切にしている商品を選びましょう。消化器官が未熟な赤ちゃんにとって、安全性の高いシンプルな食品選びが健康な成長につながります。

④ 小分け or 大容量で選ぶ

出典：ダノンジャパン ベビーダノン プレーン

ヨーグルトには、小分けタイプと大容量タイプがありますが、使い方や家庭のライフスタイルに応じて選ぶことが大切です。小分けタイプは1食分ずつ密閉されているため、衛生的で外出時にも便利。開封してすぐに使い切れるので、離乳食期の赤ちゃんにぴったりです。

一方、大容量タイプはコスパが良く、兄弟や家族全員でシェアしたいときに向いています。ただし、開封後は雑菌が繁殖しやすくなるため、清潔なスプーンを使用し、なるべく早めに使い切るのがポイントです。食べる量や使う頻度に合わせて、どちらのタイプが自宅に合っているかを検討するとよいでしょう。

⑤ 乳酸菌の種類にも注目

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類によって、期待できる効果は異なります。たとえばビフィズス菌は腸内環境を整え、ガセリ菌やクレモリス菌は免疫サポートや整腸効果が期待できます。

赤ちゃんの便通をよくしたい、アレルギーが気になる、という場合には、それぞれの乳酸菌の働きを確認して選ぶのがおすすめです。最近では、特定の菌種を強化した機能性ヨーグルトも増えており、パッケージや商品説明に注目することで選びやすくなっています。ただし、赤ちゃんの体質との相性もあるため、初めて与える場合は少量から始め、体調を見ながら慎重に取り入れることが大切です。

離乳食向けヨーグルトのおすすめ7選！市販でも買える

ここでは、赤ちゃんの離乳食に安心して使える市販のヨーグルトを厳選してご紹介します。無糖・無添加でやさしい味わいのものを中心に、口コミや食べやすさの評判が高い人気商品をピックアップ。スーパーやドラッグストアでも手に入る身近なアイテムばかりなので、初めてのヨーグルト選びにもぴったりです。

商品情報	ダノン ベビーダノン プレーン	明治 明治 ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン無糖	森永乳業 森永乳業 ビヒダスBB536 プレーンヨーグルト脂肪0 400g	小岩井 小岩井 生乳100%ヨーグルト400g	雪印メグミルク 雪印 ナチュレ恵 プレーン	ATHENA(アテナ) ATHENA グラスフェッドヨーグルト	フジッコ カスピ海ヨーグルト プレーン400ｇ
参考価格	-	2,283円(税込)	-	1,600円(税込)	-	3,870円(税込)	2,066円(税込)
特徴	6カ月から！赤ちゃん想いの初めてヨーグルト	赤ちゃんの栄養サポートに！まろやかヨーグルト	離乳食中期から！酸味ひかえめ赤ちゃんヨーグルト	離乳食スタートにも！生乳だけのなめらかヨーグルト	2つの乳酸菌で、赤ちゃんのお腹にやさしく	濃厚なのに脂肪ゼロ！牧草牛ミルクの贅沢ヨーグルト	離乳食にも◎とろ〜り食感のやさしい一口
購入サイト	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場	Amazon Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!	Amazon 楽天市場 Yahoo!

離乳食向けヨーグルトに関する注意点

ヨーグルトは乳製品のため、アレルギーの可能性を考慮し、初めて与えるときは小さじ1程度から始め、赤ちゃんの体調や様子をしっかり観察しましょう。

冷たいままだと胃腸に刺激を与えることがあるため、常温に戻すか軽く温めてから与えるのがおすすめです。ただし、加熱しすぎると乳酸菌が死滅するため注意が必要です。

冷凍保存する場合、無糖ヨーグルトは分離しやすいため、砂糖やジャムを加えると安定します。ただし、冷凍したヨーグルトを電子レンジなどで加熱解凍するのは避けてください。

出典：一般社団法人日本乳業協会 乳と乳製品のQ&A

離乳食向けヨーグルトに関するよくある質問

まとめ｜赤ちゃんの成長にやさしく寄り添うヨーグルト選びを

離乳食にヨーグルトを取り入れる際は、「無糖」「酸味控えめ」「添加物なし」の3つを基準に選ぶことが大切です。さらに、食べる量や頻度に応じて、小分けタイプか大容量タイプかを使い分けるとより便利です。

今回ご紹介した7つの市販ヨーグルトは、いずれも赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてくれるおすすめの品ばかり。赤ちゃんの月齢や味の好みに合わせて、ご家庭にぴったりの一品を選んでみてくださいね。ヨーグルトを上手に取り入れて、毎日の離乳食タイムをもっと楽しく、栄養たっぷりにしていきましょう。