この記事では、持病があっても入れる死亡保険のおすすめと選び方を解説します。
高血圧や糖尿病などで通常の保険を断られた方でも加入できる条件や、メリット・デメリット、注意点を詳しく紹介。ご自身やご家族のための確実な備えを見つける参考にしてください。
- 持病があっても入れるおすすめ死亡保険9選
- 【タイプ①:病状が安定している方】おすすめの引受基準緩和型死亡保険
- 【タイプ②:過去に断られた・重度の方】おすすめの無選択型死亡保険
- 【タイプ③:まずは安く抑えたい方】特別条件付きで狙う一般の死亡保険
- 持病がある方向けの死亡保険は3種類!それぞれの加入条件と特徴
- 引受基準緩和型(限定告知型)死亡保険
- 無選択型死亡保険
- 一般の死亡保険(特別条件付き加入)
- 持病ありでも入れる死亡保険のメリット・デメリット
- メリット:持病や高齢でも「万が一の備え」を確実に確保できる
- デメリット:通常の死亡保険に比べて「保険料が割高」
- 【注意点】加入前に必ず確認すべき「保険金削減期間」と「病気死亡時の保険料返還期間」
- 失敗しない持病あり死亡保険の「正しい選び方」4ステップ
- ①まずは「一般の死亡保険」から打診する
- ②各社の「告知項目(質問内容)」を徹底比較する
- ③「保険金削減期間」がない引受基準緩和型を優先する
- ④最終手段として「無選択型」を検討する
- 持病があっても入れる死亡保険に関するよくある質問
- まとめ
持病があっても入れるおすすめ死亡保険9選
持病を抱えていても、万が一のときに家族の生活や葬儀費用を支える死亡保険の選択肢は存在します。
ここでは、健康状態や加入条件に合わせて選べるおすすめの保険を3つのタイプに分けて紹介します。
- タイプ①:病状が安定している方
- タイプ②:過去に断られた・重度の方
- タイプ③:まずは安く抑えたい方
【タイプ①:病状が安定している方】おすすめの引受基準緩和型死亡保険
持病があっても、通院や服薬により現在の病状が安定している方には「引受基準緩和型」の死亡保険が適しています。
健康を告げる告知項目が通常よりも少なく、3〜5つ程度の簡単な質問に「いいえ」と答えられれば加入できるのが特徴です。
たとえば、高血圧で薬を飲んでいても、直近の入院歴などがなければ加入できる可能性があります。通常の保険よりは保険料が割高になりますが、持病がある方にとってはバランスのよい選択肢です。
【タイプ②:過去に断られた・重度の方】おすすめの無選択型死亡保険
過去に生命保険の審査で断られた経験がある方や、持病の症状が重い方には「無選択型」の死亡保険が向いています。
医師の診査や健康状態の告知が不要で、年齢などの条件を満たせば原則として誰でも加入できる仕組みです。
ただし、保険料は引受基準緩和型よりもさらに高く設定されています。
また、加入後の一定期間は受け取れる保険金が削減される条件がつくことが一般的です。どうしても備えを確保したい場合の手段として検討してください。
【タイプ③:まずは安く抑えたい方】特別条件付きで狙う一般の死亡保険
月々の支払いを少しでも安く抑えたい場合は、最初から持病向けの保険を選ぶのではなく、「一般の死亡保険」に特別条件付きで加入する方法を探るのも一つの手です。
特別条件とは、保険料の割増や保険金の削減などを条件に引き受けてもらう仕組みのこと。持病の種類や状態によっては、緩和型保険よりもこの方法のほうが有利な条件で加入できることがあります。
まずは一般の保険から打診し、状況に応じて選択肢を広げていくのがよいでしょう。
持病がある方向けの死亡保険は3種類!それぞれの加入条件と特徴
持病や健康状態に不安がある方が検討できる死亡保険は、大きく分けて3種類です。
それぞれ加入のしやすさや保険料の負担が変わるため、違いを正しく理解しておくことが大切です。まずは、それぞれの特徴と条件をまとめた比較表をご覧ください。
| 項目 | 引受基準緩和型 | 無選択型 | 一般(特別条件付き) |
|---|---|---|---|
| 対象者 | 病状が安定している方 | 審査に落ちた・重度の方 | 軽度の持病がある方 |
| 告知・審査 | 限定的(3〜5項目) | 不要(告知・診査なし) | 詳細な告知・診査あり |
| 保険料の傾向 | 一般と比較してやや割高 | 一般と比較して割高 | ー |
| 主な制限 | 削減期間がある場合あり | 加入後1〜2年の制限あり | 保険料の割増や保険金削減など |
| 商品例 | 太陽生命ダイレクト スマ保険 告知緩和型死亡保険(終身型) | SOMPOひまわり生命 無選択型終身保険 新・誰でも終身 | ライフネット生命 定期死亡保険 かぞくへの保険 |
※表内の特徴や条件は各タイプの一般的な傾向であり、個別商品の仕様を示すものではありません。
具体的な条件や特徴を一つずつ確認していきましょう。
引受基準緩和型(限定告知型)死亡保険
持病がある方向けとして最も一般的なのが引受基準緩和型です。
通常の保険よりも告知項目が限定されており、「過去〇年以内に入院・手術をしたか」「現在がん等で治療中か」といった数個の質問に該当しなければ加入できます。
高血圧や糖尿病などで通院していても、一定の条件をクリアしていれば申し込みが可能です。
無選択型死亡保険
無選択型は、健康状態についての告知や医師の診査が一切不要な保険です。持病が悪化している方や、ほかの保険の審査に通らなかった方でも加入しやすいというメリットがあります。
その一方で、加入後1〜2年以内は病気で死亡しても保険金が全額支払われないなどの制限がある点に注意が必要です。
一般の死亡保険(特別条件付き加入)
健康な人と同じ一般の死亡保険でも、持病の内容や治療状況によっては「特別条件」に同意することで加入できるケースがあります。
通常よりも保険料を高くする「保険料割増(特別保険料)」や、加入後一定期間内に病気で死亡した場合に受け取れる金額を減らす「保険金削減」などが代表的な条件です。
持病ありでも入れる死亡保険のメリット・デメリット
持病向けに用意された死亡保険は、健康上の理由で加入を諦めていた方にとって心強い存在です。
しかし、加入しやすい反面、通常の保険にはないデメリットも存在します。ここでは、具体的なメリットとデメリットを整理して解説します。
メリット:持病や高齢でも「万が一の備え」を確実に確保できる
最大のメリットは、持病や過去の病歴があっても、自分に万が一のことが起きたときの資金を確保できる点です。
たとえば、高齢の親が亡くなった際の葬儀費用やお墓の準備、残された家族の生活費など、手元に現金がなくても保険金で賄うことができます。
これまで健康状態を理由に他社で断られた方でも、自分に合った条件の保険を見つけることで将来への不安を軽減し、安心感につなぐことができます。
デメリット:通常の死亡保険に比べて「保険料が割高」
デメリットは、通常の死亡保険よりも保険料が高く設定されていることです。持病がある方は健康な方に比べて死亡リスクが高いため、その分が保険料に上乗せされます。
加入時の年齢が高いほど負担も大きくなるため、無理のない金額か慎重に見極める必要があります。
月々の支払いが家計を圧迫して途中で解約してしまっては元も子もありません。保障額と保険料のバランスをしっかり確認して契約することが大切です。
【注意点】加入前に必ず確認すべき「保険金削減期間」と「病気死亡時の保険料返還期間」
持病向けの死亡保険を契約する際に見落としがちなのが、「保険金削減期間」と「病気死亡時の保険料返還期間」の存在です。
多くの緩和型や無選択型の保険では、加入してからの一定期間内(1年や2年など)に以下のような条件が設けられている場合があります。
- 保険金削減期間:病気で死亡した場合、受け取れる保険金が半額になる
- 病気死亡時の保険料返還期間:病気で死亡した場合、支払った保険料相当額しか戻らない
加入してすぐに満額の保障が得られるわけではないため、契約前に必ず条件を確認してください。
失敗しない持病あり死亡保険の「正しい選び方」4ステップ
持病がある状態での保険選びは、加入後に健康状態の悪化で乗り換えることが難しくなるため、一度の選択が非常に重要です。
後悔しない適切な保険をスムーズに見つけるための具体的な手順を4つのステップで解説します。
①まずは「一般の死亡保険」から打診する
持病があるからといって、初めから保険料の高い緩和型や無選択型に絞る必要はありません。
まずは通常の保険に申し込んでみるのがおすすめです。
病気の種類や治療の状況によっては、特別条件がついたとしても緩和型より保険料が安く済む可能性があります。
複数の保険会社を扱い、さまざまな引き受け事例を知っている専門家に相談しながら進めると、よりよい選択肢を見つけやすくなります。
②各社の「告知項目(質問内容)」を徹底比較する
緩和型保険を検討する場合、保険会社ごとに設定されている告知項目を細かく比較することが重要です。
「過去2年以内」か「過去1年以内」かなど、会社によって質問の基準や対象となる病気の範囲が微妙に異なります。たとえば、太陽生命ダイレクトの「スマ保険 告知緩和型死亡保険(終身型)」 は、過去の健康状態についての告知対象期間が1年以内へ短縮され、加入しやすくなっています。
A社では加入を断られても、B社の基準なら審査を通過できるケースは珍しくありません。ご自身の健康状態と照らし合わせ、最も通過しやすい条件を提示している保険を探してみてください。
③「保険金削減期間」がない引受基準緩和型を優先する
緩和型保険を選ぶ際は、加入後すぐに保険金が全額支払われるタイプを選ぶのが理想的です。
近年は、加入初年度から削減期間を設けない緩和型保険も増えてきています。削減期間がある保険を選んでしまうと、万が一加入直後に亡くなった場合に十分な備えを残せないリスクがあります。
保険料の安さだけでなく、契約直後の保障が手薄にならないかも必ず確認しておきましょう。
④最終手段として「無選択型」を検討する
一般の保険も緩和型保険も加入が難しかった場合の最終的な選択肢として、無選択型を検討します。
無選択型は誰でも入りやすい反面、保険料が非常に高く、加入から一定期間は十分な保障が受けられないという厳しい条件が伴います。
本当にそこまでのコストをかけて保険に入るべきか、貯蓄で備えるほうが合理的ではないかなど、家計全体の状況を踏まえて冷静に判断することが不可欠です。
持病があっても入れる死亡保険に関するよくある質問
ここでは、持病がある方が死亡保険を検討する際によく抱く疑問とその答えをまとめました。加入前の不安を解消するための参考にしてください。
- 加入できる可能性は十分にあります。
糖尿病や高血圧でも、医師の指示に従って服薬し、数値がコントロールされていれば、緩和型保険はもちろん特別条件付きの一般保険に入れることも少なくありません。
がんの既往歴がある場合でも、完治から一定期間(多くは5年など)が経過していれば緩和型保険に加入できるケースがあります。
病名だけで諦めず、詳細な条件を確認してみてください。
- 告知義務違反が判明した場合、保険契約は解除され、いざというときに保険金が一切支払われません。持病を隠したり、治療歴を短く申告したりすることは絶対におやめください。
保険会社は請求時に過去の医療記録などを調査するため、嘘は必ず発覚します。
保険料を無駄にするだけでなく、ご家族に大きな迷惑をかける結果になるため、告知はありのままを正確に申告することが大前提です。
- 可能です。
高齢の親を被保険者(保険の対象者)とし、子どもを契約者および保険料の負担者として契約する形が一般的です。
ただし、契約にあたっては必ず親本人の同意と自筆の署名、または正確な告知が必要になります。
親の認知症などで意思確認が難しい場合は加入が制限されることも多いため、健康状態が悪化する前に早めに話し合いの機会をつくることをおすすめします。
まとめ
持病があっても入れる死亡保険にはいくつかの種類があり、健康状態や家計に合わせた選択が可能です。
保険料の負担や加入直後の保障制限などの注意点を理解したうえで、一般の保険から順に検討していくことが失敗しないコツです。
ご自身や家族が安心できる備えをつくるためにも、各社の条件をしっかり比較し、最適な保険を見つけてください。
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