お風呂やプールで気兼なく使えるスマホが欲しくても「スマホが水に濡れて壊れたらどうしよう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、水に強いだけでなく、衝撃にも強いタフなモデルや、コスパのいい安い機種まで、おすすめの防水スマホを詳しくご紹介します。選び方のポイントも解説するので、あなたにぴったりの防水スマホがきっと見つかるはず。
- 防水スマホとは
- 防水性能を表す「IP保護等級(IPX)」とは
- IPX等級早見表で9段階の防水基準を解説します
- 防塵等級は7段階に分かれている点を確認しましょう
- IPX8の想定使用シーンと具体的な注意点とは
- 防水スマホを水場で使用する際の注意点とは
- お風呂で防水スマホは使ってもいい?
- 海やプールなど実際の利用環境とテスト環境の違いとは
- 経年劣化によって防水性能が低下する理由
- 防水スマホの選び方
- 日常やアウトドアなど利用シーンに合うタイプを確認する
- IPX4やIPX8など用途に応じた防水性能を確認する
- IP6Xの防塵など防水以外の耐久性能を確認する
- カメラや処理速度などそのほかの機能を確認する
- 防水スマホのおすすめ7選
- iPhoneに防水機能はある?
- 防水も性能も妥協したくない人へ
- まとめ
防水スマホとは
防水スマホとは、その名の通り、水濡れによる故障リスクを大幅に低減したスマートフォンのことです。
キッチンで料理中にレシピを確認したり、突然の雨に見舞われたり、洗面所でうっかり水がかかってしまったりと、日常生活には意外と水濡れの危険が潜んでいます。
防水スマホなら、そんなヒヤッとする場面でも安心して使うことができます。特に、お風呂で動画を楽しみたい、プールサイドで音楽を聴きたいといったニーズにも応えてくれるため、スマホの利用シーンが格段に広がります。
水回りでの使用が多い方や、アウトドアが好きな方にとっては、心強い味方となるでしょう。
防水性能を表す「IP保護等級(IPX)」とは
防水スマホのスペックでよく目にする「IP保護等級」とは、製品の防塵・防水性能を示す国際的な規格です。
「IP」の後に続く2つの数字、または数字とX(エックス)で性能を表します。
| 表記位置 | 名称 | 等級の範囲 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 最初の数字 | 防塵等級 | 0~6の7段階 | ・数字が大きいほど保護性能が高い ・最高等級の6 (IP**6**X) は「粉塵が内部に侵入しない」ことを意味する |
| 2番目の数字 | 防水等級 | 0~8の9段階 (他に9Kも存在) | ・数字が大きいほど防水性能が高い ・IPX8は「継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない」レベル |
例えば、「IP68」と表記されていれば、防塵等級6、防水等級8ということになります。
このIP保護等級を理解することで、スマホがどの程度の水濡れや塵に耐えられるのかを客観的に判断できます。
IPX等級早見表で9段階の防水基準を解説します
防水性能を示すIPXは、水滴から潜水まで0〜8の9段階に分かれています。
| 等級 | 保護の程度 |
|---|---|
| IPX1〜3 | 雨粒などの水滴 |
| IPX4〜6 | シャワーなどの噴流水 |
| IPX7〜8 | 水没に対する保護 |
例えば、IPX8は「継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない」という最高レベルの基準です。
用途に合わせて必要な等級を把握し、オーバースペックになりすぎないように選ぶことが大切です。
防塵等級は7段階に分かれている点を確認しましょう
防塵性能は、砂やホコリの侵入を防ぐ能力を示し、0〜6の7段階で表されます。IPコードの最初の数字が防塵等級にあたり、「IP6X」のように表記されます。
最高等級の6は「粉塵が内部に侵入しない」ことを意味しています。アウトドアや砂埃の舞う環境で使う場合は、IP5XやIP6Xを備えたモデルを選ぶと安心です。
防水性能とセットで「IP68」のように表記されることが多いため、スマホ選びの際は合わせて確認しておきましょう。
IPX8の想定使用シーンと具体的な注意点とは
IPX8は最高レベルの防水性能ですが、どんな環境でも絶対に壊れないわけではありません。
実は、IPX8は「常温の真水」でのテストをクリアした基準です。キッチンでの水はねや、真水の入ったバケツに落としてしまった程度なら問題ありません。
しかし、以下のような場合はテストの対象外となります。
- お風呂のお湯
- 海水やプールの水
- 洗剤が混ざった水
IPX8であっても、特殊な水質や高温環境下での使用には故障のリスクが伴うことをしっかりと理解しておきましょう。
防水スマホを水場で使用する際の注意点とは
水場でスマホを使う際は、防水等級の高さだけでなく、実際の利用環境に潜むリスクを正しく理解しておく必要があります。
ここでは、水没による故障を防ぐための重要な注意点を解説します。
お風呂で防水スマホは使ってもいい?
IPX7以上の高い防水性能を持つスマホであっても、お風呂での使用には注意が必要です。
防水テストは常温の真水で行われるため、お風呂の高温のお湯や蒸気は想定されていません。お風呂で使う場合は、ジップロックなどの防水ケースを併用するか、メーカーが独自にお風呂での使用テストをクリアしている機種を選ぶようにしてください。
- シャンプーなどの付着に注意
- 高温のお湯や蒸気を避ける
- キャップ類の閉まりを確認
- 水没時はすぐに拭き取り乾燥
シャンプーや石鹸、入浴剤などがスマホに付着すると、防水性能を損なう原因になることがあります。また、高温のお湯や蒸気も故障のリスクを高めるため、メーカーが推奨する使用温度範囲を確認することが大切です。
使用前には、充電端子のキャップやSIMカードトレイがしっかりと閉まっているか必ず確認しましょう。万が一水没させてしまった場合は、すぐに取り出して水分を拭き取り、十分に乾燥させることが重要です。
海やプールなど実際の利用環境とテスト環境の違いとは
海やプールでの使用は、メーカーのテスト環境とは異なるため故障のリスクが高まります。
海水に含まれる塩分やプールの塩素は、スマホの充電端子を腐食させたり、内部のパッキンを急速に劣化させたりする原因になります。また、波の衝撃や飛び込み時の強い水圧は、IPX8の基準を超える負荷がかかることがあります。
レジャーで水辺に持ち込む際は、必ず専用の防水ポーチに入れ、直接水に触れないよう対策しましょう。
経年劣化によって防水性能が低下する理由
購入時に高い防水性能を持っていても、長期間使用するうちにその性能は徐々に低下していきます。
スマホの内部を水から守っているゴム製のパッキンや耐水シールは、時間の経過とともに劣化します。また、日常的な落下による目に見えない本体の歪みや、直射日光による熱も劣化を早める原因です。
「昔は水に濡れても平気だったから」と過信せず、2年以上使用しているスマホは特に水濡れに注意して扱うようにしてください。
防水スマホの選び方
一口に防水スマホといっても、その性能や機能はさまざまです。ここでは、自分にぴったりの1台を見つけるための選び方のポイントをご紹介します。
日常やアウトドアなど利用シーンに合うタイプを確認する
まずは自分がどのような場面でスマホを使いたいのか、目的から逆算して3つのタイプから選びましょう。
- 日常・生活防水特化:衛生面を重視する人向け
- アウトドア・タフネス:過酷な環境で使う人向け
- ハイエンド・万能:普段使いの快適さ重視
1つ目は、ハンドソープで洗えるなど衛生面を重視する人向けの「日常・生活防水特化タイプ」です。2つ目は、海や山など過酷な環境で使いたい人向けの「アウトドア・タフネス特化タイプ」で、耐衝撃性にも優れています。3つ目は、普段使いの快適さやカメラ性能を妥協せず、いざという時の水没対策も欲しい人向けの「ハイエンド・万能タイプ」です。
自分のライフスタイルに合ったタイプを絞ることで、迷わず最適な機種を選べます。
IPX4やIPX8など用途に応じた防水性能を確認する
利用シーンに応じて、必要なIPX等級を備えたモデルを選びましょう。
| 等級 | 保護レベル | 適したシーン |
|---|---|---|
| IPX4 | 水の飛まつに耐える | 小雨、軽い水はね |
| IPX5 | 噴流水に耐える | 軽く洗い流す |
| IPX8 | 継続的な水没に耐える | 水回りでの使用 |
例えば、IPX4はあらゆる方向からの水の飛まつに耐えるレベルで、小雨やキッチンでの軽い水はね程度なら安心です。IPX5は噴流水に対する保護があり、水道の蛇口から出る水で軽く洗い流すような場面に対応します。そしてIPX8は継続的な水没に耐える最高レベルで、万が一水に落としてしまうリスクがある水回りでの使用に適しています。
数字が大きいほど高性能ですが、必要以上のスペックは価格も高くなるため、用途とのバランスを見極めることが大切です。
IP6Xの防塵など防水以外の耐久性能を確認する
アウトドアや作業現場など、タフな環境でスマホを使う場合は、防塵性能や耐衝撃性も重要です。
砂浜や土埃の舞う場所では、最高等級である「IP6X」の防塵性能を備えたモデルを選ぶと内部への粉塵の侵入を防ぐことができ安心です。また、アメリカ国防総省が制定した「MIL規格(ミルきかく)」に準拠しているモデルは、落下などの衝撃にも強く設計されています。
防水性能だけでなく、物理的なダメージからスマホを守る耐久性も合わせてチェックしておきましょう。
カメラや処理速度などそのほかの機能を確認する
毎日使うスマホだからこそ、普段使いの機能も妥協せずに選びましょう。
思い出をキレイに残したいなら高性能なカメラを搭載したモデル、ゲームや動画編集をサクサク行いたいなら処理速度(CPU)の高いハイエンドモデルが適しています。また、おサイフケータイや大容量バッテリーなど、自分の生活に欠かせない機能が備わっているかも重要です。
防水性能はあくまで「保険」と考え、日常的な使い勝手の良さもしっかり比較して満足のいく1台を選んでください。
防水スマホのおすすめ7選
iPhoneに防水機能はある?
近年発売されているiPhoneの多くには、IP67等級やIP68等級といった「耐水性能」が備わっています。
例えば、iPhone 15シリーズはIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)の耐水性能を持っています。
これにより、日常生活での多少の水濡れや、うっかり水の中に落としてしまった場合でも、すぐに故障するリスクは低くなっています。
ただし、Appleは「防水」ではなく「耐水」という表現を用いており、以下の点に注意が必要です。
- 水濡れによる損傷は保証外
- あくまで生活防水レベル
- 故意の水没や長時間の使用はNG
水濡れによる損傷は保証の対象外となる場合があるため、あくまで生活防水レベルと捉えましょう。故意に水につけたり、お風呂で長時間使用したりするのは避けた方がよいでしょう。
防水も性能も妥協したくない人へ
防水性能はもちろん、カメラやディスプレイの性能にもこだわりたい人もいるかもしれません。そんな人には、高性能で人気のGalaxyシリーズを比較検討するという方法もあります。
まとめ
この記事では、防水スマホの選び方から、IP保護等級の意味、お風呂での使用に関する注意点、そしてiPhoneの防水機能について解説しました。
防水性能はもちろん、耐衝撃性やその他の機能、価格などを総合的に比較検討し、ご自身の使い方に最適な1台を見つけることが大切です。
お風呂でリラックスタイムを楽しみたい方、アウトドアでアクティブに使いたい方、あるいは万が一の水濡れに備えたい方など、防水スマホはさまざまなシーンで私たちのスマホライフをより快適で安心なものにしてくれます。
ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりの強い味方となる防水スマホを見つけて、水濡れの心配から解放された毎日をお過ごしください。
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