一人暮らしのキッチンやサブ機として、小型電子レンジが欲しいけれど、種類が多くてどれを選べばいいか迷っていませんか?小さいだけでなく、おしゃれなデザインや、便利なフラット式のモデル、さらには持ち運びできる超小型タイプまで様々です。
この記事では、あなたの生活にぴったりの小型電子レンジを見つけるための選び方のポイントを、プロの目線で徹底解説します。
小型電子レンジの選び方
ここでは、キッチンやライフスタイルに本当に合う一台を見つけるための、プロが注目する選び方のコツを順番にご紹介します。
設置場所に合わせてサイズ・扉の開閉方向
小型電子レンジ選びで最も重要なのが、設置場所の確認です。本体スペースだけでなく、放熱スペースや扉を開いたときのスペースも確認しましょう。
本体サイズ+放熱スペースを確認
電子レンジは、本体の周りに熱を逃がすための「放熱スペース」が必要です。カタログや説明書に記載されている「左右・背面・上方〇cm以上」という指定を必ず確認してください。
本体サイズだけでなく、この放熱スペースを含めた寸法が確保できるかどうかが、設置の絶対条件になります。
扉の開き方は、横開きか縦開きか
扉の開き方も、キッチンの動線を左右する大切なポイント。主に「横開き」と「縦開き」の2種類があります。
「横開き」は左右に開くタイプで、壁の位置や聞き手に合わせて右開きか左開きかを選べます。
「縦開き」は、上下に開くタイプ。開閉に場所を取らず、左右にスペースがない場合も便利です。
冷蔵庫の上などの高い場所に置くなら、横開きの方が使いやすいでしょう。
容量は17L前後が一人暮らしに最適
小型電子レンジの容量は、15L〜18Lが主流です。特に一人暮らしで、飲み物の温めやコンビニ弁当、買ってきたお惣菜の加熱がメインなら、17L前後を目安にするとよいでしょう。
大きすぎず、一人分のお皿や弁当がしっかり入る、ちょうどいいサイズ感。キッチンスペースを圧迫せずに、快適に使えます。
お手入れしやすい「フラット式」がおすすめ
庫内のタイプは、お皿が回る「ターンテーブル式」と、平らな「フラット式」があります。日々の使いやすさを考えると、断然「フラット式」がおすすめです。
庫内が広々と使え、大きめの四角いお弁当も引っかからずに温められます。何より、汚れてもサッと拭くだけで掃除が終わる手軽さが魅力です。
項目 | フラット式 | ターンテーブル式 |
---|---|---|
手入れのしやすさ | ◎ | △ |
庫内の広さ | ○ | △ |
温めの均一性 | ○ | ◎ |
価格 | 1万円〜 | 7千円〜 |
自動あたためを賢くこなす「センサー」に注目
「自動あたため」機能の精度は、搭載されているセンサーによって大きく変わります。より賢く、温めムラをなくしたいならセンサーの種類に注目しましょう。
センサーの種類 | 精度 | 特徴 |
---|---|---|
赤外線センサー | ◎ | 食品の表面温度を測定。高精度。 |
蒸気センサー | ○ | 食品から出る水蒸気を検知。 |
重量センサー | △ | 食品の重さで時間を算出。 |
安価なモデルの重量センサーより、高機能なセンサー付きを選ぶと、日々の満足度が格段に上がります。
電子レンジのタイプは、温めだけなら「単機能」で十分
電子レンジには、温め専用の「単機能レンジ」と、オーブンやグリル機能が付いた「オーブンレンジ」があります。
タイプ | 主な用途 | サイズの傾向 | 価格帯 |
---|---|---|---|
単機能レンジ | 温め・解凍 | コンパクトなモデルが多い | 7千円〜 |
オーブンレンジ | 温め・解凍+調理(焼く) | 奥行・高さが大きく、広い放熱スペースが必要 | 2万円〜 |
自炊はあまりせず、「温め」がメインなら、操作がシンプルで価格も手頃な単機能レンジで十分。
パンを焼いたり、グラタンなど料理の幅を広げたい場合は、少し多機能なオーブンレンジを検討しましょう。
出力数(W数)は使い分けられると便利
出力(W数)は、温めの速さに直結します。多くの冷凍食品は500W〜600Wを基準にしていますが、最大700W以上の高出力に対応しているモデルを選ぶと、飲み物やごはんを素早く温められて快適です。
また、最大パワーだけでなく、用途に合わせてワット数を使い分けられるかが重要です。以下の3つの出力帯がそろっていると、様々なシーンで活躍します。
- 基本のあたため(500W/600W):冷凍食品やコンビニ弁当に最適。パッケージ記載の時間通りに温められます。
- 時短のあたため(700W以上):忙しい時に素早く温めたい方向け。高機能なモデルに搭載されています。
- じっくり解凍(100W/200W):お肉などを優しく解凍するのに便利。ポータブル電源の節電にも役立ちます。
周波数(東日本/西日本)はヘルツフリーを
見落としがちですが、非常に重要なのが電源周波数です。日本の電源は、東日本では50Hz、西日本では60Hzと周波数が異なります。
周波数タイプ | 対応エリア |
---|---|
50Hz専用 | 東日本 |
60Hz専用 | 西日本 |
ヘルツフリー | 全国 |
引っ越しの可能性がある方はもちろん、そうでない方も、日本全国どこでも使える「ヘルツフリー」対応モデルを選んでおけば間違いありません。現在販売されているほとんどのモデルが対応していますが、購入前に必ず確認しましょう。
【選び方まとめ】早わかりチェックリスト
ここまでご紹介した小型電子レンジの選び方について、大切なポイントを早わかりチェックリストにまとめました。
項目 | おすすめはコレ! | 理由 |
---|---|---|
周波数 | ヘルツフリー | 日本全国どこでも使える |
庫内タイプ | フラット式 | 掃除が楽で、庫内を広く使える |
センサー | 蒸気 or 赤外線センサー | 自動あたためが賢く、失敗が少ない |
設置場所 | 放熱スペースを含めて採寸 | 購入後の「置けない!」を防ぐため |
容量 | 17L前後 | 一人暮らしに丁度よいサイズ |
タイプ | ライフスタイルに合わせて | 温めだけなら「単機能」、料理もするなら「オーブン」 |
出力 | 700W以上 | 温めがスピーディーで快適 |
小型電子レンジのおすすめ16選
選び方のポイントを踏まえ、ここからはおすすめの製品をご紹介。日常で使いやすい「小型モデル」と、持ち運びもできる「超小型モデル」の2つに分けて見ていきましょう。
一人暮らしに最適!定番の小型電子レンジ
まずは、一人暮らしのキッチンや自室での利用に最適な、定番の小型電子レンジをご紹介します。
お弁当のあたためから簡単な調理まで、日常の食生活をしっかり支える、機能と価格のバランスが取れた人気モデルを集めました。
車中泊やアウトドアに!超小型・ポータブル電子レンジ
ここでは、さらに小さい超小型モデルをご紹介。ポータブル電源で駆動し、車中泊やキャンプ、災害時にも活躍する一台です。
普通の電子レンジとは一味違う、持ち運びできる特別なモデルを探している方は必見です。
あなたにぴったりの小型電子レンジを見つけよう
本記事では、小型電子レンジを選ぶための7つのチェックポイントと、一人暮らし向けから車中泊で使えるポータブルタイプまで、おすすめの商品をご紹介しました。
数多くの選択肢がありますが、最も大切なのは「設置場所に置けるか(放熱スペースを含む)」、そして「自分の使い方に合っているか(容量や機能)」の2点です。温めがメインなのか、簡単な調理もしたいのかなど、自身のライフスタイルを思い描くことが、最適な一台を見つける近道になります。
ぜひ、記事で紹介した「選び方チェックリスト」や商品を参考に、毎日の暮らしを快適で豊かにしてくれる、あなただけの最高のパートナーを見つけてくださいね。
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