マットワックスは、人気の無造作ヘアをつくるのに欠かせないアイテムです。ツヤを抑えた自然な仕上がりで、ワックス初心者でも使いやすいのが魅力。束感を出したり動きをつけたりと、スタイルの幅も広がります。
しかし、ひとくちにマットワックスと言ってもテクスチャや香りはさまざま。人気が高まっているアイテムだけあって、ドラッグストアで手に入るものからサロンで扱っているようなものまで種類が多く、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
今回は、そんなマットワックスのおすすめを15個厳選してご紹介します。選び方のポイントや使い方も解説していますので、ぜひ参考にして自分にぴったりのマットワックスを見つけてくださいね。
マットワックスとは?
マットワックスとは、ジェルやグリースのように濡れたようなツヤを出すのではなく、その名のとおりツヤを抑えたマットな質感に仕上がるスタイリング剤です。ドライワックスとも呼ばれており、ナチュラルで落ち着いた雰囲気のヘアスタイルをつくるときに便利です。
最大の魅力は、ワックス特有のベタつきや重さが少なく、ふんわりと軽く仕上がること。ジェルのようにガチガチに固まらず、髪に自然な動きを与えられます。
髪を固めずに束感を出したり動きをつけたりできることから、近年人気の無造作ヘアやエアリーなパーマスタイルにもぴったりのアイテムです。ヘアスタイルが崩れてしまってもさっと直せるので、ワックスを使い慣れていない初心者も扱いやすいでしょう。
マットワックスおすすめ15選
マットワックスを買う前にチェック!タイプ別の特徴をおさらい
マットワックスは大きく分けると、ファイバータイプ・クリームタイプ・クレイタイプの3つ。テクスチャだけでなく仕上がりも異なるため、まずはそれぞれの特徴を理解しておきましょう。
ファイバータイプ
ファイバータイプは、繊維状の成分が配合されているのが特徴です。伸びがよく髪にもスッとなじむので、思いどおりのスタイルを作りやすいでしょう。束感を出すのも簡単で、毛束を自在に操れることから、動きのあるヘアスタイルや毛先のニュアンスを強調したいときにおすすめ。セット力が高いので、スタイルを長時間キープできます。
ただし、つけすぎるとベタっと重くなる場合があり、少量ずつ調整しながら使うのがコツです。
クリームタイプ
クリームタイプはなめらかなテクスチャが持ち味で、3タイプのなかでは最もスタンダードな使い心地と言えます。なじませやすく扱いも簡単なので、硬めのワックスが苦手な人もスタイリングしやすいでしょう。自然なツヤ感が出せるのに加え仕上がりも軽く、ナチュラルなスタイルを好む人にもぴったり。きちんとした印象を与えたいシーンに使える上品な質感も魅力的です。
ファイバータイプほどの高いセット力はありませんが、その分ふんわりとしたエアリーな質感に仕上がります。
クレイタイプ
クレイタイプは、粘土のようなマットな質感が特徴です。油分が少なく、かなりドライな仕上がりになるため、マットワックスのなかでも特にツヤを抑えたスタイルに向いています。ホールド力の高い仕上がりで、根元の立ち上げや束感などを長時間キープ。
一方、硬めのテクスチャで伸びにくい商品が多いので、どちらかと言えばワックス上級者向きと言えます。また、髪が硬い人や乾燥しやすい人が使うと、パサついて見える場合があるので注意しましょう。
マットワックスの選び方
自分にぴったりのマットワックスを見つけるためには、タイプの違い以外にも、セット力や香りなどのチェックも欠かせません。以下の内容も参考にしながら選びましょう。
セット力で選ぶ
マットワックスのセット力は、商品によって大きく異なります。ソフト・ハード・フリーズなどと表記されているほかに、1~10番などの番号で表されることも。数字が大きくなるほどセット力が強くなり、「1~3番:ソフト」「4番:ミディアム」「 5番以降:ハード」といった分類が一般的です。
セット力を選ぶときは、作りたいスタイルと髪質に合わせるのが基本。柔らかな動きでニュアンスを出したいときはソフトなものを、はっきりとした束感を作ったり根元を立ち上げたりしたいときは、ハードなものを選ぶのがおすすめです。
さらに、柔らかい髪質でへたりやすい人はソフト、髪が硬くて動きを出しにくい人はハードを選ぶなど、髪質との相性も大切。扱いに慣れていない場合は、よりソフトなものから試してみましょう
香りで選ぶ
マットワックスを選ぶ際は、香りも重要な要素です。マットワックスの香りには、大きく分けて柑橘系・フローラル系・ムスク系などがあります。
万人受けしやすいのは、シトラスなど爽やかで清潔感のある柑橘系の香り。爽やかな香りはリフレッシュしたいときにもおすすめです。上品でフェミニンな印象が好みならフローラル系の香りを、大人っぽく落ち着いた雰囲気を演出したいならムスク系を選ぶのもよいでしょう。
仕事やプライベートなど、シーンに合わせた香りを選ぶことも大切です。オフィスでは、周りの人に不快感を与えないよう、控えめな香りのものがベター。逆に、デートやプライベートタイムには、印象的な香りで気分を上げるのもおすすめです。香水を使う場合は、マットワックスの香りとケンカしないよう注意してくださいね。
よくある質問
最後に、マット系ワックスの選び方や使い方に関して、よくある質問と回答をまとめてご紹介します。
毎日マットワックスを使っても髪にダメージはありませんか?
「毎日マットワックスを使うと髪にダメージがあるのでは?」と心配する人がいるかもしれません。結論から言うと、正しい使い方をすれば毎日使っても大きなダメージは少ないです。
マットワックスには髪にやさしい成分が配合されているものも多く、なかにはスタイリングしながらヘアケアができるものも。例えば、保湿成分配合のものは、乾燥から髪を守って保護する効果に期待できます。
一方で、摩擦を与えるような使い方や洗い残しには注意が必要です。束感を作りたいからとゴシゴシとこすり付けるように使うと、髪への摩擦ダメージが大きくなる可能性があります。また、洗い残しがあると、毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因にもなるため、しっかりと洗い流すよう意識しましょう。
マットワックスを使うときのポイントは?
マットワックスを効果的に使うには、いくつかのポイントがあります。
少量ずつ取る
まずは少量を手に取り、足りない場合は少しずつ足していくようにしましょう。つけすぎると、ベタついたり重くなったりする原因になります。
手のひらや指先でよく伸ばす
手や指の体温で温めることでワックスが均一に伸びやすくなり、ムラなくスタイリングできます。
髪の内側からなじませる
髪の内側から手ぐしを通すようにして全体になじませるのがポイントです。根元は避け、毛先の動きを整えながら付けていきましょう。
セット力キープにはスプレーを併用する
セットを長持ちさせたいからと、ワックスの量を増やすのはNG。軽い使用感のスプレーを併用し、ふんわりとキープするのがおすすめです。
無香料のマットワックスはありますか?
無香料のマットワックスも数多く販売されています。無香料タイプは、強めな香りが苦手な人のほか、香水などの香りを邪魔したくない人にも使い勝手がよいでしょう。
無香料のマットワックスは、レストランでの食事や香りに敏感な人との会合など、TPOに合わせて使える点でもおすすめ。どのようなシーンでも対応できるよう、ひとつ持っておくと便利です。
マットワックスの洗い落とし方を教えてください
ワックスは油分が多く配合されたものも多く、しっかりと洗い流すことが大切です。
基本の洗い方としては、シャンプー前にお湯で髪と頭皮をしっかりと濡らし、表面のワックスをざっと落とします。そのあと、適量のシャンプーを手に取り、泡立ててから髪全体になじませましょう。指の腹を使って、頭皮をやさしくマッサージするように洗うのがコツです。
ワックスの感触ががなくなるまでお湯でしっかりとすすぎ、丁寧に洗い流すことがなによりも大切です。また、髪にうるおいを与えるため、定期的にトリートメントでケアしましょう。
一度で落とし切れないときは二度洗いするのも効果的。洗い残しが気になる場合は、始めからお湯で落とせる商品を選んだり、クレンジングシャンプーを試したりするのもおすすめです。
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