キッチンをスマートに使いたい人に注目されているコーヒー機能付きウォーターサーバー。フレシャスやアクアクララなど、人気メーカーから続々と新モデルが登場し、選択肢が広がっています。
卓上タイプから業務用まで、様々なニーズに対応した機種が増えるなか、どの機種を選べば良いのか、コーヒーは本当に美味しく入れられるのか気になりますよね。
そこで今回は、コーヒーマイスターでありアクアソムリエでもあるささみさん監修のもと、水質からコーヒーの味わいまで、細部にわたる選び方のポイントを徹底解説。さらに、おすすめの商品を厳選してご紹介します。コーヒー好きも納得の機能性と使いやすさを備えた、おすすめの1台が必ず見つかるはずです。
コーヒー機能付きウォーターサーバーとは?本当に便利でお得?
ウォーターサーバーにコーヒーメーカーの機能を搭載した「コーヒー機能付きウォーターサーバー」。コーヒーが飲みたい時に、すぐに適温のお湯で淹れられるという画期的な2in1のタイプが注目を集めています。
コーヒーマイスターとコーヒーソムリエ、アクアソムリエの資格を持ち、「コーヒーと水の専門家」として活動する専門家監修のもと、メリット・デメリットを詳しく解説します。
コーヒー機能付きウォーターサーバーのメリット
コーヒー機能付きウォーターサーバーの最大の魅力は、水質とコーヒーの味わいにこだわれる点です。一般的なコーヒーメーカーでは水道水を使用することが多く、含まれる鉄分や塩素がコーヒーの風味を損ねてしまいます。一方、ウォーターサーバーは浄水や天然水を使用するため、コーヒー本来の香りと味わいを存分に楽しめます。
さらに、適温のお湯がすぐに使える便利さも特徴。コーヒーメーカーのように給水タンクへの水の補充や、お湯を沸かす手間が不要で、コーヒーを飲みたい時にすぐ淹れられます。また、電気ポットも必要なくなるため、キッチンがすっきりと片付くのも嬉しいポイントです。
日々のメンテナンスの手間も少なくなります。通常のコーヒーメーカーは水道水のミネラル分による水垢が溜まりやすく、定期的な洗浄が必要です。しかし、ミネラルが少ない軟水を使用するウォーターサーバーなら、水垢の心配も大幅に減らすことができます。
デメリットもチェック!コスパは本当に良いのか?
一方で、コーヒー機能付きのモデルは、通常のウォーターサーバーと比べて月額料金が高くなる傾向があります。カプセルやポッドを使用するタイプでは、1杯あたりのコストも気になるところ。市販のコーヒーメーカーとドリップバッグを組み合わせたほうが、長期的には安く済むケースもあります。
また、コーヒー抽出部分のメンテナンスが必要なため、手間を省きたい人は注意が必要です。定期的な掃除や部品の交換など、維持管理のコストも考慮しましょう。
コーヒー機能付きウォーターサーバーの選び方|抑えておきたいポイント
ここからは、コーヒー機能付きウォーターサーバーの選び方を5つご紹介します。
コーヒー機能付きウォーターサーバーを選ぶ際のポイントを押さえておくことで、自分のライフスタイルにぴったりな1台を見つけることができるでしょう。
①水の種類|天然水 or RO水?
コーヒー機能付きウォーターサーバーで使用される水は、主に「天然水」と「RO水」の2種類。
天然水タイプは、自然のミネラルをバランスよく含んでおり、コーヒーの風味や香りを引き立てる特徴があります。特に、軟水タイプの天然水は、コーヒーの繊細な味わいを損なわずに抽出できるため、本格的な味を求める人におすすめです。
一方、RO水タイプは、水道水を逆浸透膜でろ過した浄水を使用。不純物やミネラルを除去しているため、クセのない純粋な味わいが特徴です。コーヒーの味を自分好みに調整しやすく、豆の個性を活かしたアレンジを楽しみたい人に適しています。また、天然水よりも比較的ランニングコストを抑えられるのも魅力です。
②搭載されているコーヒーメーカーの種類
コーヒー機能付きウォーターサーバーには、主に3つのタイプがあります。まず、カプセル式は、ネスカフェやUCCドリップポッドなどの専用カプセルを使用。豊富な味の種類から選べ、ボタン一つで手軽に本格的なコーヒーが楽しめます。1杯50〜100円程度と、やや割高になりますが、失敗なく安定した味が楽しめますよ。
ドリップ式は、市販のコーヒー粉が使用可能。1杯30〜60円程度と経済的で、好みの豆を選べる自由度の高さが魅力です。
一方、エスプレッソ式は、本格的なエスプレッソが楽しめ、カフェラテやカプチーノなどのアレンジメニューも可能。1杯60〜120円程度とコストは上がりますが、カフェのような本格的な味わいを自宅で楽しめます。
③使いやすさ
日々使うウォーターサーバーだからこそ、使いやすさは重要なポイントです。操作性については、直感的に使えるシンプルなボタン配置や、わかりやすい液晶表示を備えたモデルを選びましょう。特に、コーヒーの抽出は「ボタン一つで完了」できる機種が便利です。
また、給水やボトル交換の負担も考慮が必要。下置きタイプなら重いボトルの持ち上げが不要で楽に取り替えできます。夜間の使用を考えると、消灯時のLED光が強すぎないものを選ぶと快適。
さらに、コーヒー抽出時の動作音は50dB以下が理想的。早朝や夜間でも気兼ねなく使えます。コーヒーの飛び散り防止機能やカップの位置決め部分があると、より使いやすくなります。
④お手入れのしやすさ
毎日使用するものだからこそ、お手入れがしやすいかは重要なポイント。分解して洗う必要がある部品は少ないほど良く、特にコーヒー抽出口や受け皿は取り外して洗えるタイプが衛生的です。カプセル式の場合、使用済みカプセルを捨てるだけで済むモデルもあり、お手入れが格段に楽になります。
長期使用を考えると、定期的なメンテナンスも考慮が必要。内部クリーン機能付きのモデルなら、ボタン一つで洗浄できて便利。フィルター交換の頻度や方法、専用洗浄剤の必要性なども事前に確認しておくと、予想外の手間や費用を避けられます。毎日の清掃が簡単で、かつ定期メンテナンスも手軽なモデルを選びましょう。
⑤コーヒー以外も楽しめる?対応カプセル&ドリンクの種類もチェック
コーヒー機能付きウォーターサーバーは、コーヒー以外のドリンクも楽しめるのが魅力です。
UCCドリップポッドに対応した機種では、本格的なコーヒーはもちろん、日本茶や紅茶、ココアなど幅広いドリンクが楽しめます。
一方、ネスレドルチェグストシステムを採用したモデルでは、エスプレッソをベースにしたカフェラテやカプチーノ、さらにはティーラテなどのバリエーション豊かなメニューが作れます。
家族それぞれの好みに合わせたドリンクを楽しめることで、1台で様々なニーズに対応できます。専用カプセルのラインナップや、新商品の展開状況もチェックしておくと、長く楽しく使い続けられるでしょう。カプセルの定期購入サービスも併せて確認すると、より便利に活用できます。
コーヒー機能付きのウォーターサーバーのおすすめ3選
コーヒー機能付きウォーターサーバーのおすすめの3機種を厳選しました。浄水型と天然水タイプ、さらにカプセル式やドリップ式など、それぞれの特徴を活かした製品をご紹介します。
抽出温度がカギ!コーヒーの味わいを左右する湯温設定
コーヒーの味わいは、抽出時のお湯の温度によって大きく変化します。高温で抽出すると、苦みや雑味、えぐみといった望ましくない成分まで抽出されてしまい、飲みにくいコーヒーになってしまいます。反対に、温度が低すぎると、コーヒーの旨味成分が十分に抽出されず、酸味が強く平坦な味わいになりがちです。
理想的な抽出温度は80℃~90℃前後。この温度帯で抽出することで、コーヒーの豊かな風味と適度な苦味のバランスが取れた味わいを楽しめます。さらに、飲む際の最適温度は65~70℃と言われており、この温度帯でコーヒーの香りと味わいを最大限に感じることができます。
コーヒー機能付きウォーターサーバーは、この温度管理を自動で行ってくれるのが特徴。それぞれの抽出方式に合わせて最適な温度設定が施されているため、失敗のない美味しいコーヒーを簡単に楽しむことができます。
まとめ
コーヒー機能付きウォーターサーバーは、水質にこだわった美味しいコーヒーと手軽な抽出の便利さを両立した、新しい選択肢として注目を集めています。選び方のポイントは、使用する水の種類、搭載されているコーヒーメーカーの種類、使いやすさ、お手入れの手軽さ、そして対応ドリンクの種類の5つ。これらの要素を自分のライフスタイルに合わせて検討することで、理想的な1台が見つかります。
特に、天然水とRO水では味わいが大きく異なり、コーヒーの風味も変わってきます。また、カプセル式やドリップ式など、コーヒーメーカーの種類によってコストや使い勝手も変わるため、家族の好みや使用頻度、予算に合わせて選ぶことが大切です。日々の暮らしをより豊かにする一台を、ぜひ見つけてください。
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