冷水やお湯をいつでも飲めるウォーターサーバーは便利なもの。でも、月々のコストが気になって導入を迷っている方もいるのでは?ウォーターサーバーのなかには市販のペットボトルを設置して使える製品があります。
レンタルや購入に何万もかかる通常のウォーターサーバーに比べてランニングコストは安く、手軽に導入できます。また、なんといっても契約が不要なところ。また、お好みのペットボトルを使えるところも嬉しいですね!
今回は、そんなペットボトル式ウォーターサーバーの選び方を、現役家電販売員兼家電ライターのたろっささんに監修いただきながら解説していきます。
おすすめの商品も具体的に紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
- ペットボトル式ウォーターサーバーのメリット・デメリット!宅配型との違いは?
- ペットボトル式ウォーターサーバーおすすめ10選!おしゃれで使いやすい製品を紹介
- ペットボトル式ウォーターサーバーの選び方
- 本体代や電気代を確認しよう
- 卓上型がほとんど?形状もチェックしよう
- 設置できるペットボトルの容量も確認
- 衛生的に使うためにはお手入れが大事!
- 使いやすさにも注目
- チャイルドロック機能があると安心
- ペットボトル式ウォーターサーバーの注意点
- ペットボトルの口径が合うか確認する
- 冷水機能には期待できない
- ペットボトルゴミの処分に手間がかかる
- 衛生環境に気を付ける必要がある
- 無料のアフターサービスが充実していない
- ペットボトル式ウォーターサーバーに関するよくある質問
- まとめ
ペットボトル式ウォーターサーバーのメリット・デメリット!宅配型との違いは?
一般的なウォーターサーバーといえば、専用の水タンクを使うイメージがある人が多いはずです。
これと比べて、ペットボトル式ウォーターサーバーにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ペットボトル式ウォーターサーバーのメリット・デメリットは、それぞれ以下のとおりです。
ペットボトル式ウォーターサーバーの1番のメリットは、契約が不要な点です。
一般的なウォーターサーバーは、業者と契約して水を購入することになります。月々に購入しなくてはならない水の量が決まっていて、自分のペースで利用できない場合もあります。
それと比較して、ペットボトル式ウォーターサーバーは、本体さえ購入すればOKです。あとは、好きなときに、好きな量のペットボトル水を買って使うことができます。
また、自分好みのミネラルウォーターを使えるのも、ペットボトル式ウォーターサーバーを使うメリットの一つです。
一般的なウォーターサーバーでは、業者が取り扱っている水の種類は比較的少ないです。しかし、ペットボトル式ウォーターサーバーなら、市販されている膨大な数のミネラルウォーターが利用可能です。
また、全体的にコンパクトなサイズ感も、ペットボトル式ウォーターサーバーの魅力の一つです。場所をとらないので、持ち運びしやすいのはうれしいポイントです。ガロンボトルではないため、水ボトルの交換もラクですよ!
一方で、値段が安価なペットボトル式ウォーターサーバーでは、保冷や保温がしっかりしておらず、ぬるい冷水や温水が出るものもあります。出てくる水の勢いが比較的弱い製品もあるのだとか。
また、壊れたり水漏れしたりすることがあるのも、ペットボトル式ウォーターサーバーのデメリット。お手入れのほか、本体に故障などのトラブルが起こった場合は自費で修理することになり、新しくウォーターサーバーを買った方が安いということも起こり得ます。
また、市販のペットボトルは大きいものでも2L前後です。すぐに使い切ってしまい、比較的すぐに交換しなくてはならないということも念頭に置いておきましょう。
ペットボトル式ウォーターサーバーおすすめ10選!おしゃれで使いやすい製品を紹介
ここからはおすすめのペットボトル式ウォーターサーバーを具体的にご紹介。
選び方も参考に、お気に入りのペットボトル式ウォーターサーバーを見つけてみてくださいね。
ペットボトル式ウォーターサーバーの選び方
ここからはペットボトル式ウォーターサーバーの選び方を見ていきましょう。
機能や使い方など、ウォーターサーバーの種類はピンキリです。ここで紹介する選び方を参考に、ご自分に合ったウォーターサーバーを比較しながら見つけてみてくださいね。
本体代や電気代を確認しよう
ペットボトル式のウォーターサーバーは買い切りのため、1回本体を購入してしまえばメンテナンス代などのお金は無料です。
本体代は安いものだと1,000円前後、比較的高いものでも20,000円以内です。
また、ウォーターサーバーに必要なランニングコストといえば電気代。ペットボトル式ウォーターサーバーでもやはり、冷水や温水を作るのに必要となります。
たろっささんによると、ペットボトル式ウォーターサーバーの電気代は月々800円前後のものが多いとのこと。
とはいえ、どのペットボトル式ウォーターサーバーを選んでも電気代は大きく変わらないため、見た目や付加機能を比較して選ぶとよいでしょう。
卓上型がほとんど?形状もチェックしよう
ペットボトル式のウォーターサーバーは、ほとんどが卓上型。本体も小さく、比較的持ち運びしやすいため、好きな場所で使えるのがメリットです。
構造自体が単純なので、自身でメンテナンスができる製品なら清潔に使えるのも、ペットボトル式ウォーターサーバーならではの利点です。
床置き型は、保温/保冷がしっかりしているものが多く、信頼性は高いものの、卓上型と比較して値段が高いです。また、ペットボトル自体も専用のものを使用しなければならないものが多いようです。
しかし、今回ご紹介する製品は、すべて卓上型のペットボトル式ウォーターサーバーです。
設置できるペットボトルの容量も確認
ペットボトル式ウォーターサーバーで使えるペットボトルの容量にはどのようなものがあるのでしょうか。
ペットボトル式ウォーターサーバーのなかには、500ml~2Lまで対応できるものもわずかながら存在します。
しかしながら、そのようなものは大きなペットボトルを付けると不安定になり、比較的小さいペットボトル専用になりがち。
いろいろな容量が使えることはあまり期待せずに選ぶのがよさそうです。
衛生的に使うためにはお手入れが大事!
通常のウォーターサーバーでは、自動でお手入れする機能がついているものがありますが、ペットボトル式ウォーターサーバーの場合は自分でお手入れする必要があります。どのようにお手入れすればいいのでしょうか。
- 注ぎ口
アルコールスプレーなどを使用して、月に1度メンテナンスをしましょう - 内部
お湯を循環させて煮沸消毒。または、重曹水をタンク内に循環させます。説明書に従いましょう。
また、自分の判断でペットボトル式ウォーターサーバーを分解をしたり、洗浄をしたりすると、機械がおかしくなり、結果的に故障につながってしまうばかりか火傷や感電を起こす可能性があります。絶対にやめましょう。
使いやすさにも注目
使いやすさの面では、ペットボトル式ウォーターサーバーは重い水タンクを扱わないため交換がラク。そのほかにも使いやすさの観点でチェックしておきたいことをまとめました。
ボタン式のメリット・デメリット
ボタン式は、ボタンを押している間だけお湯や水が出る方式。誰でも簡単に出したい量を出せるのが特徴です。
また、電子ロックがかけられる機種が多く、子どもがいたずらしにくいのがメリットのひとつ。
しかしながら、給水に電気を使うことから停電時などには使用できなくなり、災害にはあまり強くないといえます。
レバー式のメリット・デメリット
給水部分にあるレバーをコップなどで押すことが水やお湯を出すのがレバー式。停電時でも使えたり、片手で給水できるところがメリットです。
一方、水を入れる容器の大きさや形状によっては、レバーを押しづらく、給水しにくい場合があります。
コック式のメリット・デメリット
コック式はその名のとおり、コックを下方向に倒すことで水を出す仕組みのもの。上部に設置されたボトルから重力によって水を出すため、停電時でも使用可能です。
冷水はコックを下に倒すだけなのに対し、温水は事故を防ぐためにコックを奥に押してから下に倒したりコックを上下につまんでから下げるなどといった操作が必要。
アナログなものがほとんどのため、この操作にコツが必要だったりチャイルドロックが脆弱だったりするという欠点があります。
温度設定について
ペットボトル式ウォーターサーバーの温度設定は、通常のウォーターサーバーと比較すると若干ぬるめに設定されている製品が多く、温水の場合は大体平均して75~85℃程度なのだそう。
もう少し高い温度設定であることをうたっている商品もなかにはありますが、高い温度で保温をするためには勢いよく加熱をしなければいけないため、電気代がかかるというのが難点です。
ペットボトル式ウォーターサーバーは冷水も比較的温度が高く、15℃程度の製品が大多数。
ペットボトル式ウォーターサーバーは冷やすということが苦手なため、ややぬるいと感じる程度の温度までしか下がらないことが多々あります。
チャイルドロック機能があると安心
ペットボトル式ウォーターサーバーを使ううえで気になるのが、子どもがいたずらしたり不用意に触ったりすることによる事故。特に、熱湯を体に浴びると、火傷を負うことにもなりかねません。
そんな事故を防ぐのが、チャイルドロック機能です。これは、ボタンやレバーを操作できないようにして、誤って水やお湯が出ないようにする機能です。
小さい子どものいる家庭では、こういったチャイルドロック機能があるペットボトル式ウォーターサーバーを選ぶと安心ですね。
ほかにも、赤ちゃんのいる子育て家庭におすすめのウォーターサーバーは以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバー24選!ミルク作りや子育てに使うメリットも解説
ペットボトル式ウォーターサーバーの注意点
ペットボトル式のウォーターサーバーを導入するうえで、宅配型とは異なり、注意すべき点があります。
そこで次に、ペットボトル式ウォーターサーバーの注意点を5つ紹介します。
ペットボトルの口径が合うか確認する
ペットボトル式ウォーターサーバーの口径は「25mm」「28mm」「30mm」などメーカーによって異なるため、使用する水のペットボトルと口径が合うかどうかを確認する必要があります。
口径が合わなければ、せっかく購入したペットボトル水が使用できなかったり、水漏れの原因になったりするため、注意が必要です。
もし普段から愛飲する水があれば、その口径に合ったペットボトル式ウォーターサーバーを購入するのが良いでしょう。
冷水機能には期待できない
ペットボトル式ウォーターサーバーの冷水は、一般的に15〜20度ほどの温度です。
一方で、宅配型ウォーターサーバーの冷水や、冷蔵庫で冷やした水が5〜10度ほどであることを考えると、ペットボトル式ウォーターサーバーの水はそこまで冷たくありません。
そのため、冷たい水を手軽に飲みたい人にとって、ペットボトル式ウォーターサーバーは向いていないでしょう。
ペットボトルゴミの処分に手間がかかる
ペットボトル式ウォーターサーバーの容量は、基本的に500ml〜2Lであり、使用できる水量に限りがあります。
高頻度で水を使用する場合、毎日のようにボトルを交換する必要があり、どうしてもペットボトルゴミが多く出てしまいます。
宅配型ウォーターサーバーの容量が、基本的に12Lであることを考えると、ボトルの交換頻度やゴミの量はネックになるでしょう。
衛生環境に気を付ける必要がある
ペットボトル式ウォーターサーバーを使う場合、基本的に自分自身でサーバー内部を清掃する必要があります。
2〜3日ほどで水を消費し、その都度ウォーターサーバーの内部を自分で清掃することを考えると、手間に感じる人もいます。
定期的な清掃が面倒に感じる人は、宅配型ウォーターサーバーを使用するのが良いでしょう。
無料のアフターサービスが充実していない
宅配型ウォーターサーバーでは、故障時の補償サービスや、トラブル時の24時間対応など、幅広いアフターサービスを無料で受けられます。
一方で、ペットボトル式ウォーターサーバーでは、水の購入や定期的な清掃など、必要なことはすべて自分自身でする必要があります。
丁寧なアフターサービスを受けながら美味しい水を飲みたい人は、ペットボトル式ウォーターサーバー以外の選択肢も検討してみましょう。
ペットボトル式ウォーターサーバーに関するよくある質問
ペットボトル式ウォーターサーバーは、設置の手軽さやコンパクトさなど、様々な特徴があります。
一方で、一般的なウォーターサーバーとは異なる点が多く、ペットボトル式ウォーターサーバーの購入前に気になる点も多いでしょう。
そこでこの記事の最後に、ペットボトル式ウォーターサーバーに関するよくある質問と回答を紹介します。
- ペットボトル型ウォーターサーバーの方が安い傾向にあります。
宅配型ウォーターサーバーの場合、定期的に届く水の料金に加えて、サーバーレンタル代や電気代など、さまざまな費用がかかります。場合によっては、水の送料が必要なこともあります。
一方で、ペットボトル型ウォーターサーバーは水の料金が比較的安く、サーバーレンタル代も不要で、総合的に安くなりやすいです。
ただし、宅配型ウォーターサーバーには自動クリーニング機能がついていたり、充実したアフターサービスを受けられたりと、値段相応のメリットも多く存在します。
予算と照らし合わせながら、必要な機能を備えたウォーターサーバーを選ぶことが大切です。
2Lのペットボトル水を使用し、1日に1L飲むと仮定すると、2日間持ちます。
ただし、衛生的な観点から、一度開封した水は比較的早めに飲み切ることを推奨します。
ペットボトル式ウォーターサーバーの水は、セットしてから2〜3日以内に使用するのが理想です。
また、ウォーターサーバー内部を定期的に清掃することで、水の安全性を維持することが重要です。
- ペットボトル式ウォーターサーバーを辞める理由には、以下のようなものがあります。
- 水が思っていたより冷たくなかった
- ペットボトルゴミの処分が手間だった
- ペットボトル水の交換回数が予想以上に多かった
- ウォーターサーバー内部の清掃が面倒だった
- 故障時のアフターサービスを受けられなかった
- 水が思っていたより冷たくなかった
ペットボトル式ウォーターサーバーは、一般的なウォーターサーバーよりも値段が安い代わりに、機能性に乏しい部分もあります。
そのため、ペットボトル式ウォーターサーバーを辞めた後に、宅配型のウォーターサーバーに切り替える人もいます。
まずはウォーターサーバーを試しに導入するつもりで、ペットボトル式ウォーターサーバーを使ってみるのも良いでしょう。
まとめ
今回はペットボトル式ウォーターサーバーの選び方やおすすめ商品を、現役家電販売員兼家電ライターのたろっささん監修のもと紹介しました。
水の代金が安く、本体も比較的安価なペットボトル式ウォーターサーバーは手軽に導入可能。本体のサイズもコンパクトで置きやすいのもうれしいですね。
この記事を通して、そんなペットボトル式ウォーターサーバーをどのように選べばいいのかご理解いただけたのではないでしょうか。
この記事を参考にあなたにピッタリのペットボトル式ウォーターサーバーを見つけてみてくださいね!
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