新しい生活や買い替えで掃除機を探しているけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷いますよね。吸引力や軽さ、コードレスか紙パックか…。「買ってよかった」と思える一台を見つけるのは大変です。
この記事では、あなたにぴったりの掃除機を見つけるための選び方のコツから、タイプ別のおすすめランキングまで、分かりやすく解説します。これを読めば、あなたの暮らしを快適にする最高のパートナーがきっと見つかります。
- 掃除機選びの7つのステップ
- Step1:掃除機の「タイプ」を決めよう
- Step2:吸引力の強さは「吸引仕事率(W)」や「Pa(パスカル)」で見る
- Step3:集じん方式は「サイクロン」か「紙パック」の2種類
- Step4:「ヘッドの種類」は髪の毛の絡まりづらいものを
- Step5:軽さは「1.5kg以下」なら女性でも楽々
- Step6:静音性は「60dB以下」だと会話を妨げないレベル
- Step7:あると便利な付加機能にも注目
- 【タイプ別】掃除機のおすすめ厳選商品
- コードレススティック掃除機のおすすめ
- ロボット掃除機のおすすめ
- ハンディ掃除機のおすすめ
- キャニスター掃除機のおすすめ
- 掃除機に関するQ&A
- 掃除機は紙パックとサイクロン、どっちがいい?
- 買ってはいけない掃除機の特徴は?
- 掃除機を安く買える時期はいつ?
- 掃除機の買い替えのタイミングは?
- まとめ
掃除機選びの7つのステップ
ここでは、あなたに最適な一台を見つけるための7つのステップを紹介します。
Step1:掃除機の「タイプ」を決めよう
掃除機は大きく4つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を知り、ご自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
項目 | コードレス型 | キャニスター型 | ロボット掃除機 | ハンディ型 |
---|---|---|---|---|
パワー | ◯〜◎ | ◎ | ◯ | △ |
手軽さ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
稼働時間 | △ | ◎ | ◯ | △ |
主な用途 | 毎日の掃除 | 大掃除・広い家 | 自動掃除 | 部分的な掃除 |
おすすめの人 | 一人暮らし・2台目 | 吸引力重視の方 | 共働き・子育て世帯 | すぐ使いたい方 |
コードレススティック型|手軽さが人気!毎日の掃除のメイン機に
使いたい時にサッと取り出せる手軽さが魅力。一人暮らしの部屋からリビングまで、メイン機として活躍します。
最近は吸引力の強いモデルも多く、買ってよかったという声が最も多いタイプです。
キャニスター型|吸引力重視ならコレ!広い家や大掃除に最適
パワフルな吸引力が特徴で、広いお部屋やカーペットの掃除に最適。コード付きで時間を気にせず使える安定感があります。
ロボット掃除機|全自動でお掃除完了!忙しい現代人の味方
スイッチひとつで自動で掃除してくれる賢い一台。忙しい方や、掃除の手間を少しでも減らしたい方におすすめです。
ハンディ型|気になった所をサッと掃除できる便利なサブ機
車の中やデスク周りなど、ちょっとした掃除に便利。“サブ機”として持っておくと重宝します。
Step2:吸引力の強さは「吸引仕事率(W)」や「Pa(パスカル)」で見る
吸引力は掃除機の性能を示す重要な指標です。主に「吸引仕事率(W)」と「Pa(パスカル)」の2つで示されます。
「吸引仕事率(W)」は、主にキャニスター型で使われる指標で、数値が大きいほどパワーがあります。
一方、コードレス掃除機では「Pa(パスカル)」が使われることが多く、こちらも数値の大きさが吸引力の目安です。 ただし、この数値はあくまで本体のパワー。
このパワーを最大限に活かすには、Step4で解説する「ヘッド」の性能が非常に重要になります。
Step3:集じん方式は「サイクロン」か「紙パック」の2種類
ゴミの集め方には、主に「紙パック式」と「サイクロン式」の2種類があります。お手入れの手間やランニングコストに関わる部分なので、しっかり比較検討しましょう。
項目 | 紙パック式 | サイクロン式 |
---|---|---|
ゴミ捨て | ◎ 簡単・衛生的 | △ ホコリが舞いやすい |
お手入れ | ほぼ不要 | ◯ フィルター等の掃除 |
ランニングコスト | △ 紙パック代が必要 | ◎ 不要 |
吸引力の持続 | ◯ ゴミが溜まると低下 | ◎ 持続しやすい |
おすすめな人 | 手間をかけたくない人 | コストを抑えたい人 |
紙パック式
ゴミがたまったら紙パックごと捨てられるので、ホコリが舞い散らず衛生的。ゴミに直接触れたくない方におすすめです。
ただし、紙パックを定期的に購入するコストがかかります。
サイクロン式
吸い込んだゴミと空気を遠心力で分離し、ダストカップにゴミをためる方式。
紙パックが不要で経済的ですが、ゴミ捨ての際にホコリが舞うことや、定期的なフィルター掃除が必要です。ダイソンなどがこのタイプで有名です。
Step4:「ヘッドの種類」は髪の毛の絡まりづらいものを
Step2 で見た本体のパワーを、効率よくゴミを吸い取る力に変えるのが、この「ヘッド」です。ヘッドの種類によって、実際の吸引力や使い勝手が大きく変わります。
項目 | パワーブラシ | タービンブラシ | 床ブラシ |
---|---|---|---|
ブラシの回転 | モーター駆動 | 風力で回転 | 回転しない |
清掃能力 | ◎ 高 | ◯ 中 | △ 低 |
得意な床 | カーペット・フローリング | フローリング・畳 | フローリング・畳 |
価格帯 | 高価格 | 中価格 | 低価格 |
特徴 | 自走式で楽々 | 軽くて扱いやすい | シンプル・安価 |
パワーブラシ(モーター式)
ヘッドに内蔵されたモーターでブラシを力強く回転させ、カーペットの奥のゴミまでかき出します。自走式のものなら、軽い力でスイスイ進むので操作も楽々です。
タービンブラシ(エアタービン式)
吸い込む風の力でブラシを回転させるタイプ。フローリングなら十分な性能で、比較的安いモデルに搭載されています。
床ブラシ(ノーマルブラシ)
ブラシが回転しないシンプルなタイプ。フローリングや畳を傷つけにくく、非常に軽いのが特徴です。
Step5:軽さは「1.5kg以下」なら女性でも楽々
掃除機は、意外と持ち運ぶシーンが多いもの。特にコードレス掃除機を選ぶなら「軽さ」は重要なチェックポイントです。
本体重量が1.5kg以下のモデルなら、女性やシニアの方でも腕への負担が少なく、階段の上り下りや高い場所の掃除も楽に行えます。
軽い掃除機は、掃除のハードルをぐっと下げてくれるので、こまめに掃除したい方にもぴったり。購入前にはぜひ一度、手に持ってみることをおすすめします。
Step6:静音性は「60dB以下」だと会話を妨げないレベル
集合住宅にお住まいの方や、赤ちゃんがいるご家庭、夜間に掃除をすることが多い方にとって「静音性」は欠かせないポイントです。
音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で表され、一般的に60dB以下だと、普通の会話を妨げないレベルと言われています。
静かなモデルを選べば、周囲を気にすることなく、好きなタイミングで掃除ができますよ。ライフスタイルに合わせて、静音性にも注目してみましょう。
Step7:あると便利な付加機能にも注目
最近の掃除機には、掃除をより快適にする便利な機能がたくさん搭載されています。自分の使い方に合った機能があるかどうかもチェックしてみましょう。
ゴミ収集ドック付き|ゴミ捨て頻度が激減
画像出典:Shark「自動ゴミ収集ドックシリーズ」
掃除が終わると、本体のゴミを自動でドックに収集。数ヶ月分のゴミをためておけるので、面倒なゴミ捨ての手間が劇的に減ります。
LEDライト|暗いところでもゴミが見える
画像出典:日立「ごみくっきりライト」
ヘッドにLEDライトが付いていると、ソファの下や家具の隙間など、暗くて見えにくい場所のゴミもしっかり確認できます。
ゴミ検知センサー|ゴミの量に合わせてパワーを自動で調整
「クリーンセンサー」とも呼ばれ、ゴミの量を検知して自動で吸引力を調整してくれます。効率的な運転で、バッテリーの節約にもつながる賢い機能です。
【タイプ別】掃除機のおすすめ厳選商品
ここでは、これまでの選び方を踏まえ、タイプ別におすすめの掃除機を紹介します。あなたのライフスタイルに合うのはどのタイプでしょうか。
コードレススティック掃除機のおすすめ
今や掃除機の主流となったコードレススティックタイプ。ここでは、吸引力に優れたハイエンドモデルから、一人暮らしに最適な安いモデルまで幅広く紹介します。
ロボット掃除機のおすすめ
忙しい毎日の強い味方、ロボット掃除機。ここでは、賢くて便利でお手頃な人気モデルを厳選しました。
ハンディ掃除機のおすすめ
ここでは、コンパクトながらもパワフルな吸引力を持つハンディ掃除機を中心に紹介します。メインの掃除機と合わせて持っておくと、掃除の効率がぐっと上がること間違いなし。
キャニスター掃除機のおすすめ
パワフルな吸引力で選ぶなら、やはりキャニスター掃除機がおすすめです。カーペットの奥のゴミまでしっかり吸い込みたい方や、排気のキレイさにこだわりたい方に最適。
ここでは、根強い人気を誇る紙パック式を中心に紹介します。
掃除機に関するQ&A
ここでは、掃除機選びでよくある質問にお答えします。購入前の最後の疑問や不安をここで解消しましょう。
掃除機は紙パックとサイクロン、どっちがいい?
ゴミ捨ての手間を徹底的に省きたい、ホコリが舞うのが苦手という方は「紙パック式」がおすすめ。
一方、ランニングコストを抑えたい、吸引力の持続性を重視する方は「サイクロン式」がよいでしょう。
どちらにもメリットがあるので、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのが一番です。
買ってはいけない掃除機の特徴は?
「買ってはいけない掃除機」とは、絶対的に悪い製品というより、「自分の使い方に合わない製品」のことです。
例えば、お部屋がほとんどカーペットなのに、ヘッドが回転しない床ブラシのモデルを選んでしまうと、ゴミがうまく取れず後悔します。
また、広い家なのにバッテリー容量の小さいコードレスを選ぶのも同様です。7つの選び方ステップを参考に、ご自身の環境に合ったものを選びましょう。
掃除機を安く買える時期はいつ?
掃除機を少しでも安く購入したいなら、狙い目は家電量販店の決算期である「3月」と「9月」です。
また、夏のボーナス商戦「6月〜7月」や、年末商戦「11月〜12月」もセールが多くなります。
さらに、多くのメーカーで新モデルが登場する秋口(9月〜10月)は、旧モデルが「型落ち」として安くなる絶好のタイミングです。
掃除機の買い替えのタイミングは?
掃除機の寿命は一般的に6〜8年と言われています。「吸引力が明らかに落ちた」「変な音がしたり、焦げ臭いニオイがする」「バッテリーがすぐに切れる」といったサインが出たら、買い替えのタイミングです。
また、故障していなくても、引っ越しや家族構成の変化(一人暮らしを始める、ペットを飼うなど)で、今の掃除機が合わなくなったと感じた時も、よい買い替え時と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、後悔しない掃除機選びのための7つのステップから、人気メーカーの特徴、タイプ別のおすすめまで詳しく解説しました。
この記事を参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの「買ってよかった」と思える最高の一台を見つけて、毎日の掃除をより楽に、より楽しくしてくださいね。
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