ゲームや動画視聴、ゲーム、電子書籍などのコンテンツをスマホより大きい画面で楽しめるタブレット。最近では気軽に購入できる安いモデルも増えてきています。しかし、どのタブレットを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
本記事では、コスパ重視の人に向けて、おすすめの安いタブレットを厳選してご紹介します。用途に合わせた選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
安いタブレットっていくらくらい?安い理由は?
タブレットは幅広い価格帯で販売されていますが、安いタブレットに分類されるのは、10,000〜30,000円程度のモデルです。なかでも、10,000円台のモデルは価格と性能のバランスがよく、多くのユーザーに支持されています。
さまざまな用途で使用できる便利なタブレットが安く購入できる理由として、以下のようなポイントがあげられます。
- ハードウェアコストの削減
- 機能や用途を限定している
- 独自のOSを採用している
- 自社サービスの販売戦略の一環
まず、ハードウェアのコスト削減があげられます。ディスプレイやプロセッサなどの部品に、性能を控えめにしたものを採用することで、製造コストを抑えています。また、機能や用途を限定することで、不要な機能を省き、価格を下げています。
次に、OSやアプリの制限があげられます。例えば、Amazonが提供するFire OSのように、独自のエコシステムを採用することで開発コストやライセンス費用を削減しています。
さらに、販売戦略の工夫も安価な理由のひとつです。広告付きのモデルや、特定のサービスとのセット販売を行うことで、消費者にとって手頃な価格を実現しているケースもあります。
このように、性能や機能を必要最低限に抑えることで低価格のモデルが実現しています。性能が控えめになっているものの、動画視聴や電子書籍などの軽い用途では十分に役割を果たしてくれるので、安いタブレットも選択肢の1つにしてみてください。
安いタブレットの選び方
安いタブレットを選ぶ際は、自分の使用目的や求める性能に応じて選ぶ必要があります。以下のポイントを参考にしてください。
OSの種類を確認しよう
OSとはオペレーティングシステムのことで、タブレット動かすための基本的なソフトウェアです。OSはデバイスの「頭脳」ともいえる重要な役割を果たしており、どのOSが搭載されているかでデバイスの使い勝手や機能が大きく変わります。
タブレットに採用されている主要なOSには以下のような種類があります。
- Fire OS:Amazonサービスの利用に最適
- Android OS:自由度が高く幅広い用途に対応
- Windows OS:PCライクな操作性でビジネスに最適
- iOS(iPad OS):直感的で高性能なApple専用OS
- Chrome OS:クラウド作業と教育向けに特化
Fire OS:Amazonサービスの利用に最適
Fire OSはAmazonが開発したタブレット専用のOSで、主にFireタブレットシリーズに搭載されています。このOSはAndroidをベースに作られていますが、独自のカスタマイズが施されており、Amazonのサービスに特化しています。Amazon Prime VideoやKindleといったAmazonのサービスをよく使う方におすすめです。
一方で、Google Playストアが利用できないのがデメリットと言えます。価格が非常に安価なので、Fire OSを採用したタブレットはエントリーユーザーでも選択しやすいでしょう。
Android OS:自由度が高く幅広い用途に対応
Android OSはGoogleが提供するオープンソースのOSで、世界中のさまざまなメーカーが採用しています。価格帯や性能の選択肢は広く、自分の予算や用途に合ったタブレットを選びやすいのが特徴です。
Google Playストアから数百万ものアプリにアクセスでき、カスタマイズ性も非常に高いため、自分好みに調整して使うことができます。例えば、学習用や仕事用、エンターテインメント用など、多様な用途に対応可能です。ただし、メーカーによって独自のカスタマイズが加えられていることがあるため、操作感や機能が異なる場合があります。
Windows OS:PCライクな操作性でビジネスに最適
Windows OSは、Microsoftが提供するOSで、PCと同じ環境をタブレットでも利用できるのが特徴です。特に、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)をフル機能で利用できるため、ビジネスや学習用途での使用に適しています。
また、デスクトップモードを備えたモデルでは、PCライクな操作性が得られ、キーボードやマウスを接続することでノートパソコンのように使うことも可能です。ただし、安価なモデルでは動作が重くなる場合があります。性能とのバランスを考えて選ぶのが重要です。
iOS(iPad OS):直感的で高性能なApple専用OS
iOSはAppleのiPhoneやiPad専用のOSで、iPadでは「iPad OS」として提供されています。Apple製品の特徴である直感的な操作性と高品質なアプリエコシステムが最大の魅力です。App Storeには高性能で使いやすいアプリが多く揃っており、学習、仕事、クリエイティブ作業など、多様なニーズに対応できます。
また、Apple独自のハードウェアとの連携も優れており、Apple PencilやMagic Keyboardを利用することで、イラスト制作やタイピング作業が効率的に行えます。ただし、iPadシリーズは他のOSを搭載したタブレットに比べて価格が高めです。
Chrome OS:クラウド作業と教育向けに特化
Chrome OSはGoogleが提供する軽量でシンプルなOSで、主に教育機関やクラウド作業を目的としたタブレットやノートパソコンに搭載されています。Googleのクラウドサービス(Google DriveやGoogle Docsなど)と強く連携しており、ウェブブラウザを中心に作業するユーザーに適しています。
また、Androidアプリが利用可能なため、エンターテインメントや学習用途でも十分に対応可能です。一方で、オフライン環境では機能が制限される場合があるため、常時インターネットに接続できる環境が求められます。価格帯は比較的安価で、コスパを重視する方にぴったりです。
使いやすい画面サイズを選ぼう
タブレットの画面サイズは用途や持ち運び頻度に応じて選びましょう。
7~8インチ | 軽量で持ち運びやすく、電子書籍や動画視聴に最適 |
---|---|
10~11インチ | 作業やコンテンツ閲覧に適したバランスの取れたサイズ感 |
12インチ以上 | 大画面で見やすく作業効率もよいものの携帯性が低い |
7~8インチのタブレットは、片手で持ちやすいコンパクトなサイズで、軽量で持ち運びが楽です。通勤中や旅行先で電子書籍を読んだり、動画を視聴したりする用途に向いています。
10~11インチのタブレットは、作業と携帯性のバランスが取れたサイズで、動画視聴やWebブラウジングはもちろん、簡単な文書作成やオンライン会議にも適しています。家庭内での使用でも使いやすいサイズ感です。
12インチ以上のタブレットは、広い画面を活かして、イラスト作成やデザイン作業、マルチタスクに向いています。仕事や学習用途でパソコン代わりに使いたい場合にもおすすめですが、携帯性はやや劣ります。
ストレージ容量やメモリは大きいほど便利
ストレージ容量とメモリ容量は、タブレットを快適に使うための重要な要素です。これらが不足していると、動作が遅くなったり、データの保存に困ったりすることがあります。
ストレージ容量は、最低でも32GB以上を選ぶのが基本です。アプリや写真、動画を多く保存する場合は、64GBや128GB以上を検討するとよいでしょう。一部のタブレットではmicroSDカードでストレージを拡張できるため、必要な容量に応じて調整が可能です。
メモリ容量は、複数のアプリを同時に使う場合や、ブラウザで多くのタブを開く場合には3GB以上のメモリがあると快適です。仕事や学習で頻繁にマルチタスクを行う場合には、4GB以上のメモリを搭載したモデルを選ぶと安心でしょう。
容量が大きいほど価格も上がりますが、後から増やせない場合も多いため、少し余裕のあるスペックを選ぶことをおすすめします。
使う場所にあわせて通信方式を選ぼう
タブレットの通信方式には、Wi-Fiモデルとセルラーモデル(LTE対応)の2種類があります。自分の使用場所やインターネット環境に応じて、適切な通信方式を選ぶことが重要です。
Wi-Fiモデルは、Wi-Fi環境が整っている自宅や職場、カフェなどでの使用を考えている人におすすめです。セルラーモデルに比べて価格が安く、通信費用がかからないため、コストパフォーマンスに優れています。ただし、Wi-Fi環境があることを前提としている点に注意してください。
セルラーモデルは、モバイル通信が可能なモデルで、外出先でもインターネットに接続できます。通勤や旅行中にオンライン動画を視聴したり、外出先での仕事にタブレットを活用したりする場合に便利です。ただし、月々の通信契約が必要になる場合があります。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルのどちらがよいかは、自分がどのような環境でタブレットを使うことが多いかを考慮して選びましょう。
液晶の解像度で選ぼう
タブレットを選ぶ際は使い道によって求めるスペックが異なるため、重視するポイントを選びましょう。
例えば、動画・ゲーム・イラスト用として使用する場合は、液晶の解像度が高いものをチェックしてみてください。解像度が高いほど、細かい部分の描写が綺麗になります。
動画やゲームを楽しみたい人、または繊細なイラストを描きたい人はフルHDタイプを選ぶと良いでしょう。漫画や雑誌など電子書籍を読みたい人も、解像度が高いタブレットほど細かい文字や描写が見やすいため、フルHDが向いています。
また、併せてメモリ容量のチェックも欠かせません。目安としては、WEB閲覧や動画視聴がメインとなる場合は4GB以上、ゲームやイラストを描きたい場合は8GB以上のメモリがあると、動作がスムーズになりサクサク作業を進められます。
バッテリー用量で選ぼう
タブレットを1日中に渡って使う場合は、バッテリーが長持ちする容量5000mAh以上の機種がおすすめです。
バッテリー容量が少ない場合、5時間程度でバッテリーが切れてしまったり、外出先でもこまめな充電が必須となったりするため、充電が面倒な人は容量を重視しましょう。
例えば、動画を8時間連続で再生する場合、5000mAh以上のタブレットならバッテリー量を気にすることなく連続再生が可能です。
1日の使用量が少ない人は充電せずに2日から3日程度は持続する可能性があるため、外出時に持ち運んで使いたい場合におすすめです。ただし、2年から3年に渡って使っていると充電の減りが早くなることもあり、その場合は寿命が近い可能性があるため、買い替えを検討しましょう。
防水機能の有無で選ぼう
入浴時にタブレットの使用を考えている人は防水機能が必須です。防水性能はIPXという数値で表示され、数値が高いほど防水機能に優れていることを意味します。
なお、IPX7以上であれば一時的な浸水にも耐えられるレベルであるため、誤って湯舟に落としてしまった時でも故障リスクを軽減できます。キッチンなどの水回りで使用する機会が多い人は、IPX5以上を目安に選びましょう。
ただし、防水機能を備えたタブレットは少々値の張るモデルが少なくないため、価格を抑えたい場合は理想のモデルを見つけることは困難かもしれません。そのような場合は、タブレット用防水ケースの使用がおすすめです。
防水ケースを付けることで水漏れを防ぎ、安心して動画などを楽しめます。
カメラ機能で選ぼう
タブレットもスマートフォンと同じように、写真や動画を撮影できます。しかし、価格の安いタブレットはカメラ性能が優れていない可能性があるため、カメラ機能を重視して選ぶ場合は画素数をチェックしましょう。
画素数の数値が大きいほど高画質な写真や動画撮影が可能なため、最低でも500万画素数以上、撮影メインで使う場合は1200万画素数以上のタブレットがおすすめです。また、センターフレーム機能が付いたタブレットは、ビデオ通話をする際に自分がフレーム内に収まるようになります。
写真や動画撮影はもちろん、タブレットでビデオ通話をしたい人は機能面も重視して選びましょう。
保証の有無で選ぼう
安いタブレットは海外メーカーであることが少なくありません。現在では様々なメーカーが市場に参入しており、スペックやデザインから好みにあったモデルを見つけられる可能性に期待できます。
しかし、日本語の説明が不十分だったりサポートや保証を受けられなかったりする場合があるため、問題が生じた時に日本語でしっかりと対応してもらえるかは重要です。国内メーカーであれば電話やチャットなどで対応してもらえる、かつ保証付きとなる場合が多い傾向にあります。海外メーカーのタブレットを購入する際は、保証の有無や日本語によるサポート体制が整っているかなどを確認しておきましょう。
口コミ・評判を参考に選ぼう
タブレットを購入する際は、実際に購入した人の口コミや評判を確認しましょう。特に、ネットで購入する際は商品説明を丁寧に受けられるかを重視する人は少なくありません。
どのようなスペックと特徴を持っているかを理解したうえで、購入者の口コミを参考してみてください。口コミではタブレットの使い道や使用感など様々な情報が書かれているため、良い面だけでなく悪い面も事前に把握できます。
特に、海外メーカーの製品は口コミや評判を参考にすべきです。どのような製品であるかはもちろん、サポートや保証に関しても参考になる内容が書かれている場合があるためチェックしておきましょう。
おすすめの安いタブレット17選
タブレットが安い時期は?
タブレットをより安く購入する場合、年末年始や決算時期のセールを狙いましょう。
特に、新モデルの発売前であれば、メーカーは旧モデルの在庫を減らし価格を下げる傾向にあるため、型落ち品でも気にしない人はセール期間の購入をおすすめします。
また、Amazonや楽天など、ECサイトのセール期間も狙い目です。
通常価格からの値引きに加えて、サイトによっては多くのポイントを獲得できる場合があるため、お得に購入できる期間を逃さないようにしましょう。
まとめ
スマホより大きい画面でさまざまなコンテンツを楽しめるタブレット。最近では気軽に購入できる安いモデルも増えてきており人気を集めています。しかし、タブレットは価格だけでなく、用途や性能に応じて選ぶことが大切です。
本記事でご紹介したモデルは、どれもコスパが高く、多くのユーザーに支持されています。自分にぴったりのタブレットを見つけて、快適なデジタルライフを楽しんでください。
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