「どんなスノボウェアを選べばよいか分からない」「そろそろ新しいスノボウェアに買い替えたい」という人に必見です。
この記事では、スノボウェア選びで後悔しないための基本知識から、最新のトレンド情報、機能性とデザイン性を兼ね備えた人気ブランドまで紹介します。
初めてスノボウェアを購入する人はもちろん、買い替えを検討している人にも役立つ情報が満載。この記事を読めば、自分の好みや目的にぴったり合う最高の一着を選び、雪山での一日を心から満喫できるはずです。
- スノボウェアおすすめ8選!メンズに人気のブランド
- 【上下セット】スノボウェアおすすめ人気ランキングTOP2
- 【比較ポイント】スノボウェアの選び方
- 快適さを左右する「耐水圧」と「透湿性」の数値で選ぶ
- 快適性を高めるディテール機能をチェックする
- スタイルと動きやすさを重視してサイズ感で選ぶ
- 快適さと安全性を高めるインナー(レイヤリング)をチェックする
- 【比較表】スノボウェアの主な機能
- スノボウェアの役割・種類
- 【最新】スノボウェアのトレンド
- デザイン・カラー
- サイズ感
- サステナビリティ
- ユニセックス展開
- レンタル?購入?スノボウェアの選択肢
- レンタルと購入のメリット・デメリット
- レンタルがおすすめな人の特徴
- 購入がおすすめな人の特徴
- 【ウェアの寿命】スノボウェア買い替えのサイン
- 買い替えのサインとは?
- スノボウェアに関連するよくある質問
- まとめ
スノボウェアおすすめ8選!メンズに人気のブランド
ここでは、メンズにおすすめの人気ブランドとスノボウェアを厳選し、ランキング形式でご紹介します。
本ランキングは、機能性やデザイン性、コストパフォーマンスなどの独自基準を設けて、ランク付けしました。ぜひ以下を参考にして、お気に入りの一着を見つけましょう。
【上下セット】スノボウェアおすすめ人気ランキングTOP2
上下セットのスノボウェアは、コーディネートに悩まず一式そろえられるのが魅力。防寒性や防水性など基本性能を備えつつ、デザイン性にも優れたモデルが豊富にそろっています。
ここでは、おすすめの上下セットを厳選して紹介します。これからスノボを始めたい人にもぴったりです。
【比較ポイント】スノボウェアの選び方
スノボウェアを選ぶ際は、見た目だけでなく機能性や細かなディテールに注目し、自分の滑走スタイルや環境に合った一着を選ぶことが大切です。ここでは、選び方のポイントを具体的に解説します。
快適さを左右する「耐水圧」と「透湿性」の数値で選ぶ
スノボウェアの機能性を左右する最も重要な指標が、「耐水圧」と「透湿性」です。どちらも雪山での快適性と安全性に直結します。
チェックポイント
- 耐水圧
生地にしみ込もうとする水の圧力に耐える性能を表す数値で、数値が高いほど防水性能が優れています。スノボウェアでは10,000mm以上が目安。
これは大雨レベルの水圧に耐える性能であり、転倒の多い初心者には特に重要です。ただし、この数値は新品時の性能であり、使用とともに劣化する点も意識しておきましょう。 - 透湿性
ウェア内部の湿気(汗の水蒸気)を外に逃がす性能を表す数値です。5,000〜8,000g/m²/24hが一般的な目安で、10,000g/m²/24h以上の高性能モデルもあります。
特にGORE-TEX(ゴアテックス)素材は、45,000g/m²/24hという非常に高い透湿性を誇ります。透湿性が不十分だと、蒸れや汗冷えの原因になり、体温低下や疲労につながります。
この2つはどちらか一方だけでは不十分で、バランスよく備わっていることが重要です。快適な着心地と安全な滑走のため、数値の意味を正しく理解してウェア選びに活かしましょう。
快適性を高めるディテール機能をチェックする
基本性能だけでなく、スノボウェアに備わる細かなパーツや仕様も、使い心地を大きく左右します。次のような機能に注目しましょう。
チェックポイント
- パウダーガード
裾や袖口から雪が入り込むのを防ぐパーツ。ジャケットとパンツを連結できるタイプ(例:Volcomの「ZIP TECH」)は、転倒時や深雪滑走時に特に効果的です。 - ベンチレーション
脇や太ももなどにある通気口で、熱や湿気を逃がし、体温調節をサポート。開閉できるタイプなら、運動量に合わせて快適性を保てます。 - 止水ファスナー
水の侵入を防ぐ加工が施されたファスナー。スマホやリフト券などの収納物を濡らさず守るのに効果的です。
- ポケット
収納力と使いやすさを左右する重要な要素。ファスナー付きやリフト券専用、ゴーグル用など、多機能なポケットがあると便利です。
- フード
ヘルメットの上からかぶれるサイズ感や、フィット感を調整できるコード付きのものがおすすめ。防寒対策としても有効です。 - 袖口・裾
雪の侵入を防ぐ「リストゲーター」や、面ファスナーで調整できる袖・裾は、着心地と保温性を高めます。
ブランドによっては、VolcomのZIP TECHのように独自の技術で差別化しているケースもあります。知名度だけでなく、こうした独自機能にも注目することが、満足度の高いウェア選びのコツです。
スタイルと動きやすさを重視してサイズ感で選ぶ
スノーボードは大きな動きを伴うスポーツ。ウェアは「動きやすさ」と「見た目のバランス」を考慮してサイズ選びをしましょう。
チェックポイント
- サイズ感の目安
普段の服よりやや大きめサイズを選ぶのが基本。インナーやプロテクターを重ねても余裕があり、動きやすくなります。 - ストリートスタイル
最近では、あえてビッグサイズを選んでゆるく着こなすスタイルが人気。特に女性がメンズの大きめを着る「ダボかわ」ファッションも定番となりつつあります。 - ストレッチ素材の活用
「4wayストレッチ」素材は、縦横斜めに伸縮し、動きやすさとフィット感を両立。タイトでも動きを妨げない快適さが魅力です。
快適さと安全性を高めるインナー(レイヤリング)をチェックする
スノーボード中は意外と汗をかくため、インナー選び(レイヤリング)も快適性や安全性にかかわります。
チェックポイント
- ファーストレイヤー(肌着)
速乾性に優れたポリエステルや吸湿発熱素材を選びましょう。綿素材は汗冷えの原因になるため避けるべきです。 - セカンドレイヤー(中間着)
保温性と軽さを兼ね備えたフリースや薄手ダウンが理想。着脱しやすく、体温調節しやすいものを選ぶと便利です。アウターを脱ぐ場面も多いため、デザイン性も重視するとトータルコーデが決まります。 - 下半身のレイヤリング
レギンス+厚手靴下+スウェットパンツなどが基本。初心者はプロテクターや厚手インナーで転倒対策をしておくと安心です。
【比較表】スノボウェアの主な機能
以下は、スノボウェアを選ぶ際に注目すべき主な機能をまとめた比較表です。使用シーンやスキルレベルに合わせて、最適な性能を見極めましょう。
機能項目 | 概要 | 初心者・一般の目安 | 悪天候・上級者の目安 | 備考 |
---|---|---|---|---|
耐水圧 | 水の浸透を防ぐ性能 | 10,000mm以上 | 20,000mm以上 | 大雨に耐えるには10,000mm以上が目安 |
透湿性 | ウェア内の湿気を排出する性能 | 5,000g/m²/24h以上 | 10,000g/m²/24h以上 | 運動量が多い場合は高い数値を選ぶと快適 |
パウダーガード | 雪の侵入防止 | 推奨 | 必須 | ジャケットとパンツの連結機能が効果的 |
ベンチレーション | 通気・体温調節 | 推奨 | 必須 | 脇や太ももに配置されていることが多い |
止水ファスナー | ファスナーからの水の侵入防止 | 推奨(主要ポケット) | 推奨(全面) | 小物を濡らさずに守れる |
ポケット | 小物収納の利便性 | 複数あり | 多機能(スマホ等対応) | ファスナー付きだと安心 |
フード | 防寒・頭部の保護 | 調節可能 | ヘルメット対応 | フィット感が高いほど風を防げる |
袖口・裾 | 雪の侵入防止・フィット感調整 | 面ファスナー | リストゲーター付き | 雪の侵入を防ぎつつ快適性アップ |
出典:GORE-TEX公式
出典:一般財団法人 ボーケン品質評価機構
スノボウェアの役割・種類
スノーボードウェアは、雪や寒さから体を守り、快適に滑るために欠かせないアイテムです。特に「防水性」「防風性」「透湿性」「保温性」の4つの機能が重要とされています。
これらが不十分だと、体が冷えたり蒸れたりして不快なだけでなく、体力の消耗やケガのリスクを高めてしまいます。
ウェアのタイプは、大きく分けて「ワンピース型」と「ジャケット&パンツ型」の2種類があります。
スノボウェアの種類
- ワンピース型
体全体を覆う構造で防寒性に優れており、雪が中に入りにくいのが特徴です。転倒しやすい初心者や、パウダースノーの中を滑るバックカントリー向けとして人気があります。冷気の侵入を防ぎ、体温をしっかりキープできるのが魅力です。
- ジャケット&パンツ型
上下が分かれているため、気温や好みに応じて柔軟に着こなしを調整できます。見た目のスタイルにもバリエーションがあり、ファッション性を重視する人にも最適。ストリート系のゆったりとしたシルエットを好む人にも人気が高く、自分らしいスタイルを演出しやすいのが魅力です。
【最新】スノボウェアのトレンド
近年、スノボウェアは「機能性」だけでなく「ファッション性」も重視されるようになっています。ここでは、押さえておきたい注目のトレンドを紹介します。
デザイン・カラー
白銀のゲレンデでは、赤・オレンジ・黄色などの暖色系ウェアが映え、個性をアピールできます。これらのカラーは視認性が高く、安全性の面でも効果的です。一方、黒・グレー・ネイビーなどの寒色系は落ち着いた印象を与え、柄を取り入れることでスタイリッシュさを演出できます。
近年は、ストリートテイストや古着風のデザイン(例:ROME SDS)、大胆なプリントやアニマル柄(例:NEFF)も人気です。また、「街でも着られる」ことを意識したシンプルかつミニマルなデザイン(例:686など)も注目を集めており、スノボウェアが日常のファッションに溶け込む流れが広がっています。
サイズ感
最近のスノボウェアは、動きやすさを重視したゆったりめのサイズ感が主流。グラトリ(グラウンドトリック)やパークでのトリックを楽しむ人にも最適です。
特に女性があえてメンズのビッグサイズを選ぶ“ダボかわ”スタイルも人気で、体型カバーとファッション性の両方とも妥協したくない人にぴったり。
サステナビリティ
環境への配慮も、今やウェア選びの重要な視点のひとつ。
リサイクル素材の活用やPFCフリー撥水加工、製造工程の環境配慮など、サステナブルな取り組みを打ち出すブランド(例:BURTON、BILLABONG、THE NORTH FACE、DC SHOES、JONESなど)が増えています。
価格が高めのアイテムでも、長く使えて環境にも優しい製品であれば、結果的にコスパも高いと言えるでしょう。
ユニセックス展開
性別にとらわれないユニセックスデザインも広がりを見せています。自由なファッション表現が浸透し、サイズやデザインにおいても選択肢が増加。
自分のスタイルや価値観に合わせて、自由にウェアを選べるようになっています。
レンタル?購入?スノボウェアの選択肢
スノボウェアをレンタルするか購入するかは、多くの初心者が直面する悩みのひとつです。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを比較し、あなたにとって最適な選択ができるようサポートします。
レンタルと購入のメリット・デメリット
レンタルと購入には、それぞれに異なる利点と注意点があります。以下の比較表を参考に、ライフスタイルや利用頻度に応じて検討してみましょう。
比較項目 | レンタル | 購入 |
---|---|---|
費用感 | 初期費用が安く、1回きりの利用に向いている | 初期費用は高めだが、複数回使えばお得 |
手間と管理 | 洗濯や保管の必要がなくラク | 使用後のメンテナンスや保管が必要 |
デザインの自由度 | 選べる種類が限られる | 好きなブランド・デザインを自由に選べる |
機能・快適性 | 撥水性やサイズ感にばらつきあり、着心地も不安定 | 高機能モデルを選べ、フィット感も抜群 |
衛生・安心感 | 他人が使ったものなので不安を感じる場合も | 衛生的で、自分だけの一着として安心感がある |
ウェアをレンタルにするか、購入するかの最大の判断基準は「滑走頻度」です。シーズンに1回だけの利用ならレンタルが経済的ですが、複数回行くなら購入した方が長期的にお得です。
また、レンタルには「撥水機能の劣化」「他人が使った不衛生さ」「サイズの不一致」といった懸念もあります。
こうした小さなストレスは、快適さやパフォーマンスに大きな影響を与えるため、購入の価値は決して金額だけでは測れません。ウェアの選択は、「最高の体験」を叶えるための投資とも言えるでしょう。
レンタルがおすすめな人の特徴
以下に当てはまる方は、スノボウェアのレンタルを検討するとよいでしょう。
レンタルの方が良い人の特徴
- スノーボードを「初めて体験する」人
- 「シーズンに1回行くかどうか」程度の利用頻度
- 初期費用を抑えたい人
- 保管やメンテナンスの手間を避けたい人
- 毎年トレンドのデザインを試したい人
初心者にとって、ウェアは高額な買い物です。まずはレンタルで気軽に試し、自分に合うかどうかを見極めるのも賢い方法です。
購入がおすすめな人の特徴
以下に当てはまるものが多い人は、スノボウェアを購入した方がよいかもしれません。
購入の方がよい人の特徴
- 「シーズン中に複数回」滑りに行く人
- 自分好みのデザインでおしゃれも楽しみたい人
- 快適性・機能性を重視して、パフォーマンスを上げたい人
- 衛生面が気になる人
- 長く大切に使いたい人
- ボードやブーツなど、他のギアも自分で揃えている人
スノボウェアを購入することは、単なる買い物ではなく、“本気で楽しむ”ための準備とも言えます。お気に入りのウェアがあれば、雪山に行くのがさらに楽しみになり、自然と上達へのモチベーションも上がるでしょう。
【ウェアの寿命】スノボウェア買い替えのサイン
スノボウェアは高価なギアのひとつですが、残念ながら永久に使えるものではありません。多くのスノボウェアは、生地の裏にポリウレタン樹脂などをコーティングし、防水性を確保しています。
しかしこの防水素材はおよそ3年で劣化し、やがて剥がれ落ちてしまいます。この劣化は使用頻度や環境にかかわらず、避けることができない経年劣化です。
買い替えのサインとは?
スノボウェアの寿命を見極める上で、次のような兆候に注目しましょう。
ウェアから「白い粉」が落ちてくる
- これは、防水加工に使われている樹脂が分解・劣化し、剥がれ落ちている証拠です。この状態では撥水スプレーを使っても効果は一時的で、防水機能はほとんど失われています。
このようなサインが見られたら、安全性と快適性を保つためにも、早めの買い替えを検討するのがベストです。
特にゲレンデでの長時間の滑走や悪天候下では、防水性能の低下が直接パフォーマンスや体調に影響します。スノボを快適に楽しむためにも、ウェアの状態チェックは忘れずに行いましょう。
スノボウェアに関連するよくある質問
スノボウェアを選ぶとき、ブランドの違いや購入タイミング、価格の相場など、気になることはたくさんありますよね。
ここでは、初心者から買い替えを考えている人まで、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式で分かりやすく解説します。
スノーボードウェアで人気のブランドは?
- スノボウェアで人気のブランドには、BURTON(バートン)やTHE NORTH FACE、VOLCOM、686などがあります。これらのブランドは機能性とデザイン性のバランスに優れており、初心者から上級者まで幅広く支持されています。最近では、街でも着られるシンプルなデザインやユニセックス展開を取り入れたブランドも人気を集めています。
スノーボードを一式揃える相場はいくらですか?
- スノーボードに必要な装備を一式揃える場合、10万円〜20万円程度が相場です。ボード・ブーツ・ビンディングで7〜15万円、ウェア上下で3〜5万円が目安。グローブやゴーグル、ヘルメットなども含めるとさらに費用はかかります。初心者向けのセット割やアウトレット商品を活用すれば、よりリーズナブルに揃えることも可能です。
スノボウェアはいつ買うと安いですか?
- スノボウェアはシーズン終わり(2〜3月)やオフシーズン(春〜夏)が最も安く買える時期です。多くのショップが在庫一掃セールや型落ちモデルの割引を行うため、最大50%以上安くなることもあります。ただし人気サイズやデザインは早く売り切れるため、狙いを定めたら早めの購入がベストです。
スキーウェアで有名なブランドは?
- スキーウェアで有名なブランドには、DESCENTE(デサント)、GOLDWIN(ゴールドウィン)、PHENIX(フェニックス)などがあります。これらは日本人の体型に合ったフィット感と、競技志向の高機能性が特徴です。最近ではスキー・スノボ兼用モデルも増えており、デザインや機能の境界も柔軟になっています。
まとめ
スノボウェア選びは、快適さ・安全性・ファッション性を左右する重要な要素です。人気ブランドを比較し、耐水圧や透湿性などの機能をチェックすることで、より良い選択ができます。
また、レンタルと購入の違いを理解し、自分の滑走頻度やスタイルに合った選択をすることが大切です。買い替えのタイミングやセール時期を見極めれば、コストパフォーマンスも向上。しっかり準備して、雪山での時間を思いきり楽しみましょう。
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