お風呂やプールで気兼なく使えるスマホが欲しくても「スマホが水に濡れて壊れたらどうしよう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、水に強いだけでなく、衝撃にも強いタフなモデルや、コスパのいい安い機種まで、おすすめの防水スマホを詳しくご紹介します。選び方のポイントも解説するので、あなたにぴったりの防水スマホがきっと見つかるはず。
防水スマホとは
防水スマホとは、その名の通り、水濡れによる故障リスクを大幅に低減したスマートフォンのことです。
キッチンで料理中にレシピを確認したり、突然の雨に見舞われたり、洗面所でうっかり水がかかってしまったりと、日常生活には意外と水濡れの危険が潜んでいます。
防水スマホなら、そんなヒヤッとする場面でも安心して使うことができます。特に、お風呂で動画を楽しみたい、プールサイドで音楽を聴きたいといったニーズにも応えてくれるため、スマホの利用シーンが格段に広がります。
水回りでの使用が多い方や、アウトドアが好きな方にとっては、心強い味方となるでしょう。
防水スマホの選び方
一口に防水スマホといっても、その性能や機能はさまざまです。ここでは、自分にぴったりの1台を見つけるための選び方のポイントを3つご紹介します。
これらのポイントを押さえて、後悔のないスマホ選びをしましょう。
防水性能を確認する
防水スマホを選ぶうえで最も重要なのが、防水性能のレベルです。これは「IPX〇」という等級で示され、〇に入る数字が大きいほど高い防水性能を持ちます。
例えば、以下のようなレベルがあります。
IPX5 | 「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」レベルで、キッチンでの水はね程度なら安心 |
---|---|
IPX7 | 「一時的に一定水圧の条件で水没しても内部に浸水しない」レベルで、うっかり水の中に落としてしまってもすぐに拾い上げれば大丈夫な場合が多い |
IPX8 | 「継続的に水中に沈めても有害な影響がない」レベルで、お風呂でゆっくり使いたい場合に選ぶとより安心感が増す |
防水以外の耐久性能を確認する
水濡れだけでなく、スマホにはさまざまな危険が伴います。特にアウトドアや作業現場など、タフな環境でスマホを使う機会が多い方は、防水性能以外の耐久性もチェックしておくとよいでしょう。
注目したいのは以下の性能です。
- 防塵性能
・「IP〇X」の〇の部分の数字で示される
・最高等級はIP6Xで「粉塵が内部に侵入しない」ことを意味する - 耐衝撃性能
・アメリカ国防総省が制定したMIL規格(ミルきかく)に対応しているかで判断できる
・MIL規格準拠のモデルは、落下などの衝撃に強い
そのほかの機能を確認する
防水性能や耐久性も大切ですが、毎日使うスマホだからこそ、普段使いの機能も妥協したくないものです。ご自身が重視するポイントをしっかり確認しましょう。
例えば、以下のような点です。
- カメラの画質
- バッテリーの持ち
- おサイフケータイの有無
- 処理性能
例えば、お風呂で動画を長時間楽しみたいなら大容量バッテリーのモデル、キレイな写真を撮りたいなら高性能なカメラスマホがおすすめです。
最近では、比較的安い価格帯のモデルでも、十分な機能を備えた防水スマホが増えています。防水性能と合わせて、これらの機能のバランスを考え、満足のいく1台を選んでください。
防水スマホのおすすめ8選
防水性能を表す「IP保護等級(IPX)」とは
防水スマホのスペックでよく目にする「IP保護等級」とは、製品の防塵・防水性能を示す国際的な規格です。
「IP」の後に続く2つの数字、または数字とX(エックス)で性能を表します。
表記位置 | 名称 | 等級の範囲 | 概要 |
---|---|---|---|
最初の数字 | 防塵等級 | 0~6の7段階 | ・数字が大きいほど保護性能が高い ・最高等級の6 (IP**6**X) は「粉塵が内部に侵入しない」ことを意味する |
2番目の数字 | 防水等級 | 0~8の9段階 (他に9Kも存在) | ・数字が大きいほど防水性能が高い ・IPX8は「継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない」レベル |
例えば、「IP68」と表記されていれば、防塵等級6、防水等級8ということになります。
このIP保護等級を理解することで、スマホがどの程度の水濡れや塵に耐えられるのかを客観的に判断できます。
お風呂で防水スマホは使ってもいい?
IPX7以上の高い防水性能を持つスマホであれば、基本的にお風呂で動画を観たり音楽を聴いたりすることは可能です。しかし、いくつか注意点があります。
- シャンプーや石鹸、入浴剤などがスマホに付着すると、防水性能を損なう原因になることがあります。
- 高温のお湯や蒸気も故障のリスクを高めるため、メーカーが推奨する使用温度範囲を確認することが大切です。
- 充電端子のキャップやSIMカードトレイがしっかりと閉まっているかも使用前に必ず確認しましょう。
- 万が一水没させてしまった場合は、すぐに取り出して水分を拭き取り、十分に乾燥させることが重要です。
- メーカーの取扱説明書をよく読み、保証範囲内での使用を心がけることで、お風呂でのスマホタイムを安全に楽しめます。
iPhoneに防水機能はある?
近年発売されているiPhoneの多くには、IP67等級やIP68等級といった「耐水性能」が備わっています。
例えば、iPhone 15シリーズはIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)の耐水性能を持っています。
これにより、日常生活での多少の水濡れや、うっかり水の中に落としてしまった場合でも、すぐに故障するリスクは低くなっています。
ただし、Appleは「防水」ではなく「耐水」という表現を用いており、以下の点に注意が必要です。
- 水濡れによる損傷は保証の対象外となる場合があります。
- あくまで生活防水レベルと捉えましょう。
- 故意に水につけたり、お風呂で長時間使用したりするのは避けた方がよいでしょう。
まとめ
この記事では、防水スマホの選び方から、IP保護等級の意味、お風呂での使用に関する注意点、そしてiPhoneの防水機能について解説しました。
防水性能はもちろん、耐衝撃性やその他の機能、価格などを総合的に比較検討し、ご自身の使い方に最適な1台を見つけることが大切です。
お風呂でリラックスタイムを楽しみたい方、アウトドアでアクティブに使いたい方、あるいは万が一の水濡れに備えたい方など、防水スマホはさまざまなシーンで私たちのスマホライフをより快適で安心なものにしてくれます。
ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりの強い味方となる防水スマホを見つけて、水濡れの心配から解放された毎日をお過ごしください。
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