睡眠アプリは、毎日の睡眠状態の記録や入眠・快眠のサポートに役立つ便利なアプリです。そのため、市場規模が拡大しており、現時点で30種類以上もの睡眠アプリが提供されています。「寝付くまでの時間を調べたい」「睡眠時のいびきを記録したい」など、睡眠アプリに求めるものも異なるため、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、おすすめの睡眠アプリを編集部独自の基準によるランキング形式でご紹介します。併せて、Android端末専用アプリや、Applewatchと連携可能な睡眠アプリも厳選しました。
睡眠アプリを選ぶ際のポイントや、使用における危険性、正しい使い方といった利用前に気になることも網羅的にまとめています。
この記事を参考に睡眠アプリを選べば、睡眠関連の悩みにおける解決の糸口が見つかったり、睡眠の質を高めたりすることができるでしょう。
- 【比較表】睡眠アプリのおすすめランキング12選!
- 睡眠アプリとは?仕組みについて解説
- 無料(課金なし)と有料版の違い
- 睡眠アプリの仕組み
- 睡眠アプリの選び方
- 1.睡眠の悩みに合わせて機能を選ぶ
- 2.データの正確性にこだわるならスマートウォッチとの連携をチェック
- 3.料金は基本的に無料であることを把握する
- 4.使いやすさをチェックする
- 5.使用しているOSに対応しているかを確認する
- 【無料】睡眠アプリのおすすめランキング8選!
- 【Android専用】おすすめの睡眠アプリ2選
- 【iOS専用】Apple watch専用の睡眠アプリ2選
- 睡眠アプリのメリット
- アプリによって収集可能な範囲で、睡眠に関する一定の状況が把握できる
- 睡眠の悩みが明確になり改善につながる
- 【完全ガイド】睡眠アプリの正しい使い方
- 正しい置き場所を把握しておく
- 毎日の習慣として睡眠アプリを使う
- データを分析して睡眠の質を高める
- 寝る前にリラックス機能を活用する
- 睡眠アプリを使う前に知っておくべき注意点
- バッテリーの劣化が早まる可能性がある
- アプリを使うだけでは睡眠の質の改善にはつながりにくい
- 睡眠アプリは怖い?危険性について解説
- 睡眠アプリが怖いといわれる理由
- 睡眠アプリの危険性とデメリット
- 疲労度診断で睡眠アプリに求める機能を要チェック
- 睡眠アプリに関するよくある質問
- 睡眠アプリはどれがいい?
- なぜ睡眠アプリは睡眠時間や眠りの深さが分かるの?
- よく眠れる無料のアプリは?
- スマホの睡眠計測はどうやって行われるの?
- 睡眠アプリを利用する場合、スマホはどこに置くの?
- 睡眠アプリの無料版と有料版の違いは何?
- データの使用量が心配。毎日使える?
- 課金なしでも利用できるおすすめの睡眠アプリはどれ?
- まとめ
【比較表】睡眠アプリのおすすめランキング12選!
睡眠アプリは、現時点で30種類以上あるのでどれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、「機能」や「対応OS」「課金の有無」など、11通りの項目を設けて12 個の睡眠アプリを徹底比較しました。
おすすめのポイントも一言でまとめているので、アプリを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
睡眠アプリ | ポイント | その他の機能 |
---|---|---|
熟睡アラーム | リラックスサウンド睡眠サイクルチェック |
|
Sleep Cycle | 環境音と詳細な睡眠分析毎日の睡眠グラフ |
|
睡眠日誌 | 睡眠習慣の見える化 |
|
いびきラボ | 精度ないびき記録 |
|
Pokémon Sleep | ポケモンの寝顔図鑑を作成 |
|
Sleep Monitor | 癒しの音楽で心地よく眠りにつける |
|
おこしてME | ユニークなアラーム停止機能 |
|
NeruBank | 睡眠によってポイントが貯まる |
|
睡眠トラッカー | 睡眠パターンの追跡とグラフ化、リラクゼーションサウンドで睡眠をサポート |
|
Sleep as Android | 健康管理アプリとの連携 |
|
AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで | Apple Watchを装着中なら自動で睡眠測定が可能 |
|
Pillow | 無呼吸やいびきチェック、心拍数と体の動きによる睡眠の質の分析 |
|
上記のなかでもとくにおすすめの睡眠アプリを8つに厳選し、ランキング形式でご紹介しています。
「もっと詳しくチェックしたい」という方は、ぜひ『【無料】睡眠アプリのおすすめランキング8選!』をご覧ください。
睡眠アプリとは?仕組みについて解説
睡眠アプリとは、睡眠時間や眠りの深さ、いびきの有無などを計測するソフトウェアのことです。
寝ている間の体の動きやいびき、寝言、心拍数などを記録して、グラフやスコアで示してくれるため、自分の睡眠の質や睡眠習慣が明確になることが最大のメリットだといえるでしょう。
睡眠アプリには、「スマートフォンで操作・記録するタイプ」と「ヘッドバンドやスマートウォッチなどのウェアラブル端末を装着して操作し、スマホアプリで記録や管理をするタイプ」の2種類に分けられます。
さらに、アプリによって機能や目的がそれぞれ異なるので、自分の睡眠に関する悩みや睡眠アプリに求めることを踏まえて、どのアプリを使うか判断しましょう。
アプリの機能 | 詳細 |
---|---|
起床サポート | 心地良い起床を促す |
入眠サポート | 音楽や朗読などにより入眠を促す |
睡眠の質の把握 | 眠中の寝返りの回数や呼吸などの状態を記録 |
いびきの改善サポート | 睡眠中のいびきや寝言を録音 |
睡眠アプリを使うと、自宅で手軽に自分の睡眠習慣や眠っているときの状態を客観的に把握できます。ほとんどの睡眠アプリが無料でダウンロードでき、課金なしでも充実した機能を利用することが可能です。
この記事でご紹介するアプリは、複雑な操作がないものを厳選したので、継続的に活用しましょう。
無料(課金なし)と有料版の違い
睡眠アプリの無料版と有料版の違いとして、機能制限と広告表示の有無の2点が挙げられます。 無料版では、睡眠結果の確認前に毎回広告が表示されたり、1日に1回しか睡眠状態を記録できなかったりするアプリもあります。
朝の忙しい時間帯に広告が表示されてストレスに感じる、あるいは「日中に昼寝をするので仮眠のたびに記録を取りたい」という方は、課金して有料版を使うと良いかもしれません。
なかには、課金をすることで過去のデータを遡って確認できるものもあります。
ただし、無料のアプリのほとんどが、ストレスになるほど頻繁な広告表示はなく、睡眠データの計測や記録、いびきの録音といった最低限の機能が揃っているので、睡眠アプリを初めて使うなら、無料のものでも十分だといえるでしょう。
睡眠アプリの仕組み
「なぜ睡眠アプリは、眠りの深さが分かるの?」「睡眠が浅くなったタイミングにアラームが鳴るの?」などと仕組みが気になっている方もいるのではないでしょうか。
睡眠アプリは、スマートフォンに搭載されている「加速度センサー」と「マイク」を使って睡眠状態を計測できる仕組みとなっています。
加速度センサーで睡眠時の体の動きを検知し、マイクで呼吸音を録音します。呼吸音の大きさやリズムから、どのような周期で深い眠りと浅い眠りを繰り返しているのかを判断しているようです。
具体的にどのような項目を調べて、計測しているのかを下記にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
体の動き | ・スマホの加速度センサーが寝返りを感知
・体の動きによって眠りの浅さ・深さを判定 |
心拍数・手首の皮膚体温 | ・スマートウォッチなどの端末で心拍数や皮膚の体温を感知できるものも |
呼吸やいびきの音 | ・呼吸やいびきの音を記録し、規則的であるかを分析してデータ化
・睡眠時無呼吸症候群のリスクチェックにも役立つ |
スマートウォッチなどのウェアラブル端末の中には、脈拍を計測するための光学式心拍センサーが搭載されているものがあり、緑色のLED光を手首の血管に照射し、反射光を受け取ることで血流量の変化を検出し、脈拍を測定します。
赤い光は、血液の中にどれくらい酸素が含まれているかを測定することも可能です。 なお、世界保健機関(WHO)は、現時点でスマートウォッチから発する程度の電磁波が健康に悪影響を及ぼすという証拠はないと発表しています。
出典:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023
出典:時間変化する電界および磁界へのばく露制限に関するガイドライン
出典:電磁波による健康への影響はあるの?
睡眠アプリの選び方
睡眠アプリには、いびき音を録音するものや、寝付くまでの時間を計測できるものなどさまざまな機能が備わっています。
それぞれの機能の特徴や、睡眠アプリを選ぶときに重視すべきポイントを紹介するので、睡眠の悩みや目的にあわせてどのアプリを利用すべきかチェックしてみてくださいね。
1.睡眠の悩みに合わせて機能を選ぶ
ひとくちに“睡眠の悩み”といっても、「寝つきが悪い」「長時間寝ても疲れが取れずスッキリと目覚められない」「家族にいびきを指摘される」などさまざまです。
アプリは、悩みを直接解決するものではありませんが、″どのようにして睡眠負債や睡眠不足が発生するのか″など、状況の把握に役立てることができます。
睡眠アプリによって強みやサポートできる睡眠の悩みが異なるので、自分が何をアプリに求めているのかを明確にして機能を選ぶことが大切です。睡眠アプリにはさまざまな機能が備わっており、その中で代表的なものを下記にまとめました。
機能 | 特徴 | おすすめの人の特徴 |
---|---|---|
睡眠トラッキング機能 | ・睡眠中の体の動きや音、心拍数などを記録して、睡眠の質や睡眠時間を測定 | ・睡眠の質を把握したい人 ・睡眠時間や睡眠サイクルを詳細に分析したい人 ・睡眠について数値で可視化したい人 |
睡眠スケジュール管理機能 | ・就寝や起床の時間を設定し、規則正しい生活リズムを作ることをサポート | ・規則正しい生活リズムができるように状況を把握したい
・睡眠時間を確保できていないと感じる人 ・仕事や学校のスケジュールに合わせて安定した就寝時間にしたい人 |
録音機能 | ・睡眠時無呼吸症候群やいびきの検出を行い、呼吸の状態をモニタリング
・いびきや呼吸停止の回数を測定し、健康状態の把握に役立てることができる | ・家族やパートナーにいびきに関する指摘を受けたことがある人
・いびきや睡眠時無呼吸症候群が心配な人 ・睡眠中の環境音を記録したい人 |
音楽による入眠導入サポート機能 | ・安眠用の音楽や物語が再生される
| ・音楽や瞑想、呼吸法でリラックスしたい人
|
アラーム機能 | ・浅い睡眠のタイミングでアラームが鳴る
・すっきりとした目覚めをサポート | ・朝の目覚めを良くしたい人
・二度寝をしてしまう人 ・睡眠サイクルに基づいた自然な起床を希望する人 ・普段のアラームでスッキリ起きられない人 |
睡眠トラッキング機能
睡眠の質を簡易的に測定するためには、睡眠時間や眠りの深さを記録できる「睡眠トラッキング機能」付きのアプリがおすすめです。
睡眠中の身体の動きや音、心拍数を記録して、睡眠の質や時間を測定します。夜中に何度も目が覚めたり、朝起きた時に疲れが取れない日が多かったりする人が問題点を可視化しやすくなります。
スマートウォッチなどのウェアラブル端末と連携すると、より制度の高いデータを収集することが可能です。
- どれくらい深い睡眠・浅い睡眠があったのかがわかる
- 夜中に目が覚めた回数がわかる
- 週単位・月単位でデータがグラフ化されるので睡眠サイクルの変化に気づきやすくなる
- 睡眠の質を把握したい人
- 睡眠時間や睡眠サイクルを詳細に分析したい人
- 睡眠の状況を数値で見える形で把握したい人
睡眠スケジュール管理機能
睡眠スケジュール管理機能とは、就寝や起床の時間を設定し、規則正しい生活リズムを整えることをサポートする機能です。
たとえば、″23時就寝、7時起床″と設定した場合、「そろそろ就寝の時間です」といった就寝リマインダーがスマホ画面に表示され睡眠を促します。
毎日の就寝・起床時刻を記録し、実際の睡眠時間と目標時間とのギャップや睡眠の過不足をグラフ化してくれるアプリもあります。
自分の睡眠パターンを把握したうえで、目標とする睡眠時間を達成できるためのアドバイスや、理想的な睡眠リズムを提案してくれるものもあるので、生活習慣を整えたい方におすすめです。
- 規則正しい睡眠リズムの維持できる
- 睡眠不足の傾向に気づきやすくなるため寝不足の防止につながる
- スケジュール通りに睡眠を確保することで、集中力、記憶力、感情の安定性が向上し、パフォーマンスアップすることが期待できる
- 規則正しい生活リズムを作りたい人
- 十分な睡眠時間が確保できていない人
- 仕事や学校のスケジュールに合わせて安定した睡眠を取りたい人
録音機能
録音機能は、スマートフォンのマイクを使って睡眠時のいびきや寝言、呼吸の音などを検出し、呼吸の状態をモニタリングできるアプリです。
いびきの音量や回数、呼吸の深度も記録し、グラフ化してくれるアプリもあります。
スマートフォンに標準搭載されているマイクを使って、一定の音量を超えた音を感知したときに自動で録音が開始されます。
一晩中録音が続くわけではなく、いびきや寝言が生じた瞬間だけ記録できるため、スマートフォンのバッテリー劣化などの負担も抑えられるでしょう。
一部のアプリでは、いびきのパターンを分析して睡眠時無呼吸症候群の可能性を警告するものもあります。
睡眠中のいびきや呼吸のパターンを知ることで、体調不良や睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、早期に発見し病院で診察を受けるなどの対策を講じることができる点もメリットだといえるでしょう。
- いびきの把握
- 寝言や呼吸について把握できる
- 睡眠環境の見直し(外の車の音が大きい場合は窓を閉めて寝るなど)
- 睡眠障害の治療を行う際に録音データを医師に見せることで、診断や治療方針の参考になる
- いびきや睡眠時無呼吸症候群が心配な人
- 病院で診断を受ける前に自分でも状態を把握したい人
- 寝ている間の環境音が気になる人
リラックスを促す傾向にある音楽による入眠誘導機能/リラクゼーション機能
入眠誘導機能/リラクゼーション機能は、睡眠前にリラックスできる音楽や瞑想、呼吸法などを提供し、心地よい入眠を促す機能です。
寝る前に心配事や不安なことを思い出してしまい、心が落ち着かない人や、寝つきが悪い人におすすめです。リラクゼーション音楽や瞑想によって無駄なことを考える余地を減らし、ストレスや不安を和らげて心が穏やかな状態で眠りにつけるのでしょう。
なかには、雑音を遮り、寝室の環境音を一定化する「ホワイトノイズ機能」が備わっているアプリもあります。周囲の騒音により、夜中に目が覚めてしまう方にもおすすめです。
安眠誘導用の音楽や自然音、心地よい声で語られる物語、ガイド付きの瞑想など、さまざまなタイプがあるのでいくつか試してみて、自分に合うものを見つけましょう。
- 睡眠前の心の整理に役立つ
- 深呼吸を取り入れることで副交感神経を活性化させてリラックスできる
- 寝つきが悪い人
- 寝る前に不安になることがある人
- 眠りが浅く疲れが取れない人
- 音楽や瞑想、呼吸法でリラックスしたい人
スマートアラーム機能
スマートアラーム機能とは、睡眠状態を検知し、眠りが浅いとアプリが判断したタイミングで音や振動で起きる時間であることを知らせてくれる機能です。
スマートアラーム機能付きのアプリは、アラーム時刻を6時00分〜6時30分というように余裕を持たせてセットし、その間の眠りが浅いとアプリが判断したタイミングでアラームが鳴ります。
通常のアラームは、眠りの深度に関係なく、セットした時刻になるので、深い眠りのときにアラーム音が鳴ると目覚めが悪く、疲労感が残ってしまうことがあります 。スマートアラーム機能付きのアプリは、「(例)6時00分〜6時30分」というように設定し、この時間内でもっとも適したタイミングにアラームを鳴らすため、心地よく目覚めることが期待できます。
スマートフォンやウェアラブル端末の加速度センサーや心拍センサーを使用して睡眠状態にあわせて起こしてくれるので、朝起きるのがつらい人やスッキリと目覚めたい人におすすめです。
- 眠りが浅いときにアラームが鳴るため、頭のぼんやり感やだるさが軽減される可能性がある
- スムーズに朝の活動をはじめられる
- 二度寝の防止につながる
- 身体への負担が少なく、心地よく目覚められる
- 毎朝スッキリと起きることができない人
- 睡眠サイクルに基づいた自然な起床を希望する人
- 朝の目覚めを良くしたい人
2.データの正確性にこだわるならスマートウォッチとの連携をチェック
「睡眠データをできるだけ正確に取りたい」「データを医師に提出する」という場合は、スマートウォッチと連携可能なアプリを使いましょう。 睡眠アプリは、スマートフォンを枕元に置くことでデータを記録しますが、寝ている間にスマホが床に落ちてしまい正確なデータが取れないケースもあります。
スマートウォッチなら、腕に装着しているので寝相が悪くても測定できるでしょう。睡眠アプリの中には、アプリの起動をしなくても、自動で睡眠状態を判定し、データの記録を開始してくれるものもあります。
ついアプリを起動せずに寝てしまう方や、仮眠を取る機会が多い方も、スマートウォッチを付けている状態であれば、睡眠データを忘れずに取り続けることができます。
3.料金は基本的に無料であることを把握する
多くの睡眠アプリは、無料でダウンロードでき、課金なしで最低限必要な機能の利用が可能となっています。
具体的には、睡眠データの測定やいびきの録音などの基本的な機能が無料で提供されているので、ダウンロード前に課金の必要性を気にする必要はないでしょう。実際に使ってみて、もっと幅広い機能を使ってみたいと思ったときに課金を検討してみてくださいね。
有料版は過去のデータを確認できたり、録音できる回数に制限が設けられていなかったりといったメリットがあります。 こうした機能の追加が必要であれば、そのときに課金を検討しましょう。
中には、ポップアップで課金を促すアプリもあるので、課金の意志がなければうっかり同意してしまわないように注意が必要です。
4.使いやすさをチェックする
睡眠アプリは、「これなら毎日続けられそう」と思えるものを選ぶことが大切です。
数日のデータでは、睡眠の傾向を正しく分析・把握することができません。一定期間のデータをとるために、操作のしやすさや、広告が表示される頻度にストレスがないかなどをチェックしましょう。
使いやすい睡眠アプリを選ぶためには、以下のポイントに注目してみてくださいね。
チェックすべき項目 | 詳細 |
---|---|
使いやすさ | ・見た目が分かりやすく、すぐに使い方を理解できる
・アイコンやメニューがシンプルで直感的な操作が可能 |
ユーザーレビュー | ・アプリの使い勝手や機能に関するリアルなユーザーレビューを確認し、高評価の場合は、多くの人に支持されている可能性が高い・アプリの使い勝手や機能に関するリアルなユーザーレビューを確認し、高評価の場合は、多くの人に支持されている可能性が高い |
必要な機能が簡単に使えるか | ・自分にとって本当に必要な機能が搭載されている
・重要な機能を手軽に使える |
広告や課金の頻度 | ・広告の表示回数が多いとストレスに感じる
・課金が強調されるアプリも要注意 ・レビューで無料版の使用感をチェックする |
動作の軽さや安定性 | ・アプリが頻繁にフリーズしたり、動作が遅延したりすると使いにくいと感じる
・端末への負担が少なく、安定して動作するアプリを選ぶ |
また、睡眠アプリは基本的に睡眠のデータを確認できるので、データ表示画面の好みや視認性の高さも重視すべきポイントです。
サウンドで穏やかな環境づくりができる睡眠導入アプリもあるので、睡眠導入時の音楽やアラーム音も併せてチェックしておきましょう。
お気に入りのアプリが見つかるまでいろいろなアプリを試してみるのもおすすめです。
本記事では、上の表の項目に着目して判定を行い、おすすめの睡眠アプリを厳選しているので、「自分で1つずつ試していくのは面倒…。」「すぐに睡眠の悩みを解決したい」という方は、ランキングを参考にしてみてくださいね。
5.使用しているOSに対応しているかを確認する
睡眠アプリによっては、対応OSが限られているものもあるので、自分の使っているOSに対応しているかを確認しましょう。
とくにデバイスとの連携を重視する場合は、OS対応を事前にチェックする必要があります。
OSに対応しているアプリでなければ使用することができないので、iPhoneユーザーは「iOS」、Android端末は「Android OS」に対応しているかを確認しましょう。
この記事の後半でAndroid端末とiOS専用のおすすめの睡眠アプリをご紹介しているので、確認してみてくださいね。
- 【Android専用】おすすめの睡眠アプリ2選
- 【iOS専用】Applewatch専用の睡眠アプリ2選
【無料】睡眠アプリのおすすめランキング8選!
睡眠アプリは、現時点で30種類以上あり、さまざまな企業や医療機関から提供されています。どのアプリを選べばいいのかわからないと悩む人に向けて、33種類のアプリを徹底比較し、おすすめの睡眠アプリを8つに厳選しました。
なお、ランキングは、機能性や使いやすさ、Google PlayとApp Storeの評価をもとに、独自の基準を設けて順位付けしています。
1位:熟睡アラーム‐睡眠といびきを計測する目覚まし時計
- 睡眠の評価といびきの度合いがひと目で分かる
- 睡眠といびきの傾向を最長1年間確認できる
- 100曲以上のサウンドで入眠をサポート
熟睡アラームは、目覚まし時計として使うだけで、睡眠の悩みを可視化できる高機能なアプリです。
寝る前にアラームをセットし、「おやすみ」ボタンをタップすれば、計測が開始され、「睡眠記録(就床時間、睡眠時間、睡眠効率、入眠潜時、覚醒回数)」と「いびきの記録(時間、音量、率)」が行われます。有料オプションとなりますが、録音されたいびき音声を聞くこともできます。
過去30日分の睡眠記録をもとに「睡眠負債」を中心とした分析結果と一緒に専門家のアドバイスが表示されます。
有料サービス「熟睡アラームプレミアム」を購入すると、入床・起床時刻、就床時間、中途覚醒の回数などをまとめたグラフをpdf形式で出力できるので、個人利用はもちろん、睡眠障害の治療を受けている方が医師へ提出する資料としても活用可能です。
アラームサウンドの自動フェード機能やスムーズ回数の変更など、好みに合わせて細かく設定できます。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・リラックスサウンド ・睡眠サイクルチェック |
その他の機能 | クラウドサービス、スマートアラーム、ヘルスケアとの連携 |
2位:Sleep Cycle: 睡眠トラッカーといびき録音アプリ
- 睡眠パターンを分析し、眠りの浅いタイミングで起こしてくれる
- 睡眠追跡用に独自開発した高度な分析が可能
- 2種類のトラックモードを搭載で睡眠の悩みを解決へと導ける
Sleep Cycleは、睡眠パターンをトラックして眠りが浅くなるタイミングで起こしてくれるスマートアラーム機能付きのアプリです。
自分の睡眠リズムに関わらずセットしたタイミングで鳴り響く目覚まし時計のときとは違い、十分に睡眠がとれたという充足感を得ながら目覚めることができます。
Sleep Cycleは、睡眠追跡用に開発されており、睡眠中の体の動きや音を追跡してどの眠りのステージにいるかを分析し、睡眠パターンを記録できます。
マイクを使って音で睡眠を分析するモードと、加速度計を使って体の動きを検知するモードの2種類のトラックモードがあることも特徴です。ご自身の睡眠環境に合わせて選択し、気になる症状や悩みの改善を図りましょう
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | 不明 |
ポイント | ・環境音と詳細な睡眠分析 ・毎日の睡眠グラフ |
その他の機能 | 独自技術による睡眠の分析と記録 |
3位:睡眠日誌
- 日々の睡眠習慣や改善状況を確認できる
- 自分の睡眠リズムに気づける
- 日記をつけることによって睡眠状態を把握したい
睡眠日誌は、不眠症に対する認知行動療法である「CBT-I」の専門家とともに不眠の改善を目的として開発されたアプリです。
簡単なアンケートに答えるだけで、質の高い睡眠が足りているかを「ねむり度」によってチェックできます。記録によって得た気づきと、学習で身につけた知識を組み合わせることでより質の高い睡眠をとれるようになるでしょう。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | なし |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 不明 |
録音機能 | なし |
入眠サポート機能 | なし |
アラーム機能 | 不明 |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・睡眠習慣の見える化 |
その他の機能 | 睡眠の専門家が医学的根拠に基づいてまとめた睡眠に関する正しい知識が身につく |
4位:いびきラボ
- 自分のいびきを客観的に確認できる
- データを取得できるのでいびき改善や治療に役立つ
いびきラボは、名前の通りいびき、睡眠時無呼吸症候群の改善を目的とした睡眠アプリです。
不要な環境音が排除され、いびきをピンポイントで録音できます。いびきの回数や時間を記録し、その結果に基づくスコアが表示されます。アカウント登録をすれば、録音したデータをクラウドへ保存できるので、データ容量が心配な方にもおすすめです。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | なし |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・いびき記録 |
その他の機能 | いびきの強度を測定 (いびきスコア)、サウンドスケープ、睡眠統計を録音、音ファイルをEメール送信 |
5位:Pokemon Sleep
- 睡眠スコアと睡眠タイプを評価・確認できる
- 寝言やいびきを録音できる
- カビゴンの成長やポケモンたちの寝顔図鑑の作成を楽しめる
Pokémon Sleepは、睡眠を通じて「ポケモン」と触れ合える睡眠アプリです。睡眠時間や寝つくまでにかかった時間、いびき・寝言の録音などの睡眠データを確認できます。
睡眠時間の規則正しさと長さがアプリ内で評価され、睡眠データをもとにその日の睡眠タイプを「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」「特徴なし」の4つの中から判定してもらえます。
スマートウォッチとの連携が可能ですので、心拍数や体の動きなど、さまざまな生体情報をリアルタイムで計測し、自分の睡眠状態をより深く把握できるでしょう。
ポケットモンスターゆかりの音楽が流れる睡眠導入BGMを選べることも魅力の1つです。眠りが浅いとアプリが判断したときにアラームが鳴って起こしてくれるので、「すっきりと目覚められる」と定評を得ています。
ポケモンたちの寝顔を集めて「寝顔図鑑」を完成させたり、仲間にしたポケモンから木の実もらうとカビゴンが成長したりするので、ゲーム感覚で楽しく続けられます。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 不明 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | あり |
ポイント | ・ポケモンの寝顔図鑑を作成 |
その他の機能 | ポケットモンスターゆかりの音楽が流れる睡眠導入BGM、眠りが浅いときに起こしてくれるスマートアラーム |
6位:Sleep Monitor: 睡眠アプリ, 寝言いびき録音
- 130以上の瞑想やリラックスできる音楽
- 睡眠改善に必要な機能が網羅的に備わっている
- 分かりやすいグラフで睡眠を可視化できる
Sleep Monitorは、睡眠サイクル追跡機能やリラックス機能、いびき録音機能など、睡眠状況の把握に必要な機能が網羅的に備わっているアプリです。
睡眠サイクル追跡機能を有しており「深い眠りが〇時間〇分」「浅い眠りが〇時間〇分」というように表示されるので、十分に休むことができたか簡単に把握できます。
瞑想やリラックスできる音楽など、全130以上の睡眠サウンドから選択でき、深い眠りを促す心地よい環境を作り出します。
睡眠モニターを使用すれば、いびきや咳、歯ぎしり、寝言などの睡眠中の音を記録できます。就寝時間リマインダーとスマートアラーム機能が搭載されているので、生活リズムを整えたい方にもおすすめです。
浅い眠りだとアプリが判断した段階で優しい自然の音などを流してくれるため、爽やかな気分で目覚めることができるでしょう。
また、睡眠メモを保存できるので、カフェインの摂取や深夜の食事、運動といった外的要因を含めた分析も行えます。睡眠の質の低下の兆候がないか確認したい方や、睡眠サイクルを改善したい方にもピッタリなアプリです。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 不明 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・癒しの音楽で心地よく眠りにつける |
その他の機能 | いびき記録、睡眠日記、睡眠サイクルの詳細を追跡 |
7位:おこしてME - 目覚まし時計と睡眠
- 二度寝防止に役立つ
- 寝ぼけた状態からスムーズに目覚められる
- 豊富なサウンドのなかから好みにあわせて選べる
- 生活習慣の改善に役立つ
おこしてMEは、アラームを止めるためにさまざまなミッションを設定できるユニークな二度寝防止アプリです。
自分であらかじめ設定しておいたミッションをクリアするまでアラームを止められないため、「アラームを無意識に消してしまった」といった事態を回避できます。
ミッションは、リビングや洗面台など前日に自分で指定した場所へ写真を撮りにいくものや、あらかじめ設定した回数のスクワットを行うような身体を動かす系。「出題された計算問題を解くもの」や、「表示された文章と同じ文を自分で入力してアラームを止める」といった頭脳系があります。
アラーム音は、穏やかなものから大音量のものまでバリエーションが豊富なので、好みに合わせて設定しましょう。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | なし |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・ユニークなアラーム停止機能 |
その他の機能 | アラームをとめるためにミッションが課せられる |
8位:NeruBank - 寝るだけでポイントが貯まるポイ活アプリ
- 睡眠状態の詳細数値やグラフを確認できる
- 睡眠アプリを使うたびにポイントが貯まる
- 貯まったポイントをクーポンやAmazonギフト券に交換できる
NeruBankは、毎日寝るだけでポイントが貯まる睡眠意識改善ポイ活アプリです。2024年3月にリリースされた比較的新しいアプリで、新規機能が定期的に追加されています。
深い眠りの時間・レム睡眠の時間・睡眠効率・眠りについた時間・ベットで過ごした時間などの睡眠状態の詳細数値やグラフを確認できることが魅力です。
日々の睡眠を計測し、睡眠スコアに応じたポイントを獲得できます。正しい睡眠習慣を継続することで毎週ボーナスポイントが付与されるので、睡眠改善への意識が高まるほど、効率的にポイ活ができるでしょう。
貯まったポイントは、商品をお得に購入できるクーポンやAmazonギフト券などに交換できます。
「睡眠不足なのは分かっているけど、ついSNSや動画を長時間見てしまう」というお悩みを抱えている方にとって、行動変容を起こすきっかけになるでしょう。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | なし |
対応OS | iOS、Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | なし |
入眠サポート機能 | なし |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | なし |
ポイント | ・睡眠によってポイントが貯まる |
その他の機能 | 睡眠の計測、睡眠習慣の記録 |
【Android専用】おすすめの睡眠アプリ2選
ここでは、Android端末専用の睡眠アプリを2つ厳選してご紹介します。
アプリ名 | アイコン | おすすめのポイント |
---|---|---|
睡眠トラッカー | 睡眠周期モニターやいびきの録音、スリープサウンドなど必要な機能が網羅的に搭載されている | |
Sleep as Android | 目覚まし機能が豊富!体を動かしたり、少しずつ音量を上がったり、簡単な問題に回答するまで解除できないユニークなアラーム機能 |
睡眠トラッカー
- 起床時の気分を簡単に記録できる
- 1日・1週間・1ヶ月単位でまとめられた睡眠レポートを確認できる
- 心地よいリラクゼーションサウンドによりスムーズな睡眠導入が期待できる
睡眠トラッカーは、睡眠周期モニターやいびきの録音、スリープサウンドを提供するアプリです。
1日・1週間・1か月単位で記録された睡眠レポートにより、自分の睡眠の傾向を把握できます。睡眠レポートは、グラフや数値で表示され、分かりやすいので、自分にとってどのようなアプローチが必要なのかが明確になります。
起床時の気分を簡単に記録できるので、不眠を引き起こしたり、起床時の気分を悪くさせる原因の特定にも役立ちます。
心地よいリラクゼーションサウンドが搭載されているので、気分が落ち着き、より早く眠りにつけるようになるでしょう。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | 不明 |
ポイント | ・睡眠パターンの追跡とグラフ化 ・リラクゼーションサウンドで睡眠をサポート |
その他の機能 | 睡眠メモ、レポート |
Urbandroid Sleep as Android
- 目覚まし機能が豊富
- 健康管理アプリと連動可能
- 睡眠解析グラフの精度が高い
Sleep as Androidは、最適な時間に優しく起こしてくれるユニークなアプリです。
少しずつ音量を上げるアラームや、身体を動かす必要があるもの、簡単な問題に回答しなければ解除できないアラームなど目覚まし機能が充実しています。
睡眠を解析しグラフ化できるので、睡眠の質の向上を目的としている人にもピッタリ。Google FitやS Healthといった健康管理アプリと連動させることで、健康になるために運動や食事など多角的なアプローチができる点も魅力です。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | Android |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | 〇 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | 不明 |
ポイント | ・健康管理アプリとの連携 |
その他の機能 | 睡眠分析、アラームタスク機能、ユニークな目覚まし機能 |
【iOS専用】Apple watch専用の睡眠アプリ2選
Apple watch専用の睡眠アプリなら、スタートボタンを押し忘れても自動で睡眠状態を記録・分析してくれるので便利です。
Applewatchの機能を活かして、心拍数や手首の皮膚温まで感知しながら、睡眠の質をデータ化してくれるので、より正確な情報を求める方におすすめです。
ここでは、Apple watchと連携できるおすすめの睡眠アプリを2つに厳選してご紹介します。
アプリ名 | アイコン | おすすめのポイント |
---|---|---|
AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで | 睡眠時の体の動きや心拍数、眠りの深さ、手首の皮膚温まで記録し、分析結果をデータ化してくれる | |
Pillow|睡眠サイクル管理 | 睡眠中の心拍数と体の動きを追跡し、レム睡眠時にアラームが鳴る |
出典:「AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで」をApp Storeで
出典:「Pillow: Sleep Tracker」をApp Storeで
AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで
- Applewatchを装着したまま寝ると自動で睡眠測定可能
- 睡眠の質や深度などがグラフ化される
- これまでの睡眠記録の履歴を確認できる
AutoSleepは、睡眠の質や深度などがグラフ化されるApplewatchと連携可能な睡眠測定アプリです。
Apple Watchを装着しておけば、自動で睡眠を追跡してくれるので、ついアプリのスタートボタンを押さずに寝てしまう方や、寝相が悪く「朝になるとスマホが枕元になかった」という方にもおすすめです。
自動で睡眠の質を分析し、朝目覚めた時にiPhoneに通知してくれるので、面倒な操作も不要です。
さらに、睡眠時に体の動きに加え、心拍数や眠りの深さ、手首の皮膚温まで踏まえた分析結果を表示してもらえるので、より正確なデータを確認できます。
これまでの睡眠記録の履歴をグラフで確認できるので、自分の睡眠の変化を把握するのに役立つでしょう。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS |
睡眠リズム測定 | 〇 |
二度寝防止機能 | なし |
録音機能 | 不明 |
入眠サポート機能 | なし |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | あり(Applewatch) |
ポイント | ・Apple Watchを装着中なら自動で睡眠測定が可能 |
その他の機能 | 手首皮膚温を追跡、夜間の睡眠統計情報を表示、睡眠サイクルの表示 |
Pillow: Sleep Tracker
出典:「AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで」をApp Storeで
出典:「Pillow: Sleep Tracker」をApp Storeで
- Applewatchを装着しておけば自動で記録・分析が行われる
- 睡眠中の心拍数と体の動きを追跡し、レム睡眠時にアラームが鳴る
- 課金すればカフェイン摂取量や歩数なども含めた分析結果を確認できる
Pillowは、Apple WatchやiPhone、iPod専用の睡眠追跡アプリです。科学的に裏付けられた睡眠分析と音声録音、心拍数分析を組み合わせて、より正確な睡眠の質をデータ化してくれます。
睡眠中の体の動きと心拍数から、可能な限り浅い睡眠段階で目覚めさせてくれることも魅力の1つです。
「睡眠エイド」という機能では、リラックス状態や瞑想状態になれる「ガイド付きのサウンドコンテンツ」が収録されています。Apple Musicと連携すれば、ライブラリ内の曲を流すことも可能です。
Pillowの睡眠統計は、視認性が高くひと目で自分の睡眠の質を把握できます。細かな睡眠データを求めている方にピッタリ。
有料プランでは、睡眠だけではなく、歩数や体重、カフェイン摂取量なども記録し、週・月・年単位で分析できるので、時間をかけて本格的に睡眠に対する意識を改善したい方は課金も検討すると良いかもしれません。
ダウンロード料金 | 無料 |
---|---|
課金 | あり |
対応OS | iOS |
睡眠リズム測定 | 不明 |
二度寝防止機能 | 不明 |
録音機能 | あり |
入眠サポート機能 | あり※有料 |
アラーム機能 | あり |
スマートウォッチ連携 | あり |
ポイント | ・無呼吸やいびきチェック ・心拍数と体の動きによる睡眠の質の分析 |
その他の機能 | 睡眠サイクルと心拍数の分析、睡眠を自動的に追跡、機械学習を使用した音声記録 |
睡眠アプリのメリット
睡眠アプリを使う最大のメリットは、寝る前にアプリを起動させて、枕元にセットするだけで睡眠状態を把握・分析できることだといえるでしょう。
ここでは、睡眠アプリを使うメリットについて下記の2つの視点から解説していきます。睡眠アプリを使うべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- アプリによって収集可能な範囲で、睡眠に関する一定の状況が把握できる
- 睡眠の悩みが明確になり改善につながる
アプリによって収集可能な範囲で、睡眠に関する一定の状況が把握できる
「十分な睡眠時間を確保したのに疲れがとれない」「日中に強い睡魔に襲われる」といった悩みを抱えている場合、睡眠の質に問題があるのかもしれません。
たとえ長く眠っていたとしても、中途覚醒や浅い眠りが多い場合は、疲れや眠気がとれない可能性があります。
睡眠アプリでは、単に眠っている時間を測るだけではなく、入眠までの時間や中途覚醒の回数、深い眠りについている時間などをデータ化してくれるので、睡眠の質に役立ちます。疲れや眠気がとれない原因を見つけるヒントとなるはずです。
睡眠の悩みが明確になり改善につながる
自身の睡眠に関する問題を自覚しているものの、「具体的にどう解決していいか分からない」「そもそも何が問題なのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
睡眠アプリは、問題点を客観的に分析し、具体的な行動方針を示してくれるので、このようなお悩みを抱える方にとって心強い味方となるでしょう。
毎日数分だけでも自身の睡眠と向き合う時間を作ることで、意識の向上にもつながります。 睡眠アプリによっては、記録されたデータに応じて科学的根拠に基づいたアドバイスをくれたり、リラクゼーション音楽、瞑想ガイドなどの睡眠導入をサポートする機能も備わっています。
睡眠に関する悩みに適した具体的な改善策が明確になるので、積極的に取り入れることで、睡眠の質向上に役立つかもしれません。
【完全ガイド】睡眠アプリの正しい使い方
枕元にスマホやタブレットを置いて、アプリをセットするだけで睡眠状態を計測できる睡眠アプリ。使い方によっては、正しく計測されない場合もあるので使用方法に悩む方も多いでしょう。
ここでは、睡眠アプリの正しい使い方について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
正しい置き場所を把握しておく
基本的な使い方としては、スマートフォンまたはタブレットの電源をつないだまま、ベッドの上に置くだけです。
睡眠アプリは、体の動きや振動、音で睡眠状態を計測するため、なるべく利用者の近くに置くようにしましょう。
また、計測中や翌朝の外出時のバッテリー切れを防ぐためにも、充電をしながらアプリを稼働させることも大切です。
スリープモードや画面オフにせずにそのまま端末を伏せるようにして置くと、画面の明るさが気になることなく、入眠できるでしょう。
その際に、端末の温度が上がる可能性があるので、布団や枕などで端末を覆わないように気を付けてくださいね。
毎日の習慣として睡眠アプリを使う
睡眠アプリの効果を高めるためには、継続的に記録を取ることが大切です。
日々の記録をとっていくことで、平日と休日に睡眠の質の差はないか、寝つきが悪い日と良い日の違いは何かといった変化に気づけます。
毎日数分でも良いので自分の睡眠と向き合う時間を作ることで、より睡眠に対する意識が高まるでしょう。
たとえば、「昨日は深い睡眠が取れていなかったから少しだけ体を動かしてから寝よう」「動画視聴やSNSを見る時間を少しだけ減らしてみよう」といった行動によって少しずつ良い習慣を作れるようになります。
データを分析して睡眠の質を高める
睡眠アプリは、長期間使用することで睡眠データが蓄積され、分析の精度を高められます。
多くの睡眠アプリは、睡眠時間や眠りの深さ、寝返りの回数、いびきや呼吸音などを記録して、ひと目でわかるグラフやチャートで表示してくれるため、「休日は睡眠の質が悪い」「思っていたよりも睡眠が浅い」など新たな気づきがあるはずです。
週単位・月単位で睡眠の質を比較すれば、「運動をした日は眠りが深い」「寝る前に動画を長時間視聴した日は眠りが浅い」などと傾向が見えてくるでしょう。
睡眠の質が低下していると判断された場合、すぐに気づくことができるので、生活リズムや食事、睡眠環境などを見直して、風邪や体調不良などを防げる可能性があります。
寝る前にリラックス機能を活用する
睡眠の質を高めるために睡眠アプリのリラックス機能を積極的に活用するのがおすすめです。
リラックス機能には、瞑想ガイドや自然音などが挙げられます。落ち着いた音声で体の緊張をほぐす方法や呼吸法を教えてくれたり、穏やかな海が波打つサウンドが流れたりして良質な眠りに導いてくれます。
リラックス効果が得られるかどうかは個人差があるので、いくつか試してみて「これならスッと眠りに付けそう」と思えるものを見つけてくださいね。
睡眠アプリを使う前に知っておくべき注意点
睡眠アプリを使用する前に、把握しておくべき注意点が2つあります。誰でも手軽に試せるものだからこそ、メリットとデメリットの両方を正しく理解したうえで利用を検討しましょう。
バッテリーの劣化が早まる可能性がある
睡眠時の状態を記録する「睡眠アプリ」は、寝ているときに常時アプリを起動しておかなければなりません。
長時間スマートフォンやタブレットの稼働を続けることになるので、バッテリーの劣化が早まる可能性があります。
なお、計測中に充電が切れて、アプリが終了してしまうと、睡眠状態が正確に測れないため、就寝前に充電器に接続して給電することを推奨しています。
バッテリー残量が100%の状態であるにもかかわらず、給電を続けると「過充電」になる恐れがあり、バッテリー内部の状態を不安定にさせ、劣化を早める可能性があるのです。
定期的にスマートフォンやタブレットのバッテリーを交換したり、電力消費量を抑える省電力モードに切り替えたりすることで、バッテリーの負担を軽減しましょう。
アプリを使うだけでは睡眠の質の改善にはつながりにくい
「睡眠アプリを使っているのに、なかなか改善されない」と悩む人も中にはいるかもしれません。
しかし、睡眠アプリ自体が睡眠を改善してくれるものではないので、根本的な解決にはつながらないことを理解しておきましょう。
アプリで睡眠中の状態や質を測定し、確認することで、その原因を知るきっかけをつかめるかもしれません。
睡眠アプリの結果をもとに、毎日の睡眠時間の見直しや、週に2〜3回ほどの運動を取り入れたり、体温を一時的に上げるために就寝の2〜3時間前に入浴やストレッチをしてみたりといった行動が必要になります。
睡眠アプリは、良質かつ快適な睡眠を得られるヒントとなるはずですので、自分の睡眠と向き合うためのツールと捉えて活用しましょう。
睡眠アプリは怖い?危険性について解説
ネット上で「睡眠アプリ」と検索すると「睡眠アプリ 怖い」「睡眠アプリ 危険」という文字が表示されるので、不安になる方もいるかもしれません。
結論からいうと、睡眠アプリを使うことで及ぼす危険性は考えられないため、安心して利用できます。ここでは、「睡眠アプリが怖い」「危険」といわれる理由を解説していきます。
睡眠アプリが怖いといわれる理由
「睡眠アプリが怖い」といわれている理由を調査したところ、「自分とは思えない音が聞こえた」という声が一部でみられました。
具体的には、激しいいびきの途中で「ヒュー」という音が聞こえたり、突然「グググ、ガー」「ガハー」などの大きな音が録音されていたといったものが挙げられますが、これは睡眠時無呼吸症候群の症状の1つです。気になる症状があれば、医療機関への受診をおすすめします。
睡眠アプリの危険性とデメリット
睡眠アプリは、脳波を測って睡眠の状態を判定しているわけではないので、精度の高い睡眠段階(レム睡眠・ノンレム睡眠の正確な割合)は把握できません。
そのため、睡眠アプリのデータだけで睡眠障害の診断をしたり、治療方針を決めたりするのは危険だといえます。また、睡眠アプリで自分の睡眠の経過を見ることに没頭しすぎるあまり、却って不眠をきたす症例が報告されています。※1
この現状は「オルソムニア※2」と呼ばれており、睡眠に対する不安が大きくなったり、睡眠アプリの評価を気にしすぎたりする懸念があります。
具体的には、毎日の睡眠の記録や追跡に没頭し過ぎて、夜間にスマホが枕元にあるか気になって睡眠の質が低下するケースも。朝一番にスマホで睡眠記録を確認し、評価が低い場合に「今日は睡眠が不十分だから体がうまく機能するはずがない」と思い込むようになってしまう方もいます。
睡眠アプリに依存することなく、程よい距離感で活用していくことが大切だといえるでしょう。
深刻な不眠症の症状がみられる場合には、アプリで睡眠を矯正およびコントロールしようとせず、睡眠専門医が常駐する睡眠クリニックや心療内科などを受診し、適切な治療を受けて根本的な改善を図る必要があります。
※1 出典:Orthosomnia: Are Some Patients Taking the Quantified Self Too Far? | Journal of Clinical Sleep Medicine
※2 出典:Consumer Sleep Technology: An American Academy of Sleep Medicine Position Statement
疲労度診断で睡眠アプリに求める機能を要チェック
睡眠アプリを一定期間使用すると、睡眠の質が改善され、疲労感が軽減する可能性があります。使用前後の変化を自分で気づける場合もありますが、明確な数値で変化を確認したいという方に向けて、おすすめの疲労度診断をご紹介します。
厚生労働省が運営する「働く人の疲労蓄積度セルフチェック2023(働く人用)」 を使うと、自分がどれくらい疲れているのかが数値化されます。全部で27問の質問に答えていくだけで、疲労蓄積度が測定できます。
所要時間は約5分間です。
睡眠アプリを使う前と後で、どれほどの変化が見られたのかをぜひ分析してみてくださいね。
睡眠アプリに関するよくある質問
ここでは、睡眠アプリに関連するよくある質問に対して、Q&A形式で回答していきます。気になる項目があればぜひチェックをして、疑問や不安を解消しましょう。
睡眠アプリはどれがいい?
30種類以上ある睡眠アプリを比較した結果、もっともおすすめの睡眠アプリは、「熟睡アラーム‐睡眠といびきを計測する目覚まし時計」だとわかりました。
機能の充実度や睡眠データの精度、GooglePlay・AppStoreのレビューなど独自の基準を設けてランキングを作成しているので、ぜひ『【無料】睡眠アプリのおすすめ人気ランキング8選!』をチェックしてみてください。
なぜ睡眠アプリは睡眠時間や眠りの深さが分かるの?
睡眠アプリは、スマートフォンにかかる動きや傾きを検知する「加速度センサー」とマイクを使用して、睡眠時間や眠りの深さを計測しています。
加速度センサーで睡眠中の身体の動きを検知しながら、マイクでは呼吸音を録音します。呼吸音の大きさやリズムから眠りの深さを判断しているようです。
よく眠れる無料のアプリは?
心地よい入眠を促す睡眠アプリがおすすめです。「熟睡アラーム」は、入眠サポートの機能が充実しており、ユーザーからは「ぐっすり眠れるようになった」「夜中に目覚める回数が減った」「寝つきがよくなって目覚めもいい」という評価を得ています。
スマホの睡眠計測はどうやって行われるの?
スマホに搭載されている「加速度センサー」と「マイク」を使って睡眠を計測します。加速度センサーで睡眠中の身体の動きを検知し、マイクでは呼吸音を録音する仕組みです。
呼吸音の大きさやリズムなどから睡眠の深さを判断し、アプリによっては分かりやすいチャートやグラフなどでまとめてくれます。
睡眠アプリを利用する場合、スマホはどこに置くの?
睡眠アプリを利用する場合、スマホは枕元に置いておきましょう。アプリ稼働中は、スマホのバッテリーを消費するため、充電器に接続したままにしておくことも大切です。
なお、スマホ本体の温度が上がる可能性があるため、布団や枕などで覆われないように注意しましょう。
睡眠アプリの無料版と有料版の違いは何?
睡眠アプリの無料版と有料版の違いとして、機能の充実度と利用できる回数が挙げられます。 中には、「スマートアラーム機能」と「いびき録音」のみ無料で使えて、詳細なデータの表示は有料というアプリもあります。
また、睡眠状態の計測は、1日1回までと制限を設けているアプリもあるので、よく昼寝をする方や、仮眠を取る必要がある方は、有料版への移行を検討しましょう。
データの使用量が心配。毎日使える?
Wi-Fi環境化で使用しなければ、スマートフォンやタブレットのデータ残量が減ってしまう可能性があります。端末とWiFiを接続した状態を確認したうえで使用することをおすすめします。
課金なしでも利用できるおすすめの睡眠アプリはどれ?
基本的には、「睡眠トラッキング機能」や「いびき録音機能」「リラクゼーション機能」「スマートアラーム機能」などの最低限必要な機能を課金なしで利用できます。 この記事でご紹介したおすすめの睡眠アプリは、課金なしでも利用できるのでぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
睡眠アプリは、寝ている間の身体の動きや、いびき、寝言、歯軋りの音を記録して、グラフなどのデータにまとめてくれる便利なツールです。
睡眠アプリは、入眠をサポートするものや、「レム睡眠」のタイミングでアラームを鳴らしてくれるものなど機能が充実しているので、自分の悩みや目的にあうものを使用することが大切です。
この記事でご紹介した睡眠アプリは、すべて無料でダウンロードできるので、気になるアプリがあれば、積極的に使用感などを試してみましょう。
「寝つきが悪い」「寝ても疲れがとれない」「毎朝すっきり起きられない」「いびきや歯ぎしりを指摘された」など睡眠に関する悩みを抱えているか方は、ぜひ活用してみてくださいね。
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