ソファやカーペット、車のシートなど、洗えない布製品のシミを水洗いできる「リンサークリーナー」。
本記事では家電のプロ・みのはらみかさん監修のもと、失敗しない選び方やスチームクリーナーとの違いを徹底解説します。
最強の吸引力を誇るモデルや便利なコードレスなど、おすすめ14商品を厳選。頑固な汚れを落として快適な空間を取り戻しましょう。
リンサークリーナーとは?
水と空気の力を利用して、布製品を「水洗い」できる掃除機の一種です。
タンクの水を吹き付けて汚れを浮かせ、その汚水ごと強力に吸い取る仕組みです。ソファやカーペット、車のシートなど、洗濯機に入らない布製品の「長年のシミ」や「染み付いたニオイ」を丸洗いできます。
スチームクリーナーとの違いは?
最大の違いは「汚れを吸い取るかどうか」です。 スチームクリーナーは「蒸気で浮かせて拭き取る」のに対し、リンサークリーナーは「水ですすぎ洗いをして回収」します。
| 項目 | リンサークリーナー | スチームクリーナー |
|---|---|---|
| 仕組み | 水洗い+吸引 | 高温スチーム噴射 |
| 汚れ処理 | 吸い取って回収 | 浮かせて拭き取る |
| 得意分野 | シミ・液体汚れ・ニオイ | 油汚れ・除菌 |
ジュースやコーヒーなどの液体のシミや、繊維の奥に入り込んだ汚れを物理的に取り除きたい場合は、リンサークリーナーのほうが適しています。
リンサークリーナーのメリット・デメリット
導入前に知っておきたい、リンサークリーナーのよい点と注意点を解説します。
メリット:諦めていた「布汚れ」と「ニオイ」が落ちる
最大のメリットは、ファブリーズなどの消臭スプレーでは誤魔化しきれない、繊維の奥の汚れをごっそり除去できる点です。
長年蓄積した皮脂汚れや、ペットの粗相、タバコのニオイなども、水を循環させて洗浄・回収するため、新品のような清潔さを取り戻せます。
デメリット(欠点):音が大きい・使用後は「びしょびしょ」になる?
構造上、水を吸い上げるために強力なモーターを使用するため、一般的な掃除機よりも運転音は大きめです。集合住宅や夜間の使用には配慮が必要です。
また、水を使って洗浄するため、使用直後は湿った状態になります。カビを防ぐためにも、使用後はしっかりと吸い取り(バキューム)を行い、乾燥時間を確保しましょう。
リンサークリーナーの選び方(6つのポイント)
自分に合った1台を選ぶためにチェックすべきスペックや機能を解説します。
用途や使用頻度に合わせて、最適なモデルを見極めましょう。
1. 給水・散水方式(自動ポンプ vs 手動トリガー)
水を吹き付ける方式には、トリガーを引くたびに水が出る「手動式」と、スイッチひとつで連続噴射する「自動式」があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
| 項目 | 手動トリガー式 | 自動ポンプ式 |
|---|---|---|
| 操作 | 指で何度も引く | スイッチのみ |
| 疲れ | 指が疲れやすい | 疲れにくい |
| 価格 | 安価な傾向 | やや高価 |
| 適正 | ポイント掃除 | 広範囲の掃除 |
手動式は安価なモデルに多いですが、広範囲を掃除すると指が疲れることがあります。
自動式はポンプで定常的に水を送るため、手が疲れにくく作業がスムーズです。
長時間使用する場合や、リビングのカーペット全体など広い面積を掃除したい場合は、自動ポンプ式を選ぶと快適につかえます。
2. 電源方式(コード式 vs コードレス)
使用環境に合わせて、電源方式を選びましょう。
| 項目 | コード式 | コードレス |
|---|---|---|
| 給電 | コンセント | バッテリー |
| パワー | 安定・強力 | 機種による |
| 稼働時間 | 無制限 | 10〜20分程度 |
| 場所 | 屋内(電源付近) | 車・屋外・高所 |
コンセントから給電する「コード式」は、時間を気にせず安定した吸引力でつかえるのが魅力です。家の中での徹底的な大掃除に向いています。
一方、バッテリー駆動の「コードレス」は、コンセントがない場所でもつかえるのが利点です。駐車場での車内清掃や、ちょっとした汚れをすぐに掃除したいときに重宝します。
ただし、稼働時間や吸引力はコード式に劣る場合があるため、スペックの確認が必要です。
3. 洗浄力(お湯対応・専用洗剤の可否)
頑固な汚れを落とすには、お湯が使えるモデルがおすすめ。
40℃〜60℃程度のお湯に対応していれば、皮脂や油汚れを溶かして浮かせやすくなります。
また、メーカー指定の専用洗剤や、アルカリ電解水などが使えるかどうかも重要です。
水だけでは落ちにくい古いシミや強いニオイには、洗剤と併用することで洗浄効果が上がります。
対応していない洗剤を使うと故障の原因になるため注意しましょう。
4. タンク容量
清水タンク(きれいな水を入れるタンク)と回収タンク(汚水が溜まるタンク)の容量を確認しましょう。
容量が小さいと、掃除の途中で何度も給水や排水をする必要があり手間がかかります。
- 広範囲(ソファ全体など):清水タンク1.0L以上がおすすめ
- 部分的(シミ抜きなど):コンパクトな小容量タイプでも十分
5. お手入れのしやすさ
汚水を扱うため、使用後のお手入れは必須です。
タンクの口が広くて洗いやすいものや、ホースやヘッド部分を取り外して丸洗いできるモデルを選びましょう。
特にホースの中は汚れが溜まりやすく、放置するとカビやニオイの原因になります。
ホース自体を洗浄できる機能がついているものや、分解構造がシンプルなものは、清潔な状態を長く保ちやすくなります。
6. 付属ヘッド・ブラシ
掃除する場所に合わせて、適切なヘッドが付属しているか確認します。
標準的なブラシ付きヘッドのほか、隙間用ノズルや、垂直面でも使いやすいT字型ヘッドなどがあります。
布へのダメージを抑えたい場合はブラシの柔らかいものを、汚れをかき出したい場合は硬めのブラシを選びます。
ペットの抜け毛が多い家庭では、毛を絡め取る機能がついたヘッドがあると便利です。
リンサークリーナーおすすめ人気ランキング14選
ここからは、編集部が厳選したおすすめのリンサークリーナーを紹介します。自分のライフスタイルに合った「最強」の1台を見つけてください。
リンサークリーナーの使い方のコツ
ただ水を通すだけでは落ちない汚れも、ちょっとしたコツで驚くほどきれいになります。
効果的な使用手順を紹介します。
基本の手順(準備〜片付け)
- 事前準備
掃除機で表面のホコリやゴミを取り除きます。 - 給水
清水タンクに水を入れ、汚れた箇所に水を噴射します。 - 吸引洗浄
ハンドツールを押し当て、ゆっくりと手前に引いて水ごと汚れを吸引します。 - 頑固な汚れの場合
水をかけて数分放置し、汚れを浮かせてから吸引するのがポイントです。 - 片付け
使用後は汚水タンクを空にし、各パーツを洗ってしっかりと乾燥させてから収納しましょう。
汚れをごっそり落とす「本気の洗浄術」
頑固な汚れには、40℃程度のお湯を使用します。
さらに、アルカリ電解水や重曹水(対応機種のみ)を汚れに直接スプレーし、ブラシで軽く叩いて馴染ませてから吸引すると効果的です。
吸引時は、ヘッドを強く押し当てすぎず、水分をしっかり吸いきるように何度も往復させます。
仕上げにきれいな水ですすぎ洗いをすると、洗剤残りによる変色やべたつきを防げます。
清潔さを保つ!リンサークリーナーのお手入れ手順
長く快適に使い続けるためには、使用後のメンテナンスが非常に大切です。 お手入れを後回しにすると、タンクやホース内に雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因となってしまいます。
ここでは、誰でも実践できる「ニオイやカビを防ぐ3つのポイント」をご紹介します。
STEP 1. 汚水タンクはすぐに空にする
掃除が終わったら、できるだけ早く汚水を捨てましょう。
時間が経つほど雑菌が繁殖しやすくなるため、タンクにニオイが染み付く原因になります。排水後は、タンク内を水で軽くすすぎ洗いしてください。
STEP 2. ホース内は「きれいな水」を通して洗う
最も汚れが残りやすいのが、洗いにくいホースの内部です。
自動洗浄機能がないモデルの場合は、バケツなどにきれいな水を張り、電源を入れてその水を吸い上げてください。
ホース内部に水流を通すことで汚れが洗い流され、清潔な状態を保ちやすくなります。
STEP 3. 内部までしっかり乾燥させる
洗浄後は、各パーツを完全乾燥させることが重要です。
特にホースは内部に水滴が残りやすいため、高い位置から吊るしたり、本体を高くしてホースを垂らしたりするなど、水が抜けやすい状態で干しましょう。
リンサークリーナーに関するよくある質問
購入前や使用中に気になる疑問について回答します。正しい知識を持って、安全に活用しましょう。
スチームクリーナーでダニ退治できる?
- 約100℃の蒸気が出るスチームクリーナーなら、熱に弱いダニを死滅させることは可能です。
しかし、繊維の奥には「ダニの死骸やフン」が残ってしまい、これらがアレルギーの原因になる恐れがあります。
そのため、スチームでダニを退治した後に、リンサークリーナーで水を吹き付けて死骸ごと汚れを丸洗いして吸い取るのが、最も効果的で清潔なダニ対策です。
リンサークリーナーに洗剤は必要?何を使えばいい?
- 基本的には水だけで洗浄できますが、皮脂汚れや油性のシミには洗剤の使用が効果的です。
ただし、泡立つタイプの洗剤は故障の原因になるため使用できません。
メーカー推奨の専用洗剤か、発泡しないタイプのアルカリ電解水、重曹水などがおすすめです。
台所用洗剤などの界面活性剤が多く含まれるものは、泡がモーターに入り込む恐れがあるため避けましょう。
車のシートに使ってもカビない?
- 水分が残ったままだとカビや異臭の原因になります。
使用後は、水分がなくなるまで念入りに吸引(バキューム)を繰り返すことが大切です。
さらに、掃除後は車のドアを開けて換気を行い、天気のよい日にしっかりと自然乾燥させてください。
エアコンの暖房やサーキュレーターを併用して、内部まで乾かす工夫をすると安心です。
レンタルで試すことはできる?
- 購入前に試してみたい場合は、家電レンタルサービスやホームセンターでの貸し出しを利用できることがあります。
数千円で数泊レンタルできるサービスが増えています。
「音がどれくらい大きいか」「自宅のソファで汚れが落ちるか」などを確認してから購入を検討するのも賢い方法です。
高価なケルヒャー製品などを試す際にも便利です。
リンサークリーナーは畳にも使える?
- 原則として、畳への使用は推奨されていない製品が多いです。
畳は水分を吸収しやすく、内部に水が残るとカビやダニの発生、変色の原因になるためです。
一部の機種や、表面が化学繊維でできた畳であれば使える場合もありますが、基本的には布製品専用と考えたほうが無難です。
使用する際は取扱説明書を必ず確認してください。
リンサークリーナーと併用してもっと清潔!床掃除の相棒たち
リンサークリーナーで布製品のシミや汚れをリセットしたら、床掃除の環境も見直してみませんか?
用途に合わせて使い分けることで、お掃除効率が格段にアップします。タイプ別のおすすめ記事をまとめました。
日々の床掃除には「コードレス掃除機」が便利
リンサークリーナーで布製品をケアしつつ、床のホコリやゴミは手軽なコードレス掃除機でサッと掃除しましょう。
最新モデルは軽量で吸引力も十分。人気のおすすめモデルを紹介します。
床掃除はお任せ!「ロボット掃除機」で時短家事
毎日の床掃除をロボットに任せれば、空いた時間でソファやカーペットの念入りケアができます。水拭き対応モデルなど、機能が進化した最新のロボット掃除機をチェックしてみてください。
吸引力やタイプで選ぶ「掃除機」おすすめ決定版
家中のゴミを徹底的に吸い取るなら、パワフルなキャニスター型やスティック型など、用途に合わせた掃除機選びが重要です。
タイプ別の特徴とおすすめ人気ランキングをまとめました。
まとめ
リンサークリーナーは、これまで洗えなかった布製品をきれいにできる画期的なアイテムです。
選び方のポイントは、給水方式、電源タイプ、洗浄力などを自分の用途に合わせて比較することです。
アイリスオーヤマやケルヒャーなど人気メーカーの特徴を理解し、2026年の最新モデルから最適な1台を選びましょう。
正しい使い方とお手入れで、布製品を清潔に保ち、気持ちのよい毎日をつくってください。
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