動画編集を始めたいけれど、どんなスペックのパソコンを選べばいいのか迷っていませんか？
この記事では、動画編集に最適なパソコンの選び方から、編集部が厳選したおすすめの8モデルまで、わかりやすく解説。
あなたのクリエイティブな活動を最大限に引き出す一台を見つけるお手伝いをします。
動画編集には特殊なパソコンが必要？
動画編集は、ウェブ検索や書類作成などの一般的な作業よりもはるかに高い負荷がかかるため、通常のパソコン選びとは押さえるべきポイントが異なります。
後悔しないためにも、以下の各項目の意味や目安となる数値を知って、あなたの用途や予算に合ったモデルを選びましょう。
動画編集用パソコンの選び方
mac？Windows？OSは使いたいソフトや環境で選ぼう
Apple製品との連携やFinal Cut Proを使いたい方は「macOS」、コスパ重視や自作・カスタマイズをしたいなら「Windows」がおすすめです。
主要動画編集ソフトとの相性も事前に確認しておきましょう。
macOS
Final Cut ProなどApple独自ソフトが使える。iPhone/iPadとの連携も可能。
Mシリーズチップ搭載Macは高性能。
Windows
機種・カスタマイズの選択肢が多く、コスパ重視でも幅広いモデル選びが可能。
Premiere ProやDaVinci Resolve主流。
CPUはなるべく高いものを
動画編集はとても高い処理能力が必要です。CPUはなるべくコア数・クロック数ともに高いものを選びましょう。
最低でもIntel Core i7、AMD Ryzen 7以上（第10世代以降推奨）が目安です。
フルHDのみならCore i5やRyzen 5でもOKですが、4Kやエフェクト多用予定ならi7／Ryzen 7以上がおすすめです。
メモリ容量は32GB以上がおすすめ
沢山のデータを同時に処理する動画編集では、メモリが足りないと動作が重くなってしまいます。最低16GBは欲しいところ。
4K編集や複数作業をしたいなら32GB以上を目指しましょう。
SSDストレージ容量は500GB以上にしよう
ファイルが大きい動画編集には、読み書きが速いSSD（NVMe推奨）の500GB以上を選びましょう。
4K動画を多く扱うなら1TB以上も視野に。
長期保存やバックアップには大容量HDDの併用もおすすめです。
ディスプレイは高画質・広色域をチェック
快適な編集には、フルHD以上の解像度・sRGB100%やDCI-P3など広色域対応、15インチ以上（デスクトップは27インチ以上）のディスプレイが目安です。
外部モニター併用も効率的。カラー編集を重視する人はOLEDパネルもおすすめです。
動画編集におすすめのパソコン8選
ここからは、AmazonをはじめECサイトの売れ筋データをもとに編集部が厳選した動画編集におすすめのパソコンの総合ランキングをご紹介します。
ぜひ自分にぴったりなパソコンを探してみてくださいね。
| 商品情報 |  Apple(アップル) MacBook Pro 16インチ (M4 Proチップモデル) |  |  ASUS(エイスース) ROG Zephyrus G16 (2024年モデル GU605MZ) |  MSI(エムエスアイ) Prestige 16 AI Studio B1VFG-7003JP |  |  ASUS(エイスース) Vivobook Pro 16X OLED (K6604JV) |  Dospara GALLERIA XA7C-R47T |  Apple(アップル) iMac 24インチ (M4チップモデル) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 248,800円(税込) | 319,800円(税込) | 262,350円(税込) | 319,800円(税込) | 249,800円(税込) | 219,800円(税込) | 305,199円(税込) | 201,465円(税込) |
| 特徴 | M4 Proの圧倒的パワー、プロの創造性を加速するノート | 第14世代Core i9とRTX 4070 SUPERでヘビーな編集も快適 | 超薄型ボディに凝縮されたAIパワーと美麗OLED体験 | AIが創造を加速する、4K OLED搭載軽量クリエイターノート | NVIDIA Studio認証、信頼性と性能を両立した実力派ノート | 3.2K有機ELとDialPadで直感的なクリエイティブ作業を | 最新ゲームも動画編集もこなす、冷却強化のハイパワーデスクトップ | M4チップで一新、日常の創造を彩るオールインワン |
| 購入サイト |
1位
Apple(アップル)
MacBook Pro 16インチ (M4 Proチップモデル)
参考価格248,800円(税込)
WHY
M4 Proの圧倒的パワー、プロの創造性を加速するノート
プロの映像クリエイターや高度な編集作業を求める人におすすめ。M4 Proチップによる卓越した処理性能と、最大48GBのユニファイドメモリが複雑な4K・8K編集もスムーズにこなします。Liquid Retina XDRディスプレイは正確な色再現とHDRコンテンツの表現力に優れ、カラーグレーディング作業にも最適。ProResアクセラレーションにより、プロフェッショナルなワークフローを強力にサポートする一台です。
商品仕様
- CPU
- Apple M4 Proチップ (最大14コアCPU)
- GPU
- Apple M4 Proチップ (最大20コアGPU)
- メモリ
- 最大48GBユニファイドメモリ
- ストレージ
- 最大8TB SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 16.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ (3456×2234ピクセル)、ProMotionテクノロジー (最大120Hz)、1600ニトピーク輝度 (HDR)、P3広色域 / Thunderbolt 4 (USB-C)×3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe 3ポート
2位
DAIV FX-I9G7S
参考価格319,800円(税込)
WHY
第14世代Core i9とRTX 4070 SUPERでヘビーな編集も快適
CG制作や本格的な動画編集を行うクリエイターにおすすめのデスクトップPC。最新のIntel Core i9プロセッサーと高性能なNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載し、レンダリングや複雑なエフェクト処理も高速に実行。240mm水冷CPUクーラーが安定したパフォーマンスを維持し、豊富な拡張スロットとポート類で将来的なアップグレードや周辺機器の接続も万全です。
商品仕様
- CPU
- Intel Core i9-14900KF (24コア/32スレッド)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER (12GB GDDR6X)
- メモリ
- 32GB DDR5 (最大128GB)
- ストレージ
- 2TB NVMe Gen4 SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- DisplayPort×3、HDMI×1、USB 3.2 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×6、USB 2.0 Type-A×2、有線LAN、Wi-Fi 6E
3位
ASUS(エイスース)
ROG Zephyrus G16 (2024年モデル GU605MZ)
参考価格262,350円(税込)
WHY
超薄型ボディに凝縮されたAIパワーと美麗OLED体験
外出先でも妥協しないパフォーマンスを求めるクリエイターやゲーマーにおすすめ。最新のIntel Core Ultra 9プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop GPUを搭載し、AI処理や高負荷な動画編集もスムーズ。240Hz駆動のOLEDディスプレイは極めて滑らかで色彩豊かな映像表現を実現し、1.85kgの軽量薄型設計で携帯性も抜群です。
商品仕様
- CPU
- Intel Core Ultra 9 185H (16コア/22スレッド、AI Boost NPU搭載)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop GPU (12GB GDDR6)
- メモリ
- 32GB LPDDR5X
- ストレージ
- 1TB PCIe 4.0 NVMe SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 16インチ ROG Nebula Display OLED (2560×1600)、240Hz、0.2ms、DCI-P3 100%、DisplayHDR True Black 500 / Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、HDMI 2.1、microSDカードリーダー
4位
MSI(エムエスアイ)
Prestige 16 AI Studio B1VFG-7003JP
参考価格319,800円(税込)
WHY
AIが創造を加速する、4K OLED搭載軽量クリエイターノート
AI機能を活用しつつ高画質で動画編集を行いたいクリエイターにおすすめ。Intel Core Ultra 7プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載し、AI支援機能で作業効率を向上。1.6kgの軽量ボディに、DCI-P3相当の広色域を持つ4K+ OLEDディスプレイを搭載し、正確な色表現と鮮明な映像表示が可能です。長時間バッテリーも魅力。
商品仕様
- CPU
- Intel Core Ultra 7 155H (16コア/22スレッド、AI Boost NPU搭載)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU (8GB GDDR6)
- メモリ
- 32GB LPDDR5
- ストレージ
- 1TB NVMe SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 16インチ 4K+ OLED (3840×2400)、DCI-P3相当、DisplayHDR True Black 600 / Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A、HDMI、SDカードリーダー
5位
DAIV Z6-I7G60SR-A
参考価格249,800円(税込)
WHY
NVIDIA Studio認証、信頼性と性能を両立した実力派ノート
安定した環境で4K動画編集やCAD作業を行いたいクリエイターにおすすめ。NVIDIA Studio認定を受けたこのノートPCは、Intel Core i7プロセッサーとGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載し、クリエイティブワークフローに最適化されたパフォーマンスを提供します。sRGB比100%の高品質な16インチWQXGAディスプレイは、正確な色再現をサポート。約1.6kgの軽量設計もポイントです。
商品仕様
- CPU
- Intel Core i7-13700H (14コア/20スレッド)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU (8GB GDDR6)
- メモリ
- 32GB DDR5
- ストレージ
- 1TB NVMe Gen4 SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 16インチ WQXGA (2560×1600) IPSレベル液晶 (sRGB比100%) / Thunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、SDカードリーダー
6位
ASUS(エイスース)
Vivobook Pro 16X OLED (K6604JV)
参考価格219,800円(税込)
WHY
3.2K有機ELとDialPadで直感的なクリエイティブ作業を
高精細な映像表現と直感的な操作性を求めるコンテンツクリエイターにおすすめ。120Hz駆動の3.2K OLEDディスプレイは、DCI-P3 100%の広色域と優れた応答速度で、滑らかかつ鮮やかな映像を実現します。独自のASUS DialPadにより、対応ソフトウェアでのパラメータ調整が直感的に行え、作業効率を向上。Intel Core i9とRTX 4060 Laptop GPUがパワフルな編集環境を提供します。
商品仕様
- CPU
- Intel Core i9-13900H (14コア/20スレッド)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU (8GB GDDR6)
- メモリ
- 16GB DDR5 (最大40GB)
- ストレージ
- 512GB PCIe 4.0 NVMe SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 16インチ 3.2K OLED (3200×2000)、120Hz、0.2ms、DCI-P3 100%、DisplayHDR True Black 600 / Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI 2.1、SDカードリーダー、有線LAN
7位
Dospara
GALLERIA XA7C-R47T
参考価格305,199円(税込)
WHY
最新ゲームも動画編集もこなす、冷却強化のハイパワーデスクトップ
高負荷なゲームプレイと本格的な動画編集の両方を楽しみたいユーザーにおすすめ。第14世代Intel Core i7プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4070 Tiを搭載し、圧倒的な処理性能を発揮します。強化された冷却システムにより長時間の高負荷作業でも安定動作を実現。ARGB対応のフロントLEDで、自分好みのPC環境を演出することも可能です。
商品仕様
- CPU
- Intel Core i7-14700F (20コア/28スレッド)
- GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti (12GB GDDR6X)
- メモリ
- 32GB DDR4
- ストレージ
- 1TB NVMe SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- DisplayPort×3、HDMI×1、USB 3.2 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×4、有線LAN / (前面) USB 3.2 Type-A×4
8位
Apple(アップル)
iMac 24インチ (M4チップモデル)
参考価格201,465円(税込)
WHY
M4チップで一新、日常の創造を彩るオールインワン
デザインとパフォーマンスを両立させたい、家庭での動画編集やクリエイティブ作業を楽しむ人におすすめ。新しいM4チップにより、従来のiMacから大幅に性能が向上し、4.5K Retinaディスプレイは細部まで鮮明で豊かな色彩表現が可能です。薄型でスタイリッシュなデザインはどんな空間にも調和し、macOSとの連携で直感的かつ快適な操作性を実現。iPhoneミラーリングなどの新機能も魅力です。
商品仕様
- CPU
- Apple M4チップ (最大10コアCPU)
- GPU
- Apple M4チップ (最大10コアGPU)
- メモリ
- 最大32GBユニファイドメモリ
- ストレージ
- 最大2TB SSD
- ディスプレイ/主要ポート
- 24インチ 4.5K Retinaディスプレイ (4480×2520ピクセル)、P3広色域、500ニト輝度 / Thunderbolt/USB 4ポート×2 (最大4ポート構成あり)、Wi-Fi 6E
動画編集パソコンに関するよくある質問
動画編集用パソコンについて、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 人気の動画編集ソフトには、プロの現場でも広く使われているAdobe Premiere Pro、高度なカラーグレーディング機能も備えたDaVinci Resolve（無料版あり）、Macユーザーに人気のFinal Cut Proなどがあります。
また、初心者でも扱いやすいPowerDirectorやFilmoraといった選択肢もあります。
無料版や体験版が提供されているソフトも多いので、まずは試してみて、ご自身のスキルレベルや編集したい動画のテイスト、予算、そしてお使いのパソコンのOSに合わせて選ぶのがおすすめです。
- はい、多くの場合、ゲーミングPCは動画編集にも非常に適しています。
ゲーミングPCは、高性能なCPUやGPU、大容量メモリ、高速SSDといった、ゲームを快適にプレイするために必要なスペックを備えていますが、これらのスペックは動画編集作業においても同様に有効です。
例えば、この記事で紹介しているDospara GALLERIA XA7C-R47Tも、元々はゲーミングPCとして高い性能を持つモデルです。
ただし、ディスプレイの色再現性など、クリエイティブ作業に特化した調整がされていない場合もあるため、その点は確認が必要です。
- 動画編集用パソコンの予算は、求める性能や編集する動画のレベルによって大きく異なります。
簡単なフルHD動画の編集であれば10万円台後半から20万円程度のノートパソコンやデスクトップパソコンでも対応可能な場合がありますが 2、4K編集や複雑なエフェクトを多用する本格的な作業を行う場合は、30万円以上の予算を見ておくと安心です。
プロフェッショナル向けのハイエンドモデルになると、さらに高額になることもあります。
この記事で紹介しているモデルの価格も参考に、ご自身の現在のニーズと、近い将来に挑戦したいことを見据えて、無理のない範囲で最適な投資を考えましょう。
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動画編集だけでなく、多用途のおすすめPCを比較したい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ
動画編集用パソコンを選ぶ際にはさまざまな要素を総合的に考慮することが重要です。
最も大切なのは、ご自身の制作スタイル、編集する動画の種類や解像度、そして予算といった個々のニーズに合わせて、最適な一台を見つけること。
この記事では、動画編集用パソコンの選び方のポイントから編集部が厳選した8つのおすすめモデルまでを解説してきました。
気になるパソコンが見つかったら、公式サイトでさらに詳しい情報や最新の価格をチェックしてみましょう。
あなたにぴったりの一台で、動画編集の可能性をさらに広げてください！
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