iMacや MacBook、iPadなどのApple製品のために開発されたMac用キーボード。外付けキーボードを使うことで、PCスタンドやモニターでの作業がより快適になり、打鍵感やキーの配列にもこだわれるのでおすすめです。
Mac用キーボードは、Apple純正品をはじめ、サードパーティ製品も多く展開されているため、どのモデルを選ぶと良いのか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ここでは、おすすめのMac用キーボードを厳選し、ランキング形式でご紹介します。Mac用キーボードの選び方やBluetoothの接続・設定方法、日本語入力モードへの切り替え方法についても解説するのでぜひチェックしてみてくださいね。
- Mac用キーボードとは?Windows用キーボードは使えない?
- Mac用の外付けキーボードの選び方
- 1. MacOSまたはマルチOS対応製品を選ぶ
- 2. 純正品かサードパーティー製品のいずれかを選ぶ
- 3. 「JIS配列(日本語配列)」か「US配列(英語配列)」か決める
- 4. ワイヤレス(Bluetooth)か有線かで選ぶ
- 5. メカニカルキーボードなど打鍵感で選ぶ
- 6. テンキー付きかテンキーレスかを選択する
- 【テンキーレス】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング9選
- 【テンキー付き】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング6選
- 【有線】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング3選
- Mac用キーボードの人気ブランド・メーカー
- アップル(Apple):安心・信頼の純正品
- ロジクール(Logicool):おしゃれかつ機能性の高いメカニカルキーボードを提供
- BUFFALO(バッファロー):純正より安い値段で高性能
- サードパーティ製のMac用キーボードの入力がおかしいときの原因や対処方法は?
- キーを押してもMacが反応しないときの対処法
- Macのキーボードを日本語入力モードに切り替える方法
- Mac用キーボードに関するよくある質問
- まとめ
Mac用キーボードとは?Windows用キーボードは使えない?
Mac用キーボードとは、iMacやMacBookなどのApple製品に対応した外付けのキーボードです。製品によっては、iPadやiPhoneなどのiOSに対応した外付けキーボードもあります。
Windows向けのキーボードでも、Mac OSに対応していれば使えます。なかには、WindowsとMacの両方で使えるマルチOSモデルもあるため、「仕事用ではWindows、プライベート用ではMacを使っている」というように、複数のPCを使い分けている人におすすめです。
Mac用キーボードとWindows用キーボードは、一部の装飾キーの動作や配列が異なる場合があるので、操作に慣れるまでは難しく感じるかもしれません。
- 「Windowsロゴキー」 → 「Commandキー」
- 「Altキー」 → 「Optionキー」
なお、ショートカットキーも操作が異なる場合があります。たとえば、Windowsの場合は「Ctrl +C」キーを押しますが、Macは「Command+C」でコピーができます。
Windows用キーボードでもMac OS対応であれば使えますが、操作やキー配置が異なるため不便に感じることもあるかもしれません。
Mac用の外付けキーボードの選び方
Mac用キーボードを選ぶ際には、対応OSや配列、接続方法などチェックすべき項目がいくつかあります。
ここでは、Mac用キーボードを購入する前に確認すべきことを6つに分けてまとめました。タイピングの好みやスタイルにピッタリ合う製品を選ぶためにぜひチェックしてみてくださいね。
1. MacOSまたはマルチOS対応製品を選ぶ
外付けキーボードは、Mac OS対応の製品以外にもWindowsOS対応、ChromeOS対応、iOS対応、Android対応などいくつか種類があります。
MacOS対応のキーボードを選ばなければ、接続すること自体できないので使えません。外付けキーボードを選ぶ際には、MacOS対応製品であるかを必ずチェックしましょう。
また、WindowsOSやChromeOSなど別のデバイスでも併用したい人は、マルチOS対応製品を選択してくださいね。マルチOS対応の外付けキーボードは、マルチペアリングに対応していることが多いため、使用するPCを変更するたびにペアリングをし直すことなく、スムーズに切り替えられます。
マルチペアリング対応ではない製品だと、使うパソコンを変えるたびにペアリング接続が必要になり、手間がかかるため、念のためチェックしておくと安心です。
2. 純正品かサードパーティー製品のいずれかを選ぶ
出典:Appleシリコン搭載Macモデル用Touch ID搭載Magic Keyboard
Mac用キーボードは、Apple純正品だけではなく、さまざまなメーカーからサードパーティ製品が多く展開されています。はじめに、Apple純正品か、サードパーティ製品かを決めることで選択肢を絞ることができるでしょう。
Apple純正キーボードは、互換性に優れており、安心して使える点やデザイン性を統一できることが魅力です。また、「Touch ID」や「Appleシリコン」が搭載されているモデルや「テンキー付き」など5つの選択肢があります。
2025年1月時点での定価は、14,800円〜25,800円(税込)となっており、決して安くはありませんが、MacBookやiMacと同じ打鍵感でタイピングできるといった魅力もあり人気を博しています。
一方、サードパーティ製品はコスパが良く、打鍵感にこだわった製品やさまざまな機能が搭載された製品、おしゃれでかわいい製品などバリエーションが豊富です。価格や使い勝手、デザインなど総合的に比較して、どちらの製品が良いか検討しましょう。
3. 「JIS配列(日本語配列)」か「US配列(英語配列)」か決める
出典:Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
キーボードの配列は、「JIS配列(日本語配列)」と「US配列(英語配列)」に分けられます。
JIS配列は、日本語入力に慣れている人におすすめ。 US配列は、英語や記号入力が多いプログラマーやデザイン性を重視する人に向いています。
US配列は、キーの印字がシンプルでスタイリッシュなレイアウトの製品が多いです。一方、 JIS配列のキーボードには以下のキーを採用していることも特徴の1つ。
- 半角/全角キー
- 無変換/変換キー
- カタカナ/ひらがなキー
- 縦長のEnterキー
4. ワイヤレス(Bluetooth)か有線かで選ぶ
Mac用キーボードの接続方法には、「ワイヤレス(Bluetooth)」または「有線」の2通りがあるので、好みや使用環境に合わせて選択しましょう。
Bluetooth接続の場合は、ワイヤレスでケーブルが不要ですので、持ち運びやすく、デスク上のコードを減らせるので、すっきりと配置できることがメリットです。ただし、ほかのBluetooth機器との干渉が起こるケースもあるので、Wi-FiやBluetoothの再起動をしたり、接続機器同士の設置場所を近づけたりと適切な対処法を把握しておくと良いでしょう。
一方、有線の場合は、ほかの機器との干渉が起こりにくく、遅延を抑えた安定感のある接続が可能です。PCから電力供給するため、充電や電池交換が必要ないことも魅力の1つ。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ワイヤレス(Bluetooth) |
|
|
有線 |
|
|
5. メカニカルキーボードなど打鍵感で選ぶ
普段のタイピングスタイルに合わせて、打鍵感にこだわって選ぶのも良いでしょう。たとえば、カフェや図書館など静かな場所でPC作業をする場合は、静音性に優れた製品を選ぶとストレスなくタイピングができます。
反対にキーを押したときに、押し込みが深く、強めの打鍵感があるモノを好み、タイピングのリズムを感じながら作業をしたい人もいるでしょう。
商品仕様やレビューで打鍵感に関する項目をチェックし、好みや使用環境に合わせて選んでみてくださいね。
キーボードの構造 | 特徴 |
---|---|
メンブレン式 |
|
パンタグラフ式 |
|
メカニカル式 |
|
6. テンキー付きかテンキーレスかを選択する
出典:MX Keys S
Mac用キーボードには、テンキー付きの「フルサイズキーボード」と、テンキー無しの「テンキーレスキーボード」の2種類があります。データ入力や事務作業など、日常のなかで数字入力を行う機会が多い人は、フルサイズキーボードの方が良いかもしれません。一方、Excelなどでたまに数字を使う程度であれば、コンパクトなテンキーレスキーボードがおすすめ。
テンキーレスキーボードは、テンキー部分がない分、マウスやトラックパッドとの移動距離が近くなるため、操作のしやすさや業務効率が向上する可能性があります。また、テンキーレスキーボードは、コンパクトなモデルが多いため、持ち運びやすい点も魅力だといえるでしょう。
テンキーレスが向いている人 |
|
---|---|
テンキー付きが向いている人 |
|
【テンキーレス】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング9選
コンパクトで省スペースなデザインが特徴の「テンキーレスキーボード」を9台厳選してご紹介します。
テンキーレスキーボードは、プログラミングや文章作成など、数字入力が少ない作業に最適で、デスク周りをスッキリさせたい人におすすめです。おしゃれなデザインや多機能性を兼ね備えた製品もピックアップしたのでチェックしましょう。
【テンキー付き】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング6選
数字入力を行う機会が多い人に最適な「テンキー付きキーボード」を6台厳選してご紹介します。会計やデータ入力作業が多い人にとって便利なモデルが揃っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【有線】Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング3選
安定した接続が魅力の「有線キーボード」。遅延のない入力や設定不要の手軽さから、仕事や作業に集中したい方にぴったりです。
ここでは、Macユーザー向けにデザインされた有線キーボードを3台厳選してご紹介します。安定性やコストパフォーマンスを重視する人に必見です。
Mac用キーボードの人気ブランド・メーカー
Mac用キーボードを選ぶ際には、品質やデザイン性で定評のあるブランドをチェックすることが大切です。Apple純正の「Magic Keyboard」は、Macとの相性抜群で多くのユーザーに支持されています。
また、ロジクール(Logicool)は、「快適なタイピングと多機能性、おしゃれさを兼ね備えた製品が多い」と好評です。用途やデザイン、使用感を比較し、自分に最適なブランドを見つけましょう。
アップル(Apple):安心・信頼の純正品
アメリカに本社を置く大手IT企業の「Apple(アップル)」。iPhoneやiPad、Apple Watch、Macなどのデジタル家電製品を製造、販売しています。キーボードに関しては、Mac専用のキーボード「Magic Keyboard」や、「iPad Pro用Magic Keyboard」を提供しています。
紋認証でのログインや決済などをスマートに行える「Touch ID」を搭載したモデルや、
アップルが独自開発した「M1(Appleシリコン)」搭載のモデルなど全4種類から選べる点が魅力です。ほかにも、有線接続のモデルやBluetoothでワイヤレス接続可能なモデルなども展開されています。
ロジクール(Logicool):おしゃれかつ機能性の高いメカニカルキーボードを提供
出典:ERGO K860
ロジクールは、PC周辺機器やソフトウェアなどを扱うスイス・Logitech社の日本法人で、おしゃれな製品をリーズナブルな価格で展開するマルチブランドの企業です。
有線やワイヤレス、メカニカルなど幅広いMac用キーボードを展開しています。ロジクールのキーボードは、薄型デザインでありながら、人間工学に基づいた設計となっているため、手首の負担を軽減し、長時間の快適かつ精確にタイピングができることが魅力だといえるでしょう。
BUFFALO(バッファロー):純正より安い値段で高性能
BUFFALO(バッファロー)は、手頃な価格で高品質な製品を提供する日本のメーカーです。同社のMac用キーボードは、シンプルで使いやすいデザインと実用性が特徴です。基本的な機能を備えながら、コストパフォーマンスに優れており、家庭やオフィスで幅広く活用されています。
有線モデルが中心で、安定した接続と耐久性を重視したい方に最適です。特に「キー配列がMacに対応している点」や「手軽に導入できる価格帯」が魅力で、初めてのキーボードにもおすすめです。
サードパーティ製のMac用キーボードの入力がおかしいときの原因や対処方法は?
サードパーティ製キーボードで入力がおかしくなる原因は、主に設定の不一致や接続トラブルが考えられます。
特に、キーボードの配列がMac用に最適化されていない場合、キー配置がズレたり特定のキーが動作しないことがあります。対処法として、まず「システム設定」→「キーボード」→「入力ソース」を確認し、使用しているキーボードの配列に合った設定を選択しましょう。
また、ファームウェアの更新が可能な製品では最新バージョンにアップデートすることも有効です。Bluetooth接続の場合、電池切れや接続不良も原因となるため、バッテリー残量や再接続を試してみてください。それでも解決しない場合は、他のデバイスでキーボードをテストするか、メーカーサポートに問い合わせることをおすすめします。
キーを押してもMacが反応しないときの対処法
キー入力に反応しない場合、物理的な接続やソフトウェアの問題が疑われます。有線キーボードの場合、ケーブルがしっかり接続されているか確認し、可能であれば別のUSBポートを試してみましょう。
Bluetoothの場合は、デバイス設定から一度ペアリングを解除し、再ペアリングを試みます。接続に問題がない場合、キーボードの電源スイッチや充電状態もチェックしてみてください。
「システム設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」でキーの動作がカスタマイズされていないか確認します。最後に、再起動やNVRAMリセットなどMac自体のトラブルシューティングを試すことで解決できる場合があります。
Macのキーボードを日本語入力モードに切り替える方法
Macのキーボードは、以下の手順で日本語入力モードへと切り替えることができます。
- Control+Shift+Jキーを押す
- Option+Shift+Zキーを押す
- JISキーボードの場合は、かなキーを押す
- Shiftキーを押しながら「変換(かな)」キーを押す
上記の操作をしても改善されない場合は、パソコンが日本語キーボードとして認識していない可能性があります。パソコン側の設定手順をエレコム公式サイトの「パソコンの設定確認(Macの場合) 」で確認してみてくださいね。
Mac用キーボードに関するよくある質問
ここでは、Mac用キーボードに関連するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。気になる項目をチェックして、疑問や不安を解消しましょう。
- Mac用キーボードとWindows用キーボードのおもな違いは「command」や「option」といった修飾キーの名称や、変換・無変換キーの有無です。 MacOSに対応していれば、Windows用のキーボードでも使用できます。
- MacBookと同じ配列ですので、MacBookの配列に慣れている人は操作しやすい点がメリットだといえるでしょう。また、Bluetooth接続やAppleのデバイス間での連携が簡単で使いやすいことも嬉しいポイント。
Macのデザインと調和するように作られているため、Apple製品のデザインが好きな人やスタイリッシュな見た目を好む人におすすめです。また、マジックキーボード(Magic Keyboard)は、シザー式ですので静音性が高いことも魅力の1つです。
まとめ
出典:ERGO K860
Mac用キーボードは、作業スタイルや用途に合わせて選ぶことが重要です。テンキーレスやテンキー付き、有線・無線など、デザインや機能性に多彩な選択肢があります。
純正の「Magic Keyboard」は高い互換性が魅力で、ロジクールやBUFFALOなどのブランドは多機能性やタイピングの快適さで人気です。
デザイン性や携帯性を重視するか、長時間の作業効率を求めるかで選択肢が変わります。この記事を参考に、快適で生産性を高めるキーボードを見つけてみてくださいね。
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