手書きの感覚で気軽にメモが取れ、デジタルで保存や編集、共有もできる「電子ノート」。近年はビジネスや学習、日常のメモ書きなど、さまざまなシーンで活用されています。
価格帯も幅広く、千円台で買えるシンプルなモデルから5万円の高機能モデルまでラインナップが豊富です。そのため、どれを選べばよいか迷う人も多いでしょう。
この記事では、電子ノートのメリットや選び方のポイント、タブレット(iPadとの違い)、人気メーカーについて解説します。あわせて、おすすめのモデルを21台厳選し、ランキング形式でご紹介します。用途に合った1台を見つけたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 電子ノートとは?
- 電子ノートの魅力・メリット
- 【比較】電子ノートとタブレット(iPad)の違い
- 電子ノートの選び方
- 1. 書き心地や画面サイズをチェック
- 2. PCとの連携やPDF書き込みなどの機能で選ぶ
- 3. 安いかどうかだけではなく、コスパ重視で選ぶ
- 4. 保存機能付きを選ぶなら保存容量とクラウド連携機能をチェック
- 電子ノートのおすすめ人気ランキング21選
- 電子ノートの人気メーカー
- 1. キングジム:ビジネス文具業界を牽引するパイオニア
- 2. ワコム:世界が認めるペン入力技術のトップランナー
- 3. SONY:“紙の代わり”を本気で追求
- 4. 富士通(QUADERNO):次世代の“書類革命”
- SHARP(シャープ)※生産終了
- 電子ノートに関するよくある質問
- まとめ
電子ノートとは?
電子ノートとは、専用のペンで液晶画面に直接文字や図を書き込めるデジタル文具です。紙に書く感覚で書き込めるうえ、データとして保存・検索・編集・共有などのデジタル機能を簡単に使える点が最大の魅力です。「手書きの自然な書き心地」と「デジタルの利便性」を両立した革新的なアイテム。
モデルによっては、手書きメモをテキストに変換したり、PDFへの書き込み、スマホやPCとの連携が可能なものもあります。
繰り返し使えるため紙を無駄にせず、環境にも優しい点も嬉しいポイントです。学生やビジネスパーソン、主婦のメモ用途、子どものお絵描きなど幅広く活用されています。
電子ノートの魅力・メリット
電子ノートには、「起動が速くすぐに書ける」「手書きに近い自然な書き心地」「タブレットよりも安価」そして「紙を使わない環境配慮」といった魅力があります。メモ機能に特化したシンプルな構造で、電源不要のモデルも多く、思いついたことをその場でさっと記録可能。
書き味にこだわった製品も多く、手書き派にも好評です。また、紙やインクを使わず繰り返し使えるため、コスト削減にもつながります。手軽に使えて、サステナブルなライフスタイルにもフィットするデジタルツールだといえるでしょう。
【比較】電子ノートとタブレット(iPad)の違い
出典:boogie board
「電子ノート(電子メモ帳)」と「タブレット」は見た目が似ていて混同されがちですが、目的や機能には大きな違いがあります。
項目 | 電子メモ帳 | タブレット |
---|---|---|
用途 | メモを「手書きでサッと残す」ことに特化 | メモ以外に、動画視聴・ウェブ閲覧・アプリ操作など多機能 |
機能 | 書く・消すがメイン 保存や共有機能はシンプル | 手書き、キーボード入力、カメラ、音声など多彩な入力方法に対応 |
価格 | 数千円〜1万円前後の手頃な価格帯 | 数万円〜(iPadなどは高価格帯) |
電子ノート(電子メモ帳)は「とにかく手軽にメモを取りたい人」にぴったりなのに対し、タブレットは「メモ以外にも幅広く活用したい人」におすすめ。使い方や目的に応じて、どちらを選ぶか検討すると失敗が少なくなるでしょう。
電子ノートの選び方
電子ノートは機能やサイズ、価格帯が幅広く、目的によって手に取るべきアイテムが異なるため、用途に応じたモデルを選ぶことが大切です。シンプルな電子メモ帳から高機能なデジタルノートまでさまざまなので、使い方に合わせた選び方のポイントを押さえましょう。
ここでは、用途・書き心地・機能性・コスパなど、購入前に確認しておきたい基準をわかりやすく解説します。
1. 書き心地や画面サイズをチェック
電子ノートを選ぶうえで「書き味」「書き心地」はとても重要です。筆圧検知やE Inkディスプレイを搭載したモデルは、まるで紙に書いているような自然な感覚を実現します。
また、A4・A5などの画面サイズも用途に応じて選びましょう。例えば会議資料の注釈や学習ノートとして使うならA4サイズが見やすく便利。一方、持ち歩きメモには6〜8インチがおすすめです。ペンの反応速度や画面の解像度も、書き心地に直結するポイントです。
用途 | おすすめ機能 | 推奨サイズ |
---|---|---|
家庭の伝言・買い物メモ | 書いて消すだけのシンプル操作 | 4〜6インチ |
学習・講義ノート | 保存・検索・手書き変換・クラウド連携 | 8インチ以上(A5) |
ビジネス・会議メモ | PDF書き込み・クラウド共有・高精細画面 | A4 |
外出・営業・持ち運び用 | 軽量・バッテリー長持ちモデル | 6〜8インチ |
2. PCとの連携やPDF書き込みなどの機能で選ぶ
出典:QUADERNO
電子ノートには、メモの保存・検索・手書きテキスト変換・PDF書き込み・Bluetoothやクラウドとの連携など、モデルごとに異なる多彩な機能が搭載されています。
仕事で使うなら、PCと連携できるタイプや、PDF資料に直接書き込める機能があると便利。家庭用なら、シンプル操作で誰でも使えるモデルが最適です。必要な機能だけを厳選することで、無駄なく・わかりやすく・コスパよく活用できます。
機能 | 特徴・できること |
---|---|
メモ・一括消去 | ボタン1つで画面全体を消去 操作がシンプルで直感的 |
部分消去・テンプレート機能 | 消しゴムのように一部だけを消したり、罫線・方眼などのテンプレートを使用可能 |
PDF書き込み・検索機能 | PDFに直接書き込み&手書き文字を検索 データ管理に便利 |
スマホ・PC連携(Bluetooth) | 書いたデータをスマホ・PCに転送 クラウド保存や共有にも対応 |
3. 安いかどうかだけではなく、コスパ重視で選ぶ
出典:QUADERNO
電子ノートは、数千円から5万円以上と価格帯が幅広いため、予算に合わせて選ぶのも良いでしょう。例えば、ちょっとしたメモ用途なら1,000〜3,000円の簡易モデルで十分かもしれませんが、保存・編集・クラウド共有などを日常的に使うなら、2〜5万円のハイスペックモデルがおすすめです。
また、充電式ならランニングコストを抑えられ、乾電池式なら長時間駆動に対応しています。使用頻度や使用環境も含めて、総合的にコスパがよいかどうかで判断しましょう。
価格別の選び方ポイント
- 〜3,000円:簡易電子メモ帳!書いて消すだけでOKな人におすすめ
- 1〜2万円:保存・連携も可能!コスパ重視のバランス型
- 3万円以上:PDF活用・本格利用向け!ビジネスや学習に最適
4. 保存機能付きを選ぶなら保存容量とクラウド連携機能をチェック
電子ノートでデータをしっかり管理したいなら、保存機能が備わっているモデルを選びましょう。さらに、「保存容量」と「クラウド連携機能」もチェックしておけば、使用用途にぴったりのモデルを選択できます。
保存機能がないモデルはメモが消えてしまうため、あとで見返したい人には不向き。保存容量が多ければ多いほど、PDF・メモ・ノートのデータをたくさん記録できます。また、クラウド連携があれば、スマホやPCと簡単にデータ共有できるので非常に便利です。
モデルタイプ | 保存容量 | クラウド連携 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
シンプルな電子メモ帳 | なし | なし | メモをその場で書いて消すだけでOKな人 |
中価格帯電子ノート | 数百MB〜数GB | 一部あり | 基本的な保存と簡易共有がしたい人 |
高機能電子ノート | 16GB〜32GB以上 | あり(Wi-Fi・Bluetooth) | ビジネス・学習でしっかり活用したい人 |
電子ノートのおすすめ人気ランキング21選
ここでは、機能性・使いやすさ・価格のバランスが取れた電子ノートを厳選し、ランキング形式にてご紹介します。ビジネスや勉強に使える高機能モデルから、手軽に使えるシンプルモデルまで幅広くピックアップしたので、自分の好みや用途にぴったりあう1台を見つけられるはずです。
電子ノートの人気メーカー
電子ノートはメーカーごとに機能や書き心地、価格帯に大きな違いがあります。シンプル操作で使いやすいモデルから、ビジネス向けの高機能モデルまで幅広く展開されており、用途に合ったメーカー選びが重要です。
ここでは、実績や信頼性の高い人気メーカーと、それぞれの特徴をわかりやすく紹介します。
1. キングジム:ビジネス文具業界を牽引するパイオニア
ビジネス文具でおなじみの国内メーカー「キングジム」は、シンプルかつ直感的に使える電子ノートを多数展開しています。3.9インチの付箋サイズのモデルから10インチを超える大画面モデルまでラインナップが豊富な点が魅力。
なかでも、電子メモパッド「ブギーボード」はとくに人気を博しており、軽量・低価格で手軽に使えるのが特徴です。日常使いからビジネス用途まで、幅広いシーンにフィットする製品が揃っています。
2. ワコム:世界が認めるペン入力技術のトップランナー
出典:Bamboo Paper
ペンタブレットで世界的に有名な「ワコム」は、書き味にこだわるユーザーに圧倒的な支持を受けるメーカーです。高感度なスタイラス技術により、滑らかで自然な手書き体験を実現しています。
ワコムの技術を搭載した電子ノート製品(例:富士通のクアデルノや他社OEM製品)は、イラストや精密なメモにも対応し、ビジネスやクリエイティブ用途に最適です。
3. SONY:“紙の代わり”を本気で追求
出典:DPT-RP1
「デジタルペーパー(DPTシリーズ)」を展開するSONYは、プロフェッショナル向け電子ノートの代表格。E Inkディスプレイによる目に優しい表示と、軽量・薄型設計で持ち運びやすさを両立しています。
PDFに直接書き込める機能や、文書管理に特化した設計により、弁護士や研究者など、資料を多く扱う職業に特に人気。価格は高めですが、仕事でしっかり活用したい人におすすめです。
4. 富士通(QUADERNO):次世代の“書類革命”
富士通では、本物の紙とペンのような「書きやすさ」と「読みやすさ」を実現した、超軽量・薄型の電子ペーパー「クアデルノ」を展開しています。E Inkディスプレイによる紙に近い表示と、A4・A5サイズのラインナップで、PDF文書への書き込みや資料の閲覧が非常に快適。ビジネスパーソンや研究者から高く評価されています。
薄くて軽量、そしてバッテリー持ちもいいため、出先でのメモや資料確認に最適です。さらに、2024年11月22日より新しいカラーモデル「クアデルノ(Gen.3C)」の発売を開始し、多くの注目を集めています。
ワコムのペン技術を採用しており、書き味も本格的。紙の書類をすべてデジタルに置き換えたい人にぴったりの一台です。
SHARP(シャープ)※生産終了
出典:シャープ 電子ノート
かつては「WG-PN1」などの電子ノートを展開し、手書きのメモをテキスト化できる機能や、PDFへの書き込みなど、多機能モデルで人気を集めたSHARP。
しかし現在は電子ノートの生産を終了しており、新品の入手は難しくなっています。もしSHARP製品に興味がある場合は、中古市場や在庫品を探す必要があります。
電子ノートに関するよくある質問
電子ノートを初めて使う人や、購入を検討している人が気になるポイントをQ&A形式でわかりやすく解説します。機能の違いや選び方、使い方のコツなど、よくある疑問をチェックして、納得のいく1台を見つける参考にしてくださいね。
ノートを電子化するとどんなデメリットがありますか?
- ノートを電子化することで管理は非常に楽になりますが、バッテリー切れや故障時に閲覧できないというリスクが考えられます。また、書き心地が紙と異なるため、慣れが必要な場合も。シンプルなメモなら紙の方が手早いと感じる人も多く、用途に応じた使い分けが重要だといえます。
電子ノートのメリットは?
- 電子ノートは、紙のように手軽に書けるだけでなく、データの保存から検索、共有、編集まで行える点が大きな魅力です。(機能はモデルによって異なります。)また、電子ノートは繰り返し使えるため、紙やインクの節約にもつながり、環境にもやさしい点もメリットの1つ。ビジネスや学習、日常のメモまで幅広く活用できるでしょう。
ノートは紙とデジタルどっちがいい?
- 紙のノートは思考を整理しやすく、直感的に使えるのが魅力です。一方、電子ノートは保存や編集、検索ができ、管理の手間を大幅に削減できます。どちらにもメリットがあるため、目的や好みによって使い分けることをおすすめします。
まとめ
電子ノートは、モデルによって大きさから機能、電池の持ちなどが異なるため使用用途にあわせて選ぶことが大切です。日常のメモやビジネス、学習用途など、電子ノートを使うシーンを思い浮かべて、書き心地や機能、携帯性など、自分に合った1台を選びましょう。本記事で紹介した選び方のポイントやおすすめメーカーを参考に、ぜひ理想の電子ノートを見つけてくださいね。
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