iPhoneやiPadでのデータ管理に便利な「SDカードリーダー」。「iPhoneのデータ容量がいっぱいで空きがない」「カメラで撮影した写真をiPhoneやiPadにデータ移行してSNSに投稿したい」という人におすすめのアイテムです。
この記事では、iPhone用SDカードリーダーの選び方を解説し、おすすめ製品をランキング形式でご紹介します。純正品はもちろん、MFi認証製品や大容量のデータ移行におすすめの製品も厳選しました。
SDカードの入れ方や使い方、反応しないときの対処法も解説しているので、この記事を見れば、iPhoneやiPadでのデータ移行・管理に関する疑問や不安を解消できるでしょう。
- iPhone・iPadにSDカードリーダーをつなぐメリットは?
- iPhone・iPadで使えるSDカードリーダーの選び方
- 機種に合った接続端子の種類を選ぶ
- MFi認証かどうかチェックする
- 対応するSDカードの種類にも注意する
- 転送速度をチェックする
- 【USB Type-C/A接続】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
- 【Lightning接続】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
- 【その他】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
- iPhone・iPad向けSDカードリーダーの使い方!大容量のデータ移行方法
- iPhone・iPadにSDカードリーダーをつないでも反応しない原因は?
- iPhone用SDカードリーダーに関連するよくある質問
- まとめ
iPhone・iPadにSDカードリーダーをつなぐメリットは?
iPhoneやiPad用SDカードリーダーを使う最大のメリットは、容量(ストレージ)を一時的に空けられることだといえます。
写真や動画だけではなく、PDFやドキュメントなどのファイルもSDカードに保存できるため、手軽にデータ管理を行えます。iPhoneやiPadとPCの間でデータのやり取りもスムーズに行えるでしょう。
SDカードをPCに挿入するだけで簡単にスマホ上のデータを確認できます。基本的にPCではUSB-AやUSB-Cに対応しているので、PCにSDカードスロットがない場合でも、対応リーダーを選べば問題ありません。
さらに、デジタル一眼カメラで撮影した「RAWファイル」を素早く転送できることもメリットの1つです。無線転送が遅い機種でも、SDカードリーダー経由であれば、すぐにデータを読み込めます。
iOS・iPadOS 13以降では、純正アプリでRAWファイルの読み込み・現像が可能ですので、編集の幅も広がります。写真編集やデータ管理を快適に行いたい人は、ぜひSDカードリーダーを活用してみてくださいね。
iPhone・iPadで使えるSDカードリーダーの選び方
iPhone・iPadで使えるSDカードリーダーは、Apple純正品に加え、MFi認証製品や多機能なサードパーティ製品も多く、選択肢が豊富です。さらに、Lightning端子やUSB Type-C端子の違い、対応するSDカードの規格など、購入時には確認すべきポイントがいくつかあります。
ここでは、iPhone・iPadで使えるSDカードリーダーの選び方を4つにわけて解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
機種に合った接続端子の種類を選ぶ
自分の使用しているデバイスの端子にあったSDカードリーダーでなければ、接続できないので必ず確認しておきましょう。
iPhoneやiPadでは、おもに「Lightning端子」または「USB-C端子」が採用されています。iPhone 5sからiPhone 14までのiPhoneでは、Appleが独自に設計した「Lightning端子」が採用されています。
しかし、2023年9月発売のiPhone 15シリーズからUSB Type-Cポートに切り替わりました。このように同じiPhoneであっても端子がモデルによって異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
「自分のモデルの接続端子が分からない」「買い替える可能性がある」という人は、Lightning・USB-Cの両方の端子を用いたSDカードリーダーがおすすめです。
MFi認証かどうかチェックする
Lightning接続のSDカードリーダーを購入する際には、「MFi認証」を取得しているかどうかを確認しましょう。MFiとは「Made for iPhone/iPad/iPod」の略称で、Appleから正規ライセンスを取得していることを示しています。
MFi認証を取得していない場合は、万が一トラブルが発生した際に動作保証外となったり、今後のOSアップデートによって使えなくなったりする可能性があります。
なお、ECサイトの商品ページでは、MFi認証の記載があっても、実際には取得していない製品もいくつか見られました。Apple公式が提供している「MFiライセンスアクセサリ検索」 では、MFi認証取得済みアクセサリを確認できるので、購入前にチェックしてみてくださいね。
対応するSDカードの種類にも注意する
SDカードリーダーを選ぶ際には、対応するSDカードの規格が重要なポイントとなります。SDカードには、最大容量が2GBの「SDカード」、4〜32GBの「SDHCカード」、そして64GBから2TBまで対応する「SDXCカード」の3つの種類があります。
写真や動画のバックアップを目的とする場合、64GB以上の容量を保存できるSDXCカードに対応したリーダーを選ぶことがおすすめです。32GBまでしか対応していないSDHCカード対応のリーダーでは、大容量データの保存には不向きだといえます。
また、SDXC対応のリーダーであっても、読み取れる最大容量が制限されていることがあるので製品仕様を確認し、必要な容量に対応しているかをチェックしましょう。
転送速度をチェックする
使用するSDカードリーダーによってデータの転送速度が異なるので、ストレスなくデータ移行をするために転送速度が速いモデルを選びましょう。転送速度が遅いモデルを選ぶと、大容量の動画や写真を転送する際に多くの時間がかかります。
USBの規格は、USB1.1から、USB2.0、USB3.0まであり、USB3.0がもっとも転送速度が速いモデルとなっています。併せて、SDカードに採用されている高速転送規格「UHSスピード規格」もチェックしましょう。UHS-Ⅲと記載されているSDカードがもっとも高速です。
ただし、SDカードとSDカードリーダーの両方が高速転送に対応していなければ意味がないため、購入する際には双方の製品仕様を確認をしましょう。
【USB Type-C/A接続】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
ここでは、USB Type-CまたはA接続に対応しているiPhone・iPad向けSDカードリーダーを4台に厳選してご紹介します。
【Lightning接続】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
ここでは、Lightning接続対応のiPhone・iPad向けSDカードリーダーを4台に厳選してご紹介します。
「Lightning(ライトニング)」とは、iPhoneやiPadに搭載されているApple独自仕様のインタフェースのことで、コネクターに表裏がないので接続時の手間が省ける点が魅力です。
【その他】iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ人気ランキング4選
出典:USB-Cオーディオ+充電アダプター | Belkin
ここでは、Lightning接続とUSB Type-CまたはAの両方に対応している製品や、micro USB接続対応製品を厳選し、ランキング形式でご紹介します。
iPhone・iPad向けSDカードリーダーの使い方!大容量のデータ移行方法
ここでは、使い方が分からないという人に向けてiPhone・iPad用SDカードリーダーのデータ移行方法について画像を用いて解説します。なお、使用するSDカードリーダーによって操作方法が異なるため、参考程度にご確認ください。
iPhoneまたはiPadにSDカードリーダーを接続し、端末側で「写真アプリ」を開きます。右上の「選択」ボタンをタップしてSDカードに移動したい画像や動画を選びます。
出典:Hugmuu 楽天市場店
次に、”ファイル”に保存を選択して、一覧のなかからSDカードリーダーの専用アプリを選びます。
出典:Hugmuu 楽天市場店
SDカードリーダーの専用アプリをタップすると、データ移行が開始されます。
iPhone・iPadにSDカードリーダーをつないでも反応しない原因は?
iPhone・iPadにSDカードリーダーを接続しても反応がない場合は、SDカード、端末、リーダーのどれに問題があるのかを見極めなければなりません。PCなどほかの端末にSDカードを差し込んで、読み込めない場合はSDカードに不具合が発生していることが考えられます。
SDカードを別の端末で読み込めた場合は、端末かリーダーのどちらか、あるいは両方に問題があります。iOSとSDカードリーダー専用アプリのアップデートを行い、最新の状態で再度試してみましょう。端末を再起動することで一時的な不具合が解消され、使えるようになるケースもあるので、再起動も試してみてください。
iPhone用SDカードリーダーに関連するよくある質問
ここでは、iPhone用SDカードに関連するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。気になる項目があればぜひチェックして疑問や不安を払拭しましょう。
- iPhone用SDカードリーダーは、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニで取り扱っていません。
一方、100均(ダイソー)ではiPhone用SDカードリーダーが販売されていることが分かりました。ダイソーにて「メモリーカードリーダー」というネーミングで提供されています。取り扱いの有無は店舗や時期によって異なるため、最寄りの店舗で購入できるか事前に確認することをおすすめします。
- iPhone・iPadにはSDカードを挿入できるスロットがないため、物理的にSDカードを使うことができません。SDカードリーダーがあれば、SDカードリーダーを介してiPhoneやiPadでも使用できるようになります。
- Apple公式が公表しているわけではありませんが、安全性とデザイン性を考慮した結果だと考えられています。
具体的には、「SDカードを挿入したことによるウイルスの侵入を避けるため」「メモリカードスロットを装備することによってデザイン上の制約が生じるから」の2点がiPhoneにSDカード装着スロットがない理由だといえます。
- iPhoneの写真の保存方法は、iCloudなどのクラウドサービスか、外付けデバイスのどちらかになります。SDカードを保存先として選ぶことで、クラウドサービスのような「固定費」が発生しないのでおすすめです。また、比較的リーズナブルな価格で大容量データを保存できる点もSDカードの魅力だと言えるでしょう。
- 写真を複数枚転送したり、書類データを保存したりする程度であれば32GBでも十分だといえます。一方で、iPhoneやiPadのデータ容量を空けたい場合は64GB、動画などの大容量データの移行なら128GB以上がおすすめです。
- USBメモリはiPhone上で直接ファイルを操作できないため、SDカードをおすすめします。SDカードは、iPhoneに保存された写真を移動するための専用アプリが提供されている製品も多く、データ移行や管理がスムーズかつ簡単に行えます。
まとめ
iPhone・iPad用のSDカードリーダーがあれば、スマホの容量不足もすぐに解決できます。PCや一眼レフへのデータ転送における手間を省ける点が大きな魅力です。
SDカードリーダーは、転送速度や対応規格、コネクタの種類など確認すべき項目がいくつかあるので、この記事でご紹介した「選び方」を参考にして最適な商品をチョイスしてくださいね。
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