ドコモの新料金プラン「eximo(エクシモ)」への乗り換えを検討する際、「実際のところ、使い勝手はどうなのだろう?」「料金は本当に安くなるの?」といった疑問を持つ方は少なくないでしょう。
特に、ahamoやirumoといった他のドコモプランとの違いや、複雑に感じる料金体系について、利用者のリアルな声を知りたいというニーズは高いと考えられます。
この記事では、eximoに関する実際の口コミや評判を徹底的に調査し、公式情報や他プランとの比較を交えながら、メリット・デメリット、詳細な料金プラン、そしてどのような人に最適なプランなのかを詳しく解説します。
- ドコモの新プラン「eximo(エクシモ)」とは?
- eximoの料金プラン詳細!割引は必須?いくらで使える?
- データ量に応じた3段階料金と基本料金
- 割引サービスの種類と適用後の実質料金【料金表】
- eximo 月額料金一覧表(税込)
- 通話オプションとその他の費用
- 【良い口コミ・評判】eximoのメリットを深掘り
- データ無制限プランの魅力|ヘビーユーザーやテザリング利用者に
- 使わない月は安くなる?段階制料金の柔軟性
- 安心のドコモショップサポート体制
- 家族割・セット割で通信費を節約
- 【悪い口コミ・評判】eximoのデメリットと契約前の注意点
- 割引がないと高い?基本料金の注意点
- データ少量・中容量ユーザーには割高感?
- 通信速度は大丈夫?
- あなたはどっち?eximo・ahamo・irumo徹底比較
- eximoがおすすめな人の特徴まとめ
- 3プランの料金・データ・サポート比較
- エクシモに関するよくある質問
ドコモの新プラン「eximo(エクシモ)」とは?
eximo(エクシモ)は、NTTドコモが2023年7月1日から提供を開始した主要な料金プランです。
これは、それまでの「5Gギガホ プレミア」や「5Gギガライト」といったプランに代わるものとして位置づけられています。
現在のドコモのプランラインナップ(eximo、irumo、ahamo)の中では、最も機能が充実したハイエンドプランとされています。
eximoの最大の特徴は、毎月のデータ利用量に応じて料金が自動的に3段階で変動する点。
具体的には、「〜1GB」「1GB超〜3GB」「3GB超〜無制限」の3つのステップがあり、使った分だけ支払う仕組みになっています。
これにより、データ利用量が少ない月は料金が抑えられ、多い月はデータ容量を気にせず無制限で利用できるという柔軟性を持っています。
契約には「spモード」の契約が必要ですが、月額料金に含まれています。
また、eximoは5G契約のプランですが、対応する4G(LTE)端末でも利用可能です。
さらに、ドコモショップでの対面サポートや電話サポートといった手厚いサポート体制を利用できる点や、後述する様々な割引サービスの対象となる点も、eximoの基本的な特徴として挙げられます。
eximoの料金プラン詳細!割引は必須?いくらで使える?
eximoの料金体系は、データ利用量に応じた変動制と、各種割引の適用が大きなポイントです。ここでは、基本料金から割引適用後の実質料金、通話オプションまで詳しく見ていきましょう。
データ量に応じた3段階料金と基本料金
eximoの月額基本料金は、その月のデータ利用量に応じて以下の3段階で自動的に決まります。
月額基本料金
- 〜1GBまで:4,565円
- 1GB超〜3GBまで:5,665円
- 3GB超〜無制限:7,315円
重要なのは、これらは一切の割引が適用される前の「基本料金」であるという点です。利用量に応じて自動的に料金が決まるため、プラン変更の手間はありません。
ただし、データ利用量が3GBをわずかに超えただけでも、自動的に最も高い無制限プランの料金(7,315円)が適用される点には注意が必要です。
この料金体系は、中容量帯のユーザーにとっては割高に感じられる一因となっています。
なお、ポイント還元を重視した「eximoポイ活」プランも存在しますが、この記事では標準のeximoプランを中心に解説します。
割引サービスの種類と適用後の実質料金【料金表】
eximoの基本料金は比較的高めに設定されていますが、以下の割引サービスを適用することで、月額料金を大幅に抑えることが可能です。
割引サービス
- みんなドコモ割:同一ファミリー割引グループ内の対象回線数(eximo/irumo)に応じて割引。3回線以上で最大1,100円割引。
- ドコモ光セット割/home 5G セット割:ドコモの光回線サービス「ドコモ光」またはホームルーターサービス「home 5G」とのセット契約で最大1,100円割引。
- dカードお支払割:月々の支払いをdカード/dカード GOLDに設定することで187円割引。
これら3つの割引すべてを適用した場合、合計で最大2,387円の割引が受けられます。
しかし、これらの割引を最大限に活用するには、「家族でドコモを3回線以上契約」し、「ドコモ光またはhome 5Gを契約」し、かつ「dカードで支払う」という、かなり厳しい条件を満たす必要があります。
単身者や、他社のインターネット回線・クレジットカードを利用している場合は、割引額が少なくなり、結果的に料金が高くなる傾向があります。
eximo 月額料金一覧表(税込)
データ利用量 | 基本料金 | 最大割引適用後料金 | 最大割引の主な条件 |
---|---|---|---|
〜1GB | 4,565円 | 2,178円 | ファミリー割引3回線以上 + ドコモ光/home 5G契約 + dカード払い |
1GB超〜3GB | 5,665円 | 3,278円 | ファミリー割引3回線以上 + ドコモ光/home 5G契約 + dカード払い |
3GB超〜無制限 | 7,315円 | 4,928円 | ファミリー割引3回線以上 + ドコモ光/home 5G契約 + dカード払い |
この表からもわかるように、割引の適用有無によって実質的な料金が大きく変動します。
eximoを検討する際は、自身がどの割引を適用できるかを正確に把握することが極めて重要です。
割引を前提とした料金設定であるため、割引を受けられないユーザーにとっては割高なプランとなりがちです 。
通話オプションとその他の費用
eximoの国内通話料は30秒あたり22円です。ただし、ファミリー割引グループ内の家族への通話は無料となります。
通話をよく利用する方向けに、以下の有料オプションが用意されています。
通話オプション
- 5分通話無料オプション:1回あたり5分以内の国内通話が無料。月額880円(税込)
- かけ放題オプション:国内通話が時間無制限でかけ放題。月額1,980円(税込)。
これらのオプション料金は、以前のプラン(5Gギガホ プレミアなど)や、ahamoで標準付帯されている5分通話無料と比較すると、若干高めに設定されている場合があります。
初期費用としては、ドコモショップなどの店頭で申し込む場合に契約事務手数料として3,850円(税込)がかかりますが、ドコモオンラインショップでの手続きであれば無料です。
【良い口コミ・評判】eximoのメリットを深掘り
eximoには、料金の高さや複雑さといった指摘がある一方で、利用者からは多くのメリットも評価されています。ここでは、良い口コミや評判をもとに、eximoの具体的な利点を掘り下げてみましょう。
データ無制限プランの魅力|ヘビーユーザーやテザリング利用者に
eximoの最大の魅力として挙げられるのが、3GBを超過した後のデータ通信量が無制限である点です。
これは現在のドコモのプランの中で唯一の特徴であり、データ容量を気にせずに動画視聴、オンラインゲーム、SNSなどを思う存分楽しみたいヘビーユーザーから高く評価されています。
入院など、特別な事情で一時的にギガ数が必要になった時にプランの変更がいらないのも嬉しいですよね。
さらに特筆すべきは、テザリング(スマートフォンをWi-Fiルーター代わりにしてPCやタブレットをインターネットに接続する機能)も無制限で利用できる点です。
これにより、外出先でのPC作業や、自宅の固定回線代わりとしてeximoを活用するユーザーもいます。
データ通信量が非常に多いユーザーや、複数のデバイスで頻繁にインターネットを利用するユーザーにとって、この無制限性は大きなメリットとなります。
出典:ちょっと高くない?
使わない月は安くなる?段階制料金の柔軟性
eximoのもう一つの特徴である段階制料金も、使い方によってはメリットとなります。
毎月のデータ利用量にばらつきがあるユーザーにとって、利用量が少なかった月(例えば1GB未満や3GB未満)は、自動的に料金が安くなるため、無駄がありません。
例えば、「いつもは30GB以上使うけれど、今月は旅行でほとんど使わなかった」という場合、特別な手続きなしでその月の請求額が抑えられます。
逆に、普段あまり使わない人が一時的に多く使ってしまった場合でも、通信制限にかかることなく利用し続けられる安心感があります。
固定容量のプランでは余ったデータが無駄になったり(eximoにはデータ繰り越しはありません )、超過時に追加料金が発生したりしますが、eximoの変動制料金は、こうした月ごとの利用量の波に対応できる柔軟性を持っていると言えます。
安心のドコモショップサポート体制
eximoは、オンライン専用プランであるahamoとは異なり、全国のドコモショップでの対面サポートや、電話によるサポートを受けることができます。
これは、スマートフォンの操作に不慣れな方や、契約内容について直接相談したい方、トラブル時にすぐに店舗で対応してほしいと考える方にとって、非常に大きな安心材料となります。
ahamoのサポートはオンラインチャットが基本ですが、eximoであれば、契約手続きの相談から料金プランの見直し、故障時の対応まで、幅広いサポートを店頭で受けられます。
手厚いサポート体制を重視するユーザーにとっては、eximoを選ぶ強い理由の一つとなるでしょう。
家族割・セット割で通信費を節約
前述の通り、eximoは「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割/home 5G セット割」といった割引サービスを適用することで、月額料金を大幅に引き下げることが可能です。
特に、家族でドコモを複数回線利用しており、かつ自宅のインターネット回線もドコモ光やhome 5Gでまとめているような家庭では、割引の恩恵を最大限に受けることができます。
このような場合、データ無制限や充実したサポートといったメリットを享受しつつ、実質的な月額料金をahamoなどに近い水準まで抑えることも不可能ではありません。
割引適用が前提となりますが、条件に合致するユーザーにとっては、eximoはコストパフォーマンスの高い選択肢となり得ます。
【悪い口コミ・評判】eximoのデメリットと契約前の注意点
多くのメリットがある一方で、eximoにはデメリットや注意すべき点も存在します。契約後に後悔しないためにも、ネガティブな口コミや評判にも目を向けてみましょう。
割引がないと高い?基本料金の注意点
eximoに関する最も多く聞かれる不満点は、割引が適用されない場合の基本料金の高さです。
実際に、割引前の料金は最低でも月額4,565円(〜1GB)であり、無制限プランでは7,315円となります。
これは、ahamo(月額2,970円で30GB)や他の格安SIMと比較すると、かなり高額です。
最大割引(2,387円)を受けるには厳しい条件があるため、単身で契約している方や、自宅のインターネット回線がドコモ以外の方、dカードを利用していない方などは、割引の恩恵を十分に受けられず、結果的に割高な料金を支払うことになりがちです。
割引が適用できないユーザーにとっては、コストパフォーマンスが良いとは言えません。
データ少量・中容量ユーザーには割高感?
eximoの料金体系は、データ利用量が少ないユーザーや、中程度のデータ利用量(例えば月20GB〜30GB程度)のユーザーにとっても、割高に感じられる可能性があります。
まず、データ利用量が1GB未満や1GB〜3GBの場合でも、割引適用後の料金(それぞれ2,178円、3,278円)は、ドコモの低容量向けプランirumoや、他の格安SIMと比較して必ずしも安いとは言えません。
さらに大きな問題は、3GBを超えると一律で無制限プランの料金(割引後でも4,928円)になる点です。
例えば、毎月20GB程度しか利用しないユーザーの場合、ahamoなら月額2,970円で済むところ、eximoでは約2,000円も高い料金を支払うことになります。
eximoには店頭サポートなどの付加価値がありますが、料金面だけを見ると、データ利用量が3GBを超え、かつ無制限までは必要ないという「中容量ユーザー」にとっては、割高な設定と言えるでしょう。
通信速度は大丈夫?
出典:スマホ乗り換えの話1
あなたはどっち?eximo・ahamo・irumo徹底比較
ここまでeximoのメリット・デメリットを見てきましたが、結局のところ、自分にはどのプランが合っているのか迷う方も多いでしょう。
ここでは、eximo、ahamo、irumoの3つのプランを比較し、それぞれどのような人におすすめなのかを整理します。
eximoがおすすめな人の特徴まとめ
以下の特徴に当てはまる人は、eximoが最適な選択肢となる可能性が高いです。
エクシモがおすすめな人
- 毎月のデータ通信量が30GB以上のヘビーユーザー:データ容量無制限の安心感を求める方。
- テザリングを頻繁に、かつデータ量を気にせず利用したい方:スマートフォンをWi-Fiルーター代わりに使うことが多い方。
- ドコモショップでの対面サポートや電話サポートが必須だと考える方:オンラインでの手続きや問い合わせに不安がある方。
- 家族でドコモを3回線以上利用し、ドコモ光/home 5Gも契約、dカードで支払いをしている方:各種割引を最大限に活用できる方。
- ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)が必要な方
- 月によってデータ利用量が大きく変動する方: 使わない月は安く、使う月は無制限で利用したい方。
3プランの料金・データ・サポート比較
特徴 | eximo | ahamo | irumo |
---|---|---|---|
ターゲットユーザー | ヘビーユーザー/サポート重視 | 中〜高容量ユーザー/オンライン手続き派 | ライトユーザー/低価格重視 |
月額料金帯(税込) | 4,565円〜7,315円 (割引前) / 2,178円〜4,928円 (最大割引後) | 2,970円 (30GB) / 4,950円 (110GB) | 550円 (0.5GB) 〜 3,377円 (9GB) ※割引条件あり |
データ容量 | 段階制 (〜1GB, 〜3GB, 無制限) | 30GB / 110GB (大盛り) | 0.5GB / 3GB / 6GB / 9GB |
データ無制限? | ○ (3GB超過後) | × | × |
テザリング上限 | 無制限 | プランのデータ容量と同じ | プランのデータ容量と同じ |
店舗サポート | ○ (一部有料サポートあり) | × (オンラインのみ) | △ (有料で可) |
電話サポート | ○ | × | × |
キャリアメール | ○ (@docomo.ne.jp) | × | × |
みんなドコモ割 | ○ | × | ○ |
光/home 5Gセット割 | ○ | × | ○ (3GB/6GB/9GBプラン) |
dカードお支払割 | ○ | × | × |
5分通話無料 | △ (オプション:880円/月) | ○ (標準付帯) | △ (オプション:880円/月) |
※店舗サポートは、一部手続きで手数料が発生する場合があります。irumoの料金は割引適用前の金額です。
この比較表は、各プランの特性を端的に示しています。ご自身のデータ利用量、サポートの必要性、予算などを考慮し、最適なプランを見つけるための一助としてください。
エクシモに関するよくある質問
eximoに関して、よくある質問とその回答をまとめました。
テザリングは本当に使い放題?
- eximoのテザリングは、スマートフォンのデータ通信と同様に、3GBを超過した後はデータ容量無制限で利用できます。
他のキャリアやプランのように、テザリング利用時に別途データ容量の上限が設けられていることはありません。
これは、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして頻繁に利用する方にとって大きなメリットです。
4Gスマホのままでも契約できる?
- はい、契約できます。
eximoは5G契約の料金プランですが、ドコモが提供している対応機種リストに含まれる4G(LTE)スマートフォンであれば、機種変更せずにeximoを契約・利用することが可能です。
もちろん、通信速度はご利用の4G端末およびエリアの性能に準じますが、プラン自体は利用できます。対応機種についてはドコモの公式サイトで確認できます。
申し込みはどこで?手数料は?
- eximoの申し込みは、ドコモオンラインショップ、または全国のドコモショップやドコモ取扱店で行うことができます。
ドコモオンラインショップで手続きする場合、契約事務手数料は無料です。
一方、ドコモショップなどの店頭で申し込む場合は、契約事務手数料として3,850円(税込)がかかります。
オンラインでの手続きに抵抗がない場合は、手数料を節約できるオンラインショップでの申し込みがおすすめです。ただし、店頭ではスタッフに相談しながら手続きを進められるメリットがありますが、混雑時には待ち時間が発生する可能性もあります。
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