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加湿器のおすすめランキング9選|タイプ別の選び方を徹底解説


乾燥が気になる季節に欠かせない加湿器。加湿方式や置く場所によって効果が変わるので、それぞれのポイントをおさえて選びたいところ。本記事では使っているうちに気になるお手入れのことやタイプ別の選び方、象印・ダイニチ・アイリスオーヤマなどのおすすめのメーカーを徹底的に解説していきます。

また、加湿器の効果的な置き場所や冬の最適な湿度について、札幌市立大学の齊藤教授が詳しく解説しています。ぜひそちらも併せてご覧ください!

専門家

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まさとパパ

家電YouTuber

家電とお金の発信をするYouTuber。 消費者金融に13年、家電量販店に10年、司法書士事務所で債務整理を1年半の他、さまざまな経歴を持つ。 家電やお金に関して知らないことで損しないための知識を「守りの知識」として発信中。 YouTubeの他にブログ、TikTok、Instagram、Xでも発信。 毎週土曜日に家電のYouTubeチャンネルを更新しながら、企業のYouTubeチャンネルも担当している。 お金の教育を普及させるマネリテDAOに所属。小中学校に講師として行くこともある。 Japan MENSA会員。

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齊藤 雅也

札幌市立大学大学院デザイン研究科・研究科長,デザイン学部・教授

専門は都市・建築環境デザイン。住まいの熱環境・想像温度(いま、何℃と思うか)、快適性の研究を行なっている。快適な熱環境を創る「住みこなし」の啓発活動も展開している。札幌市円山動物園、甲府市遊亀公園附属動物園で動物の熱環境を改善し、希少動物の繁殖に繋げるプロジェクトにも関わる。 1994武蔵工業大学工学部建築学科卒業、2000同大学院工学研究科建築学専攻修了。2001札幌市立高等専門学校、2003-04コーネル大学・客員研究員(文科省在外研究員)、2007札幌市立大学デザイン学部・講師、2012 同・准教授、2017同・教授、2022大学院デザイン研究科長(現職)、2023空気調和・衛生工学会 北海道支部長。

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加湿方式の種類は3つ。スチーム式・気化式・超音波式の違いは?

加湿器タイプ別

加湿器を選ぶうえでまずおさえておきたいのが、加湿方式の違い。加湿方式は、スチーム式・気化式・超音波式の3つに大別されます。

スチーム式の加湿器は、お湯を沸かす際に出る蒸気を利用して加湿するしくみ。お手入れするパーツが少なくカビが生えにくいことから、近年注目を集めている加湿方式です。

気化式の加湿器は、濡れたフィルターに風を通すことでそこから蒸発した水分を活用して加湿するしくみ。スチーム式の加湿器と同等の加湿力を持ちながら、電気代が安く済むのがポイントです。

超音波式の加湿器は、振動によって水蒸気を発生させるしくみです。上で紹介した気化式やスチーム式の加湿器に比べて、加湿力は低め。アロマ機能がついた商品や小型サイズの商品、かわいいデザインの商品など選択の幅が広いことも特徴です

専門家からのコメント

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まさとパパ

家電YouTuber

加湿方式は、お湯を沸かす蒸気で加湿するスチーム式、冷風扇と同じ仕組みで濡らしたフィルターに風を当てる気化式、水に振動を与えてミストにして加湿する超音波式があります。

スチーム式は、熱くなるので雑菌が繁殖しにくいですが電気代が高め。気化式・超音波式は、メンテナンスをしっかりしないとカビや雑菌をまき散らすことになりがちです。超音波式は水滴が大きいので置く場所によっては周りが濡れてしまうことも。それぞれの弱点を補う、温風気化式・加熱超音波式もあります。

また、気化式のしくみは冷風扇と同じなので、まわりより冷たい風が出てしまいます。そこを温風でカバーする温風気化式のほうが今は種類が多い傾向にありますよ。

人気の加湿器おすすめ9選

ここからはAmebaチョイス編集部が選んだ人気の加湿器9選を、スチーム式・気化式・超音波式の3つの加湿方式ごとにご紹介します。

各商品、実際に使用してわかった加湿力やお手入れに関する検証レポートを載せているので、ぜひ参考にしてくださいね。

スチーム式加湿器のおすすめランキング

お手入れが簡単なスチーム式の加湿器。他の加湿方式の商品に比べて電気代がかかりますが、それを上回るメンテナンスの楽さやカビの生えにくさでおすすめできるタイプです。

1位

象印

スチーム式加湿器 EE-DE35-WA

参考価格15,900円(税込)

POINT

お手入れ簡単で加湿力も抜群。編集者が最もおすすめする加湿器

  • 約65℃の蒸気が出るスチーム式
  • 水を入れてお湯を捨てるシンプルな使用方法
  • フィルターがないからお手入れがラク

WHY

象印の「加湿器 EE-DE35-WA 」の特徴は?

象印の加湿器(EE-DE35-WA)は、数多くの電気ポットを生み出してきたメーカーならではの一品。電気ポットと同じく、使用前に水を入れて使用後にお湯を捨てる使い方で、沸騰させた水を約65℃のスチームとして放出します。

大きな特徴が、加湿器に欠かせないイメージのあるフィルタ―を使っていないこと。フッ素加工された加湿器内部は広口容器のためお手入れがラクで、さらに電気ポットと同じクエン酸洗浄だから手間がかかりません。

気になる加湿能力は1時間あたり340mlと、和室なら6畳、洋室なら10畳と、自室や寝室に使うのに適しています。

また、温度センサーと室温センサーが同時に働いて、いつでも快適な湿度を保てます。3段階の入タイマーと切タイマー、チャイルドロックやふた開閉ロックなどを備えているので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。

商品仕様

加湿方式
スチーム式
適用床面積
木造和室 ~6畳(10㎡) / プレハブ洋室 ~10畳(16㎡)
タンク容量
3.0L
加湿能力
350ml/h
運転音
-
幅x高さx奥行
24×32.5×27.5cm
重量
2.7kg
1時間あたりの電気代(実測値)
11.1円

2位

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

スチーム式加湿器 AHM-MH60

参考価格12,249円(税込)

POINT

象印よりも電気代がやや高め。お手入れの楽さ・加湿力は文句なし

  • 加湿力:5.0点 1時間後の室温平均:24.4℃ 1時間後の湿度平均:63.0%
  • 蒸気によるパワフル加湿で冬も快適
  • タンクを取り出さずにコップでも給水可能

WHY

アイリスオーヤマ「スチーム式加湿器 AHM-MH60」の特徴は?

毎日のように使うものだから清潔さにこだわりたい、加湿器はカビや雑菌の繁殖が気になるという方におすすめなのが、アイリスオーヤマの加湿器(AHM-MH60-W)です。

水や蒸気の出るパーツは簡単に丸洗い可能。タンク内部は汚れがつきにくく落ちやすいフッ素加工で、スポンジのゴシゴシ洗いでOKです。さらにフィルターレスだから、フィルターの汚れ詰まりを気にする必要もありません。

蒸気による加湿量は1時間あたり最大600mlとパワフルで、最大17畳の部屋にも対応します。タンクを取り外さなくてもコップなどで手軽に給水でき、使い勝手の良さでも工夫が光ります。

連続モードや切タイマーなどの操作はシンプルなパネルで誰にでもわかりやすく、どなたでも直感的に操作できます。幅22.5×奥行23.5×高さ32.5cmとコンパクトなサイズなので、どこに置いても邪魔になりません。

商品仕様

加湿方式
スチーム式
適用床面積
木造和室 ~10畳 / プレハブ洋室 ~17畳
タンク容量
3.0L
加湿能力
600ml/h
運転音
24dB
幅x高さx奥行
22.5×32.5×23.5cm
重量
3.0㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
13.5円

気化式加湿器のおすすめランキング

電気代が安いうえに加湿能力も高いため、広いリビングで24時間稼動させる場合は気化式の加湿器がおすすめ。蒸気が出ないので、小さい子供が好奇心を持って触ってしまいづらい点も利点です。

一方で、お手入れしないまま放置しておくと、フィルターからカビ臭が発生するため注意が必要。サボらずにお手入れができる人は、気化式を選ぶと良いでしょう

1位

SHARP(シャープ)

プラズマクラスター加湿器 HV-S55

参考価格14,800円(税込)

POINT

お手入れ・給水しやすい工夫に注目。節電しながらたっぷり加湿できる

  • プラズマクラスターイオンで空気をきれいに
  • 上から、下から、2つの給水スタイル
  • 加湿力と省エネのどちらも実現

WHY

シャープ「プラズマクラスター加湿器 HV-S55」の特徴は?

部屋の空気をきれいに保つプラズマクラスターイオンを発生させる、シャープのプラズマクラスター加湿器(HV-S55)。1時間あたり550mlとたっぷりの加湿量があり、9畳〜15畳の広い部屋にも対応するから、家族みんなで過ごすリビングでも頼れる加湿器です。

毎日の暮らしを想定した使いやすさも特徴のひとつ。給水は、上からはタンクを取り外さずに、下からはトレーを引き出す、2つのスタイルです。すっきりした見た目ながら、パーツごとに分解できるので内部を清潔に保てます。

エコモードなら1時間あたりの電気代は約0.74円、強モードでも約5.9円と、省エネ性能にも優れています。温度・湿度のWセンサーが室内の状況から湿度を自動でコントロールするので、ムダな電力消費も抑えられます。

また、熱い蒸気の出ないヒーターレスだから、小さなお子さんがいても安心です。

商品仕様

加湿方式
ハイブリット式
適用床面積
木造和室 ~9畳(15㎡) / プレハブ洋室 ~15畳(25㎡)
タンク容量
4.0L
加湿能力
550ml/h
運転音
23~37dB
幅x高さx奥行
27.2×45.5×22cm
重量
5.2㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
2.7円

2位

Dainichi(ダイニチ)

RXT TYPE 加湿器 HD-RXT524

参考価格19,564円(税込)

POINT

加湿力が高く、取り替えカバー付きで排水トレーのお手入れが楽に。

  • 1カ月あたり約89円の省エネ性能の高さ
  • 人のささやき声ほどの静かさ
  • 抗菌加工と使い捨てフィルターで手間いらず

WHY

ダイニチ「RXT TYPE HD-RXT524」の特徴は?

ダイニチのハイブリッド式加湿器(RXT TYPE)は、水が熱くならないため季節を問わず使えます。8.5畳〜14畳に対応するからリビングにもおすすめ。送風の「気化式」とヒーターで加湿をアシストする「温風気化式」を組み合わせた方式です。

独自のエコモータを搭載しており、省エネ性能の高さが魅力。標準、静音、eco(エコ)、のど・肌の4つのモードのうち、eco(エコ)モードなら、1カ月当たりの電気代はわずか89円ほどとリーズナブルに抑えられます。

静かさにもこだわりがあり、運転音は最大でも30dBで人のささやき声と同じレベルです。さらに、おやすみ快適ボタンを押すと、人が聞き取れるギリギリの音量13dBで1時間運転したあと、静音モードで静かさと潤いを自動でコントロールします。

操作プレートなどに抗菌加工を施しているため、毎日のように使っても清潔な状態を保ちます。使い捨てフィルターだから、お手入れの手間も不要です。

商品仕様

加湿方式
ハイブリッド式(温風気化 / 気化式)
適用床面積
木造和室 ~8.5畳(14㎡) / プレハブ洋室 ~14畳(23㎡)
タンク容量
5.0L
加湿能力
500ml/h
運転音
13~30dB
幅x高さx奥行
37.5×37.5×17.5cm
重量
4.6㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
2.1円

3位

Panasonic(パナソニック)

ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXY05

参考価格21,340円(税込)

POINT

省エネ性重視ならコレ。フィルターのお手入れはやや苦戦するかも

  • 適度にうるおす気化式でおトクに省エネ
  • ナノイー搭載で、部屋も内部も清潔
  • 連続加湿でも15dBの静けさ

WHY

パナソニック「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXY05」の特徴は?

パナソニックのヒーターレス気化式加湿(FE-KXY05)の気化式とは、部屋が乾燥しているときほど加湿しやすい仕組み。湿度が低く水分が少ないときほど加湿量が自然とアップするから、電気代を抑えながら部屋をパワフルにうるおします。

気化式で飛び出す水蒸気は粒子がごく小さいため、菌が付着する心配はなく、加湿する水はイオンの力で除菌されていて安心です。

さらに、水に包まれた微粒子のイオン、パナソニック独自のナノイーをプラスすれば、部屋をきれいに保つだけではなく、内部の加湿フィルターを常に清潔に保ちます。

1時間あたり500mlの加湿量で、洋室なら14畳までの広さを最長8.4時間ほど稼働。パワフルな加湿器ながら、わずか15dB(デシベル)の静けさを保ち、家族のだんらんや勉強時間、おやすみ中の邪魔になりません。

商品仕様

加湿方式
気化式
適用床面積
木造和室 ~8.5畳(14㎡) / プレハブ洋室 ~14畳(23㎡)
タンク容量
4.2L
加湿能力
500ml/h
運転音
22~31dB
幅x高さx奥行
37.5×37.5×18.6cm
重量
5.2㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
0円

4位

SwitchBot(スイッチボット)

SwitchBot 気化式加湿器 W3902300

参考価格14,850円(税込)

POINT

スマート家電に加湿器が仲間入り。スマホ操作は魅力だがお手入れはしづらい

  • スマートスピーカーで操作可能
  • 適度なうるおいと省エネを両立する気化式
  • 19畳の部屋も隅々までうるおす加湿量

WHY

SwitchBot「気化式加湿器 W3902300」の特徴は?

SwitchBotスマート加湿器は、放出される水の粒子が細かく、空気中への菌の拡散を防ぐ気化式。さらに、抗菌加工素材で雑菌の繁殖や残存を防ぎます。また、フィルター自動乾燥技術によりカビの繁殖も抑えて、空気をきれいにうるおします。

タンクは大容量の4.5リットルで、最大で19畳の部屋にも使えます。1回給水するだけで1日中フル稼働が可能です。ひと目で水の残量を確認できる設計で、なくなればフタを開けて上から注ぐだけで給水が完了します。

専用のアプリをインストールすれば、加湿器の運転状況、予約運転、給水のタイミングなどをいつでもどこでも確認できます。スマホからの遠隔操作も可能だから、消し忘れたときも安心です。

さらに、スマートスピーカーと連携させると、声で呼びかけるだけでスイッチをON・OFFできるから、立ち上がる必要もありません。

商品仕様

加湿方式
気化式
適用床面積
木造和室 ~12畳 / プレハブ洋室 ~19畳
タンク容量
4.5L
加湿能力
700ml/h
運転音
18dB
幅x高さx奥行
38×40.2×20cm
重量
5.8㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
0.3円

超音波式加湿器のおすすめランキング

構造がシンプルなため小型のものからおしゃれなものまで幅広い選択肢のある超音波式の加湿器。本体価格が安いものが多く、アロマの香りを楽しめるのもメリットの一つです。

一方で、お手入れするパーツが多いことや肝心の加湿力が物足りないことも選ぶ前に知っておきたいポイント。小さめの部屋で使用したい人や、デザインや安さを重視したい人向きの加湿タイプです

1位

BRUNO(ブルーノ)

ハイブリッド加湿器 COLUMN MIST BOE086-GRG

参考価格8,800円(税込)

POINT

えんとつから出る蒸気がかわいい。加湿力は弱め

  • 省スペースでおしゃれなフォルムの加湿器
  • 抗菌にもこだわったハイブリッド式
  • 香りを楽しめるアロマ―ケース付き

WHY

BRUNO「ハイブリッド加湿器 COLUMN MIST BOE086-GRG」の特徴は?

スタイリッシュな家電で人気のBRUNOから販売されているのが、ハイブリッド加湿器COLUMN MISTです。薪ストーブをイメージした個性的なフォルム、置き場所を選ばないスリムなデザイン、シックなカラー展開だから、どんな部屋にもなじみます。

超音波式と加熱式を組み合わせたハイブリッド式で、省エネながら1時間あたり400mlまでの加湿量を実現。銀イオンフィルターでタンク内の水を抗菌できるから、部屋全体を衛生的にうるおすことが可能です。

11畳までの部屋を最大20時間も加湿するじゅうぶんな能力を備え、3リットルまで給水できるタンクは取っ手がついているから持ち運びの負担もいりません。

また、アロマケースを内蔵しているため、アロマオイルを使えば部屋をお気に入りの香りで満たせます。パーツを分解して丸洗いできるので、お手入れも簡単です。

商品仕様

加湿方式
加熱超音波式
適用床面積
木造和室 ~7畳 / プレハブ洋室 ~11畳
タンク容量
3.0L
加湿能力
400ml/h
運転音
-
幅x高さx奥行
19.4×42.1×19.4cm
重量
1.5㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
0.3円

2位

MODERN DECO(モダンデコ)

超音波加湿器 htjs-002j

参考価格1,900円(税込)

POINT

コンパクトさを重視するならコレ。加湿力もまあまあ

  • インテリアとして映えるデザイン性の高さ
  • 静音と省エネを備えた超音波ミスト
  • アロマ機能とLEDライトで癒し効果も

WHY

モダンデコ「超音波加湿器 3.0L htjs-002j」の特徴は?

インテリアとして違和感なく置けるデザイン性の高さが目を引く、モダンデコの超音波加湿器(htjs-002j)。幅17.8×奥行17×高さ31.2cm、2kgに満たないスマートな加湿器だから、床はもちろん、サイドテーブルにも気軽に置けます。

見た目だけではなく、加湿器としての機能もじゅうぶん。髪の毛より微細なミストを超音波で発生させるため、モーター音がなく静かで、子どもがいても安心です。また、吹き出し口を360度自由に動かせるから、狙ったところをすばやくうるおせます。

加湿量は1時間あたり最大220mlと控えめですが、3リットルの給水で連続30時間ほどの加湿。1カ月93円ほどと、省エネ性能も申し分ありません。

さらに、加湿と同時にアロマオイルの香りを楽しめるアロマ機能、水面を照らすLEDライトを搭載しているから、癒しの空間づくりにも役立ちます。

商品仕様

加湿方式
超音波式
適用床面積
木造和室 ~5畳 / プレハブ洋室 ~8畳
タンク容量
3.0L
加湿能力
220ml/h
運転音
21dB
幅x高さx奥行
17.8×31.2×17cm
重量
1.9㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
0.3円

3位

THREEUP(スリーアップ)

上部給水式 アロマ加湿器 Dew Drop (デュードロップ) L HFT-2138

参考価格3,383円(税込)

POINT

加湿力・お手入れともに物足りない。小さめの部屋で使うならアリかも

  • ティアドロップ型のかわいい見た目
  • ダイヤルで加湿量を自在にコントロール
  • 部屋を彩るアロマとLEDライト

WHY

スリーアップ「上部給水式 アロマ加湿器 Dew Drop (デュードロップ) L HFT-2138」の特徴は?

Dew Drop(デュードロップ)は、ティアドロップ型のデザインがかわいらしいアロマ加湿器です。

アロマトレイのパッドにお好みのアロマオイルをたらせば、お好みの香りを楽しみながら部屋の乾燥対策もできます。LEDライトをONにすれば、間接照明としても活躍するでしょう。

高さ25.4cmの小さな加湿器ながら、上から注ぎ込むだけで給水できる3リットルのタンクを搭載。加湿量は1時間あたり320mlとじゅうぶんな加湿性能を備えています。また、超音波式で放出されるミストの量は、ダイヤルで自在にコントロールできて便利です。

2・4・6時間から選べるオフタイマー機能もあるので、就寝時にも安心して利用できます。タンクは取り外して洗えますが、ほかの加湿器に比べると間口は小さめのため、洗い方には少し工夫が必要です。

商品仕様

加湿方式
超音波式
適用床面積
木造和室 ~5畳 / プレハブ洋室 ~8畳
タンク容量
3.0L
加湿能力
320ml/h
運転音
-
幅x高さx奥行
23.5×25.4×23.5cm
重量
1.3㎏
1時間あたりの電気代(実測値)
0.3円

加湿器のココが気になる!“住まいの空気環境のプロ”に直撃インタビューしてみた!

齊藤雅也さん

加湿器を使ううえで気になることを、札幌市立大学で「都市・建築環境デザイン」を研究している齊藤雅也教授に聞いてみました。

齊藤教授によると、大事なのは加湿器に表示されている湿度だけではないそう…。

冬の最適な室内の温度と湿度を教えてください!
  • 室温(空気温度)22〜23℃、湿度40%前後が最適です。

    これは全世界で平均的に90%以上の人が「不快でない(快適)」と言える領域。ポイントは全世界平均でということなのです。オフィスで冬の環境(男性だとスーツ+ネクタイで事務作業をしている状態)だとこの空気温湿度が理想とされています。

    また、室温よりも大事なのが「表面温度」。家の中だと床面や壁面や窓の面などが、自分たちの体感にものすごく影響するんです。空気の温度・湿度も関係しますが、一番ダイレクトに効いてくるのは表面温度で、室内の空気温度は、表面温度の影響を強く受けます。地球(屋外)でも太陽からの日ざし、天空の影響で地面の温度が決まってから、空気の温度(外気温)が概ね決まります。
加湿器の効果を最大限引き出すための置き場所を教えてください!
  • 加湿器をより効果的に使うためによい置き場所は、室温が高くなりやすいところ。逆に冷えやすい窓際などに置くのは避けると良いでしょう。

    というのも、「相対湿度」の意味についてご存知でしょうか。相対湿度は、空気の温度が低い場所では湿度が高く表示され、温度の高い場所では湿度が低く表示されます。これは空気の温度が低ければ低いほど、空気中に含むことができる水分量が少なくなるからです。

    部屋の中央に比べて空気の温度が低くなりがちな窓際に加湿器を置くと、相対湿度が高めに表示される傾向があります。つまり、加湿器内部のセンサーが「湿度が高いからもう加湿しなくていい」と判断してパワーを下げ、加湿を抑えてしまいます。空気の温度が高いところに加湿器を置くことがおすすめです。
加湿器を置いて寝ると、翌朝、窓面やサッシが濡れていること(結露)があります。結露を防ぐ方法はありますか?
  • 結露は、加湿器から放たれた湿った空気が、窓面とカーテンの隙間を通って冷えた窓面に吸い寄せられることによって発生します。

    これは、せっかく室内で加湿しているにもかかわらず、窓面が「除湿機」になり水分を奪うような状況になっていると言えます。 結露を防ぐために重要なのは、加湿器から放たれた湿った空気が窓とカーテンの間に入らないようにすることです。

    最近の家にはカーテンの上部にはカーテンを吊るすボックスがありますが、それが結露を発生させないようバリアになってくれます。ボックスがない場合は、 後付けのカーテンボックスを設置するか、上から大きめのタオルを被せるなどの隙間をふさぐ対応をすると良いでしょう

    また、カーテンの下端や左右の両端からの空気の侵入を塞ぐためには、カーテンを床まで垂らす、カーテンの両端と窓枠・壁面をマジックテープで付けるなどの方法があります

加湿器9台を実際に購入!どれが本当にいい加湿器なのかを徹底検証

検証サマリ

今回は、どれがおすすめできる加湿器なのかを調べるために、人気の加湿器9商品を実際に購入して検証しました。検証した項目とその結果は以下の通り。

検証の結果、部屋全体が加湿さないものや、電気代が他の商品と比べて10倍ほど差が出るものなどがあり、比べてはじめてわかることがたくさんありました。

① 加湿力

加湿力

およそ7畳の部屋で加湿器を1時間稼動させ、本体付近・1m先・3m先の計3箇所に温湿度計を置いて、絶対湿度(空気中に含まれる水蒸気の質量)の変化を確認しました。

検証の結果、気化式・スチーム式の商品は部屋全体が加湿される結果に超音波式の加湿器は本体付近のみ加湿されて部屋全体を加湿するほどのパワーはないことがわかりました

また、スチーム式の加湿器は部屋全体の温かい空気が拡散されることで部屋全体の温度もやや上がりました。

② お手入れのしやすさ

お手入れのしやすさ

タンクや排水トレーの構造の複雑さ、お手入れするパーツの多さを中心に、お手入れが面倒と思うポイントを減点して評価しました。

検証の結果、気化式・超音波式の加湿器はお手入れするパーツが多く細かい箇所が多いことがわかりました。一方でスチーム式の加湿器はお手入れするパーツが少なく、「タンクのお手入れはクエン酸水を入れて稼動させるだけ」というシンプルなお手入れ方法

スチーム式ほどの手軽さではありませんが、気化式のシャープ・ダイニチの2商品はお手入れをしやすくする工夫がされていました。シャープの商品はタンクと排水トレーが一体となっており、細かい凹凸が少ない構造、ダイニチの商品は、排水トレーの上に透明なフィルターカバーがありました。

③ 電気代の安さ

電気代の安さ

1時間稼動させた際の電気代をワットモニターを使用して計測しました。

検証の結果、気化式・超音波式の加湿器は電気代が安く、スチーム式の加湿器は10倍以上の電気代がかかることがわかりました

お手入れのしやすさや加湿力を考えるとスチーム式の加湿器が魅力的ですが、電気代を節約するなら、気化式や超音波式を使用するのがおすすめです。

まとめ

冬場の乾燥を防いでくれるのに活躍する加湿器。ここまで、加湿方式の違いやおすすめの商品、検証した結果や住まいの空気環境のプロによる豆知識をご紹介しました。

2024年〜2025年の冬は昨年よりも寒いと言われています。しっかりと体を温めつつ暖房で乾燥した部屋を快適な環境にできるように、自分に合った加湿器を見つけてくださいね。

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