まつげは目元の印象を左右する重要なパーツですが、加齢や環境の影響で細くなったり、抜けやすくなったりすることがあります。「もっと長く、濃いまつげになりたい」「自まつげに自信が持てない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな時、まつげ美容液が気になるものの、「本当に効果があるの?」「どう選べばいいの?」という疑問も湧くでしょう。まつげ美容液の選び方や使い方次第で、効果は大きく変わります。
この記事では、まつげ美容液の基本的な知識からおすすめの人気商品、正しい使い方まで、まつげケアに役立つ情報を解説していきます。
まつげ美容液って本当にまつげを伸ばす効果があるの?
まつげ美容液は、主にドラックストアなどで販売されているものは化粧品として分類されていてまつげにハリやコシ、ツヤを与える効果が認められています。そのためまつげ全体がボリュームアップしているように見えることもあります。
ですが、市販のまつげ美容液には実際にまつげを伸ばす効果は期待できません。なお化粧品として販売される製品は、育毛効果を謳うことを法律で禁止されているのです。
人気のまつげ美容液おすすめ26選
ここでは、人気のまつげ美容液26選をご紹介します。各商品について、人気の理由や魅力ポイントともに、内容量、形状、マツエク対応の可否、使用方法などの仕様情報もチェックしましょう。
※Amazon、楽天、@cosme SHOPPING、LIPS SHOPPINGを参考に商品を選定しています
※各商品のスコア付けに関しては専門家監修のもと育毛スコア・はりこしスコア・安全スコア(アレルギーを引き起こす可能性が高いものを含んでいない)で10点満点で評価をしています。安全スコア・はりこしスコアの合計値が高いものから商品を紹介しています。スコアリングの定義はこちら に記載しています
各商品のスコアリングを定義方法は下記の通りになっています。
育毛成分
・アセチルテトラペプチド-3
・パンテノール
・ビマトプロスト
・EGF(エピダーマル成長因子)
・ビオチノイルトリペプチド-1
・FGF(フィブロブラスト成長因子)
・ビオチン
・アルガンオイル
はりこし成分
・ヒアルロン酸
・ケラチン
・コラーゲン
・ムラサキ根エキス
・ビタミンE
・ビオチン
・アロエエキス
・カルボマー
危険成分
・パラベン
専門家の監修のもと育毛成分・はりこし成分は上記の成分を含んでいればスコアをつけ危険成分を含んでいる場合はマイナスのスコア付けをしています。また、複数の成分を含む際に起きる相乗効果なども加味して評価をしています。
まつげ美容液の選び方は?
まつげ美容液を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。効果的な製品を見つけ、自分に合ったケアを行うためには、様々な観点から選択することが大切です。
以下では、まつげ美容液を選ぶ際の主要な基準について詳しく解説していきます。
成分で選ぶ
まつげ美容液を選ぶ際、成分をチェックしましょう。
保湿に効果的のある成分を探す場合、セラミドやコラーゲンなどの有無をチェックします。優れた保湿効果があり、まつげを乾燥から守ることが期待できるでしょう。
一方で、アレルギーや副反応のリスクがある成分には注意が必要です。シリコーンや石油系界面活性剤、合成香料、鉱物油などの成分に対してアレルギー症状を起こしてしまうような方は使用を避けるようにしましょう。
とくに敏感肌の方は、無添加やフリー処方の製品をおすすめします。また、個人の肌質や目の状態に合わせて選ぶことが大切です。成分表をよく確認し、必要に応じて専門家に相談することで、自分に適したまつげ美容液を見つけることができるでしょう。
形状で選ぶ
まつげ美容液を選ぶ際は形状にも注目しましょう。主な形状にはブラシ、チップ、筆タイプがあり、それぞれに特徴があります。
また、塗り方にも注意が必要です。特に重要なのは、まつげの生え際にしっかりと塗布することです。生え際を避けてしまうと、新しく生えてくるまつげに美容成分が届かず、効果が半減してしまう可能性があります。
生え際への塗布が難しい場合は、塗りやすい形状の製品を選ぶことをおすすめします。チップタイプやブラシタイプなど、自分に合った使いやすい形状を選ぶことで、より効果的に美容液を塗布することが可能です。
使用回数で選ぶ
まつげ美容液を選ぶ際、使用回数も重要な考慮点です。
多くの製品は1日2回(朝晩)の使用を推奨していますが、忙しい日常の中で継続するのは難しいと感じる人も少なくありません。
1日1回の使用で効果が得られる製品も増えており、特に時間に余裕がない人や、継続的なケアを心がけたい人に適しています。
夜の使用が推奨される製品や、朝のメイク前に使用する製品など、様々なタイプがあります。自分の生活リズムや用途に合わせて、無理なく続けられる使用回数の製品を選びましょう。
まつげ美容液の正しい使い方とは?
まつげ美容液の効果を最大限に引き出すためには、正しい使用方法を知ることが重要です。単に塗るだけでなく、適切なタイミングや塗り方、使用量などに注意を払うことで、より効果的なまつげケアが可能になります。
以下では、まつげ美容液を正しく使用するための重要なポイントについて、詳しく解説していきます。
まつげが清潔な状態のときに使う
まつげ美容液を使う最適なタイミングは、まつげが清潔な状態にある時です。
朝の場合、目やにや汚れを洗顔で取り除いた直後が理想的です。夜は、メイクや一日の汚れをクレンジングと洗顔でしっかり落とした後にしましょう。
目元に化粧品の残留や汚れがあると、美容成分が十分に浸透しません。特にマスカラやアイライナーなど、落ちにくいメイク製品を使用した場合は、専用のリムーバーで丁寧に落とすことが重要です。
軽くマッサージをしてから使う
まつげ美容液の効果を引き出すためには、使用前の軽いマッサージが有効です。目元の血行を促進し、美容成分の浸透を助けます。
- 人差し指、中指、薬指の3本の指を使う
- 上まぶた全体を軽くタッピングする
- 上まぶたに続いて、下まぶた部分も同様にタッピングする
マッサージによってリンパの流れも促進され、目元のむくみ解消にも役立ちます。目元のトータルケアに欠かせないステップと言えるでしょう。
ただし目元は敏感な部位なので、力加減に注意も必要です。優しく丁寧に行いましょう。
根本や毛先など全体になじませる
まつげ美容液を効果的に使用するには、まつげ全体にバランスよく塗布することが重要です。以下のステップを意識しましょう。
- まつげの根元が見えるよう、まぶたを軽く引き上げる。一重や奥二重の方は、特に意識的に。
- 上まつげは、毛の下側から根元をすくい上げるように塗る。目頭、中央、目尻と順に塗ることで、ムラを防ぐ。上側にも塗布して全体になじませる。
- 下まつげは、ブラシやチップを縦に持ち、小刻みに動かしながら塗る。まつげ1本1本をコーティングするイメージ。
根元から毛先まで、まんべんなく美容液をなじませることが重要です。ただし、使用量は製品の推奨に従いましょう。
使用量を守って使う
まつげ美容液を効果的に使用するには、適切な使用量を守ることが重要です。「多ければ多いほど良い」という考えは、まつげケアには当てはまりません。
使用量の目安は製品によって異なりますが、一般的には1回につき1〜2滴程度で十分です。過剰な使用は、まぶたの肌トラブルを引き起こす可能性があるため避けましょう。
よくある質問
まつげ美容液を使用する際には、様々な疑問や不安が生じることがあります。効果的な使用方法や安全性、具体的な使用シーンに関する内容について、よくある質問とその回答をまとめました。
- まつげ美容液の効果を実感するまでの期間は個人差が大きく、一般的には数週間から数ヶ月かかります。
- 期間に個人差が生じる主な要因
- まつげの元々の状態:健康状態や長さ、太さなど
- 使用頻度と正確さ:毎日継続して使用しているか、適切に塗布しているか
- 製品の成分:含まれる成分の種類や濃度
- また、まつげには毛周期があり、「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返しています。美容液の効果が現れやすいのは「成長期」のまつげです。全てのまつげが同時に成長期になるわけではないため、効果の実感には時間がかかります。
したがって、最低でも3ヶ月は継続使用することが重要です。すぐに効果が見られなくても、毎日の使用を心がけましょう。(※医薬品の場合は医師の指示に従ってください)
- まつげエクステと美容液の併用は一般的に可能ですが、適切な製品選びと使用方法が重要です。
- 確認するポイント
- 「マツエクOK」と表記された製品を選ぶ:一部の美容液はエクステの接着を弱める可能性がある
- チップタイプの美容液を選ぶ:ブラシタイプはエクステに引っかかりやすいため
- 適切な使用頻度を確認する:過度な使用はエクステの持ちや肌に悪影響となる可能性がある
- 適切な製品を選び正しく使用することで、まつげエクステの持ちが良くなるうえに、エクステと自まつげ両方の健康維持が可能です。不安な場合は、エクステ施術者に相談するのも良いでしょう。
- まつげ美容液の使用には、色素沈着、目が染みるような刺激、かゆみや炎症などのリスクがあります。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、以下の点に注意しましょう。
- 注意点
- パッチテストを行い、肌との相性を確認する
- 使用説明書を厳密に守り、過剰使用を避ける
- 目に入らないよう注意して塗布する
- 異常を感じたら即座に使用を中止し、必要に応じて医師に相談する
- 個人の体質や肌質によって反応は異なります。自分に合った製品を慎重に選び、使用することが重要です。
- まつげ美容液の併用は一般的に推奨されません。複数の製品を使用することで多様な効果を期待できるように思えますが、実際にはリスクの方が大きいのです。
併用のデメリットには、過剰使用による刺激や副作用の増加、成分同士の競合による効果の相殺などがあります。また、問題が生じた際に原因特定が困難になる可能性もあるでしょう。
安全で効果的なまつげケアのためには、一つの製品を適切に使用することが推奨されます。異なる製品を試したい場合は、一つの製品の使用期間が終わってから次の製品に移行するのが賢明です。
まとめ
まつげ美容液は、正しい選び方と使用方法で効果を引き出しやすくなります。成分、形状、使用回数などを考慮して自分に合った製品を選び、清潔な状態で根元から丁寧に塗布することが重要です。効果の実感には個人差がありますが、2〜3ヶ月は継続して使用しましょう。
マツエクとの併用も可能ですが、専用の製品を選ぶなど注意が必要です。また、色素沈着や刺激などのリスクもあるため、使用中は自分の目や肌の状態をよく観察しましょう。
まつげ美容液は、継続的な使用と適切なケアで、健康的で美しいまつげを育むことが期待できます。自分に合った製品と使用方法を見つけ、理想のまつげを目指しましょう。
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