乳液は、化粧水で補給した水分を肌に閉じ込め、乾燥や外部刺激から守る重要な役割があるスキンケア用品。「ベタつきが苦手」「種類が多くて選べない」と感じる方もいるかもしれません。しかし、適切な乳液を選べば、肌の水分・油分バランスが整い、健やかな状態を目指せます。
この記事では、肌質(乾燥肌・脂性肌など)や肌悩み(保湿・ニキビ・毛穴ケアなど)に合わせた乳液の選び方や、2025年最新のおすすめ商品を詳しくご紹介します。
- スキンケアの基本「乳液」の役割と重要性
- 自分にぴったりの乳液を見つけるための「5つの選び方」
- ① まずは自分の肌を知ろう!簡単セルフ肌質チェック
- ② 「肌悩み」に合わせた成分で選ぶ
- ③ 使用感が決め手!好みの「テクスチャー」で選ぶ
- ④ 毎日使うものだから。「肌への優しさ」で選ぶ
- ⑤ 人気の理由は?「ブランド・メーカー」で選ぶ
- 【2025年最新】肌質・悩み別おすすめ乳液ランキング
- 【乾燥肌向け】うるおい満タン!高保湿乳液おすすめTOP5
- 【脂性肌・混合肌向け】ベタつかない!さっぱり高機能乳液おすすめTOP4
- 【敏感肌向け】ゆらぎやすい肌に。低刺激処方のお守り乳液おすすめTOP4
- 【ニキビ・肌荒れケア】繰り返す悩みに。薬用・整肌成分配合乳液おすすめTOP2
- 【エイジングケア】ハリ・ツヤ不足に。エイジング向け乳液おすすめTOP5
- 【美白ケア】シミ・そばかすを防ぐ!薬用美白乳液おすすめTOP4
- 乳液の効果を最大限に引き出す!正しい使い方と順番
- 基本のスキンケアステップ:化粧水→美容液→「乳液」→クリーム
- 乳液の適量ってどのくらい?
- 効果アップのコツ:温めてから優しくハンドプレス
- 朝と夜で使い分けるべき?
- 乳液とクリームの違いは?どっちも必要?
- 【Q&A】乳液に関するよくある質問
- まとめ
スキンケアの基本「乳液」の役割と重要性
毎日のスキンケアで、化粧水で肌に水分を与えた後、乳液を使用することには大切な意味があります。
まず、最も基本的な役割は、化粧水などで補給した水分が肌から蒸発してしまうのを防ぐ「蓋」の役割です。これにより、肌のうるおいを保ちやすくなります。
さらに、乳液は肌表面の水分と油分のバランスを整える働きもあります。肌は水分だけでも油分だけでも最適な状態とは言えず、この二つのバランスが取れていることが大切です。乳液は、適切な油分を補うことで、このバランスを理想的な状態に近づける手助けをします。
加えて、肌のバリア機能をサポートし、乾燥や外部の刺激(ほこり、摩擦など)から肌を守る効果も期待できます。
このように、乳液は単に油分を補うだけでなく、「水分保持」「水分・油分バランスの調整」「外的刺激からの保護」といった、すこやかな肌を維持するための複数の重要な役割を持っています。
基本的なスキンケアのステップとして、化粧水と合わせて乳液を取り入れるのがおすすめです。
自分にぴったりの乳液を見つけるための「5つの選び方」
ここでは、乳液を選ぶうえでおさえておきたい、5つの選び方をステップごとに解説していきます。
① まずは自分の肌を知ろう!簡単セルフ肌質チェック
自分に合った乳液を選ぶためには、まずご自身の肌がどのような状態にあるかを知ることが大切です。肌質は、主に「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」「普通肌」の4タイプに分けられ、これに加えて刺激を感じやすい「敏感肌」という状態もあります。
簡単なセルフチェック方法として、洗顔後の肌の状態を観察してみましょう。
セルフチェック方法
- 普段通りに洗顔します。(ゴシゴシこすらないように注意)
- タオルで優しく水気を拭き取ります。
- 化粧水や乳液などをつけずに、そのまま5~10分ほど待ちます。
- 時間経過後の肌の状態を観察します。
乾燥肌 (Dry Skin)
- 顔全体につっぱりを感じる。
- 肌がカサカサしている、粉をふいたように見えることがある。
- キメは細かい傾向があるが、うるおい不足で小じわが目立ちやすい。
脂性肌 (Oily Skin)
- 顔全体に、つっぱり感はほとんどなく、むしろ皮脂で潤っている感じや、べたつき・テカリがある。
- 毛穴が目立ちやすく、ニキビができやすい傾向がある。
混合肌 (Combination Skin)
- Tゾーン(おでこ、鼻すじ)はべたついたりテカったりするのに、頬や目元・口元(Uゾーン)は乾燥やつっぱりを感じる。
- 部分によって肌の状態が異なる。
普通肌 (Normal Skin)
- つっぱり感も、目立つべたつき・テカリも少ない。
- 肌が比較的滑らかで、水分と油分のバランスが取れている状態。
- 大きな肌トラブルが少ない。
敏感肌について (Sensitive Skin)
- 特定の化粧品を使うと、赤み、かゆみ、ピリピリ感などが出やすい。
- 季節の変わり目や体調によって、肌がゆらぎやすい(不安定になりやすい)。
- わずかな刺激でも肌トラブルを起こしやすい。
ご自身の肌がどのタイプに最も近いか、このチェックを参考にしてみてください。自分の肌質を知ることが、最適な乳液選びへの第一歩になります。
② 「肌悩み」に合わせた成分で選ぶ
肌質を把握したら、次は具体的な肌悩みに合わせた成分に注目しましょう。
◼︎保湿: 乾燥が気になる方は、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどが配合された乳液がおすすめです。これらの成分は、肌の水分を保持する働きがあり、しっとりとしたうるおいを与えてくれます。
◼︎美白: シミやくすみが気になる方は、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなどの美白有効成分が配合された乳液を選びましょう。これらの成分は、メラニンの生成を抑え、透明感のある肌へと導きます。
◼︎エイジングケア: ハリやツヤ不足が気になる方は、レチノール、ナイアシンアミド、ペプチドなどが配合された乳液がおすすめです。これらの成分は、肌の弾力をサポートし、年齢に応じたケアをしてくれます。
◼︎ニキビ・肌荒れケア: ニキビや肌荒れを繰り返しやすい方は、グリチルリチン酸2K、CICA成分などが配合された乳液を選びましょう。これらの成分は、炎症を抑え、肌を健やかに保ちます。
◼︎毛穴ケア: 毛穴の開きや黒ずみが気になる方は、ビタミンC誘導体、サリチル酸などが配合された乳液がおすすめです。これらの成分は、皮脂の分泌をコントロールし、毛穴を引き締める効果が期待できます。
③ 使用感が決め手!好みの「テクスチャー」で選ぶ
乳液のテクスチャーは、使い心地を大きく左右する要素です。
◼︎さっぱり: 脂性肌の方や、夏場のベタつきが気になる方には、みずみずしいテクスチャーの乳液がおすすめです。肌にすっと馴染んで、軽い仕上がりになります。
◼︎しっとり: 乾燥肌の方や、秋冬の乾燥が気になる方には、こっくりとしたリッチなテクスチャーの乳液がおすすめです。肌にしっかりと密着し、うるおいを長時間キープしてくれます。
◼︎とろみ: 高保湿タイプやエイジングケアに特化した乳液に多いテクスチャーです。肌に吸い付くような使用感で、贅沢なケアをしたい方におすすめです。
◼︎ジェルタイプ: 油分が少なく、さっぱりとした使用感が特徴です。脂性肌の方や、乳液のベタつきが苦手な方でも使いやすいでしょう。
④ 毎日使うものだから。「肌への優しさ」で選ぶ
毎日使う乳液だからこそ、肌への優しさも重要なポイントです。特に敏感肌の方は、以下の点に注意して選びましょう。
◼︎無香料・無着色: 香料や着色料は、肌への刺激となる可能性があります。
◼︎アルコールフリー: アルコールは、肌の水分を奪い、乾燥を引き起こすことがあります。
◼︎パラベンフリー: 防腐剤の一種であるパラベンに、肌が敏感に反応する方もいます。
◼︎パッチテスト済み: 全ての製品が肌に合わないわけではありませんが、パッチテスト済みの製品を選ぶと安心です。
⑤ 人気の理由は?「ブランド・メーカー」で選ぶ
長年愛されているブランドや、特定の肌悩みに特化したメーカーなど、ブランドやメーカーで選ぶのも一つの方法です。
たとえば、無印良品や肌ラボは、シンプルで肌に優しい成分が特徴です。
キュレルやミノンは、敏感肌の方に支持されています。
エリクシールやSK-IIは、エイジングケアに力を入れています。
それぞれのブランドイメージやコンセプトも参考に、自分に合うブランドを見つけてみましょう。
【2025年最新】肌質・悩み別おすすめ乳液ランキング
ここでは、最新情報をもとに、Amebaチョイス編集部が独自に厳選したおすすめ乳液を、肌質・悩み別にランキング形式でご紹介します。
ぜひ、あなたの肌にぴったりの運命の1本を見つけてください。
肌質・悩み別のおすすめ乳液
【乾燥肌向け】うるおい満タン!高保湿乳液おすすめTOP5
とにかく乾燥が気になる、粉吹きが気になる方におすすめの高保湿乳液を厳選しました。
【脂性肌・混合肌向け】ベタつかない!さっぱり高機能乳液おすすめTOP4
テカリやニキビが気になる、でもしっかり保湿したいインナードライの方におすすめの乳液をご紹介します。
【敏感肌向け】ゆらぎやすい肌に。低刺激処方のお守り乳液おすすめTOP4
季節の変わり目やちょっとした刺激で肌荒れしやすい方でも安心して使える、低刺激処方の乳液を集めました。
【ニキビ・肌荒れケア】繰り返す悩みに。薬用・整肌成分配合乳液おすすめTOP2
繰り返すニキビや肌荒れを防ぎたい方におすすめの、薬用成分や整肌成分が配合された乳液をご紹介します。
【エイジングケア】ハリ・ツヤ不足に。エイジング向け乳液おすすめTOP5
乾燥による小じわやハリ不足が気になり始めた30代の方におすすめの、初期エイジングケアに特化した乳液です。
【美白ケア】シミ・そばかすを防ぐ!薬用美白乳液おすすめTOP4
透明感のある肌を目指したい、シミやそばかすを予防したい方におすすめの薬用美白乳液を厳選しました。
乳液の効果を最大限に引き出す!正しい使い方と順番
せっかく肌に合った乳液を選んでも、使い方が間違っていると効果を十分に発揮できません。
ここでは、乳液の効果を最大限に引き出すための正しい使い方と、スキンケアの順番について解説します。
基本のスキンケアステップ:化粧水→美容液→「乳液」→クリーム
基本的なスキンケアの順番は、水分量の多いものから油分量の多いものへと重ねていくのがポイントです。
一般的には、化粧水で肌に水分を与えた後、美容液で肌悩みに特化したケアをし、最後に乳液で水分と油分のバランスを整え、クリームで油分の蓋をするという流れ。
乳液は、化粧水とクリームの間につけることで、化粧水で与えたうるおいを肌に閉じ込め、乾燥を防ぐ重要な役割を果たします。
乳液の適量ってどのくらい?
乳液の適量は、製品によって異なりますが、一般的にはメーカーが推奨する量を守ることが大切です。
目安としては、手のひらに10円玉くらいの量をとり、顔全体に優しくなじませます。ポンプ式の乳液であれば、2〜3プッシュ程度が目安となることが多いです。
肌の状態に合わせて、乾燥が気になる部分には重ね付けするなど、量を調整しましょう。
効果アップのコツ:温めてから優しくハンドプレス
乳液を手のひらにとったら、両手を軽くこすり合わせて温めてから顔につけると、肌への馴染みがよくなります。
顔全体に優しく伸ばしたら、手のひらで顔全体を包み込むようにハンドプレスして、乳液を肌に浸透させるのを助けましょう。この時、肌を強くこすらないように注意しましょう。
朝と夜で使い分けるべき?
乳液は、基本的に朝晩のスキンケアに取り入れるのがおすすめです。ただし、朝はメイクをするため、ベタつきが気になる場合は、さっぱりとしたテクスチャーの乳液を選んだり、使用量を調整したりすると良いでしょう。
夜は、日中の乾燥や紫外線などのダメージを受けた肌をしっかり保湿するために、しっとりとしたタイプの乳液をたっぷり使うのもおすすめです。
乳液とクリームの違いは?どっちも必要?
乳液とクリームは、どちらも肌のうるおいを守る役割がありますが、油分の配合量が異なります。
乳液は、水分と油分のバランスが取れており、肌にうるおいを与えながら、水分の蒸発を防ぐ役割があります。
一方、クリームは、油分が多めに配合されており、肌の表面に油分の膜を作り、より強力に水分の蒸発を防ぐとともに、外部の刺激から肌を守る役割があります。
どちらが必要かは、肌質や季節によって異なりますが、乾燥が気になる方は、乳液の後にクリームを重ねて使うと、より高い保湿効果が期待できます。
【Q&A】乳液に関するよくある質問
ここでは、乳液に関してよく寄せられる質問とその回答をご紹介します。
乳液は本当に毎日使わないとダメ?
- 乳液は、肌の水分と油分のバランスを整え、乾燥を防ぐために重要な役割を果たします。毎日使用することで、肌のバリア機能をサポートし、健やかな肌を保つことができます。
オイリー肌でも乳液は必要?
- オイリー肌の方でも、乳液は必要です。皮脂が多いからといって保湿を怠ると、肌は乾燥を防ごうとしてさらに皮脂を分泌してしまうことがあります。
さっぱりとしたテクスチャーの乳液を選び、適量を塗布することで、肌の水分バランスを整えることができます。
オールインワンジェルと乳液、どっちが良い?
- オールインワンジェルは、化粧水、乳液、美容液などの役割を一つで担う便利なアイテムですが、肌悩みや肌質によっては、乳液の方が適している場合があります。
特に、乾燥が気になる方や、じっくりとスキンケアをしたい方には、乳液がおすすめです。
乳液が肌に合わない時のサインは?
- 乳液が肌に合わない場合、かゆみ、赤み、ヒリヒリ感、ブツブツなどの症状が現れることがあります。このような症状が出た場合は、すぐに使用を中止し、皮膚科医に相談しましょう。
開封後の使用期限は?
- 乳液の使用期限は、製品によって異なりますが、一般的には開封後3ヶ月〜半年程度で使い切ることが推奨されています。開封後は、高温多湿を避け、清潔な場所に保管しましょう。
まとめ
この記事では、自分にぴったりの乳液を見つけるための選び方から、肌質・悩み別のおすすめランキング、効果的な使い方まで、幅広くご紹介しました。
乳液選びで最も大切なのは、自分の肌質と悩みに合ったものを選ぶこと。そして、毎日の使用を継続することです。
まずは気になる1本から試してみて、あなたの肌が喜ぶ運命の乳液を見つけてください。健やかな肌を手に入れて、毎日を心地よく過ごしましょう!
記事をシェアする
あなたにおすすめの記事
ヘアバームのおすすめ人気ランキング7選!ヘアオイルやワックスとの違いは?
洗顔料おすすめ13選!肌質・悩み別に失敗しない選び方を解説
実際の効果は?「スカルプDまつ毛美容液プレミアム」で30代からのまつ毛ケアを口コミ&モニター検証で徹底解説
失敗しない置き換えダイエットスープ徹底ガイド!おすすめ厳選商品はどれ?
メンズフェイスパックのおすすめ24選!毎日使ってもいい?おすすめ頻度や選び方
オールインワンジェルのおすすめランキング10選!プチプラの人気商品など忙しい毎日の味方を紹介
マツエク向けクレンジングのおすすめ人気ランキング20選!オイルフリーで長持ち
クレンジングジェルのおすすめランキング10選!人気の売れ筋商品はどれ?
リファブラシ口コミ徹底調査!効果と選び方を髪質別に解説
クレンジングミルクのおすすめ人気ランキング10選!プチプラからデパコスまで売れ筋を紹介
新着の記事
【2025年】食器用洗剤おすすめランキング!手肌に優しく洗浄力抜群の逸品
【2025年】位置情報アプリのおすすめ10選!用途別に紹介
【2025年最新】便利グッズ23選!編集部が買ってよかったものも紹介
オートクリッカーとは?安全な使い方からおすすめツールまで徹底解説
【翌日も安心】しつこいニンニク臭を元から消す!原因と徹底対策
【2025年】アイライナーのおすすめ11選!落ちにくい&描きやすい商品をご紹介
焼き魚の新定番!電子レンジ魚焼き器のおすすめ10選
色落ちしないシャンプーのおすすめランキング6選!ヘアカラーが長持ちする人気商品を紹介
ハイライトのおすすめ人気ランキング8選!ツヤ肌を叶える入れ方や厳選商品を紹介
ハーブピーリングのおすすめ人気商品5選!剥離効果やダウンタイムについて解説
すべてのカテゴリ
参考価格の表記について
当サイトでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの中から、同一商品の価格を比較し、そのうち最も値段の安いものを「参考価格」と定義しております。
また、商品価格(税表記の有無・送料等も含む)は常に変動しており、当サイトへの反映が一部遅延する場合がございますので、最終的な購入価格はリンク先の各ページで改めてご確認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
※当サイト内にて[PR][Sponsored]の表記がある商品はアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運用を行っております。