「市販の離乳食はどれを選べばいいの?」「市販のみで進めるのはよくない?」「月齢にあったおすすめのベビーフードを知りたい」という人も多いのではないでしょうか。赤ちゃんの健康を第一に考えるからこそ、離乳食選びには慎重になりますよね。
この記事では、月齢別・食材別の市販ベビーフードを厳選し、ランキング形式でご紹介します。併せて、手作りのレシピや離乳食作りに役立つグッズも紹介。
市販のベビーフードのみを使う際のデメリットや、離乳食選びのコツ、具体的な進め方、スケジュールについてもまとめました。初めて離乳食をスタートするママ・パパの不安や疑問を解消できる内容をお届けするので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 市販の離乳食・ベビーフードのみで進めるメリット・デメリット
- 【サイン】離乳食を始めるタイミングはいつ?いつまで続ける?
- 離乳食・ベビーフードの選び方
- 1. 月齢や発育段階に合わせて選ぶ
- 2. 食材の種類や味付けをチェックする
- 3. アレルギー表示や原材料を確認する
- 4. 利用シーンに合わせて離乳食のタイプで選ぶ
- 5. 調理の手軽さや使いやすさで選ぶ
- 【5~6か月頃】離乳食初期におすすめのベビーフード5選
- 【7~8か月頃】離乳食中期におすすめのベビーフード5選
- 【9~11か月頃】離乳食後期におすすめのベビーフード5選
- 【12~18か月頃】離乳食完了期におすすめのベビーフード5選
- 無添加にこだわりたい人におすすめのベビーフード3選
- 【食材別】おすすめの離乳食・ベビーフード
- 納豆
- 鯖の水煮缶
- いちご
- チーズ
- コーンフレーク・シリアル
- 離乳食期におすすめの食パン
- 離乳食作りにおすすめの野菜
- 離乳食期におすすめのジャム
- 離乳食のおすすめグッズを厳選紹介
- 離乳食におすすめのベビー用スプーン3選
- 離乳食作りにおすすめの本2選
- 離乳食作りにおすすめのブレンダー2選
- 離乳食におすすめの食器2選
- 離乳食メーカーのおすすめ人気ランキング3選
- 【和光堂】外出に最適なスプーン付きの商品も
- 【キューピー】冷凍せず常温保存できる商品が豊富
- 【ピジョン】おかゆやうどん、野菜煮込みが豊富
- 【早見表】離乳食の進め方は?
- 離乳食におすすめのカレンダーアプリ
- 先輩ママ・パパの離乳食おすすめレシピ特集
- ひじきツナにんじんの炊き込みご飯【離乳食レシピ】
- ベビー爆食!最強おやつ、納豆バナナ
- 鮭と野菜の豆乳スープ【取り分け離乳食】
- 離乳食に関するよくある質問
- まとめ
市販の離乳食・ベビーフードのみで進めるメリット・デメリット
市販の離乳食やベビーフードは、忙しいママ・パパにとって頼れる存在です。手作りと市販品にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、ここでは市販の離乳食のみに注目し、メリット・デメリットをまとめました。
市販の離乳食・ベビーフードは、便利で安心な選択肢のひとつです。ただし、商品の選び方や使う頻度によってはデメリットにもなり得るため、手作りと併用するなど、バランスよく活用するとよいでしょう。
【サイン】離乳食を始めるタイミングはいつ?いつまで続ける?
離乳食のスタート時期は一般的に生後5〜6カ月頃が目安とされています。赤ちゃん本舗が1,268名の先輩ママにアンケート調査を実施 した結果、60%の方が「生後5か月から離乳食を開始した」と回答していることが分かりました。
しかし、離乳食の開始時期や進め方は、月齢だけでなく赤ちゃんの発達状況に合わせることが大切です。
首のすわりや食べ物への関心など、「食べる準備が整ってきたサイン」が見られたら始めどき。離乳食は約1年かけて進め、1歳半頃には大人の食事へとスムーズに移行するのが理想だと言われています。急がず赤ちゃんのペースに合わせて進めましょう。
離乳食スタートのサイン
- 生後5か月を過ぎている
- 首がしっかりすわっている
- 食べ物に興味を示すようになった
- よだれの量が増えてきた
- 支えると座れるようになった
- スプーンを口に入れても舌で押し出さない
- 授乳のリズムが安定してきた
- 機嫌がよく、体調も安定している
離乳食・ベビーフードの選び方
赤ちゃんの成長に合わせて、離乳食も少しずつステップアップしていきます。市販の離乳食は種類が豊富であるため、どれを選べばいいのか迷うことも多いですよね。
ここでは、月齢や成分、使いやすさなど、ベビーフード選びで確認したい5つのポイントを紹介します。赤ちゃんにもパパ・ママにもやさしい選び方のヒントが満載です。
1. 月齢や発育段階に合わせて選ぶ
離乳食は、赤ちゃんの月齢や発育のスピードに応じて内容が変わります。市販の離乳食パッケージには「5カ月頃から」などと対象月齢が記載されていますが、発育状況によってはその通りに進まないことも。
月齢 | 食材のやわらかさの目安 | 食事回数の目安 |
---|---|---|
5〜6カ月頃 | ポタージュ状(ヨーグルト程度) | 1日1〜2回 |
7〜8カ月頃 | 舌でつぶせる(豆腐程度) | 1日2回 |
9〜11カ月頃 | 歯ぐきでつぶせる(バナナ程度) | 1日3回 |
12〜18カ月頃 | 歯ぐきで噛める(肉団子程度) | 1日3回+おやつ |
離乳初期はなめらかなポタージュ状、中期は舌でつぶせるやわらかさ、後期には歯ぐきでつぶせる固さが目安になります。
月齢だけで判断せず、実際の食べ方や様子を見ながら、段階的に進めることが大切です。無理なく進めることで、赤ちゃんの食べる意欲や体の成長にもつながります。
2. 食材の種類や味付けをチェックする
赤ちゃんの味覚はとても敏感で、初めて口にする食材には警戒することもあります。市販の離乳食は、さまざまな食材やメニューがそろっており、赤ちゃんの好みに合う味や食材を見つけやすいのが魅力。
できるだけ自然な素材や薄味に仕上げられているものを選ぶと安心です。また、家庭では手間のかかる食材(裏ごし野菜や魚など)も、ベビーフードなら手軽に試せます。
成長に応じて少しずつ食材の種類を広げ、味や食感に慣れさせていくことで、赤ちゃんの“食べる力”を育てていきましょう。
3. アレルギー表示や原材料を確認する
赤ちゃんの体はまだ未発達なため、食物アレルギーのリスクにも気を配る必要があります。市販の離乳食には、特定原材料(卵・乳・小麦など)の表示義務がありますが、商品によっては表示が省略されていることも。
初めての食材が入っている場合は、必ず原材料表示を確認し、不安があれば公式サイトやメーカーに問い合わせるのが安心です。
アレルギー表示のチェックポイント
- 特定原材料8品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ)は表示義務あり
- 大豆やアーモンドなどは表示推奨。念のため確認を
- 初めての食材が含まれるメニューは避ける
- 不明な点は公式サイトやメーカーに問い合わせる
また、複数の新しい食材が含まれているものは避け、すでに食べ慣れた素材が中心のメニューを選ぶのもポイント。
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ慣らしていきましょう。初めての食材を与えるときには、小児科をすぐに受診できる曜日・時間帯に挑戦することを推奨します。
4. 利用シーンに合わせて離乳食のタイプで選ぶ
離乳食にはレトルト、フリーズドライ、冷凍などさまざまなタイプがあり、それぞれに特徴があります。
タイプ | 特徴 | おすすめの利用シーン |
---|---|---|
レトルト | ・常温でも食べられるものが多い ・開けるだけでそのまま使える | 外出先・忙しい朝・旅行など |
フリーズドライ | ・お湯で戻して使用 ・水分量を調整しやすい ・軽くて持ち運びやすい | 手作りにアレンジしたいとき 外出時の持参用に |
粉末タイプ | ・お湯で溶かすだけで手軽 ・必要量だけ使える | 少量だけ使いたいとき 手作りへのプラス1品に |
冷凍タイプ | ・解凍するだけで使える ・風味が生きているものも多い | 忙しい日のごはん まとめ買い・ストックに最適 |
たとえば、レトルトタイプは温めずにそのまま食べられるものも多く、外出時に便利。一方、フリーズドライや粉末タイプはお湯で調整できるため、やわらかさの調節や手作りアレンジにも活躍します。
冷凍タイプは解凍するだけでOKで、ストックにも向いています。生活スタイルや使いたい場面に合わせてタイプを選ぶことで、日々の離乳食づくりがぐっと楽になりますよ。
5. 調理の手軽さや使いやすさで選ぶ
育児の忙しい合間に離乳食を準備するのは、想像以上に大変です。そんなときは、スプーン付きパウチや食器いらずのレトルトなど、手間をかけずにすぐ使える商品が大きな助けになります。
また、小分けされていて保存しやすいものや、温めが不要なものを選ぶと、外出時や急な食事にも対応しやすくなります。冷凍保存が可能なタイプなら、まとめ買いや作り置きとの併用も◎。
赤ちゃんの笑顔とママ・パパの余裕を守るために、使い勝手のよさも重視して選びましょう。
【5~6か月頃】離乳食初期におすすめのベビーフード5選
ゴックン期と呼ばれる離乳食初期は、ペースト状のやわらかい食感が基本。お米や野菜、果物など、単品で試せるシンプルなメニューがおすすめです。
ここでは、少量ずつ試せて素材の味を活かした、初期にぴったりのベビーフードを5選厳選し、ランキング形式でご紹介します。
【7~8か月頃】離乳食中期におすすめのベビーフード5選
モグモグ期は、食材の幅がぐっと広がる時期。舌でつぶせる固さを目安に、魚や豆腐などのたんぱく質も取り入れていきましょう。
ここでは、和風だしの効いたメニューや、複数食材の組み合わせで栄養バランスがとれるベビーフードを5選厳選し、ランキング形式でご紹介します。
【9~11か月頃】離乳食後期におすすめのベビーフード5選
カミカミ期は、歯ぐきでつぶせる食感と手づかみ食べの導入がポイント。鉄分が不足しやすいこの時期には、レバーや赤身魚を取り入れたいところ。
ここでは、後期の成長に寄り添う栄養バランスの良いベビーフードを5選厳選し、ランキング形式でご紹介します。
【12~18か月頃】離乳食完了期におすすめのベビーフード5選
パクパク期は、大人に近い食事へと進むステップ。噛みごたえのある食材や、味覚の広がりを楽しめるメニューが魅力です。
ここでは、親子での食事時間を楽しめるような完了期向けのベビーフードを5選厳選し、ランキング形式でご紹介します。
無添加にこだわりたい人におすすめのベビーフード3選
赤ちゃんの口に入るものだからこそ、素材や製法にも安心感を求めたい方へ。ここでは、添加物不使用・オーガニック素材など、安全性に配慮されたベビーフードを3選厳選し、ランキング形式でご紹介します。赤ちゃんの味覚を育てるやさしい味わいが特長です。
【食材別】おすすめの離乳食・ベビーフード
赤ちゃんによって好みや食べやすさはさまざま。ママやパパが「これを食べさせたい!」と思う食材もあるでしょう。
ここでは、野菜・肉・魚などの食材別におすすめの離乳食・ベビーフードを紹介します。目的や赤ちゃんの成長段階に合わせて、ぴったりの一品を見つけてください。
納豆
納豆はタンパク質やビタミンKが豊富で、赤ちゃんの成長を助ける優秀な発酵食品です。離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)からが目安で、初めは細かく刻んだりすりつぶしたりして、粘りを軽減すると食べやすくなります。
においや食感が気になる赤ちゃんもいるため、少量から始めて様子を見ましょう。冷凍も可能なのでストックしやすく、手軽に栄養を補える食材です。
鯖の水煮缶
鯖の水煮缶は、EPAやDHAなど脳の発達に良い栄養が詰まった便利な食材。離乳食後期以降(生後9ヶ月頃〜)に使えます。骨まで柔らかく煮込まれており、潰すだけで赤ちゃんにも与えやすいのが魅力です。
ただし、塩分が含まれているため、湯通しして塩分を落とし、味付けは控えめにしましょう。アレルギーの心配がある魚なので、最初は少量から慎重に。
いちご
いちごは甘酸っぱい風味で赤ちゃんにも人気の果物です。市販のベビーフードでは、キユーピー「バナナといちご」のように生後5ヶ月頃から使用されることもあります。
ビタミンCが豊富で、免疫力をサポートする働きも期待できます。種や繊維が多いため、最初は裏ごしや加熱してピューレ状にするのが安心です。
いちごにアレルギー反応を示す赤ちゃんもいるため、初めてのときは少量から始めて様子を見ましょう。
チーズ
チーズはカルシウムやタンパク質が豊富で、離乳食完了期(生後12ヶ月頃)から使える便利な食材。プロセスチーズではなく、ベビーチーズやナチュラルチーズを選びましょう。
加熱して溶かすと風味がまろやかになり、マカロニやパン粥などと相性抜群です。ただし塩分が高いため、一度に大量には与えず、1日1食程度に抑えるとよいでしょう。
コーンフレーク・シリアル
コーンフレークは手軽に取り入れられる炭水化物源として、離乳食完了期(1歳以降)におすすめ。プレーンタイプの無糖のものを選び、牛乳や豆乳を加えてふやかしてから与えましょう。
食感がサクサクしているため、赤ちゃんの咀嚼力に応じて調整することが大切です。忙しい朝の栄養補給にも便利ですが、添加物の少ない製品を選ぶとより安心です。
離乳食期におすすめの食パン
離乳食で食パンを使うときは、できるだけシンプルな原材料のものを選びましょう。以下のポイントに注意して選ぶとよいでしょう。
- 添加物が少ない(イーストフード・乳化剤不使用など)
- 塩分や糖分が控えめ
- アレルギーの原因となる卵や乳製品が含まれていないか確認
また、離乳食初期では、消化しにくい耳の部分は取り除き、白くて柔らかい中身だけを使いましょう。パンがゆなどにして与えると、食べやすくなります。
離乳食作りにおすすめの野菜
離乳食を始める初期段階では、甘みがありアクが少なく、アレルギーの心配が少ない野菜を選ぶのが基本です。以下の4つの野菜は、赤ちゃんの栄養補給や発育に役立つ栄養素を含んでおり、離乳食に適しています。
おすすめの野菜
- にんじん
β-カロテンが豊富に含まれており、体内でビタミンAに変換。ビタミンAは「目のビタミン」とも呼ばれ、視覚機能の維持や粘膜の健康を保つ働きがある。免疫機能の強化にも役立つ。 - かぼちゃ
かぼちゃもβ-カロテンを多く含み、ビタミンAの供給源となる。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に重要であり、免疫機能の向上にも役立つ。 - さつまいも
さつまいもは食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果が期待できる。また、ビタミンCやビタミンEも含まれており、抗酸化作用や免疫機能の維持に役立つ。 - じゃがいも
じゃがいもは炭水化物が主成分で、エネルギー源。ビタミンCやカリウムも含まれており、免疫機能の維持や血圧の調整に役立つ。
出典:厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
出典:独立行政法人農畜産業振興機構
出典:野菜1日350gで健康増進 厚生労働省
これらの野菜は加熱することで自然な甘みが引き立ち、赤ちゃんにも食べやすくなります。
やわらかく茹でた後、ブレンダーでペースト状にしたり細かく刻んだりして冷凍保存しておけば、毎日の離乳食づくりがぐっとラクになりますよ。
離乳食期におすすめのジャム
パンがゆやヨーグルトに少し甘みを加えたいとき、ジャムを使いたくなることもありますが、大人用のジャムは糖分が多く、赤ちゃんには不向きです。
おすすめは、砂糖不使用のベビーフード用フルーツペースト。市販のジャムを使う場合は、原材料が「果物と砂糖のみ」など、できるだけシンプルなものを選びましょう。与える際はほんの少量にとどめ、虫歯リスクにも注意が必要です。
離乳食のおすすめグッズを厳選紹介
離乳食作りは、便利なグッズを活用することで毎日の負担を大幅に軽減できます。毎日続くことだからこそ、ママ・パパが無理なく取り組めることが長続きのコツ。
ここでは、本当に使える離乳食グッズを厳選してご紹介します。手間を減らしながらも、安心して食事を準備できるアイテムをぜひチェックしてみてください。
離乳食におすすめのベビー用スプーン3選
赤ちゃんが初めて口にするスプーンは、安心して使える素材や形状を選びたいもの。赤ちゃんの食べやすさや安全性を考慮して、以下のような特徴のあるスプーンがおすすめです。
- 口当たりがやさしいシリコン製
- 口の奥まで入りすぎないストッパー付き
- 食べ物の温度で色が変わるタイプ(やけど防止に役立つ)
- 赤ちゃんの口に合わせた、浅くて平らな形状
離乳食期のスプーンは、赤ちゃんが「食べる楽しさ」を感じられる第一歩。持ちやすさやデザインも合わせて選ぶと◎。
離乳食作りにおすすめの本2選
離乳食の基本から月齢別レシピ、食材の扱い方やアレルギー対応まで、必要な情報が1冊にまとまっている本はとても頼りになります。本を選ぶ際には、次のようなポイントをチェックしましょう。
- 管理栄養士などの専門家が監修している
- フリージング(冷凍保存)の方法が詳しく載っている
- 写真が多く、調理の手順がわかりやすい
- 食材の実物大写真が載っているもの
特に初心者の方には、月齢ごとのスケジュールや「よくある疑問Q&A」が載っている本がおすすめです。
離乳食作りにおすすめのブレンダー2選
野菜やおかゆをなめらかにする作業は、離乳食作りの中でも特に手間がかかる工程のひとつ。ハンドブレンダーがあれば、これらの作業がすぐに完了し、時短にもなります。
ブレンダーは離乳食が終了しても、お菓子作りや日々の調理で使えるので長く活躍する調理器具のだと言えるでしょう。
- 鍋やカップに直接使えて、洗い物が少ない
- 少量から大量調理まで対応できる
- 離乳食が終わったあとも、ポタージュやスムージー作りに活用可能
作り置きをしたい方は、パワフルなフードプロセッサーも検討するとよいでしょう。
離乳食におすすめの食器2選
離乳食を始めるタイミングで揃えておきたいのが、赤ちゃん専用の食器。食べやすさや安全性はもちろん、ママ・パパが扱いやすいかどうかも大切なポイントです。
ここでは、初めての離乳食にぴったりなおすすめの食器を2つ厳選してご紹介。毎日の食事がスムーズになり、親子で楽しい時間が過ごせますよ。
離乳食メーカーのおすすめ人気ランキング3選
市販の離乳食は、手軽さや栄養バランス、使いやすさなどから多くの家庭で活用されています。中でも人気の高い定番メーカーには、それぞれにこだわりや特徴があります。
ここでは、信頼性・種類の豊富さ・使い勝手の良さで高く評価されているおすすめの3社をご紹介します。
メーカー | 特徴 | 強み・代表シリーズ |
---|---|---|
和光堂 | 手作り感と使いやすさを両立。粉末タイプやスプーン付きなど、外出用商品も豊富。 | 「栄養マルシェ」「手作り応援」シリーズが人気。月齢別のラインナップも充実。 |
キユーピー | 瓶詰タイプの草分け的存在。素材本来の風味を活かしたやさしい味わい。 | 幅広い月齢に対応した豊富なラインナップ。「ハッピーレシピ」シリーズなど。 |
ピジョン | 管理栄養士監修。日本の家庭料理に近い味付けで、赤ちゃんが食べやすい。 | 栄養バランスを考えた「食育レシピ」シリーズが特長。電子レンジ対応商品も◎。 |
【和光堂】外出に最適なスプーン付きの商品も
離乳食分野のパイオニア的存在である和光堂は、長年にわたり赤ちゃんの食事を研究・開発してきた老舗ブランドです。
「ベビーフード=和光堂」とイメージされる方も多く、月齢別に細かく設計された商品展開や、味・食感・栄養バランスのバランスの良さが魅力。
特に人気なのが「グーグーキッチン」シリーズで、1食分がパウチで完結するため、忙しい日や外出先でも使いやすいです。また、スプーン付きの商品もあり、買ってすぐ使える点も高評価。初めて市販品を試す人にもおすすめです。
【キューピー】冷凍せず常温保存できる商品が豊富
大手食品メーカーならではの安心感と品質が魅力のキユーピー。ベビーフードは「ハッピーレシピ」シリーズを中心に展開しており、素材の風味や食感を活かした自然な味わいが特徴です。
特に野菜のペーストやうらごしシリーズは、手作りと遜色ない仕上がりで、素材本来の味を重視したい家庭にぴったり。
また、瓶入りやパウチタイプの使いやすさも人気の理由です。冷凍せず常温保存できる商品が多いため、まとめ買いやストックにも便利。離乳食の初期から完了期まで幅広く対応しています。
【ピジョン】おかゆやうどん、野菜煮込みが豊富
育児用品全般を手がけるピジョンのベビーフードは、ママ目線で使いやすさと安全性を追求した商品設計が光ります。おかゆやうどん、野菜煮込みなど、日本の家庭料理をベースにしたメニューが多く、赤ちゃんが家庭の味に親しみやすいのも特徴。
調理済みの冷凍タイプや電子レンジ対応の商品もあり、忙しい家庭でも手軽に準備できます。
原材料やアレルゲン表示もわかりやすく、初めて使う方にも安心。器入りタイプはそのままお皿として使えるので、洗い物を減らしたいときにも便利です。
【早見表】離乳食の進め方は?
離乳食は、生後5〜6カ月頃からスタートし、段階的に食べられるものを増やしていきます。赤ちゃんの成長には個人差があるため、無理をせず、機嫌や体調を見ながら進めることが大切です。
最初はなめらかなペースト状から始め、少しずつ形状や食材の種類を増やしましょう。
以下では、月齢ごとの離乳食の進め方を早見表形式でまとめました。食材選びや調理形状の目安にご活用ください。
時期 | 月齢の目安 | 食材の形状 | 食事回数 | ポイント |
---|---|---|---|---|
初期 | 5~6カ月頃 | なめらかペースト | 1回 | 10倍がゆからスタート |
中期 | 7~8カ月頃 | 舌でつぶせる固さ | 2回 | 食材の種類を増やす |
後期 | 9~11カ月頃 | 歯ぐきでつぶせる固さ | 2〜3回 | 手づかみ食べも挑戦 |
完了期 | 12~18カ月頃 | 歯ぐきで噛める固さ | 3回+間食 | 大人のとり分けもOK |
離乳食におすすめのカレンダーアプリ
「いつ、何を食べたか」を記録しておくことで、アレルギー反応が出た際の原因特定や、食事内容のバランス管理に役立ちます。離乳食に特化したカレンダーアプリに、以下の項目を記録するのがおすすめです。
- 食べたもの、量、時間
- 赤ちゃんの反応(食いつき・好き嫌い)
- アレルギーの有無・症状
- 便の回数や状態
簡単なメモでもOKなので、習慣にすることが大切です。
先輩ママ・パパの離乳食おすすめレシピ特集
離乳食のマンネリに悩んだとき、頼りになるのが先輩ママ・パパの実体験レシピ。
今回は、鉄分もとれる「ひじきツナにんじんの炊き込みご飯」、爆食が期待できる「納豆バナナ」、大人の夕飯と一緒に作れる「鮭と野菜の豆乳スープ」の3品をご紹介。簡単・栄養たっぷりで、作り置きにも便利なアイデア満載です。
ひじきツナにんじんの炊き込みご飯【離乳食レシピ】
■ 材料(米1合分)
- 米 … 1合
- 水 … 米を入れたあと炊飯器の「2合」の線まで(軟らかさに応じて調整)
- 乾燥ひじき … 大さじ2
- 食塩・オイル不使用のツナ缶 … 1缶(汁ごと使用)
- にんじん … 1/2本(いちょう切りの半分サイズなど)
- しょうゆ … 小さじ1
■ 作り方
- 【1】下準備
・乾燥ひじきを水で戻し、水気を切って細かく刻む
・にんじんを小さめにカット(離乳食に合わせて調整) - 【2】炊飯
・洗った米を炊飯器に入れ、水を2合の線まで注ぐ
・しょうゆ小さじ1を加えて軽く混ぜる
・ひじき・ツナ(汁ごと)・にんじんをのせ、混ぜずに炊飯スイッチON - 【3】仕上げ
・炊き上がったら軽く混ぜて完成
・小分け容器やラップで冷凍保存もOK
ベビー爆食!最強おやつ、納豆バナナ
「爆食必至!」「知らなきゃ損!」と話題の、最強おやつレシピ。おやつはもちろん、ごはんのボリュームアップにも便利です。
■ 材料(1食分目安)
- バナナ … 適量(子どもの食べやすいサイズにカット)
- ひきわり納豆 … 1パック ※離乳食期に合わせて、湯通し・ペーストタイプを使用してもOK
■ 作り方
- バナナを一口大に切る
- 納豆と軽く混ぜ合わせる(※混ぜすぎ注意)
- 電子レンジで10秒加熱(※冷たいのが苦手な子向け。加熱しなくてもOK)
鮭と野菜の豆乳スープ【取り分け離乳食】
家族の夕飯と一緒に作れる取り分けレシピ。栄養たっぷり&作り置きにも便利な一品です。
■ 材料(約3〜4人分)
- ● 具材(目安)
鮭 … 2切れ(皮と骨を取り除く)
にんじん … 1本
玉ねぎ … 1個
ブロッコリー … 1房(芯まで使用OK)
※野菜は家にあるもので代用可 - ● スープ用
無調整豆乳 … 300cc
水 … 300cc
無塩バター … 10〜20g(またはオリーブオイル大さじ1) - ● 大人用の味付け(取り分け後に使用)
コンソメ顆粒 … 大さじ1
塩・こしょう … 少々
■ 作り方
- 【1】下準備
- 野菜は粗みじん切り
- 鮭は皮と骨を除きぶつ切りに(炒めながらほぐれるので大きめでOK)
- ブロッコリーは房も芯も使用可能。適当な大きさに
- 【2】炒める
- 鍋にバターまたはオリーブオイルを熱し、野菜を炒める
- 鮭を加えて炒め、木べらなどでほぐす
- 鮭が白っぽくなり、野菜がしんなりするまで炒める
- 【3】煮込む
- 水(300cc)とブロッコリーを加える
- 沸騰したらフタをして中火で約10分煮込む
- 【4】豆乳を加えて温める
- 無調整豆乳(300cc)を加え、弱火で沸騰させないよう注意しながら温める
- ブロッコリーが柔らかくなったら自然にほぐれる
- 【5】取り分け
- 離乳食分を取り分けたら完成!(味付け不要でも素材のうまみで美味しい)
- 【6】大人用に味付け
残りにコンソメ顆粒を加え、塩こしょうで味を調整
離乳食に関するよくある質問
ここでは、これから離乳食を開始するママ・パパが抱えやすい不安や疑問に、わかりやすくお答えします。
離乳食の食べさせ方でNGなのは?
- 赤ちゃんに無理に食べさせることは避けましょう。食事の時間を楽しいものにすることが大切です。
また、食べ物を熱すぎるまま与える、清潔でない食器を使うなどもNGです。衛生面に注意し、赤ちゃんのペースに合わせて進めましょう。
出典:食中毒から身を守るには 赤ちゃんを守るために 農林水産省
ベビーフードだけだと赤ちゃんにどんな影響がありますか?
- ベビーフードは栄養バランスが考慮されていますが、手作りの食事も取り入れることで、食材の多様性や味覚の発達を促すことができます。市販品と手作りをバランスよく組み合わせることが望ましいです。
離乳食で使ってはいけない食材は?
- 1歳未満の赤ちゃんには、はちみつ(ボツリヌス菌のリスク)、生卵、生魚、塩分や糖分が多い食品は避けましょう。また、アレルギーのリスクが高い食品は、医師と相談の上、慎重に進めることが大切です。
出典:食中毒から身を守るには 赤ちゃんを守るために 農林水産省
赤ちゃんが食べてくれないときはどうすればいい?
- 全く離乳食を食べてくれない場合、栄養面での不安が大きくなりますよね。しかし、食事そのものを嫌がるようになってしまうことは避けたいため、無理に食べさせる必要はないといわれています。以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか。
- 食材や味付け、調理形態(固さ・大きさ)を変える
- 食べる時間帯をずらしてみる
- 一度お休みして、数日後に再挑戦してみる
- 「食べる」こと自体に慣れていないだけ、というケースも多いので、焦らず向き合うことが大切です。
また、食べる環境を変えた、あるいは、普段と違うスプーンを使ってみたというわずかな変化でパクパク食べてくれるようになったという声もあります。パパやママが負担に感じないことがあれば、できる範囲で挑戦してみるのもよいかもしれません。
旅行や帰省のとき、離乳食はどうすればいい?
- 市販のベビーフードを上手に活用しましょう。特に常温で食べられるカップタイプやお弁当タイプは、温める手間がいらず、外出先でも便利です。
出発前にいくつか試食して、赤ちゃんが気に入る商品を把握しておくと、旅先での食事がスムーズになります。旅行先のホテルでベビーフードが提供される場合もあるので事前に確認しておきましょう。
離乳食の1番最初は何がいいですか?
- 離乳食の初期には、消化しやすくアレルギーのリスクが低い食材が適しています。
例えば、10倍がゆや、よく加熱したにんじん、かぼちゃ、さつまいもなどの野菜をペースト状にしたものが推奨されます。これらは赤ちゃんの消化器官に優しく、栄養価も高いため、離乳食の始めとして最適です。
離乳食の通販でおすすめのランキングは?
- 離乳食の通販では、以下のメーカーが人気です。これらのメーカーは、品質管理が徹底されており、安心して利用できます。
- 和光堂: 長年の実績があり、種類も豊富
- キューピー:素材の味を活かした商品が特徴
- ピジョン:赤ちゃんの成長段階に合わせたラインナップ
離乳食は手作りか市販かどちらがいいですか?
- 手作りは食材の選択や味付けを調整できる利点がありますが、市販のベビーフードも栄養バランスが考慮されており、忙しい時や外出時に便利です。状況に応じて使い分けることが大切です。
ベビーフードの安全なメーカーは?
- 日本で販売されているベビーフードは、食品衛生法 のもと厳しい基準をクリアしています。特に和光堂、キユーピー、ピジョンなどの大手は、日本ベビーフード協議会の会員企業であり、独自の自主規格に基づいて製造。
味付けや食感、添加物、衛生管理、残留農薬、遺伝子組換えの使用制限など、赤ちゃんの安全を重視した基準が設けられています。放射性物質についても、一般食品より厳しい上限(50ベクレル/kg)が適用されています。
出典:日本ベビーフード協議会
まとめ
離乳食には市販品と手作りの両方に魅力があり、赤ちゃんや家庭の状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。月齢や発育に合わせた選び方を知り、人気のベビーフードや便利なグッズ、簡単な手作りレシピを活用すれば、離乳食の悩みもグッと軽くなります。
今回紹介したランキングやメーカー情報も参考に、赤ちゃんに合った安心でおいしい離乳食を選んでくださいね。
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