パソコンやスマホの性能を正確に把握したいときに役立つのが「ベンチマークソフト」です。CPU・GPU・ストレージなど各パーツの処理能力を数値化し、他の端末と比較できるため、自分のマシンの実力を客観的に知ることができます。
パーツの買い替え前後や、ゲームやクリエイティブ用途での性能確認にも最適です。しかし、ベンチマークソフトにはさまざまな種類があり、用途やOS、対応言語、料金形態によって選び方が異なります。
本記事では、目的別におすすめのベンチマークソフトを厳選し、それぞれの特徴や対応環境、インストール不要なWeb版やスマホアプリも含めて詳しく紹介します。
ベンチマークソフトとは?
ベンチマークソフトとは、パソコンの性能を数値化して評価するためのソフトウェアです。CPUやGPU、メモリ、ストレージなど各パーツの処理能力を測定し、客観的なスコアで表示してくれるのが特徴です。
PCの買い替え時やパーツの交換後、またゲームや映像編集などの用途に応じた性能チェックにも活用されます。
ベンチマーク結果は他のPCと比較できるため、自分のマシンの実力を把握する指標として便利です。
ベンチマークソフトの選び方
ベンチマークソフトを選ぶ際は、「何を測定したいのか」と「どのくらい正確な結果が必要か」を明確にすることが大切です。
以下のポイントを押さえて選ぶと、自分に合ったソフトを見つけやすくなります。
1. 測定したい対象を明確にする
パソコンの性能を正しく評価するには、まず「何を測定したいのか」を明確にすることが大切です。
ベンチマークソフトは用途ごとに特化しているため、CPUなのかGPUなのか、あるいはストレージやゲーム性能なのかによって、最適なツールは異なります。以下の表を参考に、自分の目的に合ったソフトを選びましょう。
測定対象 | おすすめソフト | 主な用途 |
---|---|---|
総合性能 | Geekbench、PCMark | PC全体の性能比較、買い替え検討 |
CPU性能 | Cinebench、CPU-Z | プロセッサの能力確認、OCの検証 |
GPU性能 | 3DMark、Unigine Heaven | ゲームや動画編集の動作確認 |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark、AS SSD | SSD/HDDの読み書き速度測定 |
ゲーム性能 | FF14ベンチ、MHWベンチ | 実ゲームの動作確認・快適度判定 |
用途別に適切なソフトを使うことで、より正確に自分のPCの状態を把握できます。
とくにパーツのアップグレードや新規購入時には、これらのベンチマーク結果が有力な判断材料となるでしょう。目的を定めてベンチマークを行えば、無駄なく効果的なチェックが可能になります。
2. 無料か有料かを確認する
ベンチマークソフトを選ぶ際は、料金体系も確認しておきましょう。多くは無料で使えますが、詳細な分析やレポート作成などの高度機能は有料版でのみ提供されることもあります。
また、対応OSもソフトによって異なるため、利用環境に合ったものを選ぶことが重要です。
ソフト名 | Windows | macOS | Linux |
---|---|---|---|
Geekbench | ○ | ○ | ○ |
Cinebench | ○ | ○ | △ (非公式) |
CrystalDiskMark | ○ | × | × |
3DMark | ○ | × | × |
有料版があるソフトでも、基本的なベンチマークは無料で利用できることが多いため、まずは無料機能で試してから必要に応じてアップグレードするのがおすすめです。
また、MacやLinuxで使いたい場合は、対応状況を事前に確認しておくとスムーズに選定できます。
3. 対応OSや言語を確認する
ベンチマークソフトを選ぶ際、対応OSや言語(日本語対応など)も重要なチェックポイントです。とくにMacやLinuxを使っている方は、対応ソフトが限られるため注意が必要です。
以下の表では、マルチプラットフォーム対応状況に加えて、用途や料金種別もまとめています。
ソフト名 | 料金種別 | 有料版の有無 | 主な用途 |
---|---|---|---|
CrystalDiskMark | 無料 | なし | ストレージ速度測定 |
Cinebench | 無料 | なし | CPU性能測定 |
Geekbench 6 | 一部無料 | Pro版あり | CPU/GPU総合性能 |
3DMark | 一部無料 | Steamで有料版あり | ゲーム向けGPU性能測定 |
このように、対応OSだけでなく料金体系や用途の違いも把握しておくと、より自分に合ったベンチマークソフトを選びやすくなります。
特にMacやLinuxユーザーは、GeekbenchやCinebenchのようなマルチ対応ソフトを優先的に検討すると良いでしょう。
4. インストール不要のものを選ぶ場合
インストールせずにブラウザだけで使いたい場合は、Webベンチマークを選びましょう。
ソフト名 | 主な用途 |
---|---|
Speedometer | UI操作の反応速度 |
JetStream | JavaScript処理性能 |
MotionMark | ブラウザ描画性能 |
ベンチマークソフトのおすすめ人気ランキング3選【比較】
ここでは、用途別におすすめのベンチマークソフトをランキング形式で紹介します。
CPUやGPU、ストレージ、ゲーム性能など、計測したい対象に応じて最適なツールを選ぶことが大切です。無料・有料の違いや対応OS、操作の手軽さも比較ポイントに含めて紹介していきます。
まとめ
ベンチマークソフトは、目的に応じて適切に選ぶことで、PCやスマホの性能を正確に評価できる便利なツールです。CPUやGPU、ストレージ、ゲーム向けなど、それぞれに特化したソフトが存在し、中には無料で使えるものや、インストール不要なWebベースのものもあります。
また、対応OSや日本語対応の有無、レポート出力の有料機能なども選定時のポイントです。
この記事で紹介したソフトを参考に、使用目的や自分の環境に合ったベンチマークツールを選んでみてください。快適なPCライフやスマホ活用に役立つはずです。
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