引っ越しや模様替えを機に、自宅をスマートホーム化したい。 照明やエアコンをスマホで操作し、アレクサで家電を動かしたい…。
かつては憧れの生活でしたが、今はスイッチボットなどの人気メーカー製品を使えば簡単に実現できます。
本記事では、スマート家電の基礎知識や失敗しない選び方、注目の最新トレンドまでを徹底解説。上級者向けの活用法も紹介しながら、あなたの暮らしをアップデートする決定版の情報をお届けします。
スマート家電（IoT家電）とは？
スマート家電とは、インターネットに接続してスマホや音声で操作できる家電製品の総称です。
「IoT（Internet of Things）家電」とも呼ばれ、モノがインターネット経由で通信することで利便性が向上します。
従来の家電は本体のボタンやリモコンでの操作が必須でしたが、スマート家電なら外出先から電源を入れたり、動作状況を確認したりすることができます。
そもそも何ができるの？
最大の特徴は、スマホアプリやスマートスピーカーを通じた「遠隔操作」と「音声操作」です。具体的には以下のようなことが可能になります。
- 遠隔操作
帰宅前にエアコンをつけて部屋を涼しくする - 音声操作
「電気を消して」と話しかけるだけで照明をオフにする - 自動化（ルーティン）
「おはよう」の一言でカーテンを開け、ニュースを流し、コーヒーを淹れる
スマート家電の欠点は？
非常に便利な一方で、いくつかの課題もあります。 導入前に以下のポイントを把握しておきましょう。
- 通信環境への依存
Wi-Fiなどのネットワーク環境が必須であり、ネット回線の不具合時には操作ができなくなるリスクがあります。 - アプリ管理の手間
メーカーごとに専用アプリが必要な場合、アプリの切り替えが手間に感じることもあります。 - 設定のハードル
初期設定や機器同士の連携設定に多少の知識が必要なため、難しく感じる人もいるでしょう。
【2025年のトレンド】スマートホームはどう進化した？
2025年のスマートホームは、スマホで操作する段階を超え、AIが生活パターンを学習して空調や照明を自動調整する「自律型」へと進化しました。
生成AIの搭載により、ユーザーの曖昧な指示や習慣を汲み取る「気の利く」サポートが可能に。
また、インテリアに馴染むデザイン性の高いデバイスも急増しており、機能美を追求する30代〜40代からの注目も高まっています。
共通規格「Matter（マター）」の普及でメーカー縛りが解消
これまでの大きな課題であった「メーカー間の互換性」が、共通規格「Matter」の普及により解消されつつあります。
Matter対応の製品であれば、AppleのHomeKitやAmazon Alexa、Google Homeといった異なるプラットフォーム間でもスムーズに連携が可能に。
メーカーを統一しなくても好きなデバイスを自由に組み合わせられるようになり、機器選びの自由度が格段に上がりました。
失敗しないスマート家電の選び方「3つのステップ」
スマート家電は種類が多いため、やみくもに購入すると「使いこなせない」「連携できない」といった失敗を招きます。
以下の3つのステップに沿って、無駄なく理想のスマートホームを構築する準備を進めましょう。
ステップ1：【導入タイプ】で選ぶ（後付け or 買い替え）
まずは、今ある家電を活かすか、新しく買い替えるかを検討します。 それぞれの特徴を比較して選びましょう。
| 項目 | 後付けタイプ | 買い替えタイプ |
|---|---|---|
| 対象 | 既存のエアコン・照明 | 最新のWi-Fi内蔵家電 |
| コスト | 低（数千円〜） | 高（数万円〜） |
| 特徴 | 手軽に導入可能 | 高度な機能連携 |
「後付けタイプ」は、スマートリモコン等を使って既存の家電をスマート化するため、コストを抑えて手軽に始められます。
一方「買い替えタイプ」は初期費用がかかりますが、細かい機能設定や運転状況の確認など、より高度な連携が可能になります。
ステップ2：【連携エコシステム】で選ぶ（Alexa/Google/Apple）
家の司令塔となるプラットフォーム（エコシステム）を決めましょう。 自身のライフスタイルや使用しているスマホに合わせて選ぶのがスムーズです。
| プラットフォーム | おすすめユーザー | 特徴 |
|---|---|---|
| Amazon Alexa | Amazon・Kindle利用者 | 対応機器が豊富 |
| Google Home | Android・Google利用者 | 検索・音声認識に強い |
| Apple HomeKit | iPhone・Mac利用者 | 連携・設定が簡単 |
この基盤を統一することで、音声操作やアプリ管理が一元化され、快適な操作環境が整います。
ステップ3：【解決したい悩み】で選ぶ
「何のために導入するか」を明確にします。 漠然と導入するのではなく、現在の暮らしで感じる「不便」をリストアップし、それを解決するデバイスを選びましょう。
具体的な悩みを解決してくれるデバイスから優先的に選ぶと、導入後の満足度が大きく高まります。
【レベル別】おすすめスマート家電・IoT家電カテゴリ
いきなり全てを揃えるのは大変なもの。導入のしやすさや得られるメリットによってレベル分けし、段階的にシステムを拡張していくのが成功の鍵。
ここでは、初心者から上級者まで満足できるカテゴリを紹介します。
Lv.1 まずはここから！「基本の三種の神器」
スマートホーム化の第一歩として最適なのが、設置が簡単で汎用性の高いアイテム。
この3つは比較的安価で導入でき、既存の家電をそのまま活用できるため、賃貸や引っ越し直後でもすぐに試せます。
スマートスピーカー： 家の司令塔。
音声操作のハブとなる重要なデバイスです。
「アレクサ、音楽をかけて」「明日の天気は？」といった対話だけでなく、他のスマート家電と連携させることで、声だけで家中の機器を操作できるようになります。
| 商品情報 | Nature(ネイチャー) Nature Remo Lapis REMO-2W3 |  Amazon(アマゾン) Echo Dot 第5世代 |
|---|---|---|
| 参考価格 | 6,319円(税込) | 7,220円(税込) |
| 特徴 | 節電機能とインテリアに馴染むデザインが魅力の新モデル | 温度センサーと高音質スピーカーで、暮らしをより豊かに |
| 購入サイト |
Nature(ネイチャー)
Nature Remo Lapis REMO-2W3
参考価格6,319円(税込)
WHY
節電機能とインテリアに馴染むデザインが魅力の新モデル
電気代を賢く抑えつつ、インテリアにもこだわりたい人におすすめなのが、Nature Remo Lapisです。まるで小石のような滑らかで美しいデザインは、お部屋の雰囲気を壊しません。最大の特徴は「オートエコ」機能。好みの快適さを保ちながらエアコンの運転を自動調整し、無理なく節電をサポートしてくれます。熱中症アラートなどの見守り機能も充実しており、家族の健康管理にも役立ちます。
Amazon(アマゾン)
Echo Dot 第5世代
参考価格7,220円(税込)
WHY
温度センサーと高音質スピーカーで、暮らしをより豊かに
手軽にスマートスピーカーのある生活を始めたい人におすすめなのが、Amazon Echo Dot 第5世代です。コンパクトな球体デザインながら、前モデルよりクリアなボーカルと深い低音を実現しました。新たに温度センサーを搭載しており、室温に応じてエアコンを操作する設定も可能。本体上部をタップするだけで音楽の一時停止やアラームの停止ができるなど、直感的な使いやすさも魅力です。
スマートリモコン： 古いエアコンやテレビをスマホ化。
赤外線リモコンで動く家電を、スマホや音声で操作できるようにする中継機です。
SwitchBotハブなどが有名で、これ一台あれば、10年以上前の古いエアコンやテレビも「スマート家電」に早変わりします。
外出先から帰宅前にエアコンをつけて部屋を冷やしておいたり、指定した時間に照明を消したりと、コストパフォーマンスが非常に高いアイテムです。
| 商品情報 |  SwitchBot(スイッチボット) SwitchBot ハブ2 | Google(グーグル) Google Nest Hub（第 2 世代） |
|---|---|---|
| 参考価格 | 7,480円(税込) | 13,000円(税込) |
| 特徴 | 温湿度計を内蔵！赤外線も強化された「全部入り」ハブ | 睡眠モニター機能も搭載。画面で操作できるスマートディスプレイ |
| 購入サイト |
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot ハブ2
参考価格7,480円(税込)
WHY
温湿度計を内蔵！赤外線も強化された「全部入り」ハブ
今ある家電をスマート化して、快適な部屋作りをしたい人におすすめなのが、SwitchBot ハブ2です。これ一台でエアコンやテレビなどの赤外線家電をスマホや音声で操作可能に。ケーブルに内蔵された温湿度センサーで室内の環境を正確に把握し、「室温が上がったらエアコンをオン」といった自動化もスムーズに行えます。スマートホーム共通規格「Matter」にも対応しており、将来性も抜群な一台です。
Google(グーグル)
Google Nest Hub（第 2 世代）
参考価格13,000円(税込)
WHY
睡眠モニター機能も搭載。画面で操作できるスマートディスプレイ
音声だけでなく、画面での情報確認も重視したい人におすすめなのが、Google Nest Hub（第 2 世代）です。7インチのディスプレイで、天気予報やカレンダー、YouTube動画などを手軽に確認できます。特筆すべきは「睡眠モニター」機能。枕元に置くだけで睡眠の質を分析してくれるため、健康管理に関心がある方にもぴったり。フォトフレームとしても優秀で、思い出の写真を自動で表示してくれます。
スマートプラグ： 間接照明やサーキュレーターを電源管理。
コンセントと家電の間に挟むことで、電源のオンオフをスマホで制御できるアイテムです。
物理スイッチしかない間接照明やサーキュレーター、コーヒーメーカーなどに最適。
スケジュール設定を使えば、就寝時間に合わせて間接照明を消したり、朝起きる時間に合わせて加湿器をつけたりと、細かい電源管理が可能になります。
ただし、火災防止のため暖房器具などには使用できない場合があるので注意が必要です。
| 商品情報 |  SwitchBot(スイッチボット) SwitchBot プラグミニ（JP） | TP-Link(ティーピーリンク) Tapo P110M 電力モニタリング機能付き ミニスマートWi-Fiプラグ |
|---|---|---|
| 参考価格 | 1,781円(税込) | 1,600円(税込) |
| 特徴 | 家電の電流・電圧を可視化して、消し忘れも防止 | Matter対応でコスパ抜群！電力管理もできるスマートプラグ |
| 購入サイト |
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot プラグミニ（JP）
参考価格1,781円(税込)
WHY
家電の電流・電圧を可視化して、消し忘れも防止
家電の電気使用量を細かくチェックしたい人におすすめなのが、SwitchBot プラグミニ（JP）です。コンセントと家電の間に挟むだけで、スマホから消費電力をリアルタイムに確認可能。「○分後に電源オフ」などのスケジュール設定もできるため、サーキュレーターや加湿器の消し忘れ防止にも最適です。過負荷保護機能も備えており、安全面にも配慮された設計となっています。
TP-Link(ティーピーリンク)
Tapo P110M 電力モニタリング機能付き ミニスマートWi-Fiプラグ
参考価格1,600円(税込)
WHY
Matter対応でコスパ抜群！電力管理もできるスマートプラグ
手頃な価格でスマートホーム環境を構築したい人におすすめなのが、TP-LinkのTapo P110Mです。スマートホームの共通規格「Matter」に対応しており、異なるメーカーのデバイスともスムーズに連携できます。電力モニタリング機能により、接続した家電のエネルギー使用量をアプリで可視化。おでかけモードを使えば、照明などをランダムに点灯させて不在を悟らせない防犯対策も可能です。
Lv.2 暮らしが劇的に快適になる「環境・照明」
基本操作に慣れてきたら、次は居住環境の質を高めるデバイスを取り入れましょう。
照明やカーテン、鍵などは毎日必ず触れる部分。
QOL（生活の質）向上を実感しやすいカテゴリです。
スマートカーテン： 自然光で目覚める。
今あるカーテンレールに後付けするだけで、カーテンを自動開閉できるロボットです。
タイマー設定で朝の起床時間に合わせてカーテンを開ければ、太陽の光で自然に目覚めることができます。
不規則な生活になりがちな人や、朝が苦手な人に特におすすめ。
照度センサーを使えば、日差しの強い昼間に自動で閉めることもでき、室温上昇の抑制にも役立ちます。
| 商品情報 | SwitchBot(スイッチボット) SwitchBot カーテン3 | |
|---|---|---|
| 参考価格 | 6,890円(税込) | 7,250円(税込) |
| 特徴 | 重いカーテンも強力開閉。静音性も向上した第3世代 | スマホでカーテンを開閉！手軽に導入できる目覚ましガジェット |
| 購入サイト |
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot カーテン3
参考価格6,890円(税込)
WHY
重いカーテンも強力開閉。静音性も向上した第3世代
朝の日差しで気持ちよく目覚めたい人におすすめなのが、SwitchBot カーテン3です。従来モデルよりもパワーアップし、厚手の重いカーテンでもスムーズに開閉可能。さらに静音モードを使えば、動作音がほとんど気にならないほど静かに動きます。別売りのソーラーパネルを併用すれば充電の手間もほぼ不要に。工事不要で既存のレールにワンタッチで取り付けられる手軽さも大きな魅力です。
robit
めざましカーテン mornin' plus
参考価格7,250円(税込)
WHY
スマホでカーテンを開閉！手軽に導入できる目覚ましガジェット
コストを抑えてカーテンの自動化を試してみたい人におすすめなのが、robitのめざましカーテン mornin' plusです。片手で簡単に取り付けられるコンパクトな設計で、設定した時間に自動でカーテンを開けてくれます。太陽の光で自然に目覚める生活をサポートしてくれるため、朝が苦手な方に最適。ハブなどは不要で、スマホと本体だけでシンプルに使い始められる点も初心者には嬉しいポイントです。
スマート照明（電球）： 色味や明るさをシーンに合わせて調整。
電球を変えるだけで、調光・調色がスマホで可能になります。
仕事中は集中できる昼光色、夕食後はリラックスできる電球色といった具合に、シーンに合わせて部屋の雰囲気を一瞬で変えられます。
複数の電球をグループ化して一括操作したり、映画鑑賞時に暗くする設定を保存したりと、照明演出を楽しむことができます。
| 商品情報 |  Philips Hue フルカラー シングルランプ E26 800lm |  SwitchBot(スイッチボット) SwitchBot スマート電球 E26 |
|---|---|---|
| 参考価格 | 8,483円(税込) | 1,980円(税込) |
| 特徴 | 映像や音楽とシンクロする、エンタメ特化のスマート電球 | SwitchBotシリーズと連携して、暮らしを自動化 |
| 購入サイト |
Philips Hue
フルカラー シングルランプ E26 800lm
参考価格8,483円(税込)
WHY
映像や音楽とシンクロする、エンタメ特化のスマート電球
映画やゲームの世界に深く没入したい人におすすめなのが、Philips Hue フルカラー シングルランプです。1600万色以上の豊かな色彩表現が可能で、テレビの映像や音楽に合わせて照明の色が変化する機能は圧巻。Zigbee通信を採用しているため、Wi-Fiの接続数が増えても動作が安定しており、家中の照明をHueで統一しても快適に操作できます。
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot スマート電球 E26
参考価格1,980円(税込)
WHY
SwitchBotシリーズと連携して、暮らしを自動化
SwitchBot製品でスマートホームを統一している人におすすめなのが、SwitchBot スマート電球 E26です。人感センサーや開閉センサーと組み合わせることで、「ドアを開けたら電気がつく」といった自動化がスムーズに実現します。フルカラー対応で、気分に合わせて部屋の雰囲気をガラリと変えることも可能。アプリの使い勝手も良く、複数の電球をグループ化して一括操作するのも簡単です。
スマートロック： 鍵を持たずに外出・オートロック化。
玄関のサムターン（鍵のつまみ）に貼り付けるだけで、スマホが鍵代わりになります。
バッグから鍵を探す手間がなくなり、近づくだけで解錠するハンズフリー機能や、ドアが閉まると自動で施錠するオートロック機能が非常に便利です。
外出先から鍵の開閉履歴を確認できるため、防犯面でも安心。
合鍵をアプリ上で家族や友人にシェアすることも可能です。
| 商品情報 |  SwitchBot(スイッチボット) SwitchBot ロック Pro |  SADIOT SADIOT LOCK2 |
|---|---|---|
| 参考価格 | 13,500円(税込) | 13,200円(税込) |
| 特徴 | 多様な解錠方法と無段階サムターンで、高い適合率を実現 | セキュリティチップ搭載で安心。カラバリ豊富なスマートロック |
| 購入サイト |
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot ロック Pro
参考価格13,500円(税込)
WHY
多様な解錠方法と無段階サムターンで、高い適合率を実現
鍵の開け閉めをストレスフリーにしたい人におすすめなのが、SwitchBot ロック Proです。指紋認証パッド（別売）と組み合わせれば、指一本でスムーズに解錠可能。特筆すべきは「無段階サムターン」への対応で、これまで取り付けが難しかった様々な形状の鍵にもフィットします。バッテリー持ちも最長270日と長く、市販の電池で交換できるためランニングコストも優秀です。
SADIOT
SADIOT LOCK2
参考価格13,200円(税込)
WHY
セキュリティチップ搭載で安心。カラバリ豊富なスマートロック
防犯性能とデザイン性の両方を重視する人におすすめなのが、SADIOT LOCK2です。セキュリティチップを搭載しており、通信の暗号化によってハッキングリスクを低減しています。ハブがなくてもBluetoothの届く範囲ならスマホで操作でき、別売りのHubを使えば外出先からの確認も可能。全8色のカラー展開があり、ドアの色に合わせてコーディネートを楽しめるのもユニークな特徴です。
Lv.3 時間を生み出す「家事・エンタメ」
高機能な家電が多く導入コストは上がりますが、その分「自分の時間」を生み出してくれます。
ロボット掃除機： マッピング機能や水拭き対応モデルが主流。
部屋の間取りを学習し、効率的に掃除を行うロボット掃除機は、もはや必須級の家電。
最近は吸引だけでなく水拭きも同時に行うモデルや、ゴミ捨てまで自動化されたステーション付きが人気です。
ECOVACS(エコバックス)
DEEBOT T80 OMNI
参考価格84,800円(税込)
WHY
18000Paの吸引力とローラーモップで、床掃除を極める
徹底的に床をきれいにしたい、掃除の手間を極限まで減らしたい人におすすめなのが、ECOVACS DEEBOT T80 OMNIです。業界最高クラスの18,000Paという驚異的な吸引力に加え、ローラー式のモップシステムを採用。床に圧力をかけながら汚れを拭き取ります。全自動ステーションはゴミ収集からモップの温水洗浄・乾燥まで行い、メンテナンスの手間を大幅に省いてくれます。
Roborock(ロボロック)
Saros 10
参考価格159,800円(税込)
WHY
極薄ボディで隙間も攻略。障害物回避も賢いプレミアムモデル
家具の下や複雑な部屋の隅々まで掃除してほしい人におすすめなのが、Roborock Saros 10です。本体の厚さを極限まで抑えた設計により、一般的なロボット掃除機では入れなかった低いソファやベッドの下にもスムーズに侵入します。3D物体回避機能で床にある小物を賢く避けつつ、壁キワ用モップで部屋の隅までしっかり水拭き。デザインも洗練されており、リビングに置いても様になります。
SwitchBot(スイッチボット)
SwitchBot お掃除ロボットS20
参考価格91,800円(税込)
WHY
水拭きしながらモップを洗う！常に清潔な水で拭き上げる
床のベタつきや汚れが気になる人におすすめなのが、SwitchBot お掃除ロボットS20です。最大の特徴は、掃除中にローラーモップをリアルタイムで洗浄・排水するシステム。汚れたモップを引きずることなく、常にきれいな水で床を拭き上げてくれます。ゴミ収集から給水・排水まで行う全自動ステーション付きながら、タンク式のため設置場所を選ばないのも大きなメリットです。
スマートテレビ・チューナー： 音声で動画検索、スマホ連携。
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを大画面で楽しめるテレビです。
リモコンのマイクに向かって「アクション映画を探して」と話しかけるだけで検索が可能。
新しく買い替えなくても、「Fire TV Stick」や「Chromecast」などをHDMI端子に挿すだけで、既存のテレビをスマート化することもできます。
| 商品情報 |  Amazon(アマゾン) Fire TV Stick 4K Max 第2世代 |  Google(グーグル) Google TV Streamer 4K |
|---|---|---|
| 参考価格 | 6,680円(税込) | 14,800円(税込) |
| 特徴 | Wi-Fi 6E対応でサクサク動作。背景機能でテレビをアートに | Matterハブ機能も搭載。Googleの最新据え置き型デバイス |
| 購入サイト |
Amazon(アマゾン)
Fire TV Stick 4K Max 第2世代
参考価格6,680円(税込)
WHY
Wi-Fi 6E対応でサクサク動作。背景機能でテレビをアートに
高画質な4K映像を、ストレスのない操作感で楽しみたい人におすすめなのが、Fire TV Stick 4K Max 第2世代です。プロセッサの処理能力が向上し、アプリの起動や操作が非常に滑らか。最新のWi-Fi 6Eに対応しており、安定した通信でストリーミングを楽しめます。使っていない時は「アンビエント体験」機能により、名画や写真をテレビに映し出してインテリアのように演出できます。
Google(グーグル)
Google TV Streamer 4K
参考価格14,800円(税込)
WHY
Matterハブ機能も搭載。Googleの最新据え置き型デバイス
テレビでのエンタメ体験とスマートホーム管理を両立したい人におすすめなのが、Google TV Streamer 4Kです。従来のスティック型から据え置き型に進化し、処理速度や安定性が向上。Matterのハブとしても機能するため、スマートホーム機器の司令塔になります。リモコンには「探す」機能がついており、どこに置いたか分からなくなっても音を鳴らして見つけることができます。
紛失防止タグ： 財布や鍵の「どこいった？」をなくす。
スマートトラッカーとも呼ばれ、財布や鍵、バッグなどに入れておくことで、位置情報をスマホで確認できます。
家の中で見当たらない時は音を鳴らして探せますし、手元から離れた際に通知を送る機能があれば置き忘れも防げます。
AirTagやTileが代表的。 忙しい朝の「鍵がない！」というパニックから解放される、地味ながら強力な助っ人です。
Apple(アップル)
AirTag
参考価格4,059円(税込)
WHY
iPhoneユーザー必携。UWB技術で「正確な場所」へ導く
鍵や財布などの紛失を絶対に防ぎたいiPhoneユーザーにおすすめなのが、Apple AirTagです。数億台のApple製品ネットワークを利用して、世界中どこにあっても位置を特定できます。特にiPhone 11以降のモデルなら「正確な場所を見つける」機能が使え、部屋の中での方向や距離までミリ単位で表示。設定も近づけるだけで完了し、使い勝手の良さは抜群です。
Anker(アンカー)
Eufy Security SmartTrack Link
参考価格1,990円(税込)
WHY
「探す」アプリ対応。Androidでも使えるカード型トラッカー
財布やカードケースに入れてスマートに持ち運びたい人におすすめなのが、Eufy Security SmartTrack Linkです。Appleの「探す」アプリに対応しており、iPhoneユーザーは純正品同様に位置を特定可能。さらに専用アプリを使えばAndroid端末でも利用できるのが強みです。本体に穴が開いているため、キーホルダーやカラビナに直接取り付けられるのも地味ながら便利な点です。
スマート家電に関するよくある質問（FAQ）
導入前に解消しておきたい疑問をまとめました。不安をなくして、スムーズなスマートホーム化を進めましょう。
Wi-Fiが切れたらどうなる？
- Wi-Fi接続が切れると、スマホや音声での遠隔操作はできなくなります。
ただし、多くの家電は物理的なスイッチやリモコンでの操作も可能な仕様になっています（例：スマートロックは通常の鍵で開閉可能、照明は壁スイッチでON/OFF可能）。
ネット障害時に備えて、物理的な操作手段も確認しておくと安心です。
賃貸でも取り付けできる？
- はい、多くのスマート家電は賃貸でも導入可能です。
スマートリモコンやスピーカーは置くだけですし、スマートロックやカーテン、照明などは強力な両面テープや既存のソケットを利用するため、壁に穴を開ける必要がありません。
退去時にはきれいに取り外せる製品を選ぶのがポイントです。
一人暮らしとファミリー、必要なものは違う？
- 基本構成は同じですが、優先順位が変わります。
一人暮らしなら防犯目的のスマートロックや、家事代行のロボット掃除機が人気です。
一方、ファミリーや広い家の場合は、各部屋に呼びかけられるスマートスピーカーの通話機能や、子供やペットを見守るカメラ、部屋ごとの空調管理が重宝されます。
スマート家電の代表例は？
- 代表的なものには以下があります。 まずはこのあたりから検討するとよいでしょう。
- スマートスピーカー（Amazon Echo, Google Nest）
- スマートリモコン（SwitchBot, Nature Remo）
- ロボット掃除機（ルンバ, Roborock）
- スマート照明（Philips Hue）
- スマートロック（Qrio Lock, SESAME）
まとめ
スマート家電を取り入れることで、毎日の小さな手間が減り、驚くほど快適な時間が生まれます。広い家への引っ越しは、生活基盤を整える絶好のチャンスです。
まずはスマートスピーカーとリモコンから始めて、徐々に自分好みのスマートホームをつくり上げていきましょう。最新のテクノロジーを味方につけて、理想のライフスタイルを実現してください。
この記事の編集者
Mika
Amebaチョイス編集部
「愛着を持てるものを伝える」をテーマに、家電や日用品、コスメなどジャンルを問わず執筆。家電製品アドバイザーとして200点以上の製品を比較・レビューした経験を活かし、使う人の気持ちに寄り添った紹介を心がける。海外一人旅が好きで、モノ選びにはこだわり派。
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