「より高画質な動画を撮りたい」「VlogやYouTube、映画、ショート動画の素材を撮影したい」「子どもの行事や日常の様子を残したい」といった理由で、動画撮影に適した一眼レフカメラを探していませんか?しかし、動画撮影ができる一眼レフは、さまざまなメーカーから複数の製品が展開されており、性能や価格も異なるため「どれを選べばよいのか分からない」と悩む人も多いでしょう。
そこで本記事では、動画撮影におすすめの一眼レフを8台に厳選して、ランキング形式でご紹介します。「30分以上撮影できる一眼レフ」「動画と写真と同時に撮影できるモデル」「安いのに高性能な製品」など幅広くピックアップしました。
ミラーレス一眼カメラとの違いや動画撮影におすすめの一眼レフの選び方についても解説します。ビデオカメラの代わりになる一眼レフを探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 【安い】動画撮影におすすめの一眼レフ
- 一眼レフで動画撮影するメリット
- 一眼レフで動画撮影するデメリット
- 初心者が動画撮影に必要な機材とは?
- 動画撮影に使えるカメラの種類一覧
- ミラーレス一眼カメラとは?ビデオカメラの代わりになる?
- 一眼レフとビデオカメラの違い
- 動画撮影におすすめの一眼レフの人気ランキング7選!
- 動画撮影におすすめのミラーレス一眼カメラの人気ランキング7選!
- 動画撮影におすすめの一眼レフ・ミラーレスの選び方
- 1. 手持ち撮影を安定させるなら、「手ブレ補正機能」をチェック
- 2. 高画質と暗所撮影を重視するなら、「センサーサイズ」をチェック
- 3. 映像を滑らかに撮るなら、「フレームレート」をチェック
- 4. 30分以上の長時間撮影をするなら、「連続撮影可能時間」をチェック
- 5. ピントを正確に合わせるなら、「オートフォーカス性能」をチェック
- 6. 高画質な映像を撮るなら、「動画解像度(4K対応)」をチェック
- 一眼レフ・ミラーレス一眼カメラの人気メーカー・ブランド
- Canon(キヤノン)
- Nikon(ニコン)
- Sony(ソニー)
- リコー(RICOH)
- 動画撮影向け一眼レフ・ミラーレス一眼カメラの相場
- まとめ
【安い】動画撮影におすすめの一眼レフ
出典:D7500
動画撮影におすすめの一眼レフは、Nikonが提供する「D7500」です。D7500は、動画撮影に適した一眼レフカメラとして優れた性能を備えています。具体的には、「最大4K UHD(3840×2160)/30p」での動画撮影に対応し、最長29分59秒の録画が可能で、高精細な映像を記録できます。高性能画像処理エンジンEXPEED 5の搭載により、ISO 100~51200の広い感度域を確保し、暗所や光量の少ない環境でもノイズを抑えた鮮明な映像を撮影することが可能です。
また、手持ち撮影時の映像のブレを軽減する「電子手ブレ補正機能」を搭載しているため、安定した撮影を行えます。カメラ内で4K UHDやフルHDのタイムラプス動画を自動生成する機能も備えており、撮影後の編集作業を大幅に簡略化できることも魅力の1つ。
一眼レフで動画撮影するメリット
- レンズの種類が多く、広角・望遠・単焦点など目的に応じて選べる
- バッテリー持ちが良い!消費電力が少なく、長時間の撮影ができる
- 初心者でも手軽に購入できる価格帯のモデルもあり、低予算で本格的な動画撮影を始められる
一眼レフカメラで動画撮影をする最大のメリットは、豊富な交換レンズが使えて高画質な動画を撮影できることです。とくに明るい単焦点レンズを使用すれば、背景をぼかしたシネマティックな映像を撮影しやすくなります。また、一眼レフはバッテリー持ちが良いため、長時間の撮影にも適しています。エントリーモデルからプロ向けまで幅広い価格帯があるため、比較的安価にボディやレンズを揃えられるのも魅力です。
静止画撮影にも強いので、「写真を撮りながら動画撮影もしたい」という両立したい人にも向いています。加えて、光学ファインダーを搭載しているため、事前に構図を決めやすいのもメリットの1つです。一眼レフは頑丈な作りのものが多く、長期間使用できるため、コストを抑えつつ本格的な映像制作を始めたい人にはおすすめの選択肢だといえるでしょう。
一眼レフで動画撮影するデメリット
- ミラーレスと比べて オートフォーカス速度が遅く、動く被写体の追従が苦手
- ボディ内手ブレ補正(IBIS)が非搭載の機種が多く、手持ち撮影時にブレやすい
- ほとんどの機種が29分59秒までしか連続録画できない
一眼レフカメラは動画撮影もできますが、動画向けに設計されていないため、いくつかのデメリットがあります。まず、オートフォーカス(AF)が遅いことが挙げられます。
動画撮影時はライブビューを使用するため、AFが迷いやすく、動く被写体の撮影には不向きです。次に、ボディ内手ブレ補正(IBIS)がない機種が多く、手持ち撮影ではブレやすいため、三脚やジンバルが必須になります。また、録画時間に制限(多くは29分59秒まで)があるため、30分以上の長時間の撮影には不向きです。
「4K60p」「Log撮影」「10bit記録」など、最新の動画機能が非対応の機種が多いため、本格的な映像制作にはミラーレスの方が向いています。
初心者が動画撮影に必要な機材とは?
初心者が動画撮影を始める際に最低限必要な機材は、用途によって異なりますが、基本的には「カメラ」「三脚・ジンバル」「録音用マイク」「編集環境(動画編集用のPC・ソフト)」の5つです。
- ジンバル(gimbal)とは、モーターを搭載した電動式の安定化装置のこと。カメラやスマートフォンを安定させる機材です。
また、撮影環境を整えることも大切です。例えば、LEDライトを使用すれば、暗所でも明るく綺麗な映像を撮影できます。さらに、NDフィルターを活用すると屋外撮影時の露出オーバーを防げる ため、より本格的な映像表現ができるでしょう。
すべての機材を最初から揃える必要はありません。まずは手持ちのスマホや最低限の機材から始めて、必要に応じて徐々にステップアップしていくことを推奨します。 自分の撮影スタイルに合った機材を少しずつ揃えていきましょう。
動画撮影に使えるカメラの種類一覧
動画撮影に最適なカメラは、一眼レフやミラーレス一眼カメラのほかにもいくつかあります。下表では、動画撮影向きのカメラの種類とその特徴、おすすめの用途についてまとめたのでぜひチェックしてみてくださいね。
カメラ種類 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
ミラーレス一眼 | 高画質・ボケ感あり | YouTube・映画制作 |
一眼レフ | 静止画+動画対応 | 写真メイン+動画も撮る人 |
ビデオカメラ | 長時間録画・手ブレ補正強 | イベント・スポーツ撮影 |
シネマカメラ | 映画品質の映像 | プロ向け映像制作 |
アクションカメラ | 耐久性・広角映像 | スポーツ・アウトドア |
コンパクトデジタルカメラ | 小型・レンズ一体型・高画質モデルもあり | 旅行・Vlog・手軽な撮影 |
ミラーレスは、高画質でYouTubeや映画向き、一眼レフは写真+動画両用です。ビデオカメラは長時間撮影、シネマカメラはプロ向け、アクションカメラは耐久性に優れ、コンデジは旅行やVlogに最適だといえます。ひとくちに「カメラ」といってもさまざまな種類があるので、用途に応じて選択しましょう。
ミラーレス一眼カメラとは?ビデオカメラの代わりになる?
ミラーレス一眼カメラはビデオカメラの代わりになりますが、用途によっては代替できないケースも。ミラーレス一眼カメラは、高画質でボケ感のある映像を撮影できますが、長時間録画やズーム性能はビデオカメラの方が優れている傾向にあります。
映画やYouTubeならミラーレス一眼カメラが最適ですが、イベントやスポーツ撮影ならビデオカメラの方が適しているといえるでしょう。下表では、一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの違いをまとめたので、どちらがよいのか決められず、迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
比較項目 | 一眼レフカメラ | ミラーレス一眼カメラ |
---|---|---|
画像 | ||
サイズ・重量 | 大きくて重い | 軽量・コンパクト |
オートフォーカス | 動画撮影時はやや遅い | 速い・追従性が高い |
バッテリー持ち | 長持ち | やや短い |
手ブレ補正 | 基本なし | ボディ内補正あり |
出典:Nikon D7500
出典:Nikon Z30
一眼レフとビデオカメラの違い
一眼レフカメラとビデオカメラはどちらも動画撮影が可能な機器ですが、設計や用途が異なるため、得意な撮影スタイルや機能に違いがあります。それぞれのメリットとデメリットを把握して、自分の撮影スタイルや用途に合う方を選択しましょう。
比較項目 | 一眼レフカメラ | ビデオカメラ |
---|---|---|
用途 | 写真+動画 映画風の映像 | 長時間のイベント撮影 |
AF性能 | 動画撮影時はやや遅い | 高速 被写体追尾が得意 |
手ブレ補正 | 弱い(ジンバル推奨) | 強力(手持ちOK) |
録画時間 | 30分制限あり | 制限なし |
一眼レフカメラは、映画のような背景ボケのある映像を撮りたい人に向いており、写真と動画の両方を撮影できるのが強みです。一方、ビデオカメラは、手軽に長時間の動画撮影をしたい人におすすめで、安定した映像を簡単に撮影できるのがメリットです。撮影の目的に合わせて選べば、自分に最適な撮影機器を見つけやすくなります。
動画撮影におすすめの一眼レフの人気ランキング7選!
ここでは、動画撮影におすすめの一眼レフをランキング形式でご紹介します。手ブレ補正やAF性能、4K対応といった機能面に加え、コスパや口コミ評価の高さなどを基準に、初心者から上級者向けまで厳選しました。写真を撮りながら動画撮影もしたい人はぜひ本ランキングを参考にしてみてくださいね。
動画撮影におすすめのミラーレス一眼カメラの人気ランキング7選!
ここでは、高画質で4K撮影・高速AF・強力な手ブレ補正 を備えたミラーレス一眼カメラをランキング形式でご紹介します。YouTubeや映画制作、Vlogに最適なモデルを厳選し、それぞれの製品の強みや魅力、価格などをまとめました。
動画撮影におすすめの一眼レフ・ミラーレスの選び方
ここでは、動画撮影も可能な一眼レフ・ミラーレス一眼カメラを選ぶ際のコツについて解説します。動画撮影に適した一眼レフ・ミラーレスカメラを選ぶ際は、手ブレ補正や動画解像度、センサーサイズ、フレームレート、連続撮影時間、オートフォーカス性能など、チェックすべき項目がいくつかあります。適切な選択ができるよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 手持ち撮影を安定させるなら、「手ブレ補正機能」をチェック
出典:X-H2S
手持ち撮影や動きのある撮影では「手ブレ補正機能」が必要になります。手ブレ補正機能が備わっていないモデルでは、映像が揺れて見づらくなり、プロらしい滑らかな動画が撮れないからです。
手ブレ補正機能は、おもに「ボディ内手ブレ補正(IBIS)」と「レンズ内手ブレ補正(OIS)」の2種類があります。
ボディ内手ブレ補正(IBIS) | カメラ本体に補正機能があり、どのレンズでも手ブレを軽減 |
---|---|
レンズ内手ブレ補正(OIS) | レンズ側に補正機能があり、特定のレンズのみ手ブレを軽減 |
一眼レフでは、ボディ内補正がないモデルが多いため、レンズの補正機能が必須だといえるでしょう。5軸補正などの手ブレ補正の強いモデルを選ぶと、手持ち撮影でも安定した映像が撮れるのでおすすめです。より強力な補正を求めるなら、手ブレ補正対応レンズと組み合わせたり、ジンバルや三脚を併用するとよいでしょう。
2. 高画質と暗所撮影を重視するなら、「センサーサイズ」をチェック
一眼レフやミラーレス一眼カメラのセンサーサイズは、動画の画質やボケ感、暗所性能に大きく影響します。センサーサイズを確認せずに選ぶと、「暗い場所でクリアな映像を撮れない」「理想とするボケ感が出せない」というように、期待通りの映像が撮れない可能性があるので、しっかりとチェックしておきましょう。
センサーサイズ | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
フルサイズ | 高画質・暗所に強い | 映画制作・プロ向け |
APS-C | コスパがよい・軽量 | 一般ユーザー・YouTube |
マイクロフォーサーズ | 軽量コンパクト | Vlog・旅行撮影 |
暗所撮影が多いなら「フルサイズ」モデルが最適で、軽量さ・コスパを重視するなら「APS-C」や「マイクロフォーサーズ」を選ぶとよいでしょう。ミラーレスではフルサイズが主流ですが、一眼レフはAPS-Cが多い傾向にあります。
3. 映像を滑らかに撮るなら、「フレームレート」をチェック
出典:X-Trans CMOS
フレームレート(fps)は、動画の滑らかさや雰囲気を左右する重要な要素です。適切なfpsを選ばないと、映像がカクついたり、不自然に滑らかすぎて映画のような雰囲気が出せなかったりすることがあります。
なお、フレームレート(fps)は、1秒間の動画が何枚の画像で構成されるかを表します。下表で各フレームレート(fps)の特徴やおすすめの用途を確認し、適切なモデルを選びましょう。
フレームレート | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
24fps | 映画のような映像 | 映画・シネマティック動画 |
30fps | 一般的な動画 | YouTube・Vlog |
60fps | 滑らかでリアル | スポーツ・アクション映像 |
120fps以上 | スローモーション撮影 | 映像表現の幅を広げる |
YouTubeやVlogなら「30fps or 60fps」、映画のような映像を撮るなら「24fps」、スローモーションを撮るなら「120fps以上」の対応モデルを選ぶと期待通りの映像を撮影することができるでしょう。
4. 30分以上の長時間撮影をするなら、「連続撮影可能時間」をチェック
一眼レフ・ミラーレスカメラの多くは、1回の録画時間が「29分59秒」までに制限されているため、長時間の撮影には注意が必要です。この制限は、ビデオカメラと区別するための規制や、カメラ内部の発熱対策によるものです。
とくにセミナーやイベント撮影、YouTubeライブ配信など、長時間の連続撮影をしたい場合は適したカメラを選ぶことが大切です。
- 録画時間制限なしのカメラを選ぶ
- HDMI経由で外部レコーダー(Atomos Ninja Vなど)を使用 し、長時間録画を可能にする
- USB給電対応のカメラ を選び、バッテリー切れを防ぐ
長時間撮影が必要なら、録画時間制限のないモデルや外部レコーダーを活用し、発熱や電源対策も考慮することが重要です。
5. ピントを正確に合わせるなら、「オートフォーカス性能」をチェック
出典:FX30
動画撮影では、動く被写体を正確に追従できるオートフォーカス(AF)性能が重要です。AFが遅いと、被写体にピントが合わず、映像がぼやけたり、ピントが迷う「ハンチング現象」が発生しやすくなります。
とくに、Vlogやスポーツ撮影では、リアルタイムにフォーカスを調整できる高速AF機能が必須 です。
- デュアルピクセルAF(Canon):滑らかで自然なフォーカス移動できる
- リアルタイムトラッキングAF(Sony):被写体を認識し続け、高速追従
- 像面位相差AF(Nikon):静止画・動画の両方で高速かつ正確なAF
一眼レフは、ライブビュー撮影時のAFが遅くなりがちなので、動画撮影にはミラーレスの高速AF搭載モデルが適しています。 YouTubeやVlogなら、瞳AF・顔認識AFを搭載したモデルを選ぶと、常に顔にピントを合わせられ、快適に撮影できるのでおすすめです。
6. 高画質な映像を撮るなら、「動画解像度(4K対応)」をチェック
出典:X-H2S
動画の解像度は映像の精細さを決める重要な要素です。解像度が低いと、映像がぼやけたり、細部が潰れて見えにくくなります。 とくに、大画面で視聴すると粗さが目立ち、文字や細かいディテールが見づらくなることも。
また、編集時にクロップ(拡大)すると画質が劣化しやすいため、プロフェッショナルな映像制作には不向き です。以下に、解像度とその特徴をそれぞれまとめたので、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
解像度 | 画素数 | 特徴 |
---|---|---|
フルHD(1080p) | 1920×1080 | 一般的な動画撮影に十分な解像度 |
4K(2160p) | 3840×2160 | 高画質で編集の自由度が高い |
8K | 7680×4320 | データ容量が大きく、編集環境が必要。プロ向け |
YouTubeや一般的な動画制作なら「4K対応モデル」が理想だといえます。大画面での視聴や高画質編集を考えるなら「4K60p」対応モデルを選ぶとよいでしょう。ただし、データ容量が大きくなるため、高速なSDカードやSSDが必要になります。
一眼レフ・ミラーレス一眼カメラの人気メーカー・ブランド
ここでは、動画撮影向けの一眼レフカメラを製造している代表的なメーカーを4社に厳選してご紹介します。
代表的なメーカー | 特徴 | 代表的なモデル |
---|---|---|
Canon(キヤノン) | デュアルピクセルCMOS AFによる高速・滑らかなオートフォーカス、色の再現性が高い | EOS 90D、EOS 5D Mark IV、EOS 6D Mark II |
Nikon(ニコン) | 高いダイナミックレンジ、鮮やかな色再現、しっかりしたボディ構造 | D780、D7500、D850 |
Sony(ソニー) | ミラーレス機の印象が強いが、一眼レフ(Aマウント)も動画撮影向けに高性能な機種を展開 | α99 II |
リコー(RICOH) | 頑丈な防塵・防滴性能が特徴で、アウトドアやタフな環境での撮影に強い | PENTAX K-3 Mark III、PENTAX K-1 Mark II |
Canon(キヤノン)
Canonの動画撮影向けの一眼レフは、動画撮影向けの優れたオートフォーカス(デュアルピクセルCMOS AF)と色の再現性の高さが魅力です。
特に滑らかで正確なAFは、一眼レフでもミラーレス並みの快適さを提供し、初心者からプロまで幅広く支持されています。レンズラインナップも豊富で、シネマカメラと併用しやすいのも強みだといえるでしょう。
Nikon(ニコン)
出典:D850
Nikonが提供する動画撮影向けの一眼レフは、ダイナミックレンジが広く、豊かな階調表現が可能な映像を撮影できるのが強みです。
高解像度センサーを搭載したモデルが多く、シネマティックな表現を求める動画制作者に適しています。光学ファインダーの見やすさも一眼レフならではの魅力だといえるでしょう。
Sony(ソニー)
出典:α7 IV
Sonyは、ミラーレスのイメージが強いですが、一眼レフ(Aマウント)も動画撮影向けの高性能モデルを展開しています。
特に高度なAF技術やローパスフィルターレス設計が動画撮影に強く、4Kや高フレームレート撮影の対応も充実。電子技術の進化を活かした映像美が魅力です。
リコー(RICOH)
Ricoh(PENTAX)が販売する動画撮影向けの一眼レフは、防塵・防滴性能に優れた堅牢なボディが特徴。
伝統的な光学ファインダーへのこだわりが高く、静止画撮影も優れています。「写真を撮りながら動画も撮影したい」「アウトドアやタフな環境で撮影する」という人には唯一無二の選択肢となるでしょう。
動画撮影向け一眼レフ・ミラーレス一眼カメラの相場
出典: RICOH IMAGING
動画撮影もできる一眼レフ・ミラーレス一眼カメラは、価格帯の幅が非常に広いため、「どの価格帯なら、どの機能が備わっているの?」「自分の用途に本当に必要なスペックがよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。
下表の相場一覧表を見ると、価格帯ごとの違いが一目で分かるので、予算と用途に合った最適なカメラを選択することができるでしょう。
カテゴリ | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
エントリー向け | 5万~15万円 | フルHD・4K30p対応、AF・手ブレ補正は控えめ |
中級モデル | 15万~30万円 | 4K60p・強力なAF・ボディ内手ブレ補正搭載 |
プロ向け | 30万円以上 | 8K撮影・RAW動画対応・長時間撮影可能 |
エントリー向けは、5万円~購入できるモデルもあり、初心者でも手軽に始められる価格帯だといえます。中級モデルは、YouTubeや本格的な映像制作に適した高性能機種が揃っています。プロ向けは、映画やCM撮影にも対応できる最上位モデルです。
まとめ
出典: RICOH IMAGING
動画撮影におすすめの一眼レフを選ぶ際には、手ブレ補正やオートフォーカス性能、動画解像度(4K対応)、センサーサイズ、フレームレート などチェックすべき項目がいくつかあります。とくに、30分以上の長尺動画を撮影したい場合は、録画時間制限も確認し、用途に合ったモデルを選びましょう。
初心者には、フルHD・4K30p対応のエントリーモデル、中級者向けには4K60p対応・AF性能が強いモデルがおすすめです。プロレベルの撮影をするなら、高画質・長時間録画対応の上位モデルを選ぶと満足できる1台に出会えるでしょう。
一眼レフは写真撮影と併用したい人に向いていますが、最新の動画機能を求めるなら、「ミラーレス一眼カメラ」を検討するとよいかもしれません。自分の撮影スタイルに合った一眼レフを選び、動画撮影を楽しみましょう。
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