化粧水はスキンケアの基礎ですが、種類が豊富で「どれが自分に合うのか分からない」と悩む方も多いはず。
そこで本記事では、専門家監修による「失敗しない選び方」を解説するとともに、214人のAmebaユーザーへ独自のアンケート調査を実施。実際に使って良かったと支持されたアイテムを、総合・年代別・肌質別のランキング形式でご紹介します。
プロの知識とリアルな口コミ、両方の視点から、あなたの肌悩みに合うぴったりの1本を見つけてください。
- 化粧水の選び方|失敗しない2ステップ
- 1. 自分の「肌タイプ」に合わせて選ぶ
- 2. 肌悩みに効く「成分」で選ぶ
- みんなが選んだ!満足度重視の化粧水 総合ランキング
- 【年代別】30代・40代・50代のリアル。世代別「高満足度」ランキング
- 【30代】忙しい30代が支持。将来の肌を見据えた「機能性」と「癒やし」の選択
- 【40代】40代の回答は二極化。「成分重視のプチプラ」か「憧れへの投資」か
- 【50代】50代の肌に確かな手応えを。乾燥と戦う世代が選んだ「濃密保湿」
- 【肌質別】乾燥・混合・脂性肌。同じ肌タイプの人が選んだ「納得」ランキング
- 【乾燥肌】カサつく肌のユーザーが支持!「高保湿」でしっとり潤うトップ3
- 【混合肌】ベタつきも乾燥も。同じ肌質のユーザーが選んだ「バランス」重視の3本
- 【脂性肌】テカリが気になる肌こそ「潤い」を。愛用者が行き着いた心地よいケア
- 美容のプロ・エステサロンオーナー厳選の化粧水11選を紹介!
- 【乾燥肌向け】プロが推奨!潤いをキープする化粧水 3選
- 【脂性肌向け】プロが推奨!ベタつきを抑える化粧水 3選
- 【混合肌向け】プロが推奨!肌バランスを整える化粧水 3選
- 【敏感肌向け】プロが推奨!低刺激で優しくケアする化粧水 2選
- 化粧水の役割と重要性
- 化粧水の効果①:角質層にうるおいを与えて肌をなめらかにする
- 化粧水の効果②:肌表面のキメを整える
- 化粧水の効果③:肌トラブルを予防する
- 化粧水の正しい使い方
- 化粧水を使う時の正しい順番
- 化粧水を塗る時の正しい付け方
- よくある質問
- デパコスとドラコスの違いとは?
- 化粧水の適量はどれくらい?
- 化粧水の使用期限はいつまで?
- 冷蔵庫で保管すると効果がアップするというのは本当?
- 朝と夜で違う化粧水を使うべき?
- 化粧水の効果を引き出すために、洗顔にもこだわってみませんか?
- ヒト型セラミドって?乾燥が気になるあなたにおすすめ化粧水
- まとめ
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化粧水の選び方|失敗しない2ステップ
この記事では肌タイプや肌悩みに沿って、どのような化粧水の種類を選ぶべきか、各商品で記載していますのでぜひ参考に選んでみてくださいね。
1. 自分の「肌タイプ」に合わせて選ぶ
まずは、皮脂量や水分量によって分かれる5つの肌タイプから、自分の状態を知ることが大切です。
自分の肌タイプがわからない時は、肌タイプ診断で自分がどの肌なのか確認してみましょう。
また、肌タイプだけでなく「ニキビが気になる」「乾燥によるくすみが気になる」「乾燥による小ジワが気になる」などの肌悩みがある人は、肌悩みに沿った化粧水を選ぶと良いでしょう。
2. 肌悩みに効く「成分」で選ぶ
パッケージ裏の成分表を見ることで、その化粧水が得意なケアがわかります。悩み別に積極的に取り入れたい成分をまとめました。
代表例に書いてあるもの以外にも、肌の保湿効果を高めるために化粧水に含まれていることが多い成分と、成分の主な効果は以下のとおりです。
| 乾燥・保湿 | セラミド、ヒアルロン酸、グリセリン、プロピレングリコール(PG)、ジグリセリンなど |
|---|---|
| シミ・美白※ | ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、ハイドロキノンなど |
| 毛穴・テカリ | ハーブエキス、クエン酸、ビタミンC誘導体など |
| エイジングケア | ヒアルロン酸、コラーゲン、ペプチド |
※「美白」とはメラニンの生成を抑制しシミやそばかすを防ぐことを指します。
※「エイジングケア」とは、年齢に応じたケアのことを指します。
一方、肌を守るために避けたい成分もあります。香料、防腐剤、着色料、アルコールなどがは肌を乾燥させたり、刺激を与えたりする可能性があります。敏感肌の方はできるだけ避けましょう。
成分によってはアレルギー反応が起こる可能性もあるため、もし肌質に合わない化粧水だった場合は使用をすぐに中止し、医師に相談しましょう。
※引用:厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について(◆平成13年03月06日医薬監麻発第220号医薬審発第163号)」
みんなが選んだ!満足度重視の化粧水 総合ランキング
デパコスからドラッグストアの定番まで、数ある中から「乗り換えてよかった!」「結局これに戻ってきた」と熱い支持を集めた10選。
価格の安さだけではない、成分や翌朝の肌実感で選ばれた、失敗知らずの実力派が勢揃いです。
- 調査対象:Amebaブロガー 214名
- 調査方法:「現在、主に使用されている化粧水の商品名をお教えください。」という質問への回答を集計
- ランキング基準:回答数の多さ・満足度の高さをもとに、編集部独自でランキング化
【年代別】30代・40代・50代のリアル。世代別「高満足度」ランキング
年齢により変化する肌悩みやライフスタイル。アンケート回答から、各世代のユーザーが実際に使って「良かった」と評価した化粧水を年代別に集計。
同世代のリアルな支持を集めたアイテムを紹介します。
【30代】忙しい30代が支持。将来の肌を見据えた「機能性」と「癒やし」の選択
仕事や家庭など、環境の変化が多い30代。アンケートでは、手軽さだけでなく、将来の肌を見据えた「機能性」を重視する傾向が見られました。
同世代のユーザーが実際に使用し、その保湿力や使い心地に満足している化粧水がランクインしています。
【40代】40代の回答は二極化。「成分重視のプチプラ」か「憧れへの投資」か
急激な乾燥やハリ不足に直面する40代。アンケート結果は、惜しみなく使える高機能プチプラで成分をチャージする派と、憧れのデパコスで気分ごと上げる派に分かれました。
リアルな悩みを抱える世代が「乗り換えて正解」と感じたラインナップです。
【50代】50代の肌に確かな手応えを。乾燥と戦う世代が選んだ「濃密保湿」
「以前のものが物足りなくなった」という切実な声が多い50代。長年のスキンケア迷子たちがたどり着いた名品が揃いました。
独自の保湿成分で年齢に応じたケアができる通販コスメなど、同年代が高い満足度を示した実力派です。
【肌質別】乾燥・混合・脂性肌。同じ肌タイプの人が選んだ「納得」ランキング
乾燥肌、混合肌、脂性肌。それぞれの肌質の回答者が高く評価した化粧水をピックアップしました。
同じ肌質のユーザーが実際に満足しているアイテムなら、相性の良い一本が見つかるはずです。
【乾燥肌】カサつく肌のユーザーが支持!「高保湿」でしっとり潤うトップ3
「塗ってもすぐに乾きを感じる」という乾燥肌の方々が、実際のアンケートで高く評価したのがこちら。
角質層のすみずみまで潤いを届け、乾燥による肌荒れを防いでくれる、保湿力に定評のあるアイテムが選ばれました。
【混合肌】ベタつきも乾燥も。同じ肌質のユーザーが選んだ「バランス」重視の3本
テカリとカサつきが混在しがちな混合肌。アンケート結果から、肌の水分と油分のバランスを整え、心地よく使えると支持を集めたアイテムがランクインしました。
同じ悩みを持つ方々のリアルな選択です。
【脂性肌】テカリが気になる肌こそ「潤い」を。愛用者が行き着いた心地よいケア
「ベタつくのが苦手」という脂性肌の方々が選んだのは、さっぱりとした使用感ながら必要な水分を補える化粧水。
実は乾燥も気になっていたという方からも評価が高かった、納得のラインナップです。
美容のプロ・エステサロンオーナー厳選の化粧水11選を紹介!
ここまではアンケートに基づく人気ランキングを紹介してきましたが、「プロの視点でもっと専門的な選び方を知りたい」「成分にこだわりたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、エステサロン「private salon Laule'a」代表の寒川あゆみさんに、プロの目線で厳選した肌タイプ別のおすすめ化粧水を紹介していただきます。
【乾燥肌向け】プロが推奨!潤いをキープする化粧水 3選
乾燥肌には、ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が豊富なものがおすすめ。
刺激に敏感になりがちなので、無香料やアルコールフリーなど低刺激なものを選びましょう。角質層に潤いを与え、肌を柔らかく整えるケアが大切です。
【脂性肌向け】プロが推奨!ベタつきを抑える化粧水 3選
さっぱりとした使用感のものがおすすめ。肌を引き締める成分が入ったものを選びましょう。
水分不足はかえってテカリの原因になることがあるため、保湿成分もしっかり入ったもので、水分と油分のバランスを整えることが大切です。
【混合肌向け】プロが推奨!肌バランスを整える化粧水 3選
乾燥部分をしっかり保湿しつつ、脂性部分はさっぱり使えるものが適しています。
水分と油分のバランスを整える成分配合のアイテムがおすすめ。部位によって乾燥とベタつきの差が激しい場合は、部位ごとに使い分けるのも効果的です。
【敏感肌向け】プロが推奨!低刺激で優しくケアする化粧水 2選
敏感肌には、無香料・アルコールフリーなど低刺激設計のものがおすすめ。
肌をしっかり保湿しつつ、刺激を抑えられるものを選びましょう。肌荒れを防ぐ成分が配合されていると、デリケートな肌を穏やかに整えてくれます。
化粧水の役割と重要性
化粧水の主な役割は、肌の水分量をアップさせ、保湿による肌のコンディション維持です。ただし、使用するタイミングや目的は人によって異なるかもしれません。化粧水は、主に以下の目的で使用されます。
例えば、洗顔は肌表面の皮脂や汗、汚れを取り除きます。しかし、洗顔料に含まれる洗浄成分によって、肌の天然保湿因子やバリア機能を保つために必要な皮脂も一緒に洗い流してしまいます。洗顔後や入浴後に肌の乾燥を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。肌のバリア機能を損なうと、外部からの刺激に対して弱くなり、乾燥や肌荒れの原因になります。洗顔後や入浴後に化粧水で肌を保湿・保護すると、肌のトラブルを防ぐのに効果があります。
化粧水には、肌を整えるための成分や、特定の肌悩みに対する有効成分が含まれています。例えば、ビタミンCやヒアルロン酸、ナイアシンアミドなどは、美白効果やエイジングケア、鎮静効果などをもたらします。適切なタイミングかつ自分の肌の悩みに合った成分の化粧水を使うことは、健康で美しい肌を保つのに効果があります。
化粧水は成分によって使用する目的や役割が異なります。ご自身の肌の悩みに合わせて、肌のケアをサポートしてくれる化粧水を選ぶことが大切です。
ここでは寒川さんにどんな効果によって化粧水の役割が発揮されているのか解説していただきました。
化粧水の効果①:角質層にうるおいを与えて肌をなめらかにする
乾燥しがちな肌にとって、うるおいはもっとも重要視したい部分。角質層にうるおいを与えることで肌はどうなるのでしょうか。
化粧水の効果②:肌表面のキメを整える
肌にはキメというものが存在します。肌表面にあるこのキメが整うと、肌にとって良いことがたくさんあるのだそう。
化粧水の効果③:肌トラブルを予防する
少なくとも今の肌状態より悪くなることだけは避けたいものです。化粧水は肌トラブルをケアする効果も持っているのだとか。
化粧水の正しい使い方
化粧水を使うタイミングや順番、付け方にはちょっとしたポイントがあります。
・化粧を使う時の正しい順番
・化粧水を塗る時の正しい付け方
それぞれ簡潔に紹介するので参考にしてください。
化粧水を使う時の正しい順番
化粧水をつけるベストなタイミングは、洗顔後が基本です。洗顔後、肌が清潔で水分が不足している状態で化粧水を使うことで、肌に必要な水分を補給し、保湿効果を発揮します。また、化粧水は朝と夜のスキンケアの最初のステップとして使用されることが一般的です。例えば、朝は化粧のベース作りと保湿、夜は肌をすこやかに保つことを目的として使われます。
美容液や保湿クリームと併用する場合は、以下の手順で使用しましょう。
化粧水は保湿成分をはじめとする各種成分を肌に浸透させることが大切です。化粧水のあとは、必要に応じて美容液を使用します。最後に乳液や保湿クリームで化粧水や美容液を閉じ込め、保護すると蒸発を防げ、しっとりとした仕上がりになるでしょう。
日焼け止めクリームは刺激が強い傾向にあるほか、紫外線を防ぐことが主な目的です。もし外出前に塗るなら、乳液や保湿クリームの上から塗ることをおすすめします。
化粧水を塗る時の正しい付け方
化粧水をコットンで付けるか手で付けるかは、個人の好みや肌の状態によって異なります。どちらの方法も良いですが、肌の状態や使用する化粧水の種類によって変えるとよいでしょう。
例えば、コットンに付けて塗布する場合、均一に塗りやすい点がメリットです。しかし、コットンに馴染ませて使用する分、化粧水の使用量が多くなり、化粧水の減りが早くなってしまうかもしれません。また、敏感肌だとコットンの繊維に反応し、かゆみの原因になることがあります。
一方、手で付けると使用量も少なく、敏感肌でも優しく馴染ませられるでしょう。ただし、コットンで付ける場合に比べ、ムラになりやすい点はデメリットです。
付け方・塗り方は、好みによって使い分けることをおすすめします。特に敏感な肌の場合は手で付ける方がおすすめです。塗りムラをなくしたい方はコットンを使用するとよいでしょう。
また、拭き取り化粧水を化粧水を塗る前に塗布することでより化粧水の浸透を深めることもできます。下記では拭き取り化粧水に関して詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
よくある質問
最後に化粧水に関するよくある質問を紹介します。
デパコスとドラコスの違いとは?
デパコス(デパートコスメ)とドラコス(ドラックストアコスメ)の違いは、主に取り扱いブランドや価格に違いがあります。
デパコスの場合、製品自体に含まれる主成分が高価な傾向にあるほか、ブランド価値やテナント・人件費・広告費などの各種コストによって価格も高めに設定されている傾向にあります。高い品質や高級感を重視する方におすすめです。
一方、ドラコスは比較的手頃な価格で販売されています。ドラッグストアを運営する会社独自のPB(プライベートブランド)の取り扱いもあり、デパコスに比べてコストがかからないのが手頃な価格で販売できる要因のひとつでしょう。予算や求める品質、消費量に応じて適切な方を選んでください。
また下記ではドラックストアでも買える人気の毛穴ケアのできる化粧水を紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
化粧水の適量はどれくらい?
化粧品の使用量は製品に記載されている使用量を守ることが基本です。もし記載されていない場合は、500円玉などの大きさを目安にし、手に出して使用してください。少量からはじめ、必要に応じて調整していくとよいでしょう。
コットンに付けて使用する場合は、摩擦を軽減するため、手に付けて使用するときよりも少し多めに付けることをお勧めします。
化粧水の使用期限はいつまで?
化粧品の使用期限は成分によって異なります。使用期限がある場合、パッケージに記載されているので確認して守りましょう。使用期限の記載がない化粧水は、未開封なら3年程度、開封済みなら3〜6ヶ月を目安に使い切ることをおすすめします。
ただしあくまでも目安です。もし長期間放置した化粧水を使用した際に肌に炎症や痒みが発生した場合には、直ちに使用を注意し、医師に相談してください。
冷蔵庫で保管すると効果がアップするというのは本当?
パッケージや説明書に冷蔵保存の指示がなければ冷蔵庫で保存する必要はありません。冷蔵庫で保管すると化粧水が冷たくなるため、肌を引き締める効果が期待できるでしょう。しかし、成分によっては性質が変化したり、出し入れにともなう温度変化で品質が変化する可能性もあります。そのため、パッケージや説明書に特別な指示がない場合を除き、冷蔵庫での保管は避けた方がよいでしょう。
特に保管方法に記載がない場合は、高音多湿の場所や直射日光を避け、しっかりフタを閉めて保管してください。
朝と夜で違う化粧水を使うべき?
目的によっては朝と夜で異なる化粧水を使うことをおすすめします。
例えば、朝のスキンケアはメイクのノリをよくするためや、外出中の紫外線対策を兼ねていることがあります。一方、夜のスキンケアは、メイク落としや肌をやわらげて滑らかにする、入浴後の保湿などが主な目的です。
化粧水の種類や成分によっては、朝の使用に向いているものや、夜の使用に向いているものがあります。ケアの目的に合わせて色々試してみるとよいかもしれません。
化粧水の効果を引き出すために、洗顔にもこだわってみませんか?
おすすめは、保湿成分入り・無添加処方の洗顔せっけん。敏感肌や乾燥肌の人でも使いやすく、しっとりとした洗い上がりが特徴です。不要な汚れだけをしっかり落とし、化粧水がしっかりなじむ肌環境を整えてくれます。
スキンケアは「洗う」→「うるおす」→「守る」のステップが基本。化粧水の効果を最大限引き出すためにも、毎日の洗顔アイテムにもこだわってみてくださいね。
ヒト型セラミドって?乾燥が気になるあなたにおすすめ化粧水
下記記事では、敏感肌や乾燥肌のあなたにおすすめな「セラミド化粧水」について解説。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
化粧水は自分の肌タイプや肌の悩みに合わせて選ぶことが大切です。適切な化粧水は、健康的で美しい肌の維持をサポートします。まずは自分の肌タイプや特性を理解し、次に目的に合った効果が期待できる化粧水を選びましょう。
特定のニーズに合わせて販売されている化粧水の種類は豊富です。肌によって相性もあるため、紹介した商品を試しつつ、自分に合ったものを選んでください。
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