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オイルヒーターのおすすめ厳選!電気代やデメリット、買って後悔しないポイントを解説


じんわりと部屋全体を暖めてくれるオイルヒーター。空気が乾燥しにくく、クリーンな暖かさが魅力ですが、「電気代が高い」「暖まるのが遅い」といったデメリットも気になりますよね。特に赤ちゃんがいるご家庭や、エアコンの風が苦手な方にとっては、後悔せずに選びたいところ。

この記事では、オイルヒーターの基本的な仕組みから、電気代を抑えるための省エネな選び方、そして編集部が厳選したおすすめ商品まで詳しく解説します。あなたにぴったりの一台を見つけて、快適な冬を過ごしましょう。

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みのはらみか

家電製品アドバイザー

家電製品アドバイザーとして、冷蔵庫や炊飯器、ウォーターサーバー、サーキュレーターなど幅広い家電を専門に取り扱う。これまでシャープやパナソニック、ダイソンなど大手メーカーから、ダイキン工業やアイロボットジャパンといった専門メーカーまで、200点以上の商品を比較・レビュー。「愛着を持てる家電製品を伝えること」を自身のモットーにし、性能はもちろん、デザイン性やメンテナンス性など実用面も徹底解説。日本テレビ「ZIP!」やフジテレビ「ウワサのお客さま」に出演し、製品の魅力と課題をわかりやすく発信している。

オイルヒーターとは?どんな仕組みで温めるの?

パネルヒーター

オイルヒーターは、本体内部に密閉された油を、電気の力で暖める暖房器具です。暖められたオイルはフィン(放熱板)を循環し、その熱が「輻射熱」として放出されることで、壁や床、天井などをじっくりと暖めます。

これにより、部屋全体が陽だまりのような、やわらかい暖かさに包まれるのが特徴です。

火を使わないため空気を汚さず、風も出ないのでホコリを舞い上げる心配もありません。運転音も静かで、寝室や赤ちゃんのいる部屋にも適した暖房方法といえるでしょう。

オイルヒーターのメリット・デメリット

オイルヒーターには、体にやさしい暖かさという大きなメリットがある一方、知っておくべきデメリットも存在します。

ここでは、オイルヒーターが持つメリットとデメリットを具体的に解説していきます。

メリット|部屋が乾燥しづらく空気がクリーン

オイルヒーターの最大のメリットは、そのクリーンさです。火を使わず、温風も出さないため、室内の空気を汚したり乾燥させたりすることがありません。喉や肌がデリケートな方や、小さなお子さん、ペットがいるご家庭でも安心して使いやすい暖房器具です。

また、運転音がきわめて静かなので、書斎での集中したい時間や、就寝時の利用にもぴったり。エアコンの風が苦手な方にとって、自然で快適な暖かさは大きな魅力となるでしょう。

デメリット|電気代が高く暖まるスピードが遅い

オイルヒーターの購入をためらう理由としてよく挙げられるのが、電気代の高さと暖まるスピードの遅さです。消費電力が大きいため、他の暖房器具に比べて電気代が高くなる傾向があります

「買ってはいけない」という声の多くは、この点が原因かもしれません。また、部屋全体がじんわり暖まるまでには時間がかかるため、帰宅してすぐに暖まりたいという場面には不向きです。特に断熱性の低い家や、寒冷地でメイン暖房として使うには力不足を感じる可能性があります。

実はエアコンよりも高い!オイルヒーターの電気代

オイルヒーターの電気代は、一般的にエアコンよりも高くなる傾向があります。どれくらい違うのか、目安を表で比較してみましょう。

暖房器具の種類消費電力(目安)1時間あたりの電気代
オイルヒーター1200W約37.2円
エアコン(暖房・6畳用)600W約18.6円

【比較条件】
・電力料金目安単価:31円/kWh(税込)で計算。
・各器具の消費電力は一般的な目安であり、実際の製品や使用環境によって変動します。

表の通り、オイルヒーター(1200Wモデルの場合)は、エアコン(6畳用目安)と比較して1時間あたりの電気代が約2倍になる計算です。これを長時間使い続けると、月々の負担は大きくなります。

一方、最近のエアコンは省エネ性能が非常に高く、部屋が暖まった後は少ない消費電力で温度を維持できるのが強みです。

オイルヒーターを選ぶ際は、この電気代のデメリットを理解したうえで、省エネ(エコ)モードやタイマー機能(寝る前だけ使うなど)をうまく活用することが重要です。

オイルヒーターの選び方

オイルヒーター選びで後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。部屋の広さや使い方に合わないものを選ぶと、十分な暖かさを感じられなかったり、無駄に電気代がかさんだりすることも。

ライフスタイルや住環境を考慮して、自分にぴったりの一台を見つけるための選び方を詳しく解説します。

選び方のポイントまとめ

  1. オイルヒーターの種類
    じんわり暖める従来型か、速暖性の高いオイルレスか。
  2. 部屋の広さに合った適用畳数
    使う部屋より少し余裕のあるモデルを選ぶのがコツ。
  3. フィンの形状や枚数
    フィンの形で暖房効率や安全性も変わります。
  4. 省エネ機能
    電気代を抑えるエコモードやタイマー機能の有無をチェック。
  5. 安全機能
    子どもやペットがいる家庭で重視したいポイント。

1. オイルヒーターの種類

オイルヒーターは、大きく分けて「オイルヒーター」と「オイルレスヒーター」の2種類があります。それぞれの特徴を比較し、どちらが自分の使い方に合っているかを見極めましょう。

項目 オイルヒーター オイルレスヒーター
仕組み 内部のオイルを加熱 オイル不使用・直接加熱
暖まる速さ 遅い 速い
蓄熱性 ◎(電源オフ後も暖かい) △(すぐに冷める)
本体重量 重い傾向 軽い傾向
処分の手軽さ オイル廃棄に注意が必要 簡単(オイル不使用)
おすすめの用途 長時間利用、就寝時 すぐに暖まりたい時

2. 部屋の広さに合った適用畳数を選ぶ

オイルヒーターを選ぶ際は、使用する部屋の広さに合った「適用畳数」のモデルを選ぶことが重要です。

例えば、6畳の部屋で使うなら、6畳対応のモデルではなく8畳や10畳対応といった、少し余裕のある製品を選ぶのがおすすめです。

また、建物の構造(木造か鉄筋コンクリートか)によっても暖房効率は変わるため、自宅の環境も考慮して選びましょう。

3. フィンの形状や枚数で選ぶ

フィンの枚数が多いほど放熱面積が広がり、暖房効率が高まります。また、フィンの形状もチェックしたいポイント。

【形状:効率と安全性】 

フィンの形状は、暖房効率や安全性に関わります。波型の「ウェーブ型(S字型)」などは、まっすぐなタイプより空気に触れる表面積が広く、効率よく部屋を暖めます。また、フィンの構造を工夫し、表面温度を低め(平均60~80℃程度)に抑えて安全性を高めたモデルもあります。

【枚数:パワーの目安】

フィンの枚数は、暖房能力(パワー)に比例します。枚数が多いほど放熱面積が広くなり、より広い部屋を暖めることができます。「8枚フィン(~8畳用)」のように、枚数が「対応畳数」の目安になっていることが多いので、使う部屋の広さに合わせて選びましょう。

4. 省エネ機能

電気代が気になるオイルヒーターだからこそ、省エネ機能の有無は必ずチェックしましょう。代表的な機能には以下のようなものがあります。

  •  エコモード(自動温度調整機能):設定温度に合わせて自動で出力を調整する機能。無駄な電力消費を抑えながら快適な室温をキープできます。
  • タイマー機能:生活リズムに合わせて電源のオン・オフを予約できる機能。就寝時や起床時に便利です。

自分のライフスタイルに合った省エネ機能を活用して、賢く冬を乗り切りましょう。

5. 安全機能

火を使わないため安全性が高いオイルヒーターですが、より安心して使うために搭載されている安全機能を確認することも大切です。

特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、万が一の事態に備えた機能は欠かせません。具体的にどのような機能があるのか、詳しく見ていきましょう。

転倒時自動オフ機能

地震の発生時や、子どもやペットが本体にぶつかって倒してしまった際に、自動で電源がオフになる機能です。

火災などの事故を防ぐための基本的な安全機能であり、ほとんどの製品に搭載されています。万が一のトラブルに備え、この機能が付いているか購入前に必ず確認しておくと、より安心して使用することができます。

サーモスタット

サーモスタットは、部屋の温度を感知して、自動で運転をコントロールする機能です。設定した温度に室温が達すると自動で運転を停止し、温度が下がると再び運転を開始します。

部屋が暖まりすぎるのを防ぎ、快適な温度を保ってくれるだけでなく、無駄な電力消費を抑える省エネ効果も期待できる、非常に便利な機能です。

チャイルドロック機能

小さなお子さんがいるご家庭で特に重宝するのが、チャイルドロック機能です。子どものいたずらで、勝手に電源が切られたり、設定温度が変えられたりするのを防ぐことができます。

操作パネルをロックすることで、誤操作の心配なく使えるため、安心して暖房を任せられます。

専門家が厳選!オイルヒーターのおすすめ7選

ここまでの選び方のポイントを踏まえ、家電製品アドバイザーが厳選したおすすめのオイルヒーターをご紹介します。

売れ筋ランキング上位の人気商品から、各メーカーの最新商品までピックアップ。それぞれの特徴を比較しながら、あなたのライフスタイルに最適な一台を見つける参考にしてください。

商品情報
ヴェルティカルド オイルヒーター カモミールホワイト RHJ21F0812-WHの商品画像
アミカルド RHJ35M1015-BKの商品画像
オイルヒーター POH-S1208M-Wの商品画像

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

オイルヒーター POH-S1208M-W
オイルヒーター/ハンガー付モデル DRC131の商品画像
オイルヒーター with Pet ダークグレー Support Center RHJ11G0812-DGの商品画像
オイルヒーター(デジタル表示) TOH-D1101の商品画像
マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fiモデル ピュアホワイト IDH15WIFI-WBの商品画像
参考価格

21,960円(税込)

37,240円(税込)

13,470円(税込)

21,280円(税込)

25,440円(税込)

15,800円(税込)

4,826円(税込)

特徴

インテリアに馴染むミント色。8-10畳の部屋を優しく暖める安全設計

10-13畳の広間に。異常過熱を防ぐデロンギ独自の「安全プラグ」搭載

赤ちゃんのいる部屋に。直感的なタッチパネルで温度を細かく管理

暖房と「部屋干し」をこれ一台で。便利なタオルハンガー付属モデル

ペットの噛みつき対策!4層構造の保護コードを採用した安心モデル

11枚のS型フィンが効率的。デジタル表示で操作も簡単な10畳モデル

Wi-FiとSiriで遠隔操作!スピーディに暖まる最上位ヒーター

購入サイト

デロンギ

ヴェルティカルド オイルヒーター カモミールホワイト RHJ21F0812-WH

参考価格21,960円(税込)

WHY

インテリアに馴染むミント色。8-10畳の部屋を優しく暖める安全設計

モダンなインテリアに調和する暖房器具をお探しの人におすすめです。デロンギのヴェルティカルド オイルヒーターは、8畳から10畳(※)までの空間を快適に暖めます。平均表面温度を約80℃に抑える「サーマルカットフィン」と、フィンのエッジを丸くした安全設計を採用。洗練された「カームミント」のカラーリングが、お部屋を上質な雰囲気で彩ります。24時間ON/OFFタイマーも搭載し、生活リズムに合わせた運転が可能。信頼のデロンギ品質で、デザインと快適さを両立したい方にぴったりの一台です。

商品仕様

消費電力
500W、700W、1200W
サイズ
26.0×43.0×65.0cm
重さ
14.34kg
適用畳数
不明
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

デロンギ

アミカルド RHJ35M1015-BK

参考価格37,240円(税込)

WHY

10-13畳の広間に。異常過熱を防ぐデロンギ独自の「安全プラグ」搭載

広いリビングや、操作が簡単なモデルをお求めの人におすすめです。デロンギのアミカルド オイルヒーターは、1500Wのパワーで10畳から13畳(※)の広いお部屋全体をムラなく暖めます。大きなディスプレイとシンプルなノブで、誰でも直感的に温度やタイマーを設定できるのが特徴。さらに、コンセントの異常過熱(約80℃以上)を検知して電源を遮断するデロンギ独自の「安全プラグ」を搭載しており、火災リスクの低減に配慮。平均表面温度も約70℃の安全設計です。ご家族が集まる広い空間に、安心と快適さをもたらします。

商品仕様

消費電力
1500W
サイズ
26.0×52.5×65.0cm
重さ
14.5kg
適用畳数
10~13畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

オイルヒーター POH-S1208M-W

参考価格13,470円(税込)

WHY

赤ちゃんのいる部屋に。直感的なタッチパネルで温度を細かく管理

赤ちゃんや小さなお子様がいて、室温管理に気を使う人におすすめです。アイリスオーヤマのオイルヒーターは、エアコンの風と違ってホコリを巻き上げず、お部屋を「じんわりと暖かく快適」にします。レビューでも「赤子がいる」ご家庭で、エアコンの暑すぎを避けるために選ばれています。操作は直感的なタッチパネル式で、設定温度も35℃まで細かく設定可能。チャイルドロック機能も搭載しており、お子様の誤操作を防ぎます。6畳から8畳ほどの子供部屋や寝室に最適な、静音性と安全性を考えた一台です。

商品仕様

消費電力
1200W、700W、500W
サイズ
25.5×43×63.5cm
重さ
10.5kg
適用畳数
木造: 3畳、コンクリート: 4.5畳、木造: 6畳、コンクリート: 8畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

DBK(ディー・ビー・ケー)

オイルヒーター/ハンガー付モデル DRC131

参考価格21,280円(税込)

WHY

暖房と「部屋干し」をこれ一台で。便利なタオルハンガー付属モデル

冬場や雨の日の「部屋干し」に悩んでいる人におすすめです。ドイツのDBK社製オイルヒーターは、お部屋を暖める(最大9畳)だけでなく、便利なタオルハンガーを付属。ヒーターの輻射熱を利用して、洗濯物やタオルを乾かすことができます。火を使わず、風も出ないため、就寝中や静かな書斎での使用にも最適。24時間のON/OFFタイマーやチャイルドロックなど、安全機能も充実しています。暖房と衣類乾燥の1台2役で、冬の暮らしを快適にサポートします。

商品仕様

消費電力
1300W、800W、500W
サイズ
58.5×29.2×63.7cm
重さ
13.7kg
適用畳数
木造(断熱材なし): 約4畳、コンクリート(断熱材なし): 約4.5畳、木造(断熱材50mm): 約6畳、コンクリート(断熱材50mm): 約9畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

デロンギ

オイルヒーター with Pet ダークグレー Support Center RHJ11G0812-DG

参考価格25,440円(税込)

WHY

ペットの噛みつき対策!4層構造の保護コードを採用した安心モデル

大切なペット(犬・猫)と暮らしていて、暖房器具の安全性が心配な人におすすめです。この「with Pet」モデルは、ペットの噛みつきによる断線を防ぐため、アラミド繊維などを使った耐久性の高い「4層プロテクションコード」を特別に採用。さらに、平均表面温度約80℃と、フィンの縁を丸めた「くるみ仕様」で、万が一ペットが触れても火傷しにくい設計です。風が出ないゼロ風暖房なので、ペットの毛やホコリを巻き上げないのも嬉しいポイント。ペットオーナーのために考え抜かれた一台です。

商品仕様

消費電力
1200W
サイズ
26.0×42.0×64.0cm
重さ
12kg
適用畳数
木造(断熱材なし): 3畳、コンクリート(断熱材なし): 4.5畳、木造(断熱材50mm): 6畳、コンクリート(断熱材50mm): 8畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

デクノス

オイルヒーター(デジタル表示) TOH-D1101

参考価格15,800円(税込)

WHY

11枚のS型フィンが効率的。デジタル表示で操作も簡単な10畳モデル

アナログなダイヤル式ではなく、デジタル表示で分かりやすいヒーターをお求めの人におすすめです。テクノスのオイルヒーターは、熱効率の良い「S型フィン」を11枚搭載。表面積が広いため、お部屋(木造8畳/コンクリート10畳目安)をじんわりと優しく暖めます。自然対流なので空気を汚さず、ホコリを舞い上げないのも特徴。デジタル表示パネルで現在の設定がひと目で分かり、操作も簡単です。転倒OFFスイッチも備え、基本性能と安全性をしっかり押さえた、コストパフォーマンスの良いモデルです。

商品仕様

消費電力
1200W、700W、500W
サイズ
25.0×56.0×64.0cm
重さ
13.2kg
適用畳数
木造: 8畳、コンクリート: 10畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルヒーター

デロンギ

マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fiモデル ピュアホワイト IDH15WIFI-WB

参考価格4,826円(税込)

WHY

Wi-FiとSiriで遠隔操作!スピーディに暖まる最上位ヒーター

オイルヒーターの「暖まる遅さ」に不満があり、スマートな操作性を求める人におすすめです。これはオイルを使わない「マルチダイナミックヒーター」で、従来型(オイルヒーター)に比べスピーディな立ち上がりを実現。Wi-Fiモデルのため、Siriや専用アプリを使って外出先からでも操作可能です。GPS連動で帰宅前に自動でONにすることも。±0.1℃の精度で室温を保ち、快適さと省エネに配慮します。睡眠の質を高める「マイスリープ機能」も搭載した、ゼロ風暖房の最上位モデルです。

商品仕様

消費電力
1500W、1200W、900W、600W、300W
サイズ
24.0×52.0×68.0cm
重さ
約8.3kg
適用畳数
10~13畳
タイプ(オイルヒーターorオイルレスヒーター)
オイルレスヒーター

オイルヒーターの最適な置き場所は?

オイルヒーター

オイルヒーターの暖房効率を最大限に引き出すには、置き場所が非常に重要です。

最もおすすめなのは「窓際」に置くこと。冬場、部屋の熱は窓から最も多く逃げていき、窓辺で冷やされた空気は床へと流れていきます(コールドドラフト現象)。

オイルヒーターを窓際に置くことで、この冷たい空気の流れをシャットアウトし、暖められた空気が自然な対流をつくりだします。これにより、部屋全体をムラなく、効率的に暖めることができるのです。

オイルヒーターの処分方法は?

処分方法は、主に以下の5つです。ご自身の状況や費用、手間を考えて選びましょう。

1. 自治体の粗大ゴミとして出す

  • メリット:他の方法と比較して、処分費用が最も安価です。
  • デメリット:自分で指定場所まで運び出す手間がかかります。また、「オイルが入ったまま回収可能か」を事前に自治体へ確認する必須作業があります(※自治体によっては回収不可の場合や、個人でのオイル抜きを求められる場合がありますが、個人でのオイル抜きは推奨されません)。
  • 費用の目安:数百円~1,000円程度。

2. 不用品回収業者に依頼する

  • メリット:電話やネットで申し込むだけで、自宅まで引き取りに来てもらえます。重いものを運ぶ手間が一切かからず、オイルもそのままで問題ありません。
  • デメリット:処分費用が他の方法に比べて高額になる傾向があります。
  • 費用の目安:数千円~1万円程度(業者やサイズ、他の不用品の有無によります)。

3. メーカーの回収サービスを利用する

  • メリット:メーカー(例:デロンギ社 など)が責任を持って適切にリサイクル処理してくれるため安心です。
  • デメリット:自分で梱包し、配送業者を手配する手間がかかります。また、基本的に自社製品のみが対象です。
  • 費用の目安:処分費用は無料の場合が多いですが、メーカーまでの送料は自己負担となります。

4. 家電量販店に引き取ってもらう

  • メリット:新しいヒーターに買い替える場合、配送と同時に古いものを引き取ってもらえるため手間が少ないです。
  • デメリット:買い替えを伴わない引き取りのみの場合、費用が割高になるか、サービス自体を行っていない場合があります。
  • 費用の目安:店舗や買い替えの有無によって異なります(例:下取り無料~数千円の引き取り料)。

5. リサイクルショップやフリマアプリで売る

  • メリット:収入になる可能性があります。
  • デメリット:正常に動作し、状態が良くないと売れません。また、重くて大きいため、店舗への持ち込みや、フリマアプリでの梱包・発送作業が非常に手間になります。
  • 費用の目安:0円(売れれば収入)。

結論:まずは「自治体のルール」と「メーカー」の確認を

オイルヒーターの処分で失敗しないためには、まず以下の2点を確認しましょう。

  1. メーカーの確認
    デロンギ製品であれば、メーカー回収(送料のみ負担)が選択肢に入ります。
  2. 自治体の確認
    メーカー回収を使わない場合、お住まいの自治体が「オイルヒーターを」「オイルが入ったまま」粗大ゴミとして回収しているかを確認します。

その上で、「自治体で捨てられるが運べない」「自治体で捨てられない」といった場合は、不用品回収業者や家電量販店のサービスを検討するのがスムーズです。

まとめ

オイルヒーターは、空気を汚さず乾燥させない、体にやさしい暖かさが魅力の暖房器具です。電気代の高さや暖まるスピードの遅さといったデメリットもありますが、選び方や使い方を工夫することで、その快適さを十分に享受できます。

  • 部屋の広さより少し余裕のある適用畳数を選ぶ
  •  エコモードやタイマーなどの省エネ機能を活用する
  • 置き場所は窓際にして暖房効率をアップさせる

この記事でご紹介したポイントを参考に、あなたのライフスタイルにぴったりのオイルヒーターを見つけて、暖かく快適な冬をお過ごしください。

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