授乳中の慣れない姿勢や、頻回な授乳で、肩や腰に負担を感じるママも多いでしょう。授乳クッションは、そんなママの体の負担を軽減し、赤ちゃんが飲みやすい姿勢を保つサポートアイテムです。
抱き枕や赤ちゃんを寝かせる際にも活躍する万能アイテムでもあるため、お気に入りの1点が自宅にあれば非常に役立つでしょう。
しかし、種類や機能が多く「どれが良いのか分からない」と悩む人も少なくありません。この記事では、授乳クッションの必要性や選び方、人気商品、正しい使い方まで徹底解説。
授乳がもっと楽になり、赤ちゃんとの絆も深まるはずです。出産を控えたプレママさんや、育児が始まったママさんはぜひチェックしてみてくださいね。
- 授乳クッションは本当に必要?
- 授乳クッションは赤ちゃんを寝かせる&抱き枕としても活躍
- 授乳クッションのおすすめ最強ランキング10選
- 授乳クッションの選び方
- 1. 体への負担を軽減する「厚み」と「高さ」「硬さ」で選ぶ
- 2. 安定感のある「形」で赤ちゃんの安全を守る
- 3. 毎日清潔に使える「洗いやすさ」で選ぶ
- 4. 肌に優しく心地よい「素材感」で選ぶ
- 5. 長く使いたいなら「へたりにくい中材」を選ぶ
- 授乳クッションに関する先輩ママの口コミ
- 授乳クッションの購入時期は?いつまで使った?
- 抱き枕や寝かせる際に活用するママの声
- 授乳用クッションの使い方
- 授乳クッション利用時の注意点
- 授乳クッションに関するよくある質問
- まとめ
授乳クッションは本当に必要?
出典:Natural Curve Nursing Pillow
授乳クッションは、ママと赤ちゃんの姿勢を安定させ、体への負担を減らすことで授乳を快適にする大切なアイテムです。特に新生児期は赤ちゃんの体が小さく不安定になりやすい傾向にありますが、クッションがあれば、正しい授乳姿勢を保ちやすくなります。
ママの肩や腰、腕への負担も軽くなるため、肩こりや腰の痛みなどを感じているママにもおすすめ。また乳腺炎の予防にもつながるといわれています。ほとんどの産婦人科で授乳クッションの使用を推奨しているため、積極的に活用した方がよいでしょう。
授乳クッションは赤ちゃんを寝かせる&抱き枕としても活躍
授乳クッションの役割は、授乳時の姿勢サポートだけではありません。赤ちゃんを寝かせる簡易ベッドや、ママの抱き枕としても活躍します。
授乳後にそのままクッションの上で赤ちゃんを少し寝かせてあげれば、吐き戻しのリスクを軽減しながら安心して見守れます。(※授乳クッションで寝かせる際にはしっかりと見守る必要があります。)
また、妊娠中のママにとってはお腹を支える抱き枕としても使えるため、出産前から長く活用できるのが魅力。
1つで何役もこなせる万能アイテムなので、購入に迷っている方にもおすすめです。使い方次第で育児がぐんとラクになるでしょう。
授乳クッションのおすすめ最強ランキング10選
数ある授乳クッションの中から、前述の選び方のポイント(厚みと硬さ、形状、手入れのしやすさ、素材、多機能性)を踏まえ、特に多くのママに選ばれ、高い評価を得ている人気商品を厳選してご紹介します。各商品の特徴を比較し、あなたと赤ちゃんにぴったりの一つを見つける参考にしてみてくださいね。
授乳クッションの選び方
授乳クッションは、赤ちゃんとの授乳時間を快適にする重要なアイテム。毎日何度も使うものだからこそ、機能性や使いやすさをしっかりチェックして選びましょう。
ここでは、購入前に押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
1. 体への負担を軽減する「厚み」と「高さ」「硬さ」で選ぶ
授乳中は、赤ちゃんの体重を腕で支え続けるため、ママの肩や腰、背中に大きな負担がかかります。適度に膨らみのあるクッションなら、赤ちゃんをしっかり支え、自然な姿勢で授乳しやすくなります。
特に中央や両端がふっくらとした形状のものは、赤ちゃんとの密着度が高まり、リラックスした状態で授乳をスタートできます。
また、高さが足りない場合は、高さ調節クッションが付いたタイプを選ぶと便利。毎回タオルで調整する手間がなくなり、授乳姿勢が安定します。
なお、厚みが十分なタイプ(15〜20cm程度)を選ぶと、赤ちゃんの口と乳首の高さが合いやすくなると言われています。
2. 安定感のある「形」で赤ちゃんの安全を守る
授乳クッションにはU字型、丸型、多機能型などさまざまな形がありますが、安定性を重視するならU字型がおすすめです。お腹にフィットしやすく、授乳中にずれにくいため、赤ちゃんが安心して体を預けられます。
一方、丸型や抱き枕兼用タイプはズレやすく、落下のリスクがあるため、新生児期には注意が必要です。クッションがずれると、赤ちゃんの姿勢が崩れたり、吸いつきが不安定になったりすることも。
ママにフィットしズレにくい「形状」で選ぶ
- U字型:お腹にしっかりフィットし、ズレにくいため安定感が高く、おすわり補助にも使えます。
- 丸型・多機能型:抱き枕などに兼用できますが、授乳中にズレやすい傾向があり、赤ちゃんの落下に注意が必要です。
- D字型(My Brest Friendなど):ベルトで体に固定できるタイプは安定感抜群。帝王切開後や双子の同時授乳にもおすすめです。
特に新生児期は安定感が重要。体にしっかりフィットする形状を選びましょう。
3. 毎日清潔に使える「洗いやすさ」で選ぶ
授乳クッションは、赤ちゃんの吐き戻しや汗、母乳の漏れなどで汚れやすいアイテムです。だからこそ、簡単に洗えるかどうかは大きなポイント。
カバーがファスナー式で取り外しやすく、洗濯機で洗える素材だとお手入れが楽になります。
また、素材によっては乾きやすさや耐久性も異なるため、忙しい育児中でも負担にならないメンテナンス性を重視しましょう。最低でも週1回の洗濯を目安に、常に清潔な状態を保てる工夫が大切です。
中材の特徴
- ウレタンは硬めで安定感があり長持ち
- 中綿は柔らかく丸洗いしやすいですが、へたりやすい傾向も
- ビーズは体にフィットしますが、洗いにくく耐久性にやや難あり
- エアタイプは持ち運びに便利でへたりにくいですが、空気の入れ直しが必要
4. 肌に優しく心地よい「素材感」で選ぶ
授乳クッションは、ママの腕やお腹に長時間触れるもの。赤ちゃんは基本的に洋服越しですが、ママは素肌が触れる機会が多いため、肌ざわりの良さは重要なポイントです。
ポリエステル素材はなめらかでサラッとした質感が特徴で、摩擦が少なく快適。綿素材は吸湿性がありナチュラルな風合いですが、摩擦を感じやすいと感じる人もいます。
季節や肌質に合わせて、肌に心地よく感じられる素材を選ぶとストレスなく使えるでしょう。
5. 長く使いたいなら「へたりにくい中材」を選ぶ
授乳クッションの中材には、ウレタン・ビーズ・中綿などが使われていますが、耐久性を重視するならウレタンがおすすめです。
ウレタンはしっかりとした弾力があり、使用頻度が高くてもへたりにくいため、第2子以降にも使い続けやすい素材です。
逆に、中綿やビーズは柔らかくて軽い反面、長く使うと徐々に厚みが減ってしまうことも。使用期間や頻度を考慮しながら、中材の特徴にも注目して選びましょう。
授乳クッションに関する先輩ママの口コミ
授乳クッションって本当に必要?いつから使えばいい?という疑問に答えてくれるのが、実際に育児を経験したママたちのリアルな声。ここでは、購入時期や使い心地、多用途な使い道まで、先輩ママの口コミを紹介します。
授乳クッションの購入時期は?いつまで使った?
「授乳のためだけに買うのはもったいない?」と迷う方も多いですが、実は授乳期を過ぎても大活躍!ここでは、授乳クッションの購入タイミングや使用期間、思わぬ活用法まで、2児ママの実体験から見えてきた“長く使える理由”をご紹介します。
抱き枕や寝かせる際に活用するママの声
授乳クッションは授乳以外のシーンでも頼れる存在。出産入院中に持参したママの体験からは、術後の寝返りや姿勢サポートにまで役立った様子がうかがえます。「1つあると本当に助かる」そんなリアルなエピソードをご覧ください。
引用:かめのえさ 新生児におススメな授乳クッション(東京医科大学病院お産セットの中身)
授乳用クッションの使い方
適切な授乳姿勢は、単に授乳時の負担が軽減するだけでなく、肩こりや腰痛の軽減、乳腺炎や乳頭トラブルの予防、赤ちゃんの飲みやすさにもつながります。
ママの姿勢
- 背筋を伸ばし、椅子に浅く腰かけて体をまっすぐ保ちましょう。クッションはへりに腰を預けるように体にフィットさせ、無理なく赤ちゃんを胸元に引き寄せられる高さを調整します。
赤ちゃんの姿勢
- 頭だけでなく、全身がママの体に向かってまっすぐになるように抱きます。耳・肩・腰が一直線になっていることが理想で、口と乳首の高さを合わせ、乳輪まで深くくわえさせましょう。これにより母乳がスムーズに飲めるだけでなく、ママの乳首への負担も軽減されます。
主な抱き方として、以下の3つをご紹介します。
横抱き | 基本的なスタイルで、赤ちゃんの頭を肘で支えつつ、お腹を密着させます。 |
---|---|
交差抱き | 首がすわる前の赤ちゃんに適しており、反対の手で背中を支えながら乳首へ誘導します。 |
フットボール抱き(脇抱き) | 赤ちゃんを脇に抱え、足をママの背中側に回す方法。帝王切開後や寝がちな赤ちゃんにおすすめです。 |
授乳クッション利用時の注意点
授乳クッションは非常に便利ですが、誤った使い方をすると重大な事故につながる恐れがあります。以下の点には特に注意が必要です。
3つの注意点
- 授乳クッションはあくまで授乳中のサポートアイテムであり、「寝かせる道具」ではありません。授乳後にそのまま寝かせ続けると、赤ちゃんの顔がクッションに埋もれる恐れがあるので目を離さないようにして見守る必要があります。
- 赤ちゃんが寝返りなどでクッションから落ちて転落する危険性もあるため、使用中は目を離さないようにしましょう。
- 最近話題になっている「哺乳瓶を固定してハンズフリー授乳ができる」と謳う自動授乳枕は危険性があるため注意が必要です。赤ちゃんが自分で飲む量を調整できず、誤嚥性肺炎や窒息事故の原因となることから、消費者団体も使用中止と廃棄を強く呼びかけています。
授乳クッションを安全に使うためには、「授乳中のみ使う」「目を離さない」という基本を守ることが大切です。
授乳クッションに関するよくある質問
授乳クッションに関しては「どれを選べばいいの?」「いつまで使える?」といった疑問を持つママがたくさんいます。ここでは、よくある質問にわかりやすくお答えします。購入前・使用中に気になるポイントをしっかりチェックしておきましょう。
硬めでへたらないおすすめの授乳クッションは?
- へたりにくく安定感のある授乳クッションを選ぶなら、ウレタンフォームを採用した【My Brest Friend】がおすすめ。
体にフィットしやすいD字型で、ベルトで固定できるため授乳中の姿勢が崩れにくく、長時間でも肩や腰への負担を軽減します。
特に「沈み込みすぎない硬さ」を求める方や、帝王切開後・双子育児の方にも人気。しっかり支えたい方にぴったりの一品です。
洗える授乳クッションは?
- はき戻しなどで汚れやすい授乳クッションは、カバーだけでなく本体まで洗えるタイプが便利です。中でも「hugmamu」や「PUPPAPUPO」は、自宅の洗濯機で丸洗い可能なうえ、肌ざわりがやさしく乾きやすい素材を採用。
毎日の吐き戻しや汗にも対応し、いつでも清潔に保てます。忙しいママでも扱いやすく、衛生面が気になる方におすすめです。
授乳クッションは赤ちゃん本舗と西松屋どっちがおすすめ?
- 赤ちゃん本舗と西松屋では、ラインナップや価格帯に違いがあります。赤ちゃん本舗は品質や機能性を重視した商品が多く、カバー素材やデザインにもこだわりあり。
西松屋は手頃な価格と必要最低限の機能が魅力で、コスパを重視する方に人気です。使用頻度やこだわりの有無に応じて、目的に合ったブランドを選ぶとよいでしょう。
授乳クッションなしで授乳するにはどうしたらいいですか?
- 授乳クッションがない場合は、バスタオルや普通のクッションを使って高さを調整する方法があります。赤ちゃんの頭と乳首の高さを合わせることが大切なので、無理な姿勢にならないよう調整しましょう。
ただし、安定感が足りなかったり姿勢が崩れやすかったりするため、長時間の授乳には不向きなことも。快適さと安全性を考えると、専用クッションの使用がおすすめです。
授乳クッションを選ぶポイントは?
- 授乳クッションを選ぶ際は、「厚みと硬さ」「形状」「素材」「手入れのしやすさ」「多機能性」の5点が重要です。赤ちゃんの体重をしっかり支えられる硬さがあり、ママの体にフィットする形状だと使いやすさがアップ。
さらに、丸洗いできるかどうかも育児中には大切なポイントです。長く快適に使えるアイテムを選びましょう。
いつからいつまで使える?
- 授乳クッションは、出産直後の新生児期から使い始めるママが多いようです。ママの身体が回復していない時期でも姿勢を支え、授乳をサポートします。妊娠中の抱き枕として活用するママも。
卒乳のタイミングは赤ちゃんによって異なりますが、1歳頃まで使う方が多いです。また、授乳を終えた後も、おすわりサポートや枕として再利用するケースもあり、意外と長く使えます。
普通のクッションで代用できる?
- 普通のクッションでも代用は可能ですが、専用の授乳クッションほどの安定感や高さ調節は期待できません。特に新生児期は体が小さく不安定なため、授乳中に姿勢が崩れやすく、ママの腕や肩にも負担がかかる可能性があります。
短期間の使用であれば代用もできますが、頻繁な授乳をラクにしたいなら専用クッションが断然おすすめです。
洗濯方法やお手入れのコツは?
- 授乳クッションを清潔に保つためには、定期的な洗濯が欠かせません。多くの製品はカバーが取り外して洗濯機で洗える設計ですが、洗濯表示を確認し、乾燥機の使用が可能かどうかもチェックしましょう。
中材が洗えない場合は、風通しのよい場所で陰干しすると衛生的です。ミルク汚れは早めの処置が肝心なので、予備カバーを用意しておくと安心です。
まとめ
授乳クッションは、ママの体への負担を軽減し、赤ちゃんが安定した姿勢で授乳できるようサポートする心強いアイテム。
選ぶ際は「厚み・硬さ」「形状」「手入れのしやすさ」「素材」「多機能性」の5つをチェックしましょう。特にへたりにくく清潔を保てるもの、ママと赤ちゃんにフィットするものが理想です。
また、安全に使うためには誤った使い方による転落や窒息リスクにも注意が必要です。ぜひ比較表や紹介商品を参考に、あなたと赤ちゃんのお気に入りの1点を見つけてくださいね。
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