口臭ケアや虫歯予防、ホワイトニングなどの効果が期待できるマウスウォッシュ。口内の健康維持やリフレッシュのために使う人も多く、多くの商品が販売されています。だからこそ、興味があるけれど選び方がわからないと悩んでいる人もいるでしょう。
本記事では、2024年のおすすめマウスウォッシュを紹介します。人気商品について、それぞれのメリットを具体的に解説するため、選ぶ際の参考にしてください。
マウスウォッシュの効果とは?
マウスウォッシュには、虫歯や歯周病の原因となる雑菌を除去する殺菌効果があります。口内に存在する細菌を減らすことで、口内炎などのトラブル発生を抑えることもできます。さらに、口内の細菌が原因となる口臭の発生予防にもつながります。
マウスウォッシュの主な役割は、殺菌によって口内のトラブル発生を抑制することです。ただし、すでに発生している歯周病やできてしまった虫歯を治す効果はありません。歯周病や虫歯を治療するには、歯科医院での治療が必要です。マウスウォッシュは、あくまでも口腔内ケアのサポート役として理解しましょう。
おすすめマウスウォッシュ16選【2024年版】
マウスウォッシュの選び方
マウスウォッシュはさまざまなメーカーから販売されているため、商品ごとの特徴を理解して自分に合うものを選ぶ必要があります。以下で具体的な選び方のポイントを紹介するため、マウスウォッシュ選びの参考にしてください。
成分で選ぶ
マウスウォッシュに含まれる成分によって、得られる効果が異なります。求める効果が決まっているなら、有効な成分が含まれている商品を選びましょう。
例えば、虫歯や歯周病の予防を重視するなら、殺菌成分であるCPC(塩化セチルピリジウム)やBTC(塩化ベンゼトニウム)などが含まれたマウスウォッシュが適しています。虫歯予防には、歯垢分解効果があるデキストラナーゼやフッ素なども効果的です。歯周病予防には、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)やGK2(グリチルリチン酸ジカリウム)なども有効です。
口内の炎症や出血が気になる場合は、トラネキサム酸が配合されたマウスウォッシュを選んでみてください。歯茎の腫れや出血などの予防効果が期待できます。
また、口臭予防を目的とするなら、口臭の原因菌を殺菌できるクロルヘキシジンやCPC(塩化セチルピリジウム)などが入ったマウスウォッシュがおすすめです。成分表示を確認し、効果が期待できる成分が配合されたものを選んでみてください。
刺激の有無で選ぶ
マウスウォッシュの刺激は、製品ごとに異なります。口の中がピリピリとする感覚が苦手であれば、刺激が少ないマウスウォッシュを選ぶようにしてください。
ピリピリとして辛いと感じるマウスウォッシュは、多くの場合アルコールが使用されています。刺激があっても問題なく使えるなら、殺菌効果の高いアルコール入りを選んでもよいでしょう。しかし、刺激に弱いならアルコールフリーのマウスウォッシュを選んだほうが続けやすいです。
香味で選ぶ
マウスウォッシュは、爽快感を高めるためにミント系や柑橘系の香味が採用される傾向があります。無理なく使えると感じる味のものを見つけたら、継続して使用してみてください。
ミント系も柑橘系も、使用後に爽やかさを感じられるのが魅力です。スースーとした刺激が苦手でなければミント系を、刺激の強さを抑えながら爽快感を味わいたい人には柑橘系が適しています。
使う場所で選ぶ
マウスウォッシュをどこで使うかによって、選ぶべき商品は変わります。
外出先で使うなら、フタがコップになっているマウスウォッシュがおすすめです。フタに目盛りが付いているタイプであれば、1回分の計量がしやすいでしょう。また、個包装タイプのマウスウォッシュであれば持ち運びやすく、外出先でも無理なく使えます。
一方、コップ付きでないマウスウォッシュは外出時には使いづらいです。しかし、自宅で使うのであればコップが付属していなくても問題ないでしょう。購入前に使うシーンを考え、適切なものを選ぶようにしてください。
マウスウォッシュの正しい使い方
マウスウォッシュは、正しく使うことで効果を発揮します。何となく使わず、正しい使い方を覚えて実践してみてください。マウスウォッシュの効果を高めるポイントや、注意点なども合わせて紹介します。
マウスウォッシュの効果を得るための正しい使い方
マウスウォッシュは、歯磨きのあとに使うのがおすすめです。
まずは、フロスや歯間ブラシなどを使って歯のあいだに詰まった汚れを取り除きましょう。その後、歯ブラシを使ってブラッシングを行い、口内に付着した汚れを除去します。歯磨きが完了したら、仕上げとしてマウスウォッシュを使ってください。
マウスウォッシュは、適量を口に含んだあと、20〜30秒ほど口の中でぶくぶくとすすぎます。口内全体に行き渡らせるようにすると、成分を満遍なく届けられるでしょう。時間が経ったら、口に含んだマウスウォッシュを吐き出してください。
マウスウォッシュを使用したあとは、水ですすぐ必要はありません。水ですすいでしまうと、マウスウォッシュに含まれる成分が水とともに流れてしまいます。殺菌効果が減少するおそれがあるため、できればマウスウォッシュ使用後に水ですすぐのは避けてください。
マウスウォッシュの効果を高めるポイント
マウスウォッシュの効果をさらに高めたいなら、舌をきれいにしてから使うのがおすすめです。舌に付着する白い苔状の舌苔(ぜったい)は、細菌や汚れを含んでいます。放置すると菌が繁殖するおそれがあるので、落として舌をきれいにした状態でマウスウォッシュを使うといいでしょう。
舌苔を落とすためには、舌専用のブラシを使うのがおすすめです。通常の歯ブラシで舌を磨くと、傷が付くおそれがあります。傷によって舌苔がひどくなったり、他の口内の問題につながったりすることもあるので、舌専用のブラシを使ってみてください。
また、マウスウォッシュは細菌を殺菌する役割を果たすので、歯垢を除去してから使うのが効果的です。歯に付着する歯垢には、多くの細菌が潜んでいます。歯垢から菌が繁殖することで、歯周病や虫歯などのトラブルを招くのです。マウスウォッシュには、歯垢を完全に除去する効果はありません。そのため、事前に歯磨きをして歯垢を取り除いた状態でマウスウォッシュを使わなければ、殺菌効果が得られないこともあります。
歯垢を除去してからマウスウォッシュを使うと、ブラッシングで除去しきれなかった細菌を除去できます。殺菌効果を高めるために、歯磨きをして歯垢を取り除いてからマウスウォッシュを使うようにしてください。
マウスウォッシュを使う際の注意点
マウスウォッシュを使う場合は、すぐに吐き出さないようにしてください。すぐに吐き出してしまうと、殺菌効果が十分に得られないことがあります。マウスウォッシュが辛くて30秒間も口に含んでいられないと感じるなら、アルコールフリーなどの低刺激性商品を使うのがおすすめです。
また、フッ素入りの歯磨き粉を使ったあとは、マウスウォッシュの使用を避けたほうがいいでしょう。フッ素の効果を残したほうが良好な口内環境を保てるので、就寝前はフッ素の歯磨き粉、朝はマウスウォッシュなどのように使い分けるのがおすすめです。
マウスウォッシュには対象年齢があるため、子どもが使う場合は商品の対象年齢を確認してください。マウスウォッシュは刺激が強いものも多いので、子どもが使うと痛みを感じることもあります。マウスウォッシュは無理に子どもに使わせる必要はありませんが、どうしても使いたい場合は子ども用の商品を使ってみてください。
マウスウォッシュを使用したあとは、飲食は避けるようにしましょう。マウスウォッシュの効果は数時間持続するため、飲食をしてしまうと殺菌効果がなくなってしまいます。マウスウォッシュ使用後、少なくとも30分間は飲食を控えることが大切です。
そして、マウスウォッシュは口内にトラブルがある場合は使用を控えてください。口内に出血や炎症、傷などがある際にマウスウォッシュを使うと、刺激となってさらにトラブルを引き起こすおそれがあります。傷などの治りが遅くなることもあるため、落ち着いてからマウスウォッシュを使いましょう。
マウスウォッシュの使用で歯磨きは不要になりますか?
マウスウォッシュは単体で使用できますが、歯磨きとの併用が推奨されています。
マウスウォッシュを使えば、口内に存在する雑菌を取り除けます。しかし、歯に付着した汚れや歯垢まで完全に取り除けるわけではありません。マウスウォッシュで落としきれない汚れがあった場合、細菌が繁殖してしまいます。
マウスウォッシュを使う場合も、歯ブラシを使ってブラッシングをするようにしてください。歯磨きで歯垢や歯の間に詰まった汚れを取り除けば、虫歯や歯周病の予防につなげることが可能です。マウスウォッシュは歯磨きの代わりではなく、口腔ケアの効果を高めるアイテムと認識するといいでしょう。
マウスウォッシュは毎日使っても大丈夫ですか?
マウスウォッシュは、口腔内ケアの一環として毎日使用可能です。ただし、使いすぎには注意しなければなりません。
マウスウォッシュの多くは、エタノール(アルコール)が含まれています。エタノールが作用することで、口内の細菌を除去することが可能です。しかし、エタノールは揮発性が高く、使いすぎると口内の唾液量を減らしてしまうおそれがあります。
唾液量が減ると口内が乾燥し、口臭を発生させやすくなります。また、口内に必要な細菌まで殺菌してしまい、バランスが乱れて虫歯や歯周病になりやすくなるケースもゼロではありません。マウスウォッシュによって口内環境が悪化しないよう、1日2〜3回程度の使用にとどめましょう。
1日2〜3回でも、刺激が強いと感じたり口内が荒れて痛みがあったりする場合は、アルコールが含まれたマウスウォッシュの使用を中止してください。ノンアルコールタイプのマウスウォッシュもあるので、刺激を抑えて唾液や必要な細菌の量を保ちたい場合はチェックしてみるのがおすすめです。
マウスウォッシュは妊娠中や授乳中に使用しても安全ですか?
マウスウォッシュは基本的に、妊娠中や授乳中も安全に使えます。
妊娠中は女性ホルモンの急激な増加により、唾液分泌量が減る傾向があります。歯周病の原因となる細菌も繁殖しやすくなるため、こまめな歯磨きが重要です。しかし、つわりで体調が悪く、いつもどおりに歯磨きができないこともあるでしょう。
そのような場合に、マウスウォッシュの活用がおすすめです。アルコール含有のマウスウォッシュの使用が心配であれば、ノンアルコールタイプを選んでみてください。また、授乳中も特に影響なくマウスウォッシュを使用できます。
妊娠中や授乳中に使っても問題ないマウスウォッシュであれば、商品のパッケージや説明書などに記載があります。確認したうえで使用しましょう。
マウスウォッシュとデンタルリンスの違いは何ですか?
マウスウォッシュは洗口液、デンタルリンスは液体研磨のことであり、それぞれ働きが異なります。
マウスウォッシュは、口内を浄化するために使われるアイテムです。口内にある雑菌を除去して、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルをケアするために使われます。ブラッシングとの併用が推奨されていますが、単体でも使用可能です。
一方、デンタルリンスはペースト状の歯磨き粉や液体タイプになった商品です。そのため、口に入れてすすいでから歯磨きをする、または口に含んだ状態で歯磨きをすることで効果が発揮されます。デンタルリンスはあくまでも歯磨き粉の代わりであり、単体で効果が出るものではないという点は押さえておいてください。
マウスウォッシュとデンタルリンスは見た目で区別が難しいこともあります。商品を購入する際は、商品名も確認しましょう。マウスウォッシュは「洗口液」、デンタルリンスは「液体研磨」または「液体歯磨き」と記載されていることがあります。
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