リップクリームは唇のケアには欠かせないアイテム。
唇は肌の約4倍もターンオーバーが早いので、適切なケアを怠るとあっという間に荒れてしまいます。メイクするときに、カサついた唇に気づいて焦ってしまうことも多いですよね。
ぷるんとしたみずみずしい唇をキープするには、自分にぴったりのリップクリームを選ぶことが大切です。自分に合ったリップクリームを常備しておけば、乾燥しがちな唇の荒れを防いで、うるおいを与えられます。
この記事では、ドラッグストアやバラエティショップで手軽に購入できる価格帯のおすすめリップクリームをピックアップしました。選び方や塗り方もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
リップクリームの選び方
自分に合ったリップクリームを選ぶなら、成分だけでなく形状や匂いも確認することが重要です。
いくら配合されている成分が充実していても、形が使いにくかったり、匂いやテクスチャーなどが苦手だったりする場合もあります。
以下では、リップクリームを選ぶ際の主要な基準について詳しく解説しています。
成分で選ぼう
まずは、唇の状態に合わせて成分をチェックしましょう。カサカサと乾燥しがちな唇には、セラミド・ワセリン・シアバターなど、保湿成分の配合が充実したものを選ぶことがポイントです。
ガサつくほど乾燥が気になる場合は、油分でしっかりと蓋ができる高保湿系のリップがおすすめ。保湿成分だけに注目してしまいがちですが、油分で蓋をして水分が蒸発するのを防ぐことも大切です。
また、肌荒れ防止の有効成分が入っているリップクリームを選べば、乾燥から唇の乾燥が気になるときに使いやすいアイテムです。具体的には、グリチルレチン酸ステアリル・トコフェロール酢酸エステル・アラントインなどの有効成分が挙げられます。
リップクリームは「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」に分かれており、ひび割れや乾燥がひどいときは医薬品のリップクリームを選ぶことも一つの方法です。化粧品は保湿や紫外線防止などに使用できますが、治療の効果はありません。
形状で選ぼう
リップクリームには、スティックタイプのほかにも、チューブタイプやジャータイプがあります。日常使いなら、衛生的に使えるスティックかチューブがおすすめです。
スティックタイプやチューブタイプなら、外出先でもサッと塗り直せて便利。また、スティックタイプのなかには、色つきや紫外線防止剤入りのものも数多く販売されています。口紅代わりに使ったり、アウトドア時のUVケアに使ったりと、幅広い目的に合わせた商品があります。
チューブタイプには、荒れやひび割れのケアを目的とした商品が多め。唇にそのままあてて使うこともできるので、携帯用としても便利です。
スティックやチューブに比べると、ジャータイプは持ち運びには向きません。テクスチャが柔らかいものも多くラインナップしているので、たっぷり塗りたいナイトケアなどで活躍します。スティックとは使い分け、自宅用として持っておくのにぴったりです。
匂い・メンソールの有無で選ぼう
リップクリームには無香料と匂いがついているものがあるので、好みに合わせて香りも選びましょう。バニラのような甘い香りから、メントール系のすっきりしたものまでさまざまなものがあります。
匂いがないものがいい人は無香料タイプがおすすめ。ほかのアイテムと香りが混ざらないので、メイクのときにも使いやすいでしょう。
また、刺激が苦手な人はメンソールなしから選ぶほうがベター。敏感肌向けのブランドからもメンソールなしのタイプが発売されています。
皮膚科がレビューするリップクリームおすすめ20選
ここでは、ドラッグストアなどでも購入できる人気のリップクリーム20選をご紹介します。各商品について、人気の理由や魅力ポイントを解説。内容量・形状・メンソールや匂いの有無・UVカット機能などの仕様もチェックしましょう。
リップクリームの正しい塗り方とは?
リップクリームで唇をケアするには、塗る方向やタイミングにも気を配ることが大切です。
まずは、ティッシュなどで唇の汚れを取り、唇を清潔な状態にします。次に、唇の縦ジワにそって細かく塗っていきましょう。なんとなく横方向に塗ってしまいがちですが、保湿成分がしっかりと入り込むように縦方向に塗るのがポイント。
塗るタイミングは、唇が清潔な状態にある洗顔後やお風呂上り、歯磨きのあとなどがおすすめです。水分が逃げないよう唇に蓋をする目的もあるため、水やお湯で洗ったあとは忘れずに塗るようにすれば、蒸発を防いで水分キープできるでしょう。
よくある質問
リップクリームを使うときに気になる疑問について、質問と回答をまとめました。商品によっても異なるので、使用前にはしっかりとパッケージも確認してくださいね。
リップクリームの使用期限は?
リップクリームは未開封なら3年、一度開封したものなら半年程度を目安に使いきりましょう。使用期限は商品によっても異なりますが、保管するときは高温や直射日光を避けることも大切です。
注意したいのは防腐剤を添加していないリップクリーム。雑菌などが入らないよう注意し、特に保存状態に注意して早めに使うようにしてください。もしも使用感に変化があるときは使用を控えましょう。
リップクリームは1日に何回くらい塗ればいいですか?
リップクリームを使う頻度は、1日に3~5回程度が目安です。
服のポケットに入れて何回も塗っている人がいますが、塗り過ぎには注意が必要。過度に塗ると摩擦によって唇に刺激を与えることがあり、かえって乾燥やひび割れの原因になる可能性があります。
まとめ
リップクリームは、自分に合ったものを選ぶことで効果を引き出しやすくなります。成分だけでなく、形状や匂いなども重要な要素。唇に合わせた成分が配合されたものを選んだうえで、使い勝手のいい形状や匂いの有無などにも注目して選ぶといいでしょう。
さらに、正しい使い方や使用期限などを守ることも大切です。無造作にグルグル動かして塗るのではなく、唇のシワの向きに合わせて細かく塗り込むのがコツ。使用前には汚れを落としておくことや、刺激にならないよう、使用回数を1日に5回程度にすることもポイントです。
ドラッグストアにも数多くのリップクリームが並んでいますが、そのなかからお気に入りを見つけるのは意外と難しいもの。成分や匂いにも注目して、自分にぴったりのリップクリームを見つけましょう。
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