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歴代本屋大賞のおすすめランキング21選|受賞作品を人気順に紹介


全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」は、2004年の創設以来、数々の名作を世に送り出してきた注目の文学賞です。ベストセラーとなる作品も多く、多くの読者の本選びの指標となっています。

しかし、これまでの受賞作品の中から、どの作品を読むべきか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、読者の評価をもとに、特に人気の高い作品をランキング形式でご紹介します。

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専門家

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団長

本のソムリエ

年間1,000冊以上の読書を楽しむ“本のソムリエ”。NHKを始めとするテレビ番組やラジオ番組に多数出演の他、雑誌や新聞、WEBコラムなどに読書関連の執筆を行う。講演は、経営者対象から、図書館、一般まで幅広く行い、学校では日本全国、及び海外でも特別授業や読み聞かせを行う。ライフワークは、旅と芸術。世界50か国以上、800以上の美術館を巡っている。著書『年間1000冊以上の読書を楽しむ本のソムリエ団長の読書教室』、翻訳書『ふたりの兄弟』(原作:トルストイ)などがある。

本屋大賞とは?書店員が選ぶ注目の文学賞

本

全国の書店員の投票によって選ばれる「本屋大賞」。2004年の創設以来、数々の名作を世に送り出してきた、最も影響力のある文学賞の一つです。毎年4月、その年度に発売された作品の中から、書店員たちの「全国の読者に読んでほしい本」が選ばれています

発表後は、受賞作品がベストセラーとなることも多く、読者の本選びの重要な指標となっています。書店員の目利きと熱意によって選ばれる本屋大賞。その歴代受賞作には、今なお多くの読者に愛され続ける名作が揃っています。

本屋大賞歴代受賞作品のおすすめランキング21選

ここでは、読者の評価(ブクログと読書メーターの登録者数)をもとに、歴代受賞作品をランキング形式でご紹介します。

芥川賞や直木賞とは異なる視点で選ばれた作品群には、読者に愛される普遍的な魅力が詰まっています。ぜひ、あなたの興味のある作品を見つけてください。

1位

新潮社

夜のピクニック

参考価格703円(税込)

WHY

一夜限りの80km。青春の終わりに秘められた想いが歩き出す

夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために-。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る-。

2位

ポプラ社

かがみの孤城

参考価格858円(税込)

WHY

居場所を失くした7つの魂たちの救済物語

あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――。なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

3位

光文社

舟を編む

参考価格660円(税込)

WHY

言葉を紡ぎ、人生を編む。あなたもきっと、辞書をつくってみたくなるはず

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。

4位

新潮社

汝、星のごとく

参考価格792円(税込)

WHY

瀬戸内の島で交差する、純粋な愛と孤独の青春譚

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない

5位

幻冬舎

蜜蜂と遠雷

参考価格1,980円(税込)

WHY

小説から音が聞こえる、異次元の読書体験がここに

私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!

6位

中央公論新社

52ヘルツのクジラたち

参考価格798円(税込)

WHY

誰にも届かない想いを持つ者たちの、痛切な愛の物語

52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。

7位

東京創元社

流浪の月

参考価格720円(税込)

WHY

禁断の再会が紡ぐ運命の輪舞

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説

8位

新潮社

ゴールデンスランバー

参考価格1,100円(税込)

WHY

陰謀渦巻く逃走劇。真実は、ビートルズとともに

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない-。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

9位

双葉社

告白

参考価格646円(税込)

WHY

教室に潜む闇、復讐という名の愛の形

愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。

10位

文藝春秋

そして、バトンは渡された

参考価格800円(税込)

WHY

5組の父と母、愛に満ちた家族の記録

私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。

11位

新潮社

博士の愛した数式

参考価格484円(税込)

WHY

80分しか記憶が持たない博士の心温まる物語

「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた-記憶力を失った博士にとって、私は常に"新しい"家政婦。博士は"初対面"の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

12位

東京創元社

同志少女よ、敵を撃て

参考価格1,210円(税込)

WHY

戦火の中で見出す真実・・・女性狙撃手たちの壮絶な物語

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?

13位

新潮社

成瀬は天下を取りにいく

参考価格792円(税込)

WHY

型破りな中学生の夏、新時代の青春小説誕生!

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説! 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

14位

光文社

謎解きはディナーのあとで

参考価格1,650円(税込)

WHY

令嬢刑事と毒舌執事が織りなす上品なミステリ

「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦。ユーモアたっぷりの本格ミステリ。

15位

文藝春秋

羊と鋼の森

参考価格713円(税込)

WHY

ピアノの調律に人生を重ねて

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

16位

講談社

海賊とよばれた男

参考価格902円(税込)

WHY

戦後、石油を武器に世界に挑んだ男の壮大な物語

忘却の堆積に埋もれていた驚愕の史実に当代一のストーリーテラーが命を吹き込んだ。1945年8月15日、異端の石油会社『国岡商店』を率いる国岡鐵造は、海外資産はもちろんなにもかもを失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし『国岡商店』は、社員ひとりたりと馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながらも、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、国を誤らせ、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは何者なのか――実在の人物をモデルにした、百田尚樹作品初の本格ノンフィクションノベル!

17位

角川書店

天地明察

参考価格430円(税込)

WHY

江戸時代、暦を作り上げた男の情熱と執念に触れる

天命こそ、最高の勝負。江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること――日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!

18位

新潮社

村上海賊の娘

参考価格584円(税込)

WHY

時は戦国、木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編

『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作!和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景(きょう)は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。

19位

講談社

一瞬の風になれ

参考価格660円(税込)

WHY

陸上に青春を懸ける少年たちの疾走物語

春野台高校陸上部、一年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感…。ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート。

20位

KADOKAWA(カドカワ)

鹿の王

参考価格1,200円(税込)

WHY

ファンタジー世界で描かれる人間の運命

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!

本のソムリエに聞いた!ぜひ読んでほしいおすすめ作品

ここでは、読書の案内人が、あなたに読んでほしいとっておきの一冊を提案。豊富な読書経験から厳選した押さえておきたいおすすめ作品をお届けします。

光文社

舟を編む

参考価格660円(税込)

WHY

言葉を紡ぎ、人生を編む。あなたもきっと、辞書をつくってみたくなるはず

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。

専門家からのコメント

団長のプロフィール画像

団長

本のソムリエ

辞書編集という、かなり地味で面白くなさそうな仕事がテーマになっていますが、これが意外にも魅力的。ほとんど知られることも興味を持たれることもない、辞書編集の世界とは、一体どんなものなのか。つくり手たちの言葉へのこだわり、言葉への愛に心打たれます。日頃の話し言葉も書き言葉も、もっと大事にしなければ、と思えてきます。デジタル化が進み、分厚い紙の辞書が消えゆく現代、フェイクニュースを始め、言葉が薄っぺらく扱われる今こそ、読んでほしい一冊です。

まとめ

本屋大賞の受賞作品には、本格文学からエンターテインメントまで、様々なジャンルの作品が揃っています。ミステリー、恋愛小説、歴史小説、青春小説。それぞれの好みに合わせて、お気に入りの1冊を見つけることができます。

書店員たちの熱い思いが込められた受賞作品の中から、あなたの心に響く1冊を見つけてみてください。きっと、素晴らしい読書体験が待っているはずです。

※本記事のランキングは、ブクログ・読書メーターの登録者数を基に算出、あらすじはブクログより引用しています(集計日:2024/11/21)

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