スマホの進化とともにカメラ機能の性能も飛躍的に向上し、日常のあらゆるシーンでスマホカメラは欠かせない存在となりました。
特に、プロ顔負けの高画質な写真が簡単に撮影できる高性能カメラ搭載のスマホは、多くの人々の注目を集めています。
本記事では、高性能カメラ搭載スマホのおすすめ15選とプロに聞いたスマホで上手に撮影するコツ紹介します。
さらに、撮影体験を向上させたXiaomiの新型機種、Xiaomi 15とXiaomi 15 Ultraについても解説します。ぜひ参考にしてください。
【最新】Xiaomi 15とXiaomi 15 Ultraのカメラ機能とは
高性能・低価格なスマート家電を販売するXiaomi(シャオミ)は、2025年3月13日に新しいスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15」の発売を発表しました。
それぞれの発売日は、以下のとおりです。
- Xiaomi 15 Ultra
発売日:2025年3月22日(土) - Xiaomi 15
発売日:2025年4月1日(火)
中国のAppleとして東アジアを中心にシェアを誇るXiaomiのスマートフォン。
今回は、撮影体験を向上させた新型2機種のカメラ機能について解説します。
暗所や望遠撮影ならXiaomi 15 Ultraを!
Xiaomi 15 Ultraは、Xiaomi 15に比べてより高性能なセンサーと望遠カメラが追加されています。
また、光学設計によって陰影をはっきりと撮影できるため、光と影の調整が難しい暗所での撮影に向いています。
よって、幅広い撮影シーンに対応し、特に望遠撮影での性能差が大きいといえるでしょう。
画像出典:Xiaomi
以下では、Xiaomi 15とXiaomi 15 Ultraのカメラ性能を比較しているので、参考にしてみてください。
Xiaomi 15 | Xiaomi 15 Ultra | |
---|---|---|
カメラ構成 | トリプルカメラ 14mm/23mm/60mm | クアッドカメラ 14mm/23mm/70mm/100mm |
メインカメラ | F1.62 Light Fusion 900センサー | F1.63 1インチ大型センサー |
望遠 性能 | ライカ60mmフローティング望遠 ・5000万画素 ・F値2.0 ・光学式手ブレ補正(OIS) ・60mm相当の焦点距離 | ライカ2億画素ウルトラ望遠 ・2億画素 ・2.24μmスーパーピクセル ・F値2.6 ・OIS ・100mm相当の焦点距離 ライカ70mmフローティング望遠 ・5000万画素 ・1.4μm 4-in-1ピクセルサイズ ・F値1.8 ・OIS ・70mm相当の焦点距離 |
ズーム範囲 | デジタルズーム (最大60倍) | デジタルズーム (最大120倍) |
2025年3月13日より予約開始!キャンペーンも実施中
2025年3月13日より、Amazon・楽天市場でも予約が開始されています。
各ECサイトでは、早期購入でクーポンやギフトボックスがプレゼントされるキャンペーンも実施中です。
高性能カメラ搭載スマホのおすすめモデル15選
高性能カメラ搭載のスマホは、日常の写真撮影や特別な瞬間の記録をさらに美しいものにしてくれます。最近では、各メーカーがカメラ性能を軸に競争を繰り広げており、スマホを選ぶ際の重要なポイントとなっています。
ここでは、GoogleやApple、SAMSUNG、SONYといった主要ブランドから、高機能かつ手軽に使えるスマホを厳選して15商品をご紹介します。写真や動画撮影にこだわりたい人はぜひ参考にしてください。
高性能カメラ搭載のスマホの選び方
高性能カメラ搭載のスマホを選ぶ際、画質に直結する画素数やF値、撮影の幅を広げるレンズの枚数、さらに便利なカメラ機能など各スペックの特徴を理解すれば、自分の撮影スタイルに合ったスマホを選びやすくなります。
ここでは、高性能カメラを見きわめるために重要な選び方のポイントをわかりやすく解説します。モバイル情報ブロガーの伊藤浩一さんに、高性能カメラ搭載のスマホの選び方についてお聞きしたので、そちらも参考にしてください。
画質(画素数)
スマホのカメラ性能を語るうえで欠かせない要素の一つが「画素数」です。画素数とは、画像を構成する小さな点、つまりピクセルの数を指します。
このピクセルが集まることで色が表現され画像が作られます。簡単に言えば、画素数が高ければ高いほど、写真はより細かく鮮明に表現できるといえるでしょう。
画素数は、写真の細かいディテールや大きく印刷したときの画質に直結します。
- SNSに投稿したい:1,000万画素
- 写真を印刷したい:1,200万画素以上
ただし、画素数が高いほどデータ量も増える点には注意が必要です。
大量の写真を撮影すると、保存先として外付けHDDやmicroSDカードをあとから購入しなければならない場合もあります。
F値
スマホのカメラ性能を判断する際に、忘れてはならない重要な指標の一つが「F値」です。
F値とは、カメラレンズの絞り具合を示す数値のことで、F値が小さいほどレンズが大きく開き、より多くの光を取り込めます。
F値は写真の明るさや背景のボケ具合、さらにはシャッタースピードに影響を与えるため、画質を左右する重要なポイントです。
- 風景写真やポートレート撮影を楽しみたい:F1.5~F1.8の低めのF値
- 記録写真や明るい屋外での撮影をしたい:F8.0~F11.0の高めのF値
ただし、扱い方によっては背景のボケが強くなりすぎることもあります。
特に接写での撮影や明るい屋外では、F値の小ささが写真の表現に影響を与えるため、自動モードやプロモードで調整することが重要です。
一方で、F値が大きいレンズでは光の取り込みが少なくなり、背景がボケにくくなる傾向があります。
被写体と背景、どちらもはっきりとした写真を撮影するのに向いていますが、暗所での撮影ではシャッタースピードが遅くなる可能性があり、手ぶれやノイズが生じやすくなる点に注意が必要です。
レンズの枚数
スマホのカメラ選びで重要なポイントの一つが「レンズの枚数」です。
近年では、1枚のレンズだけでなく「デュアルレンズ」や「トリプルレンズ」など複数枚のレンズを搭載したスマホが増え、多様な撮影シーンに対応できるようになりました。
スマホに複数のレンズを搭載する最大の理由は、画角の違いを活用して撮影できることです。
例えば、一般的なスマホカメラの標準レンズは焦点距離が24~28mmで、人間の視野よりやや広い画角を持っています。
しかし、それだけではカバーしきれないより広い範囲の「超広角レンズ」や、遠くの被写体を鮮明に撮れる「望遠レンズ」を搭載することで、あらゆる撮影条件に対応できるという仕組みです。
さらに、複数のレンズがあることで、背景をぼかした写真やクローズアップ撮影も可能です。望遠レンズは遠くの被写体を引き寄せるだけでなく、背景ボケを生かしたポートレート写真を撮る際にも活躍します。
また、一部のモデルには「マクロレンズ」が搭載されており、小さな被写体を鮮明に写せる超接写が可能。これにより、昆虫や植物の細部など、肉眼では捉えにくい写真を撮ることができるでしょう。
カメラの機能
高性能カメラを搭載したスマホには、撮影をさらに快適にする主に以下の機能が備わっています。
- 手ブレ防止機能
- ズーム機能
- 自撮り機能
- AI機能
「手ブレ防止機能」は、動きの多いシーンや暗所での撮影時に欠かせない要素です。
また、被写体を大きく鮮明に捉える「ズーム機能」や、SNSの普及で人気が高まる「自撮り機能」も重要なポイント。
さらに、撮影シーンや被写体に応じて自動で最適な設定を行う「AI機能」も、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
ここでは、それぞれのカメラ機能について詳しく解説します。
手ブレ機能
写真や動画を撮影する際、手の震えや予期せぬ動きによる「手ブレ」は、写真をぼやけさせたり動画を不安定で見づらくしたりします。
このようなブレを防ぐため、手ブレ防止機能が搭載されているスマホがほとんどです。特に動きの多いシーンや暗所での撮影では、この機能が美しい写真や動画を撮るうえで欠かせません。
手ブレ補正には主に「電子式」と「光学式」の2種類があり、特徴は以下のとおりです。
手ぶれ補正 | 特徴 |
---|---|
電子式 |
|
光学式 |
|
撮影の用途によって選ぶべき手ブレ補正方式は異なります。日常の写真や動画にはコスト面で優れる電子式が便利ですが、夜景や動きのあるシーンでは光学式がより適しています。
スマートフォンを選ぶ際は、自分の撮影スタイルに合った手ブレ補正機能を備えたモデルをチェックしましょう。
ズーム機能
ズーム機能には大きく分けて「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があり、ズーム機能を活用する際には用途や撮影スタイルに応じて使い分けることが重要です。
それぞれの特徴を以下にまとめました。
ズーム種類 | 特徴 |
---|---|
光学ズーム |
|
デジタルズーム |
|
自撮り機能
SNSや動画投稿サイトの普及により、自撮りは日常的な撮影スタイルとして定着しました。そのため、スマホのカメラにおいて、自撮り機能の充実度は重要なポイントです。
便利な自撮り機能として「ハンドシャッター」と「スマイルシャッター」があります。ハンドシャッターは手のひらをカメラに見せるだけで、数秒後に自動でシャッターが切れる機能です。
一方で、スマイルシャッターは笑顔を検知して自動で撮影を行えます。どちらの機能も集合写真や背景を活かしたセルフィーで活躍し、自撮り棒を使った遠隔撮影にも対応しています。
さらに、自撮りをより魅力的に仕上げたい人には美肌効果を搭載したスマホがおすすめ。この機能では、肌のトーンを滑らかにし、シミやくすみを目立たなくする自動調整が可能です。
モデルによっては、目を大きく見せたり輪郭を整えたりと細かな調整もでき、SNS映えする理想的なセルフィーが実現できるでしょう。
スマホを選ぶ際は、自分の撮影スタイルや利用シーンに合った自撮り機能が搭載されているかを確認しましょう。優れた自撮り機能を持つスマホは、日々の撮影をより楽しくしてくれるはずです。
AI機能
近年さまざまな業界において、AI(人工知能)の搭載が主流になりつつあります。スマホカメラでもAI機能を搭載しているものがあり、撮影シーンや被写体に合わせて自動的に最適な設定が行えます。
旅行やイベントでの撮影はもちろん、日常のちょっとした一瞬を美しく記録したい人は押さえておきたい機能です。
従来のスマホカメラでは、画質や明るさ、色調などを手動で設定する必要がありましたが、AI機能を搭載したモデルではこれらの調整を自動化できます。被写体や撮影シーンをAIが瞬時に分析し、最適な撮影モードを選択してくれることが特徴です。
例えば、夕景の撮影では空の赤みを強調して印象的な仕上がりに調整でき、ポートレート撮影では顔の明るさを自動で調整して肌を美しく見せ、背景をぼかして被写体を際立たせることができます。
AI機能を活用すれば、細かい設定をする必要がないので手軽に高品質な写真が撮影できるでしょう。
スマホカメラで上手に撮影するコツ
せっかくカメラ性能の良いスマホをゲットしたのであれば、撮り方も工夫してより良い写真を撮りたいですよね。
今回は、スマホカメラマンの黒田智之さんに初心者でも上手に撮るコツをお聞きしました。
スマホを逆さに「小顔&脚長効果」の撮影テクニック
スマホ写真の印象をぐっと変える裏ワザ、それは「スマホを逆さまにして撮る」ことです。特に人物写真で、小顔・脚長に写したいときに効果的なテクニックです。
通常、スマホのカメラは本体の上にあるため、無意識に斜め上から撮ることが多く、頭でっかちに写りがちです。
しかし、スマホを逆さに持つとカメラ位置が自然と下がり、斜め下から撮影する形に。これが被写体をよりスタイル良く見せる秘訣になります。
デジカメと違い、ススマホは逆さにして撮っても、写真の天地の向きは自動で調整さるため保存に関しても心配ありません。簡単なのに大きな効果が得られるこのテクニックです。
スマホ写真を格上げ「タップフォーカス」と明るさ調整のテクニック
最近のスマホカメラは性能が高く、ピント合わせをスマホ任せにしている人が意外と多いようです。
そこでぜひ活用してほしいのが、画面を指でタップしてピントを合わせる「タップフォーカス」というテクニックです。この操作だけで、写真の仕上がりがぐっと良くなります。
さらに、タップしてピントを合わせた後に「明るさ調整」を行うと、写真のクオリティがさらに向上します。
多くのスマホでは、タップ後に表示されるスライダーを上下に動かすことで明るさを調節可能です。暗い場面では少し明るめに、逆に明るすぎる場面では暗めに調整すると、全体のバランスが整います。
特に、逆光で暗くなりがちな人物写真では、明るさを調節するだけで仕上がりが見違えるほど変わります。
プロも使う「グリッド線」で構図を整えるテクニック
スマホカメラのグリッド(ガイド)線を使うだけで、写真の構図がぐっと良くなります。この線を使った「三分割法」は、初心者でも簡単にバランスの良い写真を撮れるプロのテクニックです。
ポイントは被写体を中央ではなく、線の交点や分割線上に配置すること。たとえば人物写真では目の高さを上部の線に、風景では地平線を分割線に合わせると見栄えが良くなります。
設定も簡単で、Androidはカメラアプリ内の設定、iPhoneは「設定>カメラ」から設定できます。これで構図に迷うこともなくなるだけでなく、安定感のある構図で、より素敵な写真が撮れます。
片手で撮影しやすい!コンパクトスマホのご紹介
カメラ性能は申し分ないけれど、スマホのサイズが気になる人におすすめなのが小さいスマホ(小型スマホ)です。電車での移動中も片手で安定して持てて、ポケットにもすっきり収まります。画面が見やすく文字も大きく表示できる、使いやすいモデルをご紹介します。
まとめ
スマホのカメラ性能は年々進化し、現在では画素数やF値、レンズの枚数といった基本性能から、手ブレ防止やAI機能などの便利な機能まで、多彩な機能を搭載したモデルが数多く存在しています。
「高画質な写真を撮りたい」「旅行先でプロ顔負けの風景写真を残したい」「SNSに映える自撮りを楽しみたい」など、スマホカメラに求めるものは人それぞれです。
本記事で紹介したおすすめモデル15選を参考に、自分の撮影スタイルに合ったスマホを見つけてください。
最高のカメラ性能を持つスマホで、日常や特別な瞬間をもっと美しく、もっと楽しく記録していきましょう。
記事をシェアする
あなたにおすすめの記事
大学生におすすめのパソコン特集!生協PCを買うべき?失敗しない選び方
屋外用防犯カメラのおすすめ人気ランキング14選!電源工事不要、ワイヤレス接続対応製品も厳選
【安い】動画撮影におすすめの一眼レフ15選!ミラーレス一眼カメラの人気ランキングも紹介
Galaxyのおすすめ人気ランキング18選【最新機種一覧】Samsung・Galaxyウォッチも
液タブのおすすめランキング16選!初心者向け・安い・人気モデルも紹介
プログラマーにおすすめのキーボード12選!コスパ最強の安いモデルやテンキー付きのモデルも紹介
GoPro用SDカードのおすすめ人気ランキング9選!容量や撮影時間、入れ方、取り出し方まで解説
【2025年最新版】スマートバンドの選び方&おすすめモデル|健康管理・運動記録に最適な1台は?
M4搭載の新型Macbook Air発売!買い替えは待つべき?Macガチ勢が徹底解説
Kindle端末のおすすめ人気ランキング5選!Fireタブレットとの違いや「できること」を解説
新着の記事
【徹底検証】チョコザップのリアルな口コミ評判!アメブロ体験談からメリット・デメリットを徹底分析
電子ノートおすすめ人気ランキング21選!ビジネスや学習用途にも最適
カタログギフトのおすすめ10選!結婚祝いや出産祝いに人気のアイテムを紹介
コーヒー用電気ケトルのおすすめランキング18選!バミューダの人気製品も!
AirPods Proケースおすすめランキング51選!人気ハイブランドも!ケースだけ買う人必見
ゲーミングタブレットのおすすめ22選!最強のAndroidタブレットも紹介
マツエク向けクレンジングのおすすめ人気ランキング20選!オイルフリーで長持ち
クレンジングジェルのおすすめランキング10選!人気の売れ筋商品はどれ?
リファブラシ口コミ徹底調査!効果と選び方を髪質別に解説
安いけど実際どう?ニトリのドラム式洗濯機の口コミ・評判を本音レビュー
すべてのカテゴリ
参考価格の表記について
当サイトでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの中から、同一商品の価格を比較し、そのうち最も値段の安いものを「参考価格」と定義しております。
また、商品価格(税表記の有無・送料等も含む)は常に変動しており、当サイトへの反映が一部遅延する場合がございますので、最終的な購入価格はリンク先の各ページで改めてご確認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
※当サイト内にて[PR][Sponsored]の表記がある商品はアフィリエイトプログラムにより広告収益を得て運用を行っております。