口コミや雑誌などでヘアオイルの効果を知り、使ってみたいと考えている方も多いでしょう。しかし、実際に店舗やネット通販で探すと、&honeyやリファのようなドラックストアで買える商品から、ケスタラーゼのようなデパートで購入するものまで幅広くあり、どのオイルが最も自分の髪に合っているのかわからなくなってしまいがちです。
今回は、ヘアオイルの役割と選び方のポイント、おすすめのヘアオイル39選をまとめて紹介します。ヘアオイルの正しい使い方も解説するため、ヘアオイルを活用して髪のうるおいやツヤを保ちたい方は必見です。
ヘアオイルの役割とは?
ヘアオイルは、毛髪に油分を補い、髪にツヤを与える役割を持つヘアケア用品です。ヘアオイルを使うことで、毛髪の内部・外部それぞれからアプローチを行い、髪の毛を健康に保つ効果が期待できます。
一口にヘアオイルといっても、傷んだ毛髪のケアを謳うものや紫外線・熱から髪を守る効果を謳うもの、髪のスタイリングに使うものまで種類はさまざまです。テクスチャも、サラッと軽いものからドロっとした重みのあるものまで、商品により大きく異なります。
状況によって適した商品は異なるため、ヘアオイルの使用を検討する際は、自身の髪質や仕上がりのイメージ、使用目的などをふまえて、自分に合ったものを選びましょう。
ヘアオイルのおすすめの選び方
ヘアオイルを購入するために通販サイトやドラッグストアを訪れると、商品の数が多く、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。以下の見出しでは、ヘアオイルを選ぶ際に押さえておきたいポイントを2つ解説します。
髪質から選ぶ
髪質に合ったヘアオイルを選ぶことで、ケア効果を最大限に発揮できるだけでなく、スタイリングのしやすさもアップします。髪質に合ったヘアオイルを見つけるために意識すべきポイントは、以下の3点です。
- 髪の細さ
- 髪のボリューム
- ダメージの具合
髪が細い方やボリュームが少なめな方は、軽くサラッとしたテクスチャのオイルを使うと、髪のふんわり感をつぶさずにほどよくまとめられます。髪が太い方やボリュームが多い方は、しっかりと重みのあるオイルを使うのがおすすめです。
また、一口にヘアオイルといっても、植物性・鉱物性・動物性など複数の種類があります。アルガンオイル・オリーブオイル・ホホバオイルといった植物由来の成分をベースとするヘアオイルは、髪の内部を補修してくれるため、髪を健やかに保つ目的にぴったりです。
石油由来の成分を使用した鉱物性のヘアオイルは、髪にツヤを与える目的に適しています。植物性や動物性オイルを使用した商品と比べて、比較的安価で購入しやすいこともメリットです。
一方、スクワラン・馬油などを使用した動物性のヘアオイルは、植物性のオイルよりもテクスチャが重めで、髪の広がりが気になる方や髪をしっかりとまとめたい方に向いています。
髪のダメージが気になる方は、シリコン配合のヘアオイルを選ぶのも良いでしょう。シリコン配合のヘアオイルは、髪の表面をコーティングすることで、ダメージによって開いたキューティクルを保護し、指通りがよくなります。髪が絡みにくくなることで、ダメージが悪化することを防ぎ、髪の広がりが落ち着きます。クシどおりが良くなるため、髪が細く、からみやすい方にも便利です。
香りから選ぶ
ヘアオイルおすすめ人気39選
ここからは人気のヘアオイルをご紹介します。
ヘアオイルの基本的な使い方
せっかくヘアオイルを購入しても、使い方を誤ると、十分な効果を感じられない可能性があります。以下の見出しでは、ヘアオイルの基本的な使い方を解説するため、ヘアオイルで毛髪を健やかに保ちたい方はぜひチェックしてください。
ヘアオイルを使う頻度
ヘアオイルは、毎日使っても問題ありません。毎日のヘアケアにオイルを取り入れることで、乾燥や摩擦、紫外線などによる髪への負荷を軽減し、毛髪を健やかに保ちやすくなります。
ただし人によっては、毎日ヘアオイルを付けると髪が油っぽい・重いと感じることもあります。ヘアオイルの適切な使用頻度は人によって異なるため、ベタつきを感じやすい方は、使用頻度を1日おき、2日おきと調節すると良いでしょう。
また、もともと健康でまとまりやすい毛髪を保てている方は、髪のパサつきなどが気になったときだけ、必要に応じて使用するのもひとつの手です。
ヘアオイルを使うタイミング
ヘアオイルを使う基本的なタイミングは、髪を洗ってタオルドライを済ませた後です。髪に水分が残っている状態で使用すると、オイルが髪に浸透し、ドライヤーの風や熱から髪を守ってくれます。
ドライヤーで乾かした後、毛先などの傷みが気になる部分にヘアオイルを重ね付けすれば、乾燥・摩擦の軽減や髪のボリュームダウンといった効果も期待できます。また、朝や夜にヘアオイルを使う場合、以下のような使い方も可能です。
- 【朝】
- ・ブラッシング前に使用して髪の摩擦を軽減する
- ・スタイリングの仕上げとして髪になじませる
- ・ヘアアイロン使用後の髪に水分・油分を補う
- 【夜】
- ・シャンプー前に使用して髪の摩擦を軽減する
- ・トリートメントと混ぜて使用し、髪にうるおいを与える
ヘアオイルは状況に合わせてさまざまな使い方ができるため、ドライヤー前の髪の保護以外にも、積極的に活用してみてください。
ヘアオイルの量の目安
商品によっても異なりますが、ヘアオイルの使用量の目安は、ショートヘアで1回1〜2滴、ミディアムヘアで2〜3滴、ロングヘアで3〜4滴程度です。
使用量が少ないと、効果が十分に発揮されず、乾燥や摩擦の原因となります。一方、量が多くてもベタつきの原因となるため、商品のパッケージに記載された使用量や実際の使用感を参考に、適切な使用量を見極めましょう。
なお、ヘアオイルを頭皮や髪の根本に付けるとベタつきを感じやすいため、使用時は毛先を中心としてなじませるように塗布してください。一度に全量を出さず、1滴ずつ手に取ってなじませれば、オイルの付けすぎを防げます。
よくある質問
最後に、ヘアオイルの選び方や使い方に関して、よくある質問と回答をまとめて紹介します。
- ヘアオイル・ヘアミルク・ヘアバームの違いは、以下のとおりです。
ヘアオイル ヘアミルク ヘアバーム 成分 ・油性成分など ・油性成分・水性成分・界面活性剤・トリートメント成分など ・ミツロウ・天然オイルなど 効果 ・毛髪にツヤを与える・クシどおりをよくする ・毛髪にうるおいを与える ・毛髪にツヤを与える・髪型を整え、保持する スタイリング力 弱め〜普通 弱め 強め ヘアオイルは、髪にツヤやうるおいを与えたいときに使用します。クシどおりを良くする効果も期待でき、髪をしなやかに仕上げたい方にもおすすめです。
またヘアオイルは、質感によってスタイリング力があるかどうかに違いがあります。サラっとしたオイルは、クシどおりを良くし、ツヤとうるおいを与えたいときに使用します。とろっとした重たいオイルは、束感を作りたいときやウェットなヘアセットをしたいときに使用すると良いでしょう。
ヘアミルクは、水性成分やトリートメント成分が含まれており、毛髪にうるおいを与える効果が期待できます。ヘアオイルより水っぽいテクスチャで、ドライヤー前の濡れた髪に使用可能です。ヘアバームは、3種類の中で最もスタイリング力が強く、髪型を整える目的に適しています。商品によっては、濡れ髪風のスタイリングができるものもあり、髪に束感やまとまりを加えたい方に便利です。さらにしっかりと髪型をキープしたい場合は、よりスタイリング力が強いヘアワックスを使うのも良いでしょう。
- ヘアオイルは、スタイリング剤としても使えます。ヘアオイルをスタイリングに使用する際は、髪全体を整えた後、手に少量のオイルを出し、髪の中間から毛先になじませましょう。
乾いた髪にヘアオイルを塗布することで、毛髪にツヤを与える効果が期待できます。
- ヘアオイルを頭皮に使いすぎると、毛穴が詰まり、フケやかゆみの原因となることがあります。ヘアオイルを日常的に使う際は、根本や頭皮への使用を避け、髪の中間から毛先にかけて塗布しましょう。
- ヘアオイルとヘアミルクは、併用しても問題ありません。併用する場合、必ずヘアミルク→ヘアオイルの順番で使用しましょう。
ドライヤー前の濡れた髪にヘアミルクを塗り、ドライヤー後の乾いた髪にヘアオイルを付ければ、毛髪にうるおいを与える効果が期待できます。なお、ヘアオイルを先に塗ると、油分でヘアミルクの成分が弾かれてしまうため注意が必要です。
- ヘアオイルを付けすぎたときは、ベタつく部分を霧吹きなどで軽く濡らし、タオルで水分と油分を取り除いた後、ドライヤーで乾かしましょう。
それでもベタつきを感じる場合は、オイルが残る部分に少量のベビーパウダーを付け、ブラシでパウダーをはらうことで、パウダーと一緒に油分が落ちる可能性があります。
まとめ
ヘアオイルは、毛髪にうるおいやツヤを与え、クシどおりも良くしてくれるヘアケアアイテムです。ヘアオイルにはさまざまな種類があるため、購入を検討する際は、自身の髪質や好みの香りをふまえて、最適な商品を選びましょう。
またヘアオイルは、正しい頻度やタイミングで使用することで、効果を最大限に発揮します。自分に合ったヘアオイルを購入した後は、商品のパッケージや本記事で紹介した使用方法を参考に、髪のケアを行ってみてください。
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