周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しめる「耳を塞がないイヤホン」。従来のイヤホンのように、物理的に耳の穴に入れ込まないため、長時間使っても耳が疲れにくいことが魅力です。
しかし、耳を塞がないイヤホンには、オープンイヤータイプや骨伝導タイプなど種類が豊富で、なかには音漏れが気になるモデルもあるので慎重に選ぶ必要があります。
そこで今回は、耳を塞がないイヤホンの選び方と、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の人気モデルを厳選し、ランキング形式でご紹介します。Amebaチョイス編集部が機能性やレビュー、価格、音質やフィット感など、独自の基準を設けてランク付けしたのでぜひ参考にしてみてくださいね。通勤・通学、スポーツ中、仕事中、料理中、ゲームのプレイ中などにより快適にイヤホンを使いたい人に必見です。
耳を塞がないイヤホンとは?”ながら聴き”に最適
耳を塞がないイヤホンとは、周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しめる新しいタイプのイヤホンです。
内耳の骨を振動させて音を伝える「骨伝導イヤホン」や、イヤホン本体を耳のくぼみに引っかけるように装着する「オープンイヤータイプ」などの種類があります。
たとえば、通勤・通学中、料理中、仕事中、ゲームのプレイ中の「ながら聴き」に最適です。耳を塞がないイヤホンなら、周囲の音を自然に取り込めるため、友人や職場の人、家族に声をかけられてもすぐに気づくことができます。
従来型のイヤホンのようにイヤーピースを耳の穴に直接入れ込むわけではないので、耳への負担が軽減され、長時間快適に利用できる点も魅力の1つ。
耳を塞がないイヤホンなら自転車走行中も使える?違反になる?
2024年11月1日から道路交通法の改正により、自転車運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が強化され、自転車走行中のイヤホンは控えた方が良いということになりました。その背景から、なかには「耳を塞がないイヤホンなら良いのでは」と考える人もいるかと思います。
TBS・JNN NEWS DIG合同会社が山陰放送 にて、島根県警に確認したところ、「島根県道路交通法施行細則には、『イヤホン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音または声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと』と規定されています。片耳イヤホン、骨伝導イヤホンであっても、規定に該当するような使用は禁止されています」と回答していることがわかりました。
なお、耳を塞がないイヤホンを装着した状態での自転車の運転が交通違反になるかどうかは、各都道府県によって異なります。自治体の公式ホームページなどに道路交通規則や条例が明記されていない場合でも、「耳を塞がないイヤホンにより安全運転が困難な状態」と判断されると違反になることもあるので注意が必要です。
耳を塞がないイヤホンのメリット・デメリット
耳を塞がないイヤホンは、周囲の音を聞きながら音楽や通話を楽しめることが最大のメリットです。カフェで注文したり、散歩中にコンビニに寄って買い物をしたりするシーンにおいて、数分だけ会話する際にわざわざイヤホンを外さなくても良いことも嬉しいポイント。
とくにウォーキングやランニング中に自動車やバイクが近づいていることを把握できるため、安全かつ集中して運動に取り組めます。長時間装着していても耳が痛くなったり、蒸れたりしにくいため、快適に使用できる点も魅力です。
一方で、耳を塞がないイヤホンは、構造上、周囲に音が漏れてしまう可能性があります。また、従来の密閉型イヤホンと比べると、低音が弱く感じることも。周囲の音が大きい場所では、「通話の音声が聞きづらい」または「音楽に没頭できない」傾向にあるため、密閉型イヤホンと使い分けることをおすすめします。
耳を塞がないイヤホンの選び方
ここでは、耳を塞がないイヤホンを選ぶ際のコツについて解説します。耳を塞がないイヤホンを選ぶ際は、使用目的や環境に応じたポイントを押さえることが重要です。
タイプを選ぶ
耳を塞がないイヤホンは、「オープンイヤータイプ」「骨伝導タイプ」「ネックスピーカータイプ」の3つに分けられます。使用目的や環境に合わせてタイプを選ぶことが大切です。
タイプ | 特徴 |
---|---|
オープンイヤータイプ | ・耳の周囲にスピーカーが配置されるタイプ ・長時間装着しても疲れにくく、日常使いに最適 |
骨伝導タイプ | ・耳の骨を通じて音を直接内耳に伝えるタイプ ・スポーツやランニング中におすすめ |
ネックスピーカータイプ | ・首にかけて使用するスピーカータイプ ・耳を塞ぐことなく、映画や音楽を楽しめる |
上記に加え、片耳だけで音楽や通話を楽しめる「片耳タイプ」もあります。短時間の通話や音楽再生に便利で、軽量ですので装着感が快適です。
しかし、両耳タイプの「オープンイヤー型」を片耳だけに装着して使えるモデルもあるので、片耳だけにこだわりがなければ「オープンイヤー型」を選択した方が良いでしょう。
音漏れしにくいモノを選ぶ
耳を塞がないイヤホンは、構造上、音漏れが発生する場合があります。そのため、公共交通機関や静かなオフィス、カフェでの使用を考えている場合、音漏れ防止設計が施された製品を選ぶと安心して利用できるでしょう。
なかには、「音漏れ抑制モード」と「高音質モード」が搭載されており、ボタンひとつで切り替えられるモデルも。人の多い場所や周囲への音漏れが気になるときだけ切り替えられるモノを選ぶのも良いでしょう。
レビューや製品情報をチェックして音漏れへの対策を講じている製品をチョイスしてくださいね。
接続方式(有線・ワイヤレス)をチェック
耳を塞がないイヤホンには、「有線タイプ」と「ワイヤレスタイプ(Bluetooth接続)」があります。有線タイプは音の遅延が少なく、充電不要で安定した接続が可能ですが、コードが絡まりやすいというデメリットがあります。
一方、ワイヤレスタイプはBluetooth接続によりコードレスで快適に使えますが、忘れず充電をする必要があり、バッテリー残量を気にしながら使用するなど、バッテリー管理が大変です。スポーツや外出時にはワイヤレス、長時間使用や音の安定性を求める場合は有線など、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
ノイズキャンセリングやマイクなどの機能をチェックする
耳を塞がないイヤホンは、周囲の音を聞きやすい反面、騒がしい環境では聞こえづらいといったデメリットがあります。そのため、ノイズキャンセリング機能が搭載されたモデルを選ぶと不要な雑音を抑えて快適に使用できます。
また、テレワークや通話で使う場合は、高性能マイクが搭載されたモデルを選ぶとクリアな音声で会話を楽しめるでしょう。用途に応じて、必要な機能が備わっているかを確認してみてくださいね。
【オープンイヤータイプ】耳を塞がないイヤホンのおすすめ16選
耳の周囲に音を届ける仕組みで、長時間装着しても耳が疲れにくいのが特徴の「オープンイヤータイプのイヤホン」。周囲の音を自然に聞き取れるため、通勤や散歩中など安全性が求められるシーンに最適です。
ここでは、オープンイヤータイプのモデルを厳選し、ランキング形式でご紹介します。軽量でフィット感の良いモデルが多く、音楽を楽しみながら環境音もキャッチできます。音質と快適性を両立した製品が豊富に揃っているので、自分のライフスタイルに合った一台を見つけてください。
【骨伝導タイプ】耳を塞がないイヤホンのおすすめ6選
振動を通じて音を伝える革新的な仕組みで、耳を完全に解放しながら音楽や通話を楽しめる「骨伝導タイプ」。外音を遮らないため、ランニングやサイクリングなど安全が求められる場面で大活躍すること間違いなし!
ここでは、骨伝導タイプの耳を塞がないイヤホンを厳選し、ランキング形式でご紹介します。
骨伝導タイプの耳を塞がないイヤホンは、軽量かつ防水性の高いモデルも多く、汗や雨を気にせず使用できます。スポーツやアウトドアを楽しむ方におすすめです。
【有線接続】ゲームのプレイにも最適!耳を塞がないイヤホン2選
耳を塞がないイヤホンは、Bluetooth接続(無線)のモデルが多いですが、有線接続タイプのモデルもあります。ここでは、有線接続タイプの耳を塞がないイヤホンを3台厳選し、ランキング形式でご紹介します。
有線接続タイプの耳を塞がないイヤホンは、遅延のない安定した音声伝送が特徴。ゲームプレイ中の繊細な音の違いや位置感覚を逃さず、リアルな体験を楽しめることが魅力です。また、遅延のない安定した音声伝送が求められるビジネスシーンで使用する場合は、有線接続タイプのイヤホンを選んだ方が良いでしょう。
【ネックスピーカー】耳を塞がないイヤホンのおすすめ2選
ネックスピーカーは、首にかけるだけで音楽や音声を楽しめる便利なアイテムです。
長時間の使用でも耳に負担がかからず、軽量で持ち運びも簡単。ここでは、おすすめのネックスピーカーを厳選し、ランキング形式でご紹介します。
広がりのある音響と低音の効いた音質を実現したモデルが多く、映画鑑賞や音楽リスニング、さらには家事をしながらの使用にもぴったり。室内外問わず使える多機能性が魅力ですのでぜひチェックしてみてくださいね。
耳を塞がないイヤホンに関するよくある質問
ここでは、耳を塞がないイヤホンに関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。
- 耳を塞がないイヤホンのデメリットとして構造上、音漏れしやすいことが挙げられます。
「音漏れ」に関する課題を解決した製品も多く販売されているので、音漏れのしにくさを重視する人におすすめです。
また、従来の耳の穴に入れ込むイヤホンと比べると、低音域に弱く、楽曲によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。聴きたい楽曲のタイプや用途、使用シーンに合わせて使い分けることをおすすめします。
- 耳を塞がないイヤホンの名称に明確な定義はありませんが、「オープンイヤー型イヤホン」あるいは、「オープンイヤータイプのイヤホン」と呼ばれることが多いです。
従来の物理的に耳の中にイヤホンを入れる「カナル型」とは異なり、耳を塞がないタイプの新しいイヤホンです。耳の中の蒸れやイヤーチップの圧迫感による耳への負担を軽減できるうえ、装着したまま会話をしやすい点がメリットとして挙げられます。
- 耳を塞がない寝ホンも開発および販売されています。通常のイヤホンよりも快適に眠りにつくことができます。
そもそも「寝ホン」とは、睡眠時にも快適に装着できる設計で開発されたイヤホンのこと。寝返りで体勢が変わったり、枕に横顔を押し付けたりしてもクリアに聞こえることが特徴です。イヤホンでヒーリングサウンドを聴きながら就寝したい人におすすめ。
- 骨伝導イヤホンは、耳穴に入れないという性質上、音漏れしやすい点がデメリットとして挙げられます。骨に直接振動を加え、音を伝えるとはいえ、周りにシャカシャカとした音が漏れてしまう可能性があります。
静かなオフィスやカフェ、電車内、図書館などで使用する際には、音量を抑えたり、静音モード付きであれば切り替えたりして使うと良いでしょう。
まとめ
耳を塞がないイヤホンは、音楽や通話を楽しみながら周囲の音も聞き取れる便利なアイテムです。耳の穴に入れ込まないため、圧迫感がなく、長時間使用しても疲れにくい点がメリット。
オンライン会議を頻繁に行う人や、作業、料理をしながらBGMを流したい人にもぴったりなアイテムです。自分の使用用途やライフスタイルに合う製品をチョイスするために、まずは「骨伝導タイプ」か「オープンイヤータイプ」、「ネックスピーカータイプ」の種類を決めて、音漏れしにくいモデルを選ぶと良いでしょう。
スポーツや通勤・通学、仕事中など、幅広いシーンで活躍するため、ぜひお気に入りのアイテムを見つけて、手に取ってみてくださいね。
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