汗や体臭の悩みを解決する制汗剤・デオドラント。それぞれ特徴が異なり、種類も豊富です。
今回は、汗や体臭の悩みに効果的な制汗剤・デオドラント商品を15選紹介。タイプ別に人気商品をランキング形式で解説しています。
スティックやロールオン、クリーム、スプレーなど、さまざまな使用感から自分に合った商品を選べるので、ぜひ参考にしてください。
制汗剤とデオドラントの違い
汗や体臭の悩みに効果的な制汗剤とデオドラント。似ているようで実は異なる2つの商品の特徴や違いを詳しく解説します。
それぞれの特性を理解して、自分に合った商品選びに活かしましょう。
制汗剤とは
制汗剤は、主に汗の分泌を抑制することを目的とした製品です。有効成分として塩化アルミニウムなどの金属塩が配合されていて、汗の分泌量を減少させる効果があります。
特に脇の下のように汗をかきやすい箇所に高い効果が期待できます。朝晩の使用で24時間程度効果が持続するものが多く、汗の量が気になる方におすすめです。
ただし、金属塩の作用により肌荒れを起こす可能性もあるため、敏感肌の方は使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。
デオドラントとは
デオドラントは、体臭を防ぐことを主な目的とした製品です。汗そのものを抑えるのではなく、汗をかいたときに発生する臭い成分に対してアプローチします。
肌への刺激が優しいため、デリケートな部分にも使用しやすいのが特徴です。香りつきタイプも多く、爽やかな香りで気分をリフレッシュできる効果も期待できます。
ただし、汗の量そのものは抑制できないため、大量の発汗がある場合は制汗剤との併用を検討するとよいでしょう。
制汗剤・デオドラントの選び方
制汗剤とデオドラントを選ぶときは、汗や体臭の悩みに合わせて使い分けることが大切です。悩み以外にも、タイプや香りなど種類もさまざまです。
自分に合った商品を選ぶためのポイントを詳しく解説します。
悩みで選ぶ
汗や体臭の悩みのタイプによって、制汗剤とデオドラントを使い分けるようにしましょう。
汗の量が気になる人は、汗腺に直接アプローチする制汗剤が効果的です。特に、脇の下の多汗に悩む方や、重要な場面で汗をかきたくない人には、制汗効果の高い制汗剤がおすすめです。
一方、体臭が気になる人には、消臭・抗菌作用のあるデオドラントが適しています。汗の量はそれほど気にならないものの、ニオイが気になる人や、デリケートゾーンのケアをしたい人は、肌に優しいデオドラントを選びましょう。
両方の悩みがある場合は、制汗剤とデオドラントの併用も効果的です。まず制汗剤で汗を抑え、その上からデオドラントで臭い対策をするという使い方もあります。
タイプで選ぶ
制汗剤・デオドラントは大きく4種類のタイプに分けられます。
それぞれの特徴を以下で説明します。
スティックタイプ
固形のクリームやワックスのような質感のスティックタイプは、手を汚さずに使えて携帯にも便利です。肌へのなじみがよく、しっかりと成分を塗布できるのが特徴です。
ただし、肌に直接塗布するため衛生面やべたつきが気になる場合もあるため、服装や気候に応じて使い分けるとよいでしょう。
ロールオンタイプ
液体タイプで、ボール状の塗布部分が回転しながら肌に成分を付着させます。均一に塗布でき、液だれしにくい設計になっているものが多く、使いやすさも特徴です。
ただし、スティックタイプと同様に衛生面の懸念もあります。乾きにくい場合もあるため、朝の使用時は完全に乾いてから服を着るようにしましょう。
クリームタイプ
クリーム状で、手で直接塗り込むタイプです。肌への密着性が高く、しっかりと有効成分を浸透させることができ、特に制汗効果を重視する場合におすすめです。
手で塗り込むため、必要な部分に必要な量を調整しやすいのが特徴です。ただし、衛生面への配慮が必要で、使用前の手洗いは必須。
また、べたつきが気になる場合もあるため、就寝前の使用がおすすめです。
スプレー・ミストタイプ
噴射式で広範囲に素早く使用できるのが特徴です。手を使わずに塗布できるため、衣服についた汗や臭いのケアにも適しています。また、手が届きづらい背中などにも使いやすいでしょう。
ただし、特にスプレータイプは音が出るので、室内での使用時は周囲への配慮が必要です。ミストタイプだと小さいものが多く携帯にも便利で、急な汗や臭いが気になるときの緊急対策としても重宝します。
香りで選ぶ
香りの好みは個人差が大きいため、自分に合った香りを選びましょう。
フローラルやシトラス、ムスクなど、さまざまな香りのタイプが展開されていますが、1日中つけていることを考慮し、控えめな香りの商品を選ぶことをおすすめします。
無香料タイプだと、香りに敏感な人や、香水やボディミストなど他の香り付き製品と併用したい方に適しています。特にビジネスシーンでは、無香料タイプが無難な選択といえるでしょう。
【タイプ別】制汗剤・デオドラントのおすすめ人気ランキング15選
制汗剤・デオドラントの違いと選び方がわかったところで、実際におすすめの商品をチェックしてみましょう。
ここでは、おすすめの商品をタイプ別に15選紹介します。
【スティックタイプ】制汗剤・デオドラントのおすすめ人気ランキング4選
スティックタイプの制汗剤・デオドラントのTOP4をご紹介します。
【ロールオンタイプ】制汗剤・デオドラントのおすすめ人気ランキング5選
ロールオンタイプの制汗剤・デオドラントのTOP5をご紹介します。
【クリームタイプ】制汗剤・デオドラントのおすすめ人気ランキング3選
クリームタイプの制汗剤・デオドラントのTOP3をご紹介します。
【スプレー・ミストタイプ】制汗剤・デオドラントのおすすめ人気ランキング3選
スプレー・ミストタイプの制汗剤・デオドラントのTOP3をご紹介します。
【専門医に聞いた】汗に関するよくある疑問
暑い季節や運動したあとに出てくる汗。ひとくちに汗と言っても個人差があり、特徴はさまざまです。
今回は、汗に関するよくある疑問を、医療法人社団萌來会 理事長の田尻友恵さんにお聞きしました。
- 「良い汗」は汗の分泌機能が高まり、塩分濃度の低いサラサラとした汗が少しずつ出るようになり、発汗後にニオイなどの不快感を覚えにくいともいわれます。
極端に体温が上昇することもなく、心拍数の増加まで抑えられるのが特徴です。
一方で、「悪い汗」は塩分濃度が高くベタつき感があり、体温調節の効率も下がります。
また、水分以外の成分が多く含まれることから、比較的水分蒸発がしづらく、ニオイが強い傾向にあると言われます。
- それぞれニオイの強さや蒸発のしやすさなどが異なります。
「ベタベタ汗」は、汗と皮脂が混ざり合ってできる汗です。主に暑い季節や運動時に多く分泌され、肌にテカリやベタつきを引き起こします。遺伝的要素やホルモンバランスの乱れ、ストレス、食生活の不摂生が原因とされます。
「サラサラ汗」は、主に水分と塩分から成る汗で、さらっとした感触を持ちます。体温調節や代謝の一環として分泌され、適切な量であれば快適な状態を保ちます。一般的には健康状態や体温調節の指標とされており、少ない場合は体温の上昇や代謝の低下を示す可能性があります。
サラサラ汗の原因には、適切な水分と塩分の摂取、環境の温度、運動の有無、年齢によっても分泌量が関係することがあります。
適度な水分補給や塩分補給、運動や冷房の利用、適切な保湿ケアがサラサラ汗を促進します。健康的な生活習慣も重要です。
- 酸臭の一種としての硫黄臭(温泉のようなニオイ)、脂肪酸臭(カビのようなニオイ)、そしてカレースパイス臭(香辛料のようなニオイ)が特徴的です。
これらの3つのどれか1つに限定されるわけではなく、3つの臭いが微妙に混じり合う場合もあります。 また、においの強さも個人差があります。
ワキガが強く匂うのは汗の成分に、脂質・糖質・タンパク質・アンモニアなどを含んでいるからです。それにより皮膚にいる常在菌が汗に含まれた成分をエサとして繁殖するためです。
まとめ
制汗剤とデオドラントは、それぞれ異なる特徴があります。制汗剤は汗の分泌を抑制し、デオドラントは体臭を防ぐ効果が期待できます。
商品選びの際は、汗や体臭の悩み、使用感などを考慮して選びましょう。タイプも、スティック、ロールオン、クリーム、スプレー、ウォーターとさまざまな選択肢があります。
香りの選択も重要で、強すぎない香りや無香料タイプなど、周囲への配慮も忘れずに。就寝前の使用で効果を最大限に引き出せます。自分に合った商品を見つけることで、快適な毎日を過ごすことができるでしょう。
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