車中泊で翌朝に疲れを残さず快適に眠るためには、自分に合った車中泊マット選びが欠かせません。
ニトリやワークマン、しまむらなどの身近なアイテムから本格的なアウトドアブランドまで種類は豊富です。
本記事では、軽自動車やミニバンの段差解消に役立つ選び方と、おすすめの車中泊マットを紹介します。
寝心地や携帯性を比較し、あなたに最適な一枚を見つけましょう。
- 車中泊マットの選び方|種類やサイズで失敗しないポイント
- 車中泊マットの種類|インフレータブルやエアマットの違い
- 車中泊マットのサイズ|人気車種の荷室幅に合うか確認しよう
- 車中泊マットの厚さ|8cm以上で段差は消える?
- 機能性もチェック|滑り止めや連結ボタンがあると快適
- 収納サイズとバルブ|片付けやすさと持ち運びやすさを確認
- 【目的別】車中泊マットのおすすめ10選
- 【コスパ最強】予算10,000円以下のおすすめ車中泊マット2選
- 【極上の寝心地】10cm以上の高機能モデルのおすすめ車中泊マット4選
- 【車種専用】隙間なく敷きたい人におすすめの車中泊マット4選
- 知っておくと長持ちする!購入後の使い方と注意点
- 車中泊マットの使い方|正しい膨らませ方と空気の抜き方
- 車中泊を快適にする「段差解消」の裏ワザ
- マットの寿命を延ばす保管方法
- 車中泊のマナー|道の駅やSA・PAを利用する際のルール
- まとめ
車中泊マットの選び方|種類やサイズで失敗しないポイント
自分に合った車中泊マットを選ぶために押さえておきたいポイントは5つあります。
寝心地や携帯性、愛車のサイズに合わせて最適なものを選びましょう。ここでは失敗しないためのチェックポイントを解説します。
車中泊マットの種類|インフレータブルやエアマットの違い
まずはマットの「タイプ(種類)」を決めましょう。車中泊マットは構造によって大きく3つのタイプに分けられます。
それぞれ「寝心地」「設営の手軽さ」「収納サイズ」が異なるため、自分の目的に合ったものを選ぶことが重要です。
| 項目 | インフレーター | エアーマット | 車種専用 |
|---|---|---|---|
| 特徴 | ウレタンと空気の層 | 空気のみ | 専用設計 |
| 寝心地 | ◎(断熱性あり) | △(揺れやすい) | ◎(フラット) |
| 設営 | ◎(バルブ開閉) | △(ポンプ必要) | ◯(置くだけ) |
| 収納 | ◯(丸める) | ◎(コンパクト) | △(かさばる) |
| 価格 | 中(バランス良) | 低(コスパ良) | 高(こだわり) |
- バランス重視なら「インフレーターマット」
内部にウレタンフォームが入っており、バルブを開けると自動的に空気を吸い込んで膨らむタイプです。
ウレタンのクッション性と空気の層が体をしっかり支え、断熱性も高いため底冷えを防ぎます。寝心地と設営の楽さを両立したい方におすすめです。 - 携帯性重視なら「エアーマット」
浮き輪のように空気だけで体を支えるタイプです。空気を抜くと非常にコンパクトになり、軽量で持ち運びやすいのが最大のメリット。
荷物を減らしたいソロキャンプや、防災リュックに入れておきたい場合に適しています。ただし、寝返りの際に揺れや音が気になることがあるため、寝心地よりも収納性を最優先する方向けです。 - フィット感重視なら「車種専用・段差解消マット」
特定の車種のシート形状に合わせて設計されたマットやクッションです。
シートの凹凸にジャストフィットするため、まるで自宅のベッドのような完全なフルフラット環境を作れます。収納時にかさばるデメリットはありますが、特定の車で快適性を追求したい方には最適です。
車中泊マットのサイズ|人気車種の荷室幅に合うか確認しよう
次に重要なのが「サイズ選び」です。「買ったけれど大きすぎて入らなかった」「小さすぎて隙間ができた」という失敗を防ぐために、必ず愛車の荷室寸法を計測しましょう。
特に注目すべきは「タイヤハウス(タイヤの出っ張り)」の間の幅です。ここが最も狭くなるため、この幅に収まるマットを選ぶ必要があります。
【車種別サイズの目安と選び方】
- 軽自動車(N-BOX、タントなど)
- 幅:約100cm~120cm
- おすすめ:幅50~60cmのシングルサイズを2枚並べるか、軽自動車専用サイズを選ぶと扱いやすいです。
- ミニバン(ヴォクシー、セレナなど)
- 幅:約120cm~140cm
- おすすめ:幅65cm前後のマットを2枚連結して使用するのが一般的です。
- ハイエース・キャラバン
- 幅:約150cm以上
- おすすめ:ダブルサイズやワイドサイズのマットでも余裕を持って敷けます。
マットが大きすぎると、ドアが閉まらなかったり、端がめくれ上がって寝心地が悪くなったりします。迷った場合は、少し小さめのサイズを選び、クッションなどで隙間を埋める方が快適に過ごせます。
車中泊マットの厚さ|8cm以上で段差は消える?
シートを倒してフラットモードにしても、座面のつなぎ目や金具による凹凸は意外と残るものです。この段差を解消できるかどうかが、翌朝の体の調子を左右します。
快適な睡眠のためには、マットの厚さは「8cm以上」を目安にするとよいでしょう。
- 厚さ5cm以下
- 軽量で収納しやすいですが、体重がかかる腰や肩の部分が沈み込み、下の硬い突起を感じてしまうことがあります。
- 座布団や毛布での補正が必要になる場合があります。
- 厚さ8cm前後
- シートの段差をしっかりと吸収し、底付き感を感じにくいバランスの良い厚さです。
- 多くの車中泊ユーザーに選ばれているスタンダードな厚みです。
- 厚さ10cm以上
- 家庭用ベッドに近い極上の寝心地が得られます。
- ただし、厚みがあるぶん収納サイズが大きくなり、車内の天井高が低く感じる可能性がある点には注意が必要です。
機能性もチェック|滑り止めや連結ボタンがあると快適
基本的なスペックに加えて、細かい機能性もチェックしておくと、より快適な車中泊が可能になります。
- 裏面の滑り止め加工
- 就寝中にマットがズレるのを防ぎます。
- 特に化学繊維の寝袋を使用する場合や、傾斜のある場所に駐車する際に役立ちます。
- サイドの連結ボタン
- マットの側面にスナップボタンが付いており、2枚以上のマットを連結できる機能です。
- 家族やカップルで並んで寝る際、マット同士が離れて隙間ができるのを防ぎ、広々とした就寝スペースを確保できます。
収納サイズとバルブ|片付けやすさと持ち運びやすさを確認
最後に確認したいのが「片付けやすさ」です。車中泊の翌朝、狭い車内でマットを畳む作業は意外と重労働になりがちです。
- バルブの性能
- 空気の抜けが良い「大型バルブ」や、空気が戻らないようにする「逆流防止弁」が付いているモデルを選びましょう。
- 体重をかけて空気を抜く際に、勝手に空気が戻ってこないため、力のない方でもスムーズに収納できます。
- 収納袋のサイズ
- 収納袋が小さすぎると、きっちり巻かないと入らずストレスになります。
- 口が大きく開くタイプや、コンプレッションベルト(圧縮ベルト)付きの袋だと収納が楽です。
厚みのあるマットほど寝心地は良いですが、収納サイズは大きくなります。積載スペースに限りがある場合は、寝心地と収納サイズのバランスを考慮して選びましょう。
【目的別】車中泊マットのおすすめ10選
ここからは、予算や重視するポイントに合わせたおすすめの車中泊マットのタイプを紹介します。
コスパを重視して手軽に始めたい人から、ホテルのような寝心地を求める人まで、自分にぴったりの一枚を見つけてください。
【コスパ最強】予算10,000円以下のおすすめ車中泊マット2選
まずは費用を抑えて車中泊を試してみたいという人には、10,000円以下で購入できるエントリーモデルがおすすめです。
【極上の寝心地】10cm以上の高機能モデルのおすすめ車中泊マット4選
「とにかく快適に眠りたい」「腰痛持ちで硬い寝床はつらい」という人には、厚さ10cm以上の高機能モデルをおすすめします。
【車種専用】隙間なく敷きたい人におすすめの車中泊マット4選
車内のスペースを無駄なく使いたいなら、車種専用設計のマットを選ぶのも一つの手です。
知っておくと長持ちする!購入後の使い方と注意点
お気に入りのマットを購入したら、長く快適に使い続けるためのコツを押さえておきましょう。正しい使い方とメンテナンスを行うことで、マットの寿命は大きく変わります。ここでは、特に重要な3つのポイントを紹介します。
車中泊マットの使い方|正しい膨らませ方と空気の抜き方
インフレーターマットの場合、購入直後や長期間保管していた後は、内部のウレタンが圧縮されて膨らみにくいことがあります。
最初の数回は、バルブを開けた後に手で揉んだり、口やポンプで軽く空気を送り込んだりして、ウレタンに「癖」をつけてあげると、次回からスムーズに膨らむようになります。
収納時は、一度バルブを開けて大まかに空気を抜いてからバルブを閉め、端から体重をかけて巻き上げます。巻き終わったら再度バルブを開けて残った空気を出し切ると、コンパクトに畳めます。
車中泊を快適にする「段差解消」の裏ワザ
厚手のマットを使っても、どうしても気になる段差がある場合は、「バスタオル」や「クッション」を活用しましょう。
マットの下の、特に凹んでいる部分にタオルを畳んで挟み込むだけで、驚くほど水平になります。しまむらや100円ショップで売っている安価なクッションやジョイントマットをカットして、くぼみに埋めるのも効果的です。
マットの寿命を延ばす保管方法
車中泊マットの大敵は「湿気」と「高温」です。使用後はバルブを開けた状態で日陰干しし、内部の湿気を逃がしましょう。
また、保管時は収納袋に入れっぱなしにせず、バルブを開放して広げた状態で保管するのが理想的です。ウレタンのへたりを防ぎ、カビの発生も抑制できます。スペース的に難しい場合は、定期的に広げて空気を吸わせてあげてください。
車中泊のマナー|道の駅やSA・PAを利用する際のルール
快適な車中泊を楽しむためには、マナーを守ることが大前提です。道の駅やサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)はあくまで「休憩施設」であり、「宿泊施設」ではありません。
- 長期滞在はしない
- 仮眠や休憩の範囲に留め、連泊は避けましょう。
- キャンプ行為の禁止
- 椅子の展開、焚き火、車外での調理は厳禁です。
- アイドリングストップ
- 騒音や排ガスは周囲の迷惑になります。エンジンは切りましょう。
- ゴミは持ち帰る
- 家庭ゴミの持ち込みは不法投棄になります。
ルールを守り、周囲への配慮を忘れずに、安全で楽しい車中泊ライフを送りましょう。
まとめ
車中泊マット選びは、快適な旅の質を左右する重要な要素です。
寝心地と設営の手軽さを両立するなら「インフレーターマット」、携帯性を最優先するなら「エアーマット」、完璧なフィット感を求めるなら「車種専用マット」がおすすめです。
また、段差を解消するためには「厚さ8cm以上」を目安に選ぶと失敗が少なくなります。自分のスタイルや愛車のサイズに合った最適なマットを見つけて、車の中でもぐっすり眠れる快適な空間を手に入れてください。
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