アクションカメラは、アウトドアや旅行、スポーツの撮影など、あらゆる場面で活躍する便利なアイテムです。しかし、「高性能なものは高価なのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。実は、最近のアクションカメラは性能が向上しつつも、コスパに優れたモデルが増えてきています。
本記事では、高性能の商品からコスパが優れた商品まで、おすすめのアクションカメラをご紹介します。初めて購入する方にもわかりやすく、選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてあなたにぴったりの一台を見つけてみてください。
アクションカメラとは?スマホやデジタルカメラとの違い
アクションカメラは、コンパクトで頑丈な設計ながら撮影性能も高く、スポーツやアウトドア、旅行などのアクティブなシーンを鮮明に記録できるカメラです。一般的に撮影で使用される機会が多いスマホやデジタルカメラと比べて以下のような違いがあります。
- 防水・耐久性が高い
- コンパクトで軽量
- 高いフレームレートで映像が滑らかな
- 手ぶれ補正や広角レンズを搭載
アクションカメラは防水や防塵、耐衝撃機能を備えたモデルが多く、マリンスポーツや登山、アクティビティなど、過酷な環境でも安心して使用できます。また、コンパクトで軽量なため、ヘルメットや体、車両に取り付けて撮影するのにも最適です。
カメラ性能も高く作られており、高いフレームレートでの撮影が可能なモデルが多く、速い動きも滑らかに記録できます。さらに、動きの激しいシーンでも安定した映像を撮影できる手ぶれ補正機能や、ダイナミックな映像を撮影できる広角レンズを備えたモデルも多いです。スマホや通常のデジタルカメラでは再現が難しい動きも捉えることができます。
アクションカメラの選び方
ここからは、アクションカメラの選び方を解説していきます。自分に合ったアイテムを見つける参考にしてみてください。
どんな用途でもアクションカメラには手ぶれ補正機能が必須級
アクションカメラを選ぶ際、最も重要な機能の一つが「手ぶれ補正」です。アクションカメラは、動きの多いシーンで使用されることが多いため、手ぶれ補正がないと映像が揺れ、見づらい仕上がりになってしまいます。スポーツやアウトドアでの使用はもちろん、どんな用途であっても必須級の機能です。
現在のアクションカメラには主に2種類の手ぶれ補正が搭載されています。
- 映像のフレームをリアルタイムで調整し、揺れを抑える技術。軽量なモデルでも搭載されていることが多く、一般的な使用には十分な効果を発揮します。
- カメラのレンズやセンサー自体が動いて手ぶれを吸収する仕組み。電子式に比べて高い安定性を誇り、特に激しい動きが伴う撮影に適しています。性能がよいぶん、価格は高めに設定されます。
手ぶれ補正機能は価格帯によって性能に差が出る場合がありますが、初心者向けのモデルでも基本的な補正が搭載されているものが多いです。映像を記録する際のクオリティを大きく左右するポイントのため、どんな用途であっても手ぶれ補正機能を重視して選びましょう。
画質にこだわりたい人は解像度をチェック
画質はアクションカメラの映像美を左右する重要なポイントです。利用目的に合わせて解像度を選びましょう。
高精細な映像を求めるなら4K対応モデルがおすすめです。4Kでは、解像度が3840×2160、アスペクト比16:09の映像が撮影できます。旅行やアウトドアでの景色を鮮明に記録でき、後からの編集でも美しい映像を保てます。
コストを抑えつつ十分な画質を求めるなら、フルHD対応のカメラがおすすめです。フルHDでは、解像度が1920×1080、アスペクト比16:09の映像が撮影できます。スマホやテレビ画面でも綺麗に映すことができ、SNSやYouTubeでのシェアにもよく使用される初心者でも扱いやすい解像度です。
利用シーンや用途に合った機能が備わっているか確認しよう
アクションカメラはさまざまなシーンや用途で利用するアイテムです。使い方にあった機能を備えたアクションカメラを選ぶことで、性能をフル活用することができます。
マリンスポーツ・ウィンタースポーツには防水性能がおすすめ
アクションカメラを海やプール、雪山で使用する場合、防水性能は欠かせません。防水ケースなしで水深10メートル以上に対応しているモデルが増えてきています。防水性能が優れたモデルであれば、潜水や水中での撮影を可能にし、マリンスポーツやウィンタースポーツの迫力あるシーンをそのまま記録できます。
例えば、シュノーケリングやサーフィンでは波しぶきや水中の美しい景色を撮影でき、スキーやスノーボードでは雪や霧がカメラを濡らしても気にせず使用できます。また、防水性能だけでなく、防塵性能や耐寒性能も備わっているモデルなら、砂浜や雪山といった環境でも安心して使えます。
バイクやサイクリングには水平維持機能がおすすめ
バイクやサイクリング中の撮影には、水平維持機能を搭載したアクションカメラがおすすめです。バイクやサイクリング中は、道路の起伏や体の動きにより、映像が傾いてしまうことがあります。水平維持機能があれば、揺れや傾きを自動で補正し、常に水平な映像を記録できます。
例えば、ツーリング中にヘルメットや車体に取り付けたカメラで撮影する際、傾きの影響で風景が斜めになりがちです。水平維持機能があれば、視聴者が違和感を覚えない滑らかな映像を撮影できるでしょう。
スポーツやアクティビティなどの激しい動きにはフレームレートが高いカメラを
スポーツや激しい動きのあるシーンを撮影する場合、高フレームレート(fps)のアクションカメラが最適です。フレームレートが高いほど、速い動きをより滑らかに記録でき、スローモーション再生時も映像がカクカクせず美しい仕上がりになります。
例えば、サッカーやバスケットボールの試合中の激しい動きや、スケートボードのトリック、バンジージャンプのような一瞬の動きを捉えるには、60fps以上、可能なら120fpsや240fpsに対応したモデルがおすすめです。また、映像編集時にスローモーション効果を加えたい場合でも、高フレームレートはその威力を発揮します。
夜間の撮影をしたい人は夜間モードがおすすめ
夜景や暗い場所での撮影をするなら、夜間モードや高感度センサーを搭載したアクションカメラがおすすめです。この機能により、暗い環境でもノイズを抑え、明るく鮮明な映像を記録できます。例えば、キャンプの夜の様子や、街中のナイトツーリング、星空のタイムラプス撮影にも適しています。
特に、低光量での撮影を得意とするモデルでは、シャッタースピードやISO感度を自動調整して、肉眼に近い明るさの映像を撮影できます。夜間モードが搭載されているモデルを選べば、昼間だけでなく24時間いつでも撮影が楽しめます。
画角にこだわりたい人は広角レンズや前面モニターを
広角レンズを搭載したアクションカメラは、広い視野でダイナミックな映像を記録できるのが特徴です。風景全体やグループショットなど、臨場感あふれる映像を簡単に撮影できます。例えば、サーフィン中の波の迫力や、山頂からの壮大な景色を捉えるのに最適です。
また、前面モニターを備えたカメラは、自撮りやフレーミングの際に便利です。モニターを確認しながら撮影位置を調整できるため、撮りたい瞬間を逃さず記録できます。画面を確認できる近い距離でも広角な撮影ができるので、広角レンズと前面モニターの組み合わせは相性抜群です。アウトドアや旅行など、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
連続撮影時間が長いと長時間の撮影でも安心
アクションカメラを選ぶ際、連続撮影時間の長さは重要なポイントです。特に、アウトドアでの長時間の活動や、イベントの記録を目的とする場合、バッテリー切れは大きなストレスになります。一般的なアクションカメラの連続撮影時間は60~90分程度ですが、高性能なモデルでは120分以上の撮影が可能なものもあります。
さらに、交換可能なバッテリーを使用できるモデルであれば、予備バッテリーを持ち運ぶことで、連続撮影時間をさらに延ばすことが可能です。ドライブレコーダーとして使用したり、スポーツイベントを記録する場合でも、長時間バッテリーは非常に役立ちます。
使いやすさを向上させる機能もチェック
アクションカメラを快適に使いこなすためには、操作性を向上させる機能も重要です。撮影やデータ管理がスムーズになる機能として、主に以下のような機能が搭載されているモデルがあります。
- Wi-FiやBluetooth接続
- タッチパネル操作
- 専用アプリとの連携
Wi-FiやBluetooth接続が可能なモデルは、カメラで撮影した映像をスマートフォンやタブレットに簡単に転送することができます。撮影後すぐにSNSで共有したり、編集アプリを使って映像を加工することが可能です。
さらに、一部のモデルではスマホをリモコン代わりに使い、遠隔操作でカメラをコントロールすることもできます。手を使えない状況でも撮影や設定変更ができるため、より自由な撮影が可能です。
タッチパネルを搭載したモデルは、直感的な操作が可能です。ボタンを複雑に操作する必要がなく、メニュー選択や設定変更が簡単に行えます。特に、屋外でグローブを外さずに操作できるタッチパネル対応のインターフェイスは、寒冷地やスポーツシーンでの使用に便利です。
なかには専用アプリと連携できるアクションカメラもあります。撮影モードの切り替えや、フレームレート・解像度の調整、リアルタイムでのプレビュー表示などが可能です。アプリに映像編集機能が組み込まれているものもあります。
アクションカメラの操作性や使い勝手を大きく向上させ、撮影の楽しさを広げてくれるので、これらの機能もチェックしましょう。
おすすめのアクションカメラ22選
コスパよくアクションカメラを手にいれるには
最近のアクションカメラは性能がアップデートされ続けているので、最新モデルともなると手が出しづらい価格になってきていいます。初心者の人や利用頻度が少ない人は、購入までなかなか踏み切れないと感じることもあるでしょう。
そこでここからは、アクションカメラをコスパよく手にいれる方法をご紹介します。
型落ちの商品でも十分に使える
最新モデルのアクションカメラは魅力的な機能が揃っていますが、必ずしも最新型を選ぶ必要はありません。1~2世代前の型落ちモデルでも、基本的な性能は十分高く、価格を抑えながら高品質な映像を楽しむことができます。
例えば、型落ちモデルは最新機種と比べて、4Kや手ぶれ補正の性能がわずかに劣る場合がありますが、フルHDの撮影や日常的な使用には全く問題ありません。また、ブランドの定番モデルやベストセラー商品は、型落ちしても信頼性が高く、アクセサリーの互換性も広い場合が多いです。
型落ちモデルは、コスパを重視しながら自分の用途に合ったアクションカメラを手に入れることができるため、初心者や予算を抑えたい方に特におすすめです。
アクションカメラはレンタルすることも可能
アクションカメラを頻繁に使う予定がない場合や、特定のイベントや旅行で試したい場合には、レンタルサービスを利用するのも賢い選択肢です。レンタルでは、最新モデルや高性能なハイエンド機種を短期間だけ手軽に使うことができます。
例えば、GoProやDJIの最新モデルを数日間レンタルすることで、購入前に実際の使い勝手を確認したり、一度きりの特別なシーンを最高の品質で記録することができます。また、レンタル料金は1日数千円程度からと手頃な価格で、購入に比べて大幅にコストを抑えることが可能です。
さらに、多くのレンタルサービスでは、専用アクセサリーや予備バッテリーがセットになっているプランを提供しているため、付属品を揃える手間が省けるのもメリットです。旅行やスポーツイベント、アウトドアアクティビティなど、特定の用途に合わせて必要なアイテムを選べます。
レンタルはオンラインサービスを通じて簡単に予約ができる場合が多く、近くの店舗で受け取ることも可能です。気軽に最新のアクションカメラを試してみたい方や、一度きりの使用に特化した選択肢を探している方に最適な方法と言えるでしょう。
まとめ
アクションカメラを選ぶ際は、「価格」「性能」「使用シーン」をしっかり考慮することが大切です。本記事では、価格と性能のバランスがよいコスパが優れた商品をご紹介してきました。初めての方から経験者まで幅広く満足できるラインナップです。
予算を抑えつつも高性能なアクションカメラを手に入れることで、日常や特別な瞬間をより鮮やかに記録できます。お気に入りの一台を見つけて、アウトドアや旅行、スポーツなどあらゆるシーンで活用してみてください。
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