メンズ革財布のおすすめ日本ブランド20選！おしゃれで人気のブランドをご紹介

厳選された素材と職人の技術とこだわりが感じられる日本ブランドの革財布。革財布は耐久性の高さと経年劣化によって深みが増すとともに手に馴染み、愛着がわき唯一無二の存在になるアイテムです。

この記事では、日本の革財布のおすすめブランドをご紹介します。ブランドごとの特徴や価格帯、おすすめの年代もあわせて紹介するので、迷っている方はぜひ参考にしてください。

日本の革財布ブランドの魅力とは？

日本の革財布ブランドには、さまざまな魅力があります。そのなかでも特出している魅力は以下の4つです。

それぞれ詳しく紹介します。

品質や耐久性が優れたハイクオリティな仕上がり

「Made in Japan」の革財布ブランドは、クオリティが高い点が大きなメリットです。品質は国内外から高い評価を受けています。日本製品が人気な理由は高い品質基準をクリアし、耐久性に優れている点が挙げられるでしょう。

「生産意識の違い」が製品のクオリティに大きく影響しています。海外では不良品が一定数発生することを前提に生産が行われることも少なくありません。

また、丁寧なものづくりや細部の作り込み、実用的な機能性も人気がある理由のひとつです。日本の革製品ブランドは多くの場合、熟練の職人を抱えており、高品質な製品を生み出しています。そのため、日本の革製品ブランドは細部へのこだわりが強く、縫製や仕上げの美しさ、耐久性、機能性に優れています。

革財布は単に見た目が美しいだけでなく、長く使用すると経年劣化により深みが増し、唯一無二の財布として愛着が湧きます。使えば使うほど柔らかく手に馴染み、素材の特徴がより際立つ点が革製品の魅力です。

品質が低い財布だと長く使用していると破れやほつれにより使えなくなります。日本製の革財布であれば、長期間の使用に耐え、場合によってはメーカーによってはリペアが可能です。

革財布の購入を考えているなら、こだわりの素材と高い技術力で作られた、信頼性が高い日本製の革財布の購入をおすすめします。

日本円との相性がよい

日本の革財布ブランドのもう一つの大きな魅力は、日本円の使用を前提に設計されている点です。日本円は紙幣や硬貨のサイズが他国と異なります。特に小銭の扱いやすさが重要です。

日本製の財布は、紙幣を折らずに収納できる大きさや、小銭を取り出しやすいマチ付きポケットなど、細部にこだわった作りが特徴です。例えば、お札に対して幅が小さければ、お札を出し入れする際に手間がかかります。一方、幅が大きすぎると収まりが悪く、見た目が美しくありません。

ミニ財布や小銭入れなど、コンパクトな財布になるほど「日本円との相性が良いか」はシビアになってきます。日本ブランドの革財布は、ミニ財布や小銭入れであっても日本円が収納しやすいものが多いです。

日本ブランドの革財布を使用すれば、日本円にマッチし、かつ機能性に優れたストレスフリーの財布が見つかるでしょう。

海外のハイブランドに比べて安い

日本の革財布ブランドは、高い品質を持ちながら、海外のハイブランド品と比べて手頃な価格で購入できる点が魅力です。

例えば、ヨーロッパの高級ブランドの革財布は、ブランドが価格に反映され高価になっているものがたくさんあります。また、ブランドの知名度が高いからといって日本製以上のクオリティが保証されているわけではありません。

一方、日本のブランドは品質や技術力にあった適正価格で販売されていることがほとんどです。ブランドによっては、約1万円台から5万円台で品質が高い革財布が販売されています。

コストを抑えながら品質や安全性を重視したい方は、日本の革財布ブランドからの購入がおすすめです。

また、海外のハイブランド商品は、日本の支社や正規代理店とは異なるルートで輸入された「並行輸入品」であると、不良品や偽物の可能性があります。一方で、日本ブランドの革財布は、公式サイトや正規店が見つけやすく、安心して購入できるのも魅力です。

シンプルでおしゃれなデザインの財布が多い

日本の革財布ブランドのデザインは、シンプルでカジュアルなものが多く、ビジネスからプライベートまで、どんなシーンにも対応できる汎用性が魅力です。日本の美意識や「侘び寂び」の文化、職人の技に対するこだわりが反映されていることが主な理由に挙げられるでしょう。

例えば海外ブランドの場合、ブランドのロゴが大きな全面に押し出されたり、ロゴがマダラ状に印刷されていることも少なくありません。奇抜で目立つデザインを求める方にとっては好まれるかもしれませんが、革本来の質感や趣が失われる要因にもなります。

日本の革製品はブランドのロゴがさりげなくワンポイントで示され、無駄な装飾をつけず革本来の良さを楽しめるシンプルなデザインになっているものがほとんどです。

目立つような派手さはありませんが、シンプルな財布は時代に左右されず、長く愛用できるというメリットがあります。

メンズ革財布のおすすめ日本ブランド20選

ここからは、おすすめのメンズ革財布ブランドをご紹介します。それぞれの特徴や価格帯、おすすめの年代を紹介するので、購入先を選ぶ際の参考にしてください。

ガンゾ（GANZO）｜飽きのこないシンプルなデザインと高い耐久性

ガンゾは、高級革製品を提供しているメンズ向けブランドです。素材には高級レザーを中心に使用しており、使い込むほどに美しい経年変化を楽しめます。日本の文化と技を知り尽くした職人の技術による洗礼されたシンプルなデザインが特徴的です。

主な商品ラインナップには、財布やカードケース、キーケース、バッグなどがあります。馬のお尻部分の皮を削り出して作られる革「コードバン」を使用したシリーズは、美しい光沢や、なめらかでキメ細かい質感が高級感を演出します。耐久性に優れており、使い込むほど味が出て、唯一無二の財布になるでしょう。

小銭入れは2万円台から6万円台、長財布・二つ折り財布は6万円〜13万円ほどが相場です。特にフォーマルなデザインが多く、ビジネスシーンに適しています。30代から50代の男性に人気が高いブランドです。

万双（まんそう）｜使い込むほど手に馴染む高品質で実用的な革財布

万双は、革職人による革好きのためのブランドとして、機能美とシンプルさを追求した製品を提供しています。「世界最高峰の品質」と「常識的な価格」にこだわり、「独創的でありながら普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける」を目標に掲げているブランドです。

若年層でも購入しやすい価格帯かつ、デザイン性と実用性のバランスが取れた製品が万双の魅力です。万双がホーウィン社のコードバンとクロムエクセルという革を使用して作ったダブルフォーウィン、コードバン、ブライドルレザー、クロコダイル、シモーネ（オイルドレザー）など、豊富な種類の革を使用しています。

日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応するシンプルなデザインかつ、手頃な価格帯も多いため、20代から40代に人気があります。価格帯は1万円台からスタートし、高いものでも13万円台ほどです。公式オンラインショップでは、父の日のプレゼントとしてもおすすめされています。

ココマイスター（COCOMEISTER）｜世界中の革と日本の技術が生み出す上品な革財布

ココマイスターは、「強く、そして自由に。」をコンセプトに、世界各国の文化を取り入れ、日本の熟練職人が仕立てる高級革製品ブランドです。天然物の素材と人間の技術を組み合わせた繊細な一級品を楽しめます。

さまざまな革を取り扱っているほか、カラーバリエーションも豊富な点が魅力的です。一般的な革製品ブランドではブラックやブラウンの財布が提供されていますが、ココマイスターではグリーンやレッド、イエローを基調としたカラーが選べます。

小銭入れやスマート財布は1万円台から、二つ折り・三つ折り財布と長財布は2万円台から14万円台と幅広い価格帯の商品が提供されています。主に30代から60代に人気があるブランドで、高級感ある上品な品質かつ、豊富なバリエーションのカラーから好みの色合いを選びたい方におすすめです。

フジタカ（FUJITAKA）｜日本の伝統と実用性を重視するモダンなデザイン

フジタカは、1941年創業の老舗ブランドで、日本の伝統技術とモダンなデザインを融合した製品が特徴です。フランスの高級ゴートレザーとラムレザーのみを使用した財布や、外装と内装に異なる素材を使用した財布など、職人の自由な発想とこだわりが見える財布を提供しています。

シリーズによっては豊富なカラーバリエーションが用意されているため、仕事からプライベートまで、幅広いシーンで使いやすいアイテムを探している方におすすめです。

フジタカは特に30〜50代以上の男性に人気があります。人気のある商品の価格帯は2万円から8万円程度で、比較的手の届きやすい価格帯の商品も多く提供されています。質の高い日本製の財布かつ、遊び心あるデザイン・カラーの財布を求める方はフジタカの財布をチェックしてみてください。

キプリス（CYPRIS）｜デザイン性と機能美に優れたハニーセルが特徴

キプリスは、「MADE IN JAPAN」にこだわった高級革製品ブランドです。革小物を「仕立てる」という理念に基づき、熟練の職人たちが厳選した素材と高度な技術を駆使して高い完成度を追求しています。商品の多くは100～250の工程を経て作られ、特に高級シリーズでは90%以上がハンドメイドによる製作です。

蜂の巣構造になっているカードポケット「ハニーセル」を採用した長財布は、キプリスの人気商品のひとつで、長財布は3万円台から、二つ折り財布は1万円台から購入できます。クロコダイルの革を使用した財布は30万円と、高級志向の製品も提供されています。

キプリスはフォーマルからカジュアルまで幅広い用途に対応しており、30代から50代のビジネスマンを中心に人気です。公式サイトでは、大学生・新社会人向け、20代・30代向け、40代・50代向けなど、年齢層に絞った商品の検索もできます。高品質かつ自分の年齢にあった革財布を見つけたい方におすすめです。

ユハク（YUHAKU）｜建築とアートが融合する個性派革財布

ユハクは、染色を基調とした独自の技術とデザインにこだわる日本の革製品ブランドです。職人が手作業で複数の色を重ね、革本来の表情を生かした深みのある透明感を持つ色合いを生み出します。環境に配慮し、廃液や汚水を出さない染色技術を採用しており、未来の伝統工芸を目指しているブランドです。

創業者の仲垣友博は建築とアートのバックグラウンドを持っており、製品にもシンプルなデザインと建築的な設計が反映されている点が特徴的です。カラーバリエーションも豊富で、ブルーやオレンジを基調としたグラデーションカラーなど、他にはない色合いの財布が提供されています。唯一無二の個性と独特の存在感が人気のブランドです。

30代から40代の男女に支持されており、高級感と独自性を大切にする方におすすめです。価格帯は3万円から始まり、10万円前後までのラインナップがあります。

ポーター（PORTER）｜機能・デザイン・価格に優れたカジュアルな革財布

ポーターは、日本の老舗鞄メーカーである吉田カバンのオリジナルブランドです。財布に使われる素材は、耐久性に優れたナイロンやキャンバス、レザーなど多岐にわたり、カジュアルからフォーマルまで対応しています。機能性とデザイン性を兼ね備えた製品が魅力です。

価格帯は1万円台から5万円程度と手に取りやすい点もポーターの魅力で、主に30代から40代に好まれています。手頃な価格の財布も多いため、大学生にも人気のブランドです。日常使いに適したデザインや機能の財布が多いので、特にシンプルで実用的な財布を好む人におすすめのブランドです。

クラフスト（CRAFSTO）｜流行に左右されない愛せる革財布

クラフストは、「Timeless」「Traditional×Modern」「Gender neutral」という3つのコンセプトを軸に、新しい革製品の世界観と価値観を生み出すことを目指しているブランドです。時代に左右されない普遍的なデザインと耐久性を兼ね備えつつ、革新的なデザインや機能性を追求しています。

革財布の素材はシェルコードバンやブライドルレザーが中心に使用されており、耐久性と独特の風合い、色合いが魅力的です。財布の種類も豊富なので、ニーズにあわせて選べます。シェルコードバンは3万円台から7万円台、ブライドルレザーは1万円台から4万円台の間で販売されています。

手頃な価格帯かつシンプルなデザインで、30代から50代のビジネスパーソンに人気です。シーンを選ばない、シンプルで長く愛用できる財布を探している人におすすめです。

ワイルドスワンズ（WILDSWANS）｜丈夫さと美しさを兼ね備えたスタイリッシュな革財布

ワイルドスワンズは、1998年に3兄弟が創設した日本発の「10年、20年先も使い続けられる製品づくり」をコンセプトとしたブランドです。上質な素材を厳選し、劣化を防ぐデザインを採用、手間を惜しまない丁寧な手仕事を重視し「耐久性」と「機能美」に優れた革製品を提供しています。

分厚く重厚感がありつつ、持ちやすくスタイリッシュなデザインが特徴です。主に二つ折り財布や長財布、小銭入れを展開し、アウトドア好きの30代から50代の男性を中心に人気があります。手頃な価格帯では2〜5万円台、イギリス牛革など素材は10万円台、クロコダイル製品は20万円以上です。

ワイルドスワンズはアフターサービスや修復サポートにも力を入れています。愛着のある製品を末永く使い続けるためのサポートも提供しているため、長く愛用できる一生ものの革財布を求めている方におすすめです。

ソメスサドル（SOMÈS SADDLE）｜馬具作りの技術を生かした品格ある革財布

ソメスサドルは1964年創業の日本で唯一の馬具メーカーとして知られ、馬具作りの技術を応用した高品質な革製品を展開するブランドです。馬具制作で培われた頑丈な縫製技術が特徴で、革の厚みや強度を活かした重厚感のあるデザインが魅力です。

バッグや革小物は全ての工程を一貫し、ハンドメイドで行われています。単なる「道具」としてではなく、時を経るほどに愛着が深まる製品を目指しているブランドです。シンプルかつ大人の落ち着きや上品さを演出するデザインで、ビジネスからプライベートまで、幅広いシーンで使えます。価格帯は2万円から5万円程度、30〜40代に好まれているブランドです。

上質で耐久性がありつつ、職人のこだわりと歴史を感じられる財布を求めている方におすすめです。また、Webからのリペアも受け付けています。長く使いたい方にもおすすめできるブランドです。

ソット（SOT）｜原皮のみを使用した軽さと柔らかさに優れた革財布

ソットは2002年に東京・恵比寿で創業した日本製レザーブランドで、厳選した原皮を使用し、使うほど味わい深くなる革製品を提供しています。製品は東京の職人が丁寧に製作し、素材の良さを引き立てる飽きのこないデザインが特徴です。

ソットの大きな特徴は、エキゾチックレザーを使用していない点です。エキゾチックレザーとは、牛や馬、豚、羊などの家畜以外の動物（クロコダイルやヘビなど）から得られる革を指します。ソットは高級感や希少性より、革の命を大切にしながら長く愛される製品を追求しているレザーブランドです。

原皮を使用しているため加工性に優れ、カラーバリエーションが豊富です。また、価格面でも優れており、5千円台から始まり、最も高いものでも3万円台に設定されています。はじめてレザー財布を購入する方や、シンプルながらセンスの良いデザインが好きな方におすすめです。

土屋鞄製作所｜日本の職人が丁寧に仕上げる持つ人を選ばない革財布

引用：土屋鞄製作所

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土屋鞄製造所は、1965年にランドセル作りからはじまり、2000年代に入ってから大人向け製品を展開しているレザーブランドです。創業以来、「時を超えて愛される価値をつくる」という理念を基に、職人技と創造性を活かした製品を提供しています。

レザーの質感を存分に楽しめるヌメ革や高級感のあるコードバンを使用した財布が土屋鞄製造所のベストセラーです。1万円以下の小銭入れから、7万円台の長財布まで幅広い価格帯の商品があります。

老舗の技術を生かした丁寧な製品作りを心掛けつつ、時代に合った機能とデザインの創出に力を入れている土屋鞄製造所の財布は、シンプルかつ上品です。ユニセックスの財布も多いため、中性的なデザインやシーンを選ばず持ち歩ける財布をさがしている方におすすめです。

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山藤（YAMATOU）｜耐久性・デザイン性・適正価格を兼ね備えた革財布

山藤は1899年に創業した、革財布を主軸とした製品を提供する日本のブランドです。元々委託者のブランドで製品を生産する「OEM生産」を中心に運営していた山藤は、5代目が就任した2004年にOEM事業から撤退しています。現在はオリジナルブランドを立ち上げ、生産から販売までを一貫することにより、高い質かつ適正価格で革財布を提供しています。

財布の価格帯や長財布でも1万円台からあり、はじめて革財布を購入する方にもおすすめです。また、左利きの方が使いやすい左利き用の二つ折り財布などの販売も行っています。中心となる価格帯は2万円から5万円程度です。上質なデザインと実用性を兼ね備えた財布は年齢を問わず好まれています。プライベートからビジネスシーンまで幅広い用途で使用できるブランドです。

ルバートアンドコー（RUBATO&Co.）｜栃木レザーを使ったフルハンドメイドの革財布

ルバートアンドコーは、「時を、遊ぶ。」をブランドコンセプトに掲げ、自由なテンポで楽しめるレザーアイテムを提供しています。ルバートは音楽用語で「自由なテンポで演奏する」、アンドコー（&Co.）は「仲間」を意味しており、ブランド名もコンセプトが反映されています。

製品には日本製の高級「栃木レザー」が使用されており、経年変化を楽しめるデザインが特徴です。素材から製造まで全て日本製にこだわり、革職人が昔ながらの工程で丁寧に仕上げることで、高い品質と長く使える製品を実現しています。

製品は職人が1点1点フルハンドメイドのため、販売されている商品も限定的です。2024年11月現在、「SMITH」という名の長財布のみ購入できます。手元に届くまでにも時間がかかりますが、職人の手で丁寧に作られた至高の一品を求める方におすすめです。

大峡製鞄（OHBA BAGGAGE）｜気品漂う一生ものの一級品革財布

大峡製鞄は、時間とともに深い味わいが増す超一級の素材を使用し、経年変化を楽しめる革を提供する革製品ブランドです。高品質なランドセルを提供しているブランドとしても知られています。財布ではカーフ・ステアやコードバン、クロコダイルなど、希少性が高く高級感溢れる一級品の素材が使用されています。

価格は3万円台から8万円台が中心です。商品によっては20万円以上、30万円近くするものもあります。一般的な革財布ブランドの商品に比べて高めです。しかし、洗練されたデザインと上質な素材は、大人の男性の品格を引き立てる理想的な一品です。一生ものとして愛用できる価値のある財布を探している方におすすめです。

アニアリ（aniary）｜理想と現実のバランスを重視した革財布

アニアリは、シンプルさと独自の個性を併せ持つデザインが魅力の日本発のブランドです。ブランド名の由来は「An ideal and reality（理想と現実）」で、理想を追いつつも現実を意識したものづくりが心掛けられています。無駄な装飾がなく、機能的でプレーンなデザインがアニアリの特徴です。

アニアリで取り扱っている財布は2〜3万円の価格帯が多く、比較的リーズナブルです。財布の表面のシワが独特なエレガントさを演出する「シュリンクレザー」やフィルム加工を施すことで幾何学模様を作りだす「ジー-フィルムレザー」を使用した財布が販売されています。また、9万円台の財布はクロコダイルを使用した高級感溢れる仕様です。

大人の男性にぴったりなデザインと機能性に優れた財布は、ビジネスシーンからプライベートまで幅広い用途にマッチします。革財布のなかでも比較的カジュアルで落ち着きのあるものを探している方におすすめです。

スロウ（SLOW）｜日常に溶け込む飾らない革財布

スロウは、「自分たちが持ちたくなるモノを作る」をコンセプトに掲げた日本の革製品ブランドです。スロウというブランドネームには、「移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたい」というものづくりへのこだわりが込められています。

財布には主に天然成分でなめされた革「フルベジタブルタンニンレザー」やコードバン、クーズーの革が使用されており、それぞれの素材の特徴が楽しめます。最高級の素材であるクロコダイル製の財布もあるため、予算や見た目の好みにあわせて種類を選べるのもスロウの特徴です。

スロウの財布は上品なカジュアルさのなかに可愛らしさもあるため、ナチュラル志向の20代から40代の男女に支持されています。日常生活に溶け込む自然な風合いの革財布や、存在感がありつつ主張しすぎないデザインの革財布を求めている方におすすめです。

池田工芸｜日本が誇るクロコダイル革専門店

池田工芸は、日本のクロコダイル革専門ブランドとして知られる高級ブランドです。希少性の高い本物のクロコダイル革を使用し、熟練した職人の技術で一つひとつ丁寧に仕上げられています。模範となる技術や実績を持っている人に贈られる「黄綬褒章（おうじゅほうしょう）」も受賞しているブランドです。

池田工芸の製品は、クロコダイルの美しい光沢や質感を最大限に生かし、素材の上質さを感じられる仕上がりとなっています。なかでもクロコダイルの最高級とされるポロサスを使用した財布は、小ぶりで引き締まった斑と美しい艶が、なかに入れるお金をより美しく演出します。

価格帯は15万円台から20〜30万円に及ぶことが一般的です。最高級の素材を使用した一級品を求める方やお金を際立たせる美しいクロコダイル製の財布を求めている方におすすめです。

ハレルヤ（Hallelujah）｜持つ人を選ばない手頃な革財布

引用：ハレルヤ（Hallelujah）

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ハレルヤは、革の自然な風合いとシンプルで遊び心のあるデザインが魅力の日本発のブランドです。「毎日使うものだから、上質を選びたい」をコンセプトに、毎日がワクワクできるような革小物を販売しています。

栃木レザーや姫路産レザーを始めとした国産の素材を使用しており、日常生活で使いやすいコンパクトさやカジュアルなデザイン、温かみのある色合いが特徴的です。ハレルヤは20〜30代の男女をターゲット層にしたブランドのため、製品は学生や新社会人でも手の届きやすい手頃な価格かつユニセックスに使える商品が多く、持つ人を選びません。

気軽に購入しやすい製品が多いですが、経年劣化によって深みが増す革本来の楽しみ方も可能です。はじめて革財布を購入する方や、恋人や家族への誕生日プレゼントに、どんな人にもマッチする革財布を探している方におすすめです。

タケオキクチ（TAKEO KIKUCHI）｜実用性を重視した幅広い世代に愛される革財布

タケオキクチは、モダンで洗練されたデザインが特徴の日本ブランドで、シンプルかつスタイリッシュなファッションアイテムを展開しています。メインブランドのほかに若年層向け、大人の男性向けの関連ブランドもあり、幅広い年齢層の愛されているブランドです。

財布では、クロム鞣しの強度とベジタンの透明感としなやかさが両立したヘビタンレザーや透明感と光沢感があるゴートレザーの財布の人気が高く、価格も3万円以下と手頃です。上品なデザインと耐久性に加え、機能性を兼ね備えた製品が多く、実用性に優れています。ステッチやパーツの細部にまでこだわりが感じられる作りも魅力です。

全体的にシンプルなデザインのため、幅広い世代に支持されており、持つ人の年齢を問いません。機能的かつどんなファッションにもマッチするシンプルさを求める方や、恋人や友達へのギフト選びに迷っている方におすすめのブランドです。

まとめ

革財布を購入するなら日本の革財布ブランドからの購入がおすすめです。革財布は耐久性が高く、素材によっては高価なため、質の高いブランドからの購入をおすすめします。

日本の革製品ブランドは素材へのこだわりや職人の技術が光るものが多く、ハイクオリティな製品がほとんどです。紹介した20のブランドはいずれも品質やデザイン性に優れており、長く使用することが可能です。

革財布は長く使用するほど経年劣化により色味や質感に深みが出ます。使い込むほどに手に馴染み、愛着が増すでしょう。革製品特有のエイジングによって、唯一無二の自分だけの特別な革財布になります。

紹介したブランドを参考にして、ぜひ自分にぴったりの革財布を見つけてください。