冬場のデスクワーク、足元の冷えがつらくて集中できない…。そんな悩みを抱えていませんか。エアコンは空気が乾燥するし、電気代も気になりますよね。パネルヒーターは、そんな悩みを解決してくれる心強い味方です。遠赤外線でじんわり体を温め、静かで空気を汚さないのが魅力。
この記事では、パネルヒーターの選び方から電気代、気になるデメリットまで詳しく解説し、タイプ別におすすめの人気商品を厳選してご紹介します。あなたにぴったりの一台を見つけて、冬を快適に乗り切りましょう。
パネルヒーターの電気代は?1ヶ月でいくらかかる?
「パネルヒーターは電気代が高い」と聞くこともありますが、実際はどうなのでしょうか?まずは、主な暖房器具の1ヶ月あたりの電気代の目安を比較してみましょう。
主な暖房器具の電気代比較(1ヶ月目安)
| 暖房器具の種類 | 消費電力(目安) | 1時間あたりの電気代 | 1ヶ月(30日)あたりの電気代 |
|---|---|---|---|
| パネルヒーター(大型) | 1200W | 約37.2円 | 約8,928円 |
| パネルヒーター(小型) | 300W | 約9.3円 | 約2,232円 |
| 足元用パネルヒーター | 150W | 約4.7円 | 約1,116円 |
| エアコン(暖房・6畳用) | 600W | 約18.6円 | 約4,464円 |
| セラミックファンヒーター | 1200W | 約37.2円 | 約8,928円 |
| オイルヒーター | 1200W | 約37.2円 | 約8,928円 |
【比較条件】
・1日8時間、1ヶ月(30日)使用したと仮定。
・電気料金の目安単価:31円/kWh(税込)で計算。
・各器具の消費電力は一般的な目安(強運転時など)であり、実際の製品や使用環境によって変動します。
この表からわかるように、一口に「パネルヒーター」と言っても、種類(サイズ)によって電気代は大きく変わります。
注目すべきは、大型のパネルヒーター。部屋全体を暖めるようなハイパワーのモデル(1200Wなど)の場合、エアコンの暖房よりも電気代が高くなる傾向があります。
一方で、トイレやデスク周りなどで使う小型・足元用のモデルは消費電力が小さいため、局所的に暖をとりたい場合には非常に効率的です。
パネルヒーターのデメリットは?
安全で静か、と魅力的なパネルヒーターですが、購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、知っておきたいデメリットもしっかり確認しておきましょう。
部屋全体を温めるパワーがない(小型モデルの場合)
- まず、小型や足元用のモデルは、エアコンのように「部屋全体をパワフルに暖める」のは苦手です。足元やデスク周りなど、限定されたスペースを暖めるのが得意分野。リビング全体のメイン暖房として選ぶと、「思ったより暖かくない」と感じるかもしれません。
暖まるまでに時間がかかる
- パネルヒーターは「輻射熱(ふくしゃねつ)」でじっくりと熱を伝えます。スイッチを入れてすぐに温風が出るファンヒーターと比べ、暖かさを感じるまでに時間がかかる傾向が。これは大型・小型モデルに共通する特性です。
本体表面の熱による「やけど」に注意
- 安全性が高いイメージですが、機種によっては本体表面が熱くなるものもあります。すぐに火傷しなくても、長時間触れ続けると「低温やけど」の恐れが。特にお子様やペットがいるご家庭は、うっかり触れないよう置き場所などに配慮しましょう。(※近年は、表面に安全な加工を施したモデルも増えています。)
大型モデルは電気代が高め
- 冒頭で触れた通り、電気代も注意点です。特に部屋全体を暖めようとする大型モデル(1000W超)は、エアコン以上に電気代がかかるケースも。メイン暖房として長時間使い続けると、冬の電気代に驚くかもしれません。
パネルヒーター(大型〜小型)の選び方
パネルヒーターと一口に言っても、その種類はさまざま。どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、あなたにぴったりの一台を見つけるための選び方のポイントを解説します。部屋の広さや使うシーンを具体的にイメージしながら、最適なパネルヒーターを選びましょう。
1. 設置場所に合わせてタイプを選ぶ
パネルヒーターをどこで使いたいかによって、選ぶべきタイプは大きく変わります。
リビングで使いたいのか、デスクワーク中の足元を暖めたいのか、目的をはっきりさせることが失敗しないための第一歩です。
それぞれのタイプの特徴を比較して、ご自身の環境に最適なものを選びましょう。
| タイプ | 大型ヒーター | 小型ヒーター | デスク下用ヒーター |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | 部屋全体を暖める | 狭い場所を暖める | 足元を集中して暖める |
| 設置場所の例 | リビング、寝室 | 脱衣所、トイレ、キッチン | デスク下 |
| 特徴 | 遠赤外線でじんわり 静音・デザイン性◎ | コンパクトで壁掛けも可 ヒートショック対策に | こたつのように暖かい 省エネ・折りたたみ可 |
| 消費電力目安 | 1000W〜1200W | 中〜低 | 低 |
2. 暖房性能をチェック
パネルヒーターを選ぶ際は、暖房性能の確認が欠かせません。まずチェックしたいのが「対応畳数」です。
使用したい部屋の広さに合ったものを選ばないと、「買ったのに全然暖かくない」ということになりかねません。一般的に、消費電力が大きいほど暖房能力は高くなりますが、その分電気代も上がります。
温度を細かく設定できる機能や、出力を切り替えられる機能があると、室温や体感に合わせて調整できるため、無駄な電力消費を抑えられます。
3. 安全機能をチェック
特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、安全機能は必ずチェックしたい重要なポイントです。パネルヒーターは火を使わないため比較的安全ですが、万が一の事故を防ぐための機能が搭載されていると、より安心して使用できます。
購入前には、どのような安全機能がついているか、製品の仕様をしっかりと確認しましょう。代表的な機能は以下の通りです。
チャイルドロック機能
お子様のいたずらによる誤操作を防ぐための機能です。ボタンを長押ししないと操作できないようにするなど、設定をロックすることで、お子様が興味本位で触ってしまっても設定温度が変わったり、電源が切れたりするのを防ぎます。
好奇心旺盛なお子様がいるご家庭には、あると心強い機能のひとつです。
転倒時自動OFF機能
万が一、本体が倒れてしまった際に自動で電源が切れる機能です。
地震で揺れた時や、掃除中にうっかりぶつかって倒してしまった場合でも、自動で運転を停止してくれるため、火事のリスクを大幅に低減できます。
ほとんどの製品に搭載されている基本的な安全機能ですが、安全に使うために必ず搭載されているかを確認しましょう。
オーバーヒート制御機能
本体が異常な熱を持った際に自動で電源をOFFにする安全装置です。サーモスタットとも呼ばれます。
例えば、ヒーターの上に衣類やブランケットが覆いかぶさってしまい、本体内部の温度が上がりすぎた場合に作動します。
長時間つけっぱなしにしてしまった時などの過熱も防いでくれるため、火災防止に直結する非常に重要な機能です。
4. エコモードで節電対策を
暖房器具を使う上で気になるのが、やはり電気代。少しでもコストを抑えたいなら、「エコモード」や「省エネモード」が搭載されたモデルがおすすめです。
この機能は、センサーが室温を検知し、設定温度に達すると自動で運転を弱めたり停止したりして、無駄な電力消費をカットしてくれます。
また、決まった時間にON/OFFできるタイマー機能と組み合わせることで、さらに効率的な節電が可能です。日々の電気代を賢く節約し、お財布にも環境にもやさしい冬を過ごしましょう。
パネルヒーターのおすすめ人気商品を紹介!
ここからは、選び方のポイントを踏まえ、タイプ別におすすめのパネルヒーターをご紹介します。
2025年最新の情報をもとに、デザイン性や機能性に優れた人気モデルを厳選しました。あなたのライフスタイルにぴったりの一台がきっと見つかるはずです。
大型パネルヒーターのおすすめ
リビングや寝室など、広い空間をじんわりと暖めたい方におすすめの大型パネルヒーター。空気を汚さず、静かなので長時間を過ごす部屋に最適です。
シンプルなデザインでどんなインテリアにも馴染むモデルは、機能性だけでなく見た目にこだわりたい方にも人気があります。キャスター付きなら部屋間の移動も楽々です。
小型パネルヒーターのおすすめ
脱衣所やトイレ、キッチンなど、狭いスペースをさっと暖めたい時に活躍するのが小型パネルヒーターです。
コンパクトながらもしっかり暖めてくれるパワフルなモデルや、壁掛け対応でスペースを有効活用できるモデルが人気を集めています。
ニトリなどで手軽に購入できる、コストパフォーマンスに優れた製品も要チェックです。
デスク下用パネルヒーターのおすすめ
デスクワーク中のつらい足元の冷えには、デスク下専用のパネルヒーターが欠かせません。足元を三方から囲んで集中的に暖めるタイプは、熱が逃げにくく、まるでこたつのような暖かさを実現します。
消し忘れ防止のタイマー機能が付いていると、より安心して使えます。折りたたみ式でコンパクトに収納できるモデルは、一人暮らしの方にもおすすめです。
パネルヒーターは火事の心配はない?
パネルヒーターは、石油ストーブやガスファンヒーターのように火を直接使わないため、暖房器具の中では火事のリスクが低いと言えます。
しかし、電気製品である以上、リスクがゼロというわけではありません。例えば、ヒーターの近くにカーテンや布団などの燃えやすいものを置いたり、電源コードを家具の下敷きにしたりすると、火災の原因になる可能性があります。
安全に使うためには、製品に搭載されている「転倒時自動OFF機能」や「オーバーヒート制御機能」を必ず確認し、取扱説明書に従って正しく使用することが何よりも大切です。
まとめ
パネルヒーターは、デスク下の足元や脱衣所など、ピンポイントで暖めたい場所に最適な暖房器具です。空気を汚さず乾燥しにくいので、快適な環境を保ちながら冬の寒さ対策ができます。
この記事でご紹介した選び方のポイント、「設置場所」「暖房性能」「安全機能」などを参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください。自分に合ったパネルヒーターを賢く使って、暖かく心地よい冬を過ごしましょう。
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