サスペンス映画のおすすめランキング！邦画と洋画のTOP5を紹介

湊かなえのサスペンス小説を映画化した『白雪ひめ殺人事件』は、美人社員の三木典子が殺害され、同期の城野美姫に疑惑がかかる物語。主演の井上真央を中心に、過熱するメディア報道やネット炎上、口コミが人々の心を翻弄していく様子をリアルに描きます。監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』の中村義洋。綾野剛や菜々緒ら豪華キャストが現代社会の光と影を映し出す、緊張感あふれるサスペンスドラマです。

湊かなえの本屋大賞受賞作を映画化。松たか子演じる中学校教師・森口は、愛娘を学校のプールで亡くし、警察の事故死判断に納得できず、犯人はクラスメイトだと終業式で告白。クラス内に渦巻く疑念と恐怖が、予想外の展開を生み出す。中島哲也監督が描く、緊張感と心理戦に満ちたサスペンスドラマ。岡田将生や木村佳乃も共演し、深い人間ドラマが展開される。

白石和彌監督が櫛木理宇の小説を映画化。24件の殺人容疑で死刑判決を受けた元犯人から届いた手紙をきっかけに、大学生・雅也が真相を追う物語。事件の裏に隠された驚くべき事実と、心理的葛藤を繊細に描写。阿部サダヲと岡田健史が主演し、緊張感あふれるサスペンスが展開する。脚本は「そこのみにて光輝く」の高田亮が担当。

吉田修一原作を李相日監督が映画化。渡辺謙、松山ケンイチ、広瀬すずら豪華キャストが共演。顔を整形して逃亡した殺人犯の影が色濃く残る中、千葉、東京、沖縄で出会う謎の男たちの物語を描く。人間の複雑な感情や秘密、信頼と疑念が絡み合う群像劇で、観る者を引き込む心理ドラマに仕上がっている。

菅田将暉と「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseが俳優デビューで共演。浦沢直樹作品の長崎尚志がオリジナル脚本を担当し、「世界から猫が消えたなら」「帝一の國」の永井聡監督が映画化。漫画家を目指す山城圭吾は、一家殺人事件の目撃後、犯人をキャラクターにした漫画「34」を描き大ヒット。だが、漫画の内容と酷似する事件が次々と起こり……。菅田は山城役、Fukaseは殺人鬼役を演じる。

『ユージュアル・サスペクツ』は、複数の容疑者が絡む船上での事件を軸に、ひとりの男の証言によって再構成されるサスペンスの傑作。話が進むにつれ、断片がつながっていく快感と、最後の“あるひとこと”で世界がひっくり返るラストは映画史屈指のトリック。ケヴィン・スペイシー演じるキーパーソンの静かな語りが、まさに罠。伏線と構成美に唸らされたい、上質なサスペンス好きにぜひ観てほしい一作です。

美術品鑑定の第一人者であるヴァージル。完璧な審美眼と冷静さで名声を得た彼の元に、「人前に出られない」と語る謎の女性クレアから、屋敷の鑑定依頼が舞い込みます。声だけのやり取りを重ねる中、孤独なヴァージルは次第に彼女に惹かれていきますが、やがてその関係には想像を超えた真実が隠されていたことに気づくのです。ジュゼッペ・トルナトーレ監督が描く、美と愛と欺瞞の交差点に立つ心理ミステリーです。

『ピエロがお前を嘲笑う』は、ヨーロッパ発のサイバースリラーで、ドイツの天才ハッカー集団「CLAY」が仕掛けた事件の真相を追う、スピーディーかつスタイリッシュなミステリー。何が真実で何が嘘か、常に視点が裏返る構成が非常に巧みで、ラストで明かされる“すべての裏”には衝撃必至。IT犯罪や現代の匿名性をテーマにしつつ、上質な心理トリックが楽しめる一作。『ユージュアル・サスペクツ』が好きな人にも刺さる作品です。

『ザ・バニシング－消失－』は、休暇中に恋人が突然姿を消した男性が、3年後もなお彼女の行方を追い続けるサイコスリラー。​やがて彼は、誘拐犯からの接触を受け、真相を知るために自らも危険な選択を迫られます。​オランダ映画ならではの静謐な演出と、観る者の心を締め付けるような結末が特徴で、サスペンス映画の傑作として高く評価されています。​

昼はカースタントマン、夜は裏稼業の逃がし屋という二つの顔を持つドライバー。寡黙で感情を表に出さない彼は、隣人アイリーンとその息子との出会いによって変わっていきます。しかし、彼女を救うために関わった仕事が裏社会の抗争に発展し、暴力と復讐の連鎖が始まります。スタイリッシュな映像美と80年代風の音楽、そして主人公の静かな狂気が魅力。ライアン・ゴズリングの代表作としても知られる、孤独なヒーローの美学を描いた作品です。