料理をするときには欠かせない包丁。日々の生活で頻繁に使うものにもかかわらず、なんとなくで選んでいる方も多いのではないでしょうか。
ひとくちに包丁といっても、三徳包丁、牛刀包丁、出刃包丁、菜切り包丁など、さまざまな種類があります。
切る食材によって適切なものが異なりますが、万能包丁として一般的に家庭などで広く使われている包丁は、三徳包丁です。
今回は、三徳包丁を中心におすすめの商品を紹介しています。
包丁をこだわってみたいけれど、種類が多くて違いがわからないという方に向けて、種類ごとの違いや選び方も解説していますので、包丁選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- 【結論】1本目の包丁には三徳包丁がおすすめ
- 失敗しない包丁の選び方とは?専門家からのコメントも紹介
- 用途に合わせた包丁の種類で選ぶ|初めてなら三徳包丁
- 包丁の刃の材質で選ぶ|初心者はステンレスがおすすめ
- 包丁の構造で選ぶ|刃と柄のつなぎ目がない一体型だと安心
- 価格で選ぶ|扱いやすさや手入れのしやすさを考え予算に合うものを
- 人気メーカー・ブランドで選ぶ |アフターサポートに注目
- 【三徳包丁】おすすめの人気商品31選
- 【牛刀包丁】おすすめの人気商品5選
- 【出刃・刺身包丁】おすすめの人気商品4選
- 【菜切り包丁】おすすめの人気商品4選
- 【ペティナイフ・パン切り包丁】おすすめの人気商品4選
- 栄養士が愛用するおすすめの包丁2選|この2本で99.9%事足りる?!
- 包丁を研ぐ頻度の目安は?
- 包丁についてよくある質問
- まとめ
【結論】1本目の包丁には三徳包丁がおすすめ
特にこだわりがない方や、用途が決まっておらず包丁選びに迷っている方は、1本目の包丁として「三徳包丁」がおすすめです。
三徳包丁とは、刃渡15〜20cm程度の包丁で、肉や野菜、魚などさまざまな食材の調理に適しています。三徳とは、「肉を切る」、「魚をさばく」、「野菜を刻む」など、三つの主要な料理作業を一つの包丁でこなせることを意味します。ご家庭に1本あれば、万能な包丁として活躍するためおすすめです。幅広い用途で使いやすいので、初心者の方にとっても非常に便利でしょう。
三徳包丁は一般的に錆びにくいとされているステンレス製のものが多く、メンテナンスのしやすさにも優れています。家庭用の包丁研ぎで手軽に刃を研げるため、切れ味を保つのも難しくありません。
さらに、販売されている種類も多く、コストパフォーマンスに優れている商品もあるので、包丁選びに迷ったら三徳包丁のなかから選んでみると良いでしょう。
失敗しない包丁の選び方とは?専門家からのコメントも紹介
包丁各部名称、包丁の各部位の名前
包丁の刃先は「切っ先(きっさき)」、柄から刃が出ている角の部分を「あご」、切っ先からあごまでの長さが「刃渡り」といいます。
刃渡りは約16〜18cmが一般的です。刃渡りで選ぶときは、使っているまな板と比較し、まな板よりも短い刃渡りの包丁を選びましょう。
以下では包丁を自分でしっかりと選びたい方や、こだわりたい方に向けて、選ぶときのポイントを紹介いたします。
Ameba公式トップブロガーの栄養士そっち〜さんにも、失敗しない包丁の選び方についてお聞きしていますので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
用途に合わせた包丁の種類で選ぶ|初めてなら三徳包丁
まず前提として、包丁は「和包丁」と「洋包丁」の2つに分けることができます。
それぞれの特徴を紹介すると、以下のとおりです。
種類 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
出刃包丁 | ・厚みのある頑丈な刃が特徴的 ・魚の骨や食材の硬い部位を切りやすい | ・主に魚をさばくために設計されている ・骨を切断する作業にも適している ・日本料理で使用されることが多い |
刺身包丁 | ・長く細い刃が特徴的 ・通常片刃になっており、刺身を切る際に、一度のスライスで切り抜け、切断面も滑らかになりやすい ・魚の繊維を壊さず、食材の旨みを保つことができる | ・刺身の切り出しや寿司のネタ作り、薄造りなど、主に生魚の調理で使用される |
菜切り包丁 | ・刃の幅が広く、野菜をしっかりと押さえて切ることができる ・刃が薄く、細かいカットや薄切りにも適している ・軽量なものが多く、長時間使っても疲れにくい | ・キャベツや白菜などの葉物野菜を切るのに適している ・ピーマンやキュウリの細切り、パセリやミント、バジルなどのハーブ類を細かく刻む際に使用される |
牛刀包丁 | ・肉食が主な西洋で使用されていたことが名前の由来 ・長く鋭い両刃が特徴で、右利き、左利きどちらのタイプにも使用しやすい ・汎用性の高さから、三徳包丁と並ぶ万能包丁とされている | ・肉のスライスやカット、骨の少ない魚を切ったり、野菜のカット、パンや果物など1本で多くの食材に対応が可能 |
三徳包丁 | ・家庭で広く使われている包丁 ・肉、魚、野菜の3つの主要な食材を調理するのに適していることから「三つの用途」を意味する「三徳」が名付けられている ・刃の幅が広く、安定感がある両刃のデザイン ・ステンレス製で種類が豊富で、メンテナンスしやすくコストパフォーマンスに優れている商品も多い | ・肉を切ったり、魚(小型〜中型)の処理、根菜や葉物野菜のカット、パンや果物を切るときなどさまざまな用途に使いやすい |
ペティナイフ | ・10〜15cmほどの小さいサイズの刃で、精密なカットや細かい作業に使いやすい ・手にフィットしやすいハンドルのものも多く、細かい作業を長時間行っても疲れにくい | ・果物の皮剥きやカット、野菜の微塵切り、にんにくや生姜のスライス、細かい作業が必要な肉や魚の下ごしらえ、ケーキを切るのにも使用される |
パン切り包丁 | ・パンを効率よく切るために設計された包丁 ・長さは20〜30cmほどが一般的 ・刃は波状になっており、パンの表面に引っかかりやすく、硬いパンでも切り始めやすい ・やわらかいパンでも潰さずに切れる | ・食パンやフランスパン、バケット、などあらゆるパンをスライスするのに適している ・パンのクラスト(皮・表面)や、ケーキ類を切るのにも使用される |
用途に合わせて包丁を選ぶと、調理がより効率的かつ楽しくなります。料理の種類や頻度に応じて、適した包丁を揃えると良いでしょう。
先述したとおり、特にこだわりがない場合、初めての1本は万能な三徳包丁がおすすめです。三徳包丁を最初に購入し、必要に応じて用途に適した包丁を購入しましょう。
包丁の刃の材質で選ぶ|初心者はステンレスがおすすめ
包丁に使われている材質には「鋼」「ステンレス」「セラミック」「チタン(コーティング)」などの種類があります。
包丁選びに迷う方や、はじめて包丁を購入する方はステンレス製の包丁がおすすめです。
ステンレス製の包丁は錆びにくく、鋼製の包丁と比べてメンテナンスが簡単です。使用後は洗って乾かずだけで、長期間ある程度の切れ味を維持できます。ステンレス製は硬度も高いので、刃こぼれしにくいほか、高級な素材を使用した包丁に比べてリーズナブルなためおすすめです。
鋼
「鋼」は切れ味が良いですが、比較的さびやすいので定期的なメンテナンスが必要です。ただ、研ぎ直すことで切れ味を保つことができるので、良い包丁を購入し長年愛用している人もいます。
ステンレス
「ステンレス」は、鋼と比較すると切れ味が劣りますが、さびにくくお手入れが簡単です。最近では高性能のステンレス包丁も出てきています。比較的手頃な価格帯の商品も多いので、切れ味が悪くなったら、買い替えるのも良いでしょう。
セラミック
「セラミック」は、さびずに切れ味が持続しますが、通常の方法では研ぐことができません。メーカーに研ぎ直しを依頼する必要があります。
チタン(コーティング)
「チタン(コーティング)」は、食材の臭いがつきにくい特徴があります。また、ステンレスなどの材質と比較すると軽く、長時間使用していても手首が疲れにくいです。ただし、包丁はある程度重さがないと切りづらいこともあるので、軽ければ良いというわけではありません。
包丁の構造で選ぶ|刃と柄のつなぎ目がない一体型だと安心
包丁を選ぶ際には、構造にも注目しましょう。特に、刃と柄のつなぎ目がない一体型の包丁は、衛生面や耐久性に優れているため、初心者の方におすすめです。
一体型包丁は刃と柄の間に隙間がないため、食材や汚れがたまりません。包丁を清潔に保った状態で長く使用できます。また、刃と柄が一体化しているので、強度が高く壊れにくいのも特徴です。柄が緩んで突然外れる危険性もありません。
一体型包丁はお手入れも簡単です。隙間がないため、洗浄後の乾燥も早く、カビや錆が発生することなく長期間使用できます。
価格で選ぶ|扱いやすさや手入れのしやすさを考え予算に合うものを
包丁の選び方に迷う場合は、予算を決めておくと良いです。包丁にはさまざまな素材のものがあり、価格も幅広いです。
低価格帯では、2,000〜4,000円ほどです。初心者向けの手頃な価格帯で、ステンレス製の包丁が多く、錆びにくいためお手入れも簡単です。汎用性が高い形状の包丁も多く、家庭用として一般的な料理にも適しています。
中価格帯では、5,000〜8,000円ほどです。低価格帯の包丁に比べ、鋭い切れ味や耐久性が高い包丁が多い傾向にあります。
高価格帯の包丁は、1万円以上します。刃や柄に高級素材が使用されており、性能やデザインに優れています。プロの料理人に愛用されている場合もあります。ただし、高価な包丁に使用されている素材によっては専用のお手入れが必要になるケースもあるので注意しましょう。
リーズナブルなステンレスの包丁の方がお手入れが簡単な場合もあります。切れ味、用途や使いやすさ、お手入れのしやすさなどを踏まえ、予算内に収まる包丁を選ぶのがおすすめです。
人気メーカー・ブランドで選ぶ |アフターサポートに注目
包丁を選ぶ際には、メーカー・ブランドにも注目しましょう。信頼できるメーカーやブランドは、切れ味や耐久性に優れいてる包丁が多い傾向にあります。例えば、100円ショップでも包丁は購入できますが、切れ味がすぐに悪くなるものも多いでしょう。
日本のメーカーでは、藤次郎(とうじろう)や貝印、正広(masahiro)の牛刀、misono、グローバルなどが有名です。ドイツの老舗メーカーであるヘンケルス(Henckels)もバランスの取れた包丁で、日本の包丁販売店でも取り扱いがあります。
有名メーカー・ブランドは、購入後一定期間内であれば、アフターケアを提供しているものもあります。例えば、貝印では有料オプションを含め、以下のメンテナンスサービスを提供しています。
- 刃欠け直し
- サビ取り
- ゆがみ調整
- クリーニング
信頼できるメーカー・ブランドで購入すると、高い品質の包丁を長期間安心して利用できるのでおすすめです。
【三徳包丁】おすすめの人気商品31選
ここからは種類ごとに、おすすめの包丁を紹介していきます。
まずは、おすすめの三徳包丁を紹介いたします。
【牛刀包丁】おすすめの人気商品5選
次に、三徳包丁と同じくらい万能なのが「牛刀包丁」です。
塊肉を切るだけでなく、野菜も魚も切れる便利な包丁は、刃先が細いため飾り切りがしやすく、三徳包丁より刃幅が細くて小回りが利きます。
それでは、編集部おすすめの牛刀包丁ランキング5選をご紹介します。
【出刃・刺身包丁】おすすめの人気商品4選
次に、魚をさばく時に便利な出刃包丁・刺身包丁のおすすめランキングを紹介します。料理の幅を広げたい人必見です。
【菜切り包丁】おすすめの人気商品4選
菜切り包丁は刃先が尖っておらず、刃の部分が長方形の形をした、伝統的な日本の包丁の1つです。野菜の面取りや皮むき、千切りや刻むほかに、アゴの部分でくり抜いたりするときに使います。刃が直線なので料理初心者から上級者まで幅広く使えるところがおすすめポイントです。
それでは、編集部おすすめの菜切り包丁ランキングを紹介します。
【ペティナイフ・パン切り包丁】おすすめの人気商品4選
ここからは、果物や野菜の皮むきや飾り切り、ちょっとした食材を切るのに向いている「ペティナイフ」と食パンなどを切るときに便利な「パン切り包丁」のおすすめランキングを紹介します。
栄養士が愛用するおすすめの包丁2選|この2本で99.9%事足りる?!
ここからは、栄養士の資格を持つAmeba公式トップブロガー・そっち〜さんが愛用している2本のおすすめ包丁をご紹介します。
包丁を研ぐ頻度の目安は?
どんなに高くて切れ味の良い包丁も、長く使い続ければ切れ味が劣ってきます。そんな時は包丁を研いで、切れ味を良くすることをおすすめします。
包丁の材質や種類によって、さまざまな研ぎ方がありますので、ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。
- 角砥石
一般的に「砥石」として普及しているものを指します。角砥石の中には人工的に造られた「人造砥石」と自然のものから造った「天然砥石」があり、和包丁と洋包丁で研ぎ方が異なります。 - 簡易砥石
溝に包丁の歯を通して使います。一時的に切れ味は回復しますが、また切れなくなるのが欠点です。 - 電動砥石
簡易砥石の電動版の砥石のこと
包丁についてよくある質問
- 包丁を買い替えるタイミングがわからない方は、以下の4つのポイントを確認してみましょう。
- 研いでも切れ味がよくならないとき
包丁の切れ味が悪くなった場合、買い替えを検討する方が多いかもしれません。しかし、まずはメンテナンスで復活するか試してみましょう。正しい方法で研いでも切れ味が戻らない場合は、買い替えを検討する時期かもしれません。 - 柄がぐらつくとき
包丁の柄がぐらつく場合は直ちに使用を中止し、買い替えましょう。持ち手の部分に不具合が生じた状態での使用はとても危険です。 - 刃の摩耗
長期間使用することや頻繁に研ぐことで、刃が摩耗することがあります。摩耗した場合は包丁の寿命が来たといえるので、買い替えを検討するべきでしょう。 - 包丁の寿命
包丁の寿命は使用方法やメンテナンス状況によって異なりますが、定期的にお手入れをしていれば、20~30年くらいは使用できます。20~30年使っている包丁であれば、買い替えを検討してみると良いかもしれません。
結論として、包丁の買い替えタイミングは一概に決められるものではなく、切れ味、柄の状態、刃の摩耗度合い、使用期間などを総合的に判断する必要があります。
安全性に問題がなければ、長く使い続けるのがおすすめです。ただし、柄のぐらつきや著しい刃の摩耗など、危険を感じたら迷わず買い替えましょう。大切なのは、日頃のお手入れと定期的なチェックです。愛着のある包丁を長く使い続けられるよう、こまめなケアを心がけてくださいね。
- 包丁の柄の構造にはおもに5種類あり、それぞれ特徴が異なります。
- 差し込み型(茎子型)
差し込み型はおもに和包丁で見られます。刃の部分(茎子)を柄に差し込み、槌で打ち込んで固定します。比較的安価で手に入りやすいですが、長期間の使用で緩みが生じる可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。 - 本通し型
本通し型は高級な包丁に多く見られる構造で、刃と柄が一体化しており、とても丈夫です。刃の部分が柄の端まで通っているため耐久性が高く、お手入れも簡単です。 - 背通し型
背通し型は刃が柄の内部を通っていますが、最上部までは至りません。十分な強度があり、重量分散で扱いやすく疲れにくいのが特徴です。本通し型より安価で衛生面にも優れていますが、定期的なメンテナンスは必要です。 - 半中子型
半中子型は身体部分がウェーブ状になっており、重量配分が良く、持ちやすいのが特徴です。使いやすさと耐久性のバランスが取れています。 - 一体型
一体型は柄と刃が継ぎ目なく一体成形されています。洗いやすく衛生的で、見た目もスタイリッシュなのが特徴です。
- まな板選びのポイントは6つあります。あなたの料理スタイルに合わせて、ぴったりのまな板を見つけましょう。
- 素材
まな板の素材はおもに3種類あります。
• プラスチック製:手入れが簡単で安価だが、傷がつきやすい
• ゴム製:耐久性が高く衛生的だが、やや重い
• 木製:包丁に優しく使い心地が良いが、手入れに注意が必要
木製のまな板は、木の種類によって特徴が異なります。
• ヒノキ:水に強く乾きやすい。カビが発生しにくい。
• イチョウ:しなやかで刃当たりが良い。水はけも良い。
• ヒバ:抗菌作用が高い。 - サイズと形状
まな板のサイズは、一般的に45×30cm以上が使いやすいとされています。形状は以下の3種類が主流です。
• 長方形:最も一般的で使いやすい
• 丸型:食材が飛び散りにくい
• 正方形:狭いキッチンにおすすめ - 厚さ
まな板の厚さは、1cm以上がおすすめです。厚みがあると安定性が増し、食材を切る際の疲労も軽減されます。 - 衛生面
衛生面を重視する方は、抗菌加工されたまな板がおすすめです。一枚丸ごと抗菌素材でできているものもあり、傷がついても抗菌効果が持続します。 - お手入れのしやすさ
食洗機対応のまな板を選ぶと、お手入れが簡単になります。購入する際は、自宅の食洗機の対応サイズを確認しましょう。 - 収納のしやすさ
収納スペースが限られている場合は、自立スタンド付きのまな板が便利です。風通しの良い場所に立てて置くことができ、乾燥しやすくなります。
初心者の方は安価で使いやすいプラスチック製から始めて、慣れてきたら木製やゴム製を試してみるのがおすすめです。使い心地や手入れのしやすさを考慮して、あなたにぴったりのまな板を見つけてくださいね。
- 2本目の包丁を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。
- 目的に合わせて選ぶ
2本目の包丁を選ぶ際には、自分の料理スタイルや頻繁に調理する食材に合わせて選ぶのがおすすめです。例えば、魚をよく調理する場合は出刃包丁や刺身包丁、野菜中心の料理が多い場合は菜切り包丁などが適しています。 - 素材で選ぶ
包丁の素材選びも重要です。「錆びにくさ」を重視するならステンレスやセラミック素材、「研ぎやすさ」を重視するなら鋼製の包丁がおすすめです。
2本目におすすめなのは、ペティナイフや牛刀です。
ペティナイフは「かゆい所に手が届く小回り上手」といわれる包丁で、小さい野菜や果物の皮むき、飾り切りなどの細かい作業におすすめです。凝った料理に挑戦する方は、ペティナイフを1本持っておくと活躍してくれるでしょう。
牛刀は刃渡りが18㎝以上で刃幅も長いため、カボチャなどの大きな食材から、刺身なども扱えます。その分重さがあり扱いづらさを感じる可能性もありますが、料理の幅を広げるなら牛刀がおすすめです。
2本目の包丁を選ぶ際は、まず自分の料理スタイルや頻繁に調理する食材を考慮し、その上で用途に合った種類(ペティナイフ、牛刀など)を選ぶことが重要です。また、素材やサイズなども考慮に入れ、実際に手に取って確認することで、より自分に合った包丁を選べるでしょう。
- 包丁の有名メーカーを6つ紹介します。
- グローバル(GLOBAL)
斬新なデザインと優れた機能性で人気のグローバル。オールステンレス一体型の洗練されたデザインは、見た目の美しさだけでなく、衛生面でも優れています。プロの料理人からも高い支持を得ており、その切れ味と使いやすさは一般の家庭でも高く評価されています。 - 貝印(KAI)
「関孫六」シリーズに代表される優れた切れ味と耐久性が特徴で、和洋両方の多様なラインナップを展開。使いやすさにこだわり、刃の形状や柄の素材に工夫を施しています。高級ラインから手頃な価格帯まで幅広く、初心者からプロまで対応可能です。 - 堺打刃物(堺刀司)
600年の歴史に裏打ちされた卓越した技術と職人の高度な専門性が特徴。片刃構造による鋭い切れ味と、分業制による高品質な製品づくりが評価され、プロの料理人から高い支持を得ています。伝統と革新を融合させ、幅広い製品ラインナップを展開。和食ブームにより世界的にも注目を集め、日本の刃物文化を代表する存在となっています。 - 藤次郎(TOJIRO)
高品質でありながらリーズナブルな価格帯が魅力の包丁メーカー。新潟県燕三条地域の金属加工技術を活かし、プロ仕様の切れ味を一般家庭でも楽しめる包丁を提供しています。コスパの良さから、初心者からプロまで幅広い層に愛用されています。 - 正本(マサモト)
堺市が誇る老舗包丁メーカー。伝統的な和包丁の製法を守りながら、現代の需要に応える高品質な包丁を生み出しています。日本料理に最適化された和包丁は、その切れ味と使いやすさで多くの料理人から絶大な信頼を得ています。 - 京セラ
セラミックの包丁は、京セラ独自の原料と設計により、抜群の切れ味を誇ります。金属製の包丁に比べると約半分の重さなので、長時間の調理でも疲れにくいのがポイントです。錆びにくいためお手入れもしやすく、衛生的に使えます。
各メーカーは、それぞれ独自の魅力と強みを持っています。自分の料理スタイルや好みに合わせて選ぶことで、料理の楽しさがさらに広がることでしょう。
まとめ
いくら新鮮で美味しい食材が手に入ったとしても、切れない包丁で調理をしていたら旨味を逃して、見た目が麗しくない、素材の美味しさを逃した料理になってしまいます。
切れ味の悪い包丁はストレスの原因になりますが、スパッと切れる包丁は、料理のモチベーションが上がり、作った料理の仕上がりもキレイになります。
包丁の選び方やおすすめをたくさん紹介したので、ぜひあなたのライフスタイルにあった、使い勝手が良くて切れ味の良い包丁を見つけてくださいね。
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