ジメジメする季節、部屋干しの洗濯物が乾きにくくて困っていませんか?窓の結露や壁の隅のカビ対策も気になりますよね。
この記事では、一人暮らしのワンルームからファミリー向けまで、住まいや目的にぴったりの衣類乾燥もできる除湿機を厳選。あなたに最適な一台を見つけるお手伝いをします。
除湿機の3つのタイプを「目的」から選ぶ
除湿機選びで最も重要なのが、3つの除湿方式から自分の目的に合ったタイプを選ぶこと。方式によって得意な季節や電気代が大きく変わります。
まずはこの表で、3つのタイプの違いを一目で比較してみましょう。
【除湿方式タイプ別比較表】
項目 | コンプレッサー式 | デシカント式 | ハイブリッド式 |
---|---|---|---|
得意な季節 | 夏・梅雨 | 冬・秋 | 一年中 |
1時間あたりの電気代 | ◎ 約6円~12円 | △ 約15円~20円 | ◯ 約6円~20円 |
室温への影響 | ◯ (ほぼ影響なし) | △ (上がる) | ◯ (自動調整) |
本体価格(目安) | ◯約1.5万円~5万円 | ◯約1.5万円~4万円 | △約4万円~8万円 |
運転音 | △ (大きい傾向) | ◯ (静かめ) | △ (大きい傾向) |
※電気代は1kWhあたり31円(税込)で計算した場合の目安です。機種や運転モードによって変動します。
梅雨・夏に使うなら、コンプレッサー式
梅雨から夏にかけての湿気対策がメインなら、コンプレッサー式が最適です。エアコンの除湿と同じ仕組みで、気温の高い季節に最も効率よくパワフルに除湿できます。
何より電気代が安いのが大きな魅力。夏場の部屋干しや、リビング全体の除湿を考えている方には、第一の選択肢となるでしょう。
冬の結露対策がメインなら、デシカント式がおすすめ
冬場の窓の結露や、北向きの部屋の湿気対策に頭を悩ませているなら、デシカント式がおすすめです。乾燥剤で水分を吸着する仕組みで、気温が低い環境でも除湿能力が落ちにくいのが最大の特徴。
ヒーターを使うため室温が少し上がりますが、寒い季節にはむしろメリットと感じることも。寝室で静かに使いたい場合にも向いています。
1年中使いたいなら、ハイブリッド式
季節を問わず、一年中除湿機をフル活用したい。そんな方には、ハイブリッド式がぴったりです。気温が高い夏場は省エネなコンプレッサー式、気温が低い冬はパワフルなデシカント式として、自動で最適な運転方法に切り替わります。
本体価格は高めですが、一年を通して効率のよい運転が可能な、まさに「いいとこ取り」のタイプです。
失敗しない除湿機の選び方
除湿方式のタイプが決まったら、次はあなたの住環境や使い方に合わせた、より細かい仕様をチェックしていきましょう。
① 部屋の広さ・住宅の構造で「適用畳数」を選ぶ
除湿機を選ぶ際、まず確認したいのが「適用畳数」です。これは、その除湿機がどれくらいの広さの部屋まで対応できるかを示す指標。
注意したいのは、同じ製品でも木造住宅と鉄筋コンクリート造のマンションでは、適用される畳数が異なる点です。
実際に使いたい部屋の広さより、少し余裕のあるモデルを選ぶと、期待通りの除湿効果が得られやすくなります。
② 手間なく使いたいなら、「タンク容量・連続排水」をチェック
「気づいたらタンクが満水で止まっていた…」そんな経験を避けたいなら、タンクの容量や連続排水機能のチェックが重要です。ご自身のライフスタイルに合わせて、どれだけ手間を省きたいかで選びましょう。
- こまめに水を捨てるのが面倒な人
- 洗濯物が多い、または厚手の衣類を乾かす人
- 広い部屋で長時間使いたい人
- 外出中や就寝中も運転し続けたい人
- とにかく水捨ての手間をなくしたい人
- 地下室など、頻繁に様子を見に行けない場所で使う人
③ 就寝時にも使うなら、静音性の高いものを
寝室での使用を考えている場合、運転音の大きさは快適な睡眠を左右する大切な要素です。
一般的に、コンプレッサー式は運転音が大きくなる傾向があります。スペック表にある「dB(デシベル)」という単位を確認し、40dB以下(図書館内と同程度)を目安に選ぶのがおすすめ。
各メーカーが搭載している「静音モード」や、比較的静かなデシカント式を選ぶのもよい選択です。
④ 付加機能にも注目
最近の除湿機は、ただ湿気を取るだけではありません。あなたの暮らしをより快適にしてくれる、便利な付加機能にも注目してみましょう。
- 衣類乾燥機能:部屋干しを強力にサポート。風向きを細かく設定できるルーバーや、乾き残りを検知するセンサー付きモデルが部屋干しの強い味方になります。
- 空気清浄機能:湿気と一緒にニオイやカビ菌対策も。シャープの「プラズマクラスター」やパナソニックの「ナノイー」が代表的で、一台二役で活躍します。
- 内部乾燥機能:本体を清潔に保ち、長く安心して使える。運転後に自動で内部を乾燥させ、見えない部分のカビの発生を防ぎます。
- キャスター付き:重い本体の移動が楽になる。リビングから脱衣所へ、など家中で使いたいファミリーには特に重宝します。
除湿機のおすすめ人気ランキング10選
ここまでの選び方を踏まえ、人気の除湿機をランキング形式でご紹介します。「一人暮らし・ワンルーム向け」と「リビング・広めの部屋向け」に分けて、それぞれのおすすめトップ5を厳選しました。
【一人暮らし・ワンルーム向け】コンパクト除湿機おすすめランキングTOP5
ここでは、小型でもパワフルな除湿能力を持ち、部屋干しにもしっかり対応できる人気のモデルを5つ選びました。デザイン性や静音性にも注目です。
【リビング・広めの部屋向け】パワフル除湿機おすすめランキングTOP5
ここでは、広い空間の湿気を一気に取り除き、大量の部屋干しもスピーディーに乾かせるハイパワーモデルを5つご紹介します。タンク容量の大きさや便利な付加機能も比較してみてください。
まとめ
ここまで、除湿機の選び方のポイントとおすすめのモデルをご紹介しました。あなたにぴったりの一台は見つかりそうでしょうか?
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。
まずは「いつ使うか」でタイプを選ぶ
- 夏の湿気や電気代が気になるなら「コンプレッサー式」、冬の結露対策なら「デシカント式」、一年中頼りたいなら「ハイブリッド式」が基本です。
次に「使い方」を具体的にイメージ
- 部屋の広さや部屋干しの頻度、水捨ての手間をどれだけ省きたいかを考え、適用畳数やタンク容量、付加機能などをチェックしましょう。
悩みに合わせて機能を選ぶ
- 衣類乾燥や空気清浄、静音性など、あなたの悩みを解決してくれる機能を備えたモデルが、暮らしの満足度を上げてくれます。
ジメジメした空気や生乾きのニオイ、窓の結露といった悩みは、最適な除湿機が一台あるだけで大きく改善されます。この記事が、あなたの暮らしをより快適にする最高のパートナーを見つける手助けとなれば幸いです。
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