釣り漫画おすすめ19選！名作から話題作まで人気作品を厳選して紹介

『スローループ』は、芳文社の「まんがタイムＫＲコミックスフォワードシリーズ」で連載中の、うちのまいこ先生による人気コミックです。両親の再婚によって突然「姉妹」になった、内気なひよりと天真爛漫な小春。共通の趣味である「釣り」を通して、二人が絆を深めていく様子が丁寧に描かれています。フライフィッシングを中心に、海釣りやキャンプなど、様々なアウトドアシーンが登場するのが魅力。沖縄でのマグロ釣り（9巻）や、1年越しのシイラ釣りリベンジ（10巻）など、巻を追うごとに釣りの世界も広がっていきます。釣り道具や魚の種類、釣り方のコツなども作中で紹介されるため、釣りに詳しくない方でも自然と知識が身につくかもしれません。釣った魚を調理して食べるシーンも豊富で、アジフライやアクアパッツァなど、登場する料理はどれも美味しそう！

釣り好きはもちろん、アウトドアに興味がある方、心温まる姉妹や友達との関係性を描いた物語が好きな方におすすめです。かわいらしい絵柄と優しい世界観で、読めばきっと癒やされるはず。TVアニメ化もされた話題作を、ぜひチェックしてみてください。

海辺の町に引っ越してきた女子高生・陽渚（ひな）が、のんびり系釣り部に入部して成長していく様子を描いた『放課後ていぼう日誌』。虫が苦手な主人公が、仲間たちと釣りを楽しむうちに少しずつ心を開いていく姿が微笑ましい作品です。釣りのマナーや道具の知識も丁寧に描かれており、初心者にも優しい構成。アニメ化もされた人気シリーズ。

ゆるい部活ノリで釣りを始めたい人におすすめ。釣り人の町(？)浜松市で始まる、JK×フィッシングのまったりコメディ。高校1年の森野アリスは、クラスメイトの音々子を追って“女子高生感ゼロ”の釣り場へ迷い込み、釣りのワンダーランドに引き込まれていく。釣り初心者の視点で、道具や釣り場の空気まで楽しめるのが魅力。のんびり笑えて、気づけば次の休日に竿を持ちたくなる一冊だ。肩の力を抜いた釣り部の日常が、じわっと癒やしに。 (KADOKAWAオフィシャルサイト)

湘南の海辺で部活青春を味わいたい人におすすめ。父の仕事の都合で都心から湘南海岸へ引っ越した高校生・魚芽芯太は、女子高生釣り師・深海渚と出会い釣り部に入部。江ノ島の美しい自然を舞台に、釣りの高揚感と学園の日々が重なる美少女釣りロマン。都心育ちの芯太が、渚の背中を追って釣りの世界へ踏み出す流れが爽やかで、海の景色とともに読後感も軽やか。釣りをきっかけに人がつながり、放課後の時間が少し特別になる。江ノ島周辺の自然を感じながら、恋と釣果の行方を見守りたい。 (小学館コミック)

『おひ釣りさま』は、OL・鯛子さんがソロ釣行を通じて、日々の疲れを癒していく“おひとり様釣りライフ”を描いた漫画。朝の海、川辺、釣果の料理と、静かな喜びに満ちた描写が心地いいです。釣り初心者でもわかりやすく、共感度の高い描写が魅力。仕事に疲れた大人が読めば、きっと“ひとりの贅沢”がしたくなるはず。

『釣りキチ三平』の熱を現代にもう一度味わいたい人におすすめ。三平の兄貴分で師匠でライバルでもある鮎川魚紳が、装いも新たに完全復活。トップクラスのアングラーを相手に、激熱の釣りバトルで新たな伝説を刻むスピンオフだ。原作・矢口高雄×漫画・立沢克美で、数々の伝説を作ってきた魚紳さんが再び勝負へ。釣りそのものが“格闘技”みたいに燃える。往年のファンはもちろん、勝負の駆け引きが好きな人にも刺さる、兄貴の帰還劇。 (Kodansha)

『つりこまち』は、婚活中のアラサー女子・小町が釣りを通して自分らしい生き方を見つけていくコメディ作品。恋愛も仕事も思うようにいかない彼女が、海釣りでストレスを発散しながら人生の楽しさを再発見していく様子が描かれています。釣果だけでなく、人生の“成果”にも悩むリアルな視点が共感を呼ぶ一冊。

『Mr.釣りどれん』は、正体不明のスゴ腕釣り師・Mr.が各地の釣り場で“勝負”を挑んでいく異色のバトルフィッシング漫画。彼の本業はなんと大手企業の社長。スーツ姿で釣りをするというギャップに加え、釣りのテクニック・心理戦も見どころ。真剣勝負の連続で、一話一話がまるでスポーツ漫画のような熱量です。

『MISS CAST』は、芸能界を引退した元人気女優・一ノ瀬美咲が、なぜか釣りの世界に飛び込むという異色のヒューマンドラマ。輝いていた過去と向き合いながら、自然の中で新しい自分を見つけようとする姿が描かれます。釣りを通して自立していく主人公の姿は、どこかリアルで共感を誘います。派手な世界から静かな海へ──そのギャップもまた見どころです。

旅しながら釣りの奥深さを味わいたい人におすすめ。ナガレは釣りで旅費を稼ぎつつ日本中を放浪する“釣り屋”。釣りのことなら何でもおまかせの腕前で、土地ごとの釣り場や魚と向き合いながら道中を切り開く。釣果だけじゃなく、出会いと人情も連れてくる放浪フィッシング譚。旅費を稼ぐための一投が、時に仕事になり、時に勝負になるのが面白い。各地の空気を吸い込みながら読むと、次の釣行先を探したくなる。放浪者ナガレの頼もしさに惚れる一冊。 (秋田書店)

クールでミステリアスな女子高生・浜咲さんが、釣り場では感情爆発！？『浜咲さんなら引いている』は、日常ではクールな彼女が、釣りになると豹変するギャップ萌え釣りラブコメ。表情豊かで意外な一面が次々と明かされ、釣りと青春が絶妙に融合。ときめきと笑いを両方楽しみたい人におすすめです。

『潮騒の凡』は、どこにでもいるような少年・凡が、海辺の町で釣りと仲間たちと出会い、自分の“好き”を見つけていく成長譚。自然と人との触れ合い、釣りを通したドラマが丁寧に描かれ、静かだけど心に沁みる一作です。地味だけど深い、そんな魅力に満ちた作品で、思春期の揺れる感情にも優しく寄り添ってくれます。

仕事帰りの短い時間でリフレッシュしたい人におすすめ。「仕事帰り」は企業戦士に与えられた、つかの間の休息であり、少しだけ子供に戻れるひととき。ダンディさんが今日もちょいとひと釣りへ出かける“世界初ちょい釣りコミック”で、釣りと日常のドラマを味わえる。さ、ダンディさん!!という掛け声に背中を押されて、ふらりと釣り場へ向かう気分がたまらない。読後に肩の力が抜けて、次の一投が楽しみになる。釣りで出逢う人や魚との時間が、日常を少し豊かにしてくれる一冊。 (秋田書店)

『カワセミさんの釣りごはん』は、匡乃下キヨマサ先生が描く、アウトドアグルメコミックです。月刊アクションコミックス（双葉社）の人気作で、料理好きな女子高生と釣り好きな女子高生の出会いから物語は始まります。

都会から田舎に引っ越してきた主人公「カワセミ」は、人見知りが災いしてなかなか新しい環境に馴染めません。そんなある日、クラスメイトでちょっと強引な（？）釣り好き女子「ミサゴ」と出会い、半ば無理やり釣りに連れて行かれることに。そこでカワセミは釣りの楽しさと、得意な料理の腕を活かす喜びに目覚めていきます。釣ったばかりの新鮮な魚を、その場で調理して食べるシーンは本作の醍醐味！読んでいるだけでお腹が空いてくること間違いなしです。

正反対に見える二人が「釣り」と「ごはん」を通じて心を通わせていく様子は、読んでいて微笑ましい気持ちになります。釣りやキャンプといったアウトドアの魅力はもちろん、友情が育まれていく過程も丁寧に描かれています。アウトドア初心者からベテランまで、そして美味しいごはんが好きな全ての人におすすめしたい一冊です。

『釣りとごはんと、恋は凪』は、釣り初心者の主人公「カバちゃん」が、釣りを通して美味しい魚料理と人との繋がりを楽しむ、グルメコミックです。彼氏との関係がちょっとマンネリ気味（凪状態）な彼女が、気分転換に始めた釣りの世界を描いています。

カバちゃんの釣りの腕前はまだまだ。でも、心配ご無用！釣りの仲間たちから新鮮な魚をおすそ分けしてもらうこともしばしば。キスやカワハギ、アジにノドグロなど、旬の魚を使った美味しそうな料理がたくさん登場します。例えば、釣ったばかりのキスで作るサクサクの天ぷらや、濃厚な肝がたまらないカワハギ鍋と肝寿司など、思わずお腹が空いてくるようなシーンがいっぱい。読んでいるだけで、魚のさばき方や調理のコツも自然と学べるかもしれません。

釣り好きはもちろん、美味しいごはんが好きな人、ほのぼのとした日常系の漫画が読みたい人におすすめの一冊。コミックスだけの描き下ろしレシピも収録されているので、実際に作ってみる楽しみもありますよ。カバちゃんと一緒に、釣りと美味しいごはんの世界を体験しませんか。

『釣りバカ日誌』は、建設会社の万年平社員・浜崎伝助（通称ハマちゃん）と、その正体が会社の社長であるスーさんとのユニークな関係を描いた釣りコメディ。ビジネスの喧騒から離れ、釣りを通して心を通わせる2人の掛け合いが魅力です。オフィスと自然のギャップを楽しめる一作で、都会で働く人々に癒しと笑いを届けてくれます。1979年の連載開始以来、映画化もされた不朽の名作。

『釣りキチ三平』は、1970年代から愛される釣り漫画の金字塔。自然豊かな秋田を舞台に、釣りが大好きな少年・三平三平（みひらさんぺい）が日本各地や海外を巡り、数々の大物に挑戦していきます。伝統釣法や魚の生態まで深く掘り下げた内容で、釣り好きなら一度は読んでおきたい名作。豊富な知識と熱い釣り魂に引き込まれること間違いなしです。

『釣れんボーイ』は、「釣れない」ことに真っ向から向き合う、新感覚の釣り青春ギャグ漫画。主人公・坂本つれ太は、毎回何かと釣りに失敗するが、それでも挑み続ける姿がむしろ清々しい。釣果よりも過程を楽しむスタイルに共感必至で、笑いあり・哲学ありの一冊。釣れなくても、楽しい。それを全力で教えてくれる作品です。

『ぶっ飛び広海くん』は、規格外の発想と腕前を持つ釣り少年・広海が主人公の、超個性派フィッシング漫画。伝統や常識に縛られない自由な釣りスタイルと、ライバルたちとの熱い対決が描かれます。魚と人の心理を読み解く展開は、まるで知略バトル漫画のような緊張感。型破りなのに理にかなったその手法に、釣りの可能性を感じさせてくれる作品です。