夜職(水商売)は、カードローンをはじめとしたローンの審査に通りにくいとされる代表的な職業の一つです。
しかし、夜職であっても、カードローンを利用するのが不可能なわけではありません。特に消費者金融系のローンは、夜職の人でも比較的審査に通りやすい傾向にあると言われています。
以下の表では、申込者の属性ごとに、夜職の人でも審査に通る可能性があるカードローンをまとめました。
属性 | おすすめのカードローン |
---|---|
審査に不安がある人 | アコム アイフル |
金利負担を抑えたい人 | プロミス レイク |
できるだけ早く借りたい人 | SMBCモビット |
本記事では、夜職の人におすすめのカードローンの種類や消費者金融系カードローンのメリット、注意点、審査に通るためのポイントやNG行動などを解説します。審査に通らなかった際の対処法や絶対にしてはいけないことも併せて紹介するので、お金を確保できる方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 夜職(水商売)でも借りられるおすすめカードローン5選
- アコム|在籍確認は原則書類のみ!
- アイフル|ノンバンクカードローンランキング総合1位
- プロミス|最短3分のスピード融資
- SMBCモビット|PayPayマネーへもチャージが可能
- レイク|最大365日利息0円
- 夜職の人はカードローンの審査に通りにくい?
- 収入の不安定さ
- 離職率の高さ
- 収入証明書の提出の難しさ
- 在籍確認の難しさ
- 夜職には「消費者金融系カードローン」がおすすめ
- 在籍確認が原則行われない
- 最短即日で融資が受けられる
- 無利息期間が設定されているケースがある
- Webやアプリで、24時間いつでも申し込める
- 周囲にバレにくい
- 消費者金融と闇金の違い
- 消費者金融系カードローンを利用する際の注意点
- 銀行系よりも金利が高い
- 契約内容をしっかりと確認する
- 計画的に利用する
- 夜職の人がカードローンの審査に通るためのポイント
- 収入証明書を用意しておく
- 必要事項はすべて漏れなく正確に入力する
- 安定性をアピールする
- 必要最低限の金額を希望する
- 在籍確認の対策をしておく
- クレジットカードの支払いなどを滞納しない
- 夜職の人がカードローンの審査を受けるときのNG行動
- 虚偽の申告をする
- 複数のカードローンを申し込む
- アリバイ会社を利用する
- 夜職の人がカードローンの審査に落ちたときの対処法
- クレジットカードのキャッシング機能を使う
- 後払いアプリを使う
- 質入れをする
- 不用品を売却する
- 家族・知人に相談する
- お金が必要だからと言って絶対してはダメな行動
- 闇金からお金を借りる
- 個人間融資を受ける
- 審査がないカードローンを利用する
- クレジットカードを使って現金化する
- 夜職の人のカードローン利用に関するよくある質問
- まとめ:審査に不安があっても大丈夫!夜職でも利用できるカードローンはある
この記事でわかること
- 夜職(水商売)でも借りやすいカードローンの種類
- 夜職の人がカードローンの審査に通りにくいと言われる理由
- 消費者金融系カードローンのメリット
- 消費者金融系カードローンを利用する際の注意点
- 夜職の人がカードローンの審査に通るためのポイント
- 審査やお金が借りられないときのNG行動
夜職(水商売)でも借りられるおすすめカードローン5選
カードローン名 | 上限金利 | 最大限度額 | 特徴 |
---|---|---|---|
アコム | 18.00% | 800万円 | 原則電話連絡での在籍確認なし!24時間365日借り入れが可能。 |
アイフル | 18.00% | 800万円 | 2025年オリコン顧客満足度ランキング1位の実績。月々4,000円から返済可能。 |
プロミス | 18.00% | 800万円 | 申し込みから返済までWebで完結。電話による在籍確認や郵送物は原則なし。 |
SMBCモビット | 18.00% | 800万円 | PayPayマネーへの直接チャージが可能。貯めたVポイントを返済に利用できる。 |
レイク | 18.00% | 500万円 | 無利息期間最大365日間。申し込みから借り入れまで最短20分。 |
アコム|在籍確認は原則書類のみ!
消費者金融系カードローンのアコムは、在籍確認が書類のみで原則として電話連絡がないため、夜職の人でも審査のハードルが下がりやすい点が特徴です。周囲にカードローンの利用を知られるリスクも軽減されます。
2025年6月末時点で利用者数は192万1,000人を突破しており、多くの人から信頼を集めている商品です。振込融資の場合は、24時間365日いつでも借り入れができ、振込手数料もかかりません(※1)。審査は最短20分で完了し、振込も最短10秒(※2)で行われるため、急いでお金が必要なときに頼りになる存在です。
店頭に足を運ばなくても、Web上で手続きが完結し借り入れができます。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMのほか、さまざまな銀行ATMとも提携しているため、出先や出勤時にも手軽に利用できる点も魅力です。
初回利用の場合は、契約日翌日から最大30日間、金利0円のサービスが適用されます。無利息期間終了後は、利用日数に応じて通常金利が発生するため、早めに返済すれば、金利負担を抑えられるのもメリットです。
(※1)メンテナンス時を除く。
(※2)金融機関により異なる。
アイフル|ノンバンクカードローンランキング総合1位
アイフルは、2025年オリコン満足度調査「ノンバンクカードローンランキング」において、総合・初回利用 満足度・審査対応 満足度・金利の4部門で1位に選ばれた消費者金融系カードローンです。
公式サイトにある「3秒診断」を利用すれば、審査を申し込む前に借り入れが可能かをチェックできるため、審査に不安がある人は一度試してみるといいでしょう。実際の審査は、Web・無人店舗・電話・郵送のいずれかで申し込めます。
10万円までの借り入れであれば、月々の返済額を4,000円から設定できるため、生活に余裕がない場合でも無理なく利用しやすいです。なお、月々の返済額の下限は、借入金額によって変動します。
初めてアイフルを利用し、無担保キャッシングローンを選んだ人には、初回契約日の翌日から最大30日間の無利息期間が適用されます。
(※)審査にかかる時間は申込状況によっては、希望どおりにならない場合あり。
プロミス|最短3分のスピード融資
プロミスは、原則として24時間365日申し込みが可能な消費者金融系カードローンです。
審査や融資のスピードも速く、最短3分で融資が受けられます。申し込みから借り入れ、返済までWebで完結し、電話連絡による在籍確認や郵送物も原則としてありません。実際に利用した人の98%は勤務先への電話連絡がなく、残りの2%も電話をかける前に事前承認が行われています。
初めて利用する人は、メールアドレスを登録しWeb明細の利用を選択することで、初回借入日の翌日から最大30日間、金利0円で利用できるのも魅力です。また、プロミスアプリへのログインや毎月の返済などでVポイントが貯まるサービスもあり、貯めたポイントはショッピングでの利用や返済に充てられます。
SMBCモビット|PayPayマネーへもチャージが可能
SMBCモビットは、振込やATMによる融資のほか、キャッシュレスでも利用できる大手消費者金融系カードローンです。キャッシュレスで利用する場合は、専用アプリからPayPayマネーに直接チャージできます。
申し込みから返済までWebまたはスマートフォンアプリで完結するため、忙しくて時間が取りづらい人でも気軽に利用できるのがメリットです。原則として電話による在籍確認がなく、在籍確認ができないことによる審査落ちも防げます。
Vポイントとも提携しており、返済額の利息200円ごと1ポイントが貯まります。貯まったポイントは返済に利用できるため、うまく利用すれば利息負担を軽減できるでしょう。また、全国のVポイント提携店舗で貯めたポイントも返済に充てられます。
レイク|最大365日利息0円
レイクは、業界で初めて「最大365日利息が0円となるサービス」を行っている、大手消費者金融系カードローンです。
レイクを初めて利用する人で、借入額が50万円以上の場合、契約の翌日から最大365日間利息が発生しません。一般的に無利息期間は30日なため、レイクならかなりお得に利用できます。借入額が50万円未満の場合でも、60日間の無利息期間が設けられています。
申し込みから借り入れまでがWebで完結し、24時間いつでも申し込みが可能です。審査は最短15秒で、Web上で21時までに契約手続きを完了させると、最短20分で融資が受けられます。
申込時に、勤務先への電話による在籍確認は原則としてありません。契約書類などの郵送も基本的にないため、周囲にカードローンの利用が知られるリスクを抑えられます。
夜職の人はカードローンの審査に通りにくい?
結論から言うと、夜職の人は昼職の人と比べて、カードローンの審査に通りにくい傾向にあります。
では、なぜ夜職の人はカードローンの審査のハードルが高くなるのでしょうか。代表的な理由を4つご紹介します。
収入の不安定さ
夜職の人がカードローンの審査に通りにくい理由の一つは、収入の不安定さです。
カードローンの審査では、「収入の安定性」が重要なポイントで、多くのカードローン会社が、申込条件として「安定した収入があること」を明示しています。
夜職で高収入を得ている人は少なくありませんが、歩合制の店舗も多いので、審査申し込みの時点で収入が高くても、収入のアップダウンが起こることは珍しくありません。そのため、審査基準において、「安定した収入が得られる職業」とは見なされにくいのが実情です。
一般的に夜職に該当する仕事には、以下のようなものがあります。
- キャバクラ
- ラウンジ
- スナック
- クラブ
- ガールズバー
- ボーイズバー
- ホスト
- バー
- 風俗
また、夜職で働く人は、個人事業主として扱われるケースが多いです。夜職かどうかにかかわらず、個人事業主は正社員と比べて収入が変動しやすいので、どうしても審査において不利になりやすい傾向にあります。
ただし、夜職でも正社員として雇用されていて、勤続年数が長い場合には、「収入が安定している」と評価され、信用度が高まるケースもあります。
離職率の高さ
離職率の高さも、夜職がカードローン審査で不利になりやすい理由の一つです。
カードローンの審査において、勤続年数は「安定した収入があるか」を測る重要な指標とされています。勤続年数が長ければそれだけ収入が途切れにくく、今後も転職や離職のリスクも低いと判断されるため、審査で有利になりやすいです。
しかし、夜職は一般的な昼職と比べると、離職率が高い傾向にあります。労働寿命も短く定年まで働くケースは基本的にないうえ、お店を転々とすることもあるので勤続年数も短い人も少なくありません。そのため、「安定性に欠ける職業」と評価され、審査でマイナスに働いてしまうことが多いです。
ただし、すべてのカードローン会社が夜職という仕事や勤続年数の短さに対して、厳しい判断をするわけではありません。勤続年数が短くても一定の収入が継続的に見込めると判断されれば、審査に通ることもあります。
収入証明書の提出の難しさ
夜職がカードローンの審査に通りにくい理由として、収入証明の提出が難しいケースが多いことも挙げられます。
収入証明書とは、給与明細や源泉徴収などのことです。借入額などによっては収入証明書の提出は必須ではありませんが、状況によっては必要となることがあります。
しかし、個人事業主として働いている夜職の場合、これらの書類が発行されず、確定申告書類などが必要となりますが、正しく申告できていないケースも少なくありません。また、国民健康保険や国民年金に加入となるので、雇用を証明することも難しいです。
その結果、高収入があっても、収入がある事実を証明することができず、審査で不利になることがあります。収入証明書を発行してもらえていない場合は、まず勤務先に相談してみましょう。勤務先への相談が難しい場合は、カードローン会社の担当者に相談し、代わりとなる書類の提出で審査が可能か確認してみるのも一つの方法です。
在籍確認の難しさ
在籍確認のハードルが高いことも、夜職の人がカードローンの審査に通りにくい理由の一つです。
カードローンの審査では、勤務先に電話をかけて申込者がその店舗に本当に在籍しているかどうかを確認する「在籍確認」が一般的に行われることがあります。しかし、この電話は日中に実施されることが多いので、夜間に営業しているお店の場合、電話がつながらないケースが少なくありません。
また、夜職では源氏名と本名が異なることが多いです。そのため、仮に電話がつながったとしても、電話を受けたスタッフが申込者の本名を把握していないことがあります。その結果、正しく在籍確認が取れないので、審査に落ちる可能性が高くなってしまうのです。
くわえて、近年はストーカー対策を徹底しているお店も増えています。実際に在籍していても「そのようなスタッフはいません」と答えるお店の場合も、在籍確認が取れないため、審査落ちとなるケースが多いです。
夜職には「消費者金融系カードローン」がおすすめ
カードローンを大きく分けると、「消費者金融系カードローン」と「銀行系カードローン」があります。
カードローンの審査に通りにくいと言われる夜職の人の場合、比較的審査が柔軟な消費者金融系カードローンがおすすめです。ここからは、夜職の人が消費者金融系カードローンを選ぶ5つのメリットをご紹介します。
在籍確認が原則行われない
在籍確認がネックになりやすい夜職ですが、大手消費者金融系カードローンを中心に、「原則電話による在籍確認を行わない」としている商品は少なくありません。
書類による在籍確認の商品を選べば、お店の営業時間やスタッフが本名を把握していないことによる審査落ちのリスクを減らすことができます。
できるだけ審査に通る可能性を高めるには、カードローンを選ぶ際に、公式サイトに「原則電話による在籍確認なし」と明記されているかどうかを確認することが大切です。ただし、あくまで「原則」であり、審査状況によっては電話による在籍確認が行われるケースもあるため、詳細も確認しておきましょう。
例えば、大手消費者金融系カードローンであるアコムやプロミスなどは、電話による在籍確認が原則ありません。万が一、電話による在籍確認が必要になった場合、事前に同意を取ってくれる仕組みになっています。在籍確認が必要になった場合で対策が取りやすいので、在籍確認ができないことによる審査落ちを防げます。
最短即日で融資が受けられる
消費者金融系カードローンの大きなメリットの一つが、最短即日で融資を受けられることです。
申し込みから審査、借り入れまでの流れがスピーディーで、早ければ数分から数十分程度で現金を手にできるケースもあります。
必要なときにすぐに資金を用意できるため、急な出費がある場合でも安心です。銀行系カードローンでも「最短即日審査」と謳っているところはありますが、審査は即日でも、借り入れ自体は後日となってしまうケースが少なくありません。銀行によっては審査だけで2週間程度かかるケースもあり、融資が実行されるまでには、さらに時間がかかることもあります。
すぐに現金が必要になったときに備えて、スピード感を重視するのであれば、消費者金融系カードローンを選ぶのがおすすめです。
無利息期間が設定されているケースがある
消費者金融系カードローンのなかには、無利息期間を設定している商品もあります。無利息期間とは、一定の期間内に借りたお金を返済すれば利息が発生しない仕組みのことです。
無利息期間があるカードローンを利用すれば、決められた期間は利息が発生しません。つまり、借りた額を返済するだけで済むので、負担が大きく軽減されます。
無利息期間は、初回利用時に適用となるケースが多いです。初めて借りる人で、短期間での返済の目処が付いている人には、大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、無利息期間の条件や内容は商品によって異なるため、利用の際は詳細をしっかり確認するようにしてください。
Webやアプリで、24時間いつでも申し込める
Webやアプリで24時間申し込めることも、消費者金融系カードローンのメリットです。
消費者金融系カードローンは、Webやアプリで手続きが完結する商品が主流となっています。来店せずにすぐに審査を申し込むことができ、融資も返済もオンラインやアプリで行えます。
カードローン会社の営業時間や無人契約機の対応時間などを気にする必要がないので、夜職の人でも利用しやすいです。
周囲にバレにくい
周囲にカードローンの利用がバレにくいことも、消費者金融系カードローンのメリットと言えるでしょう。
家族や友人にカードローンの利用が気付かれてしまう原因の一つが、自宅に届く郵送物です。封筒に記載されたカードローン会社の名称で、怪しまれてしまうケースは珍しくありません。
しかし、消費者金融系カードローンの多くは、原則郵送物なしで対応しているので、お金を借りていることを周囲に気付かれるリスクを軽減できます。
例えば、アイフルの場合、審査結果がメールで通知され、カードレス契約を選択した場合は、郵送物が届くことはありません。
消費者金融と闇金の違い
「消費者金融」と聞いて、「闇金」と混同してしまう人も少なくありません。
消費者金融とは、個人に対して融資を行う貸金業者を指します。大手から小規模な業者まで、さまざまな業者がありますが、いずれも貸金業法に基づいて営業しており、法外な利息を設定したり、違法な取り立てを行ったりすることはありません。
一方、闇金は貸金業の登録をせず、違法にお金を貸す業者を指します。貸金業法に則っておらず、法外な利息や強迫的な取り立てが特徴です。
ちなみに、「サラ金」は「サラリーマン金融」の略称で、現在の消費者金融を指します。かつては高金利や厳しい取り立てを行う業者もあったため、「サラ金=闇金」と混同されることがありますが、現在は法律に基づいて営業しています。
消費者金融系カードローンを利用する際の注意点
夜職の人でも利用しやすいカードローンですが、利用する際にはいくつか注意しておきたいことがあります。
これからご紹介する3つの注意点を把握しておきましょう。
銀行系よりも金利が高い
消費者金融系カードローンは、銀行系よりも金利が高く設定されているのが特徴です。
そのため、返済期間が長引けば長引くほど利息が膨らみ、返済総額が大きくなってしまいます。負担を軽減するには、お金を借りたらできるだけ早めに返済し、利息負担を抑えることが重要です。
金利が高ければ高いほど、利息負担は大きくなります。金利は同じカードローン会社でも、借入金額や融資条件などによって変動するので、「上限金利」を確認しておきましょう。一般的に、初回利用で適用になるのは上限金利です。
なお、クレジットカードのキャッシングと比べると、消費者金融系カードローンの金利は抑えられている傾向にあります。
契約内容をしっかりと確認する
カードローンを利用する際は、契約内容をしっかりと確認しましょう。
カードローンの金利や利用可能額、返済方法などの契約内容の詳細は、契約書に明記されています。これらの内容を細部までしっかりと確認し、納得したうえで利用することが大切です。
また、無利息期間が適用される場合は、その開始日と終了日を正しく把握しておきましょう。適用期間を理解していないと、せっかくの無利息期間のメリットを得られなくなることがあります。
計画的に利用する
カードローンを利用する際は、計画的な利用を心がけてください。
カードローンは手軽に現金を手にできる反面、借りすぎてしまうリスクがあります。あくまで借りているお金なので、必ず返済しなければならず、利用額が増えるほど借金も膨らんでいきます。
返済のために新たに借り入れを行い、負のスパイラルに陥ってしまうケースも少なくありません。
収入と支出のバランスをしっかりと考え、本当に必要なときだけ利用することが大切です。
夜職の人がカードローンの審査に通るためのポイント
消費者金融系カードローンは夜職の人でも審査に通る可能性が高いですが、誰もが必ず審査に通るわけではありません。
少しでも審査に通る可能性を高めるために、これからご紹介する6つのポイントを押さえておきましょう。
収入証明書を用意しておく
審査に申し込む前に、収入証明書を用意しておきましょう。
源泉徴収票や給与明細、確定申告書といった収入証明があると、収入状況の客観的な証拠となるので、カードローンの審査が有利になることがあります。借入額などによっては提出を求められないケースもありますが、自主的に提出することで審査に通りやすくなる可能性があるため、できれば用意しておくのがおすすめです。
特に個人事業主の場合、確定申告をしていないと収入の証明ができず、不利になることが多いです。毎年必ず確定申告を行って、税金も納めましょう。もし過去に確定申告をしていない場合、さかのぼって申告することが可能です。税務署に相談し、できるだけ早めに手続きを進めることをおすすめします。
必要事項はすべて漏れなく正確に入力する
カードローンを申し込む際には、氏名・住所・勤務先などの必要事項を正確に入力してください。
万が一入力に漏れやミスがあると、虚偽申告を疑われてしまう可能性があります。故意のミスではなくても、一度虚偽申告の疑いがかかると、審査に通らなくなるリスクが高まってしまいます。
申し込みフォームの入力は慌てず、不備がないかを確認しながら慎重に行うようにしましょう。
安定性をアピールする
申し込みの際は、ご自身の安定性をアピールすることも大切です。
前述したとおり、カードローンの審査では、安定した収入や勤続年数が評価されます。在籍年数が長ければ、それ自体が安定性の証明となるため、審査が有利になりやすいです。同じ会社が経営する別の店舗に移籍した場合、勤続年数を合算することが可能です。
在籍証明書や雇用証明書が手もとにある場合は、併せて提出することをおすすめします。給与の入金口座の履歴も、安定した収入がある証拠として評価されることがあるので、可能であれば併せて提出しましょう。
また、副業や保有資格など、審査にプラスに働きそうな要素があれば積極的に伝えておくと、審査の際にプラスに働く可能性があります。
必要最低限の金額を希望する
審査を申し込む際は、必要最低限の金額を希望額として設定しましょう。
カードローンを申し込む際には、借入希望額を入力する必要があります。自由に設定できますが、希望額が高ければ高いほど審査のハードルは上がります。
審査に通る可能性を高めるには、希望額を必要最低限の金額にとどめておくのが安心です。利用実績を積めば、将来的に融資額を増やせる可能性もあるため、まずは無理のない範囲で申し込むようにしましょう。
在籍確認の対策をしておく
カードローンの審査に通るためには、在籍確認の対策をしておくことも大切です。
前述したとおり、「原則在籍確認なし」としているケースでも、審査状況によっては電話がかかってくることがあります。万が一に備えて、勤務先の営業時間や電話対応がしやすい時間帯を把握し、必要に応じてカードローン会社に伝えておくとスムーズです。
また、あらかじめお店に相談し、本名や自分につないで欲しい旨を伝えておくことで、電話があった際に適切な対応をしてもらいやすくなります。
クレジットカードの支払いなどを滞納しない
カードローンの審査に通過するためには、クレジットカードなどの支払いを延滞しないことが重要です。
クレジットカードやそのほかのローンで滞納があると、信用情報に記録が残り、審査に落ちやすくなります。必ず期限までに支払いや返済を行うようにしましょう。
なお、税金や公共料金の支払い自体は、信用情報の対象外です。しかし、クレジットカードで公共料金を支払っていて、その引き落としが遅れた場合は、延滞として記録される可能性があるので、注意が必要です。
もしご自身の信用情報に不安がある場合は、信用情報機関に有料で開示請求を行い、事前に確認しておきましょう。
夜職の人がカードローンの審査を受けるときのNG行動
「絶対に審査に通りたい」としてしまった行動が、審査落ちの原因になることがあります。
ここからは、カードローンの審査を受けるときのNG行動を見ていきましょう。
虚偽の申告をする
カードローンの審査に申し込む際、虚偽の申告をするのは絶対に避けるべき行為です。
夜職は審査に通りにくいとされるため、不安から勤務先や収入を偽って申告してしまう人もいます。
しかし、虚偽申告をしてお金を借りることは、カードローン会社を欺く行為であり、最悪の場合は詐欺罪に問われる恐れもあります。また、嘘が発覚すればその会社からは二度とお金を借りられません。ほかの会社の審査にも通りにくくなるうえ、借りたお金の一括返済を求められることもあります。
複数のカードローンを申し込む
カードローンの審査を申し込む際、複数のカードローンを同時に申し込むのもNGです。
カードローンは利用履歴だけでなく、申込履歴も信用情報として登録されます。同時期に複数の申し込みがあると、「急にお金に困っている」と判断され、審査に通りにくくなるので注意が必要です。
短期間で異なるカードローンに申し込んだ場合も、不利になる可能性があります。クレジットカードの申し込みも履歴が残るため、必要以上に申し込まないようにしましょう。
アリバイ会社を利用する
カードローンの審査で、アリバイ会社を利用するのも絶対に避けましょう。アリバイ会社とは、実際には働いていないのに、勤務しているかのように偽装する業者のことを指します。
アリバイ会社を利用して審査を受けるのは虚偽申告に該当するため、前述した「虚偽の申告をする」で解説した内容と同様に、審査落ちの原因となるだけでなく、ペナルティを受ける可能性が高いです。
カードローン会社はアリバイ会社に関する情報を把握しているので、利用すれば高確率で発覚します。安定した収入があれば、夜職であっても審査に通る可能性は十分にあるため、必ず実際の勤務先情報を正直に申告して申し込みましょう。
夜職の人がカードローンの審査に落ちたときの対処法
夜職の人がカードローンの審査に落ちたとき、どのようにしてお金を確保すればいいのでしょうか。
5つの対処法をご紹介します。
クレジットカードのキャッシング機能を使う
クレジットカードのキャッシング機能を利用して、お金を借りることもできます。
クレジットカードをすでに持っていて、キャッシング枠が付いている場合は、あらためて審査を受ける必要はありません。すでにキャッシング枠がある場合、カードローンの審査に落ちた事実が新規の融資に影響することはないので、問題なくお金が借りられます。
ただし、キャッシングを利用する際にも利息が発生する点には、注意が必要です。また、利用するとショッピング枠の利用可能額が減ってしまうため、日常のカード利用にも影響が出る可能性があります。どちらにしても返さなくてはならないお金なので、計画的に利用しましょう。
以下の記事では、審査を通過する際のキャッシング枠についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
後払いアプリを使う
後払いアプリを利用するのも、お金が足りないときの対処法の一つです。
後払いアプリとは、カードや現金なしに、アプリを使って決済ができるサービスのことです。利用限度額は低めですが審査なしで使えるものもあり、クレジットカードを持っていない人や信用情報に不安がある人でも、利用できる可能性があります。
ただし、後払いアプリには手数料や月額利用料がかかる場合があります。利用前に条件や詳細を確認し、負担が大きくならないよう注意しましょう。
質入れをする
現金が必要なら、質入れをするのも一つの方法です。質入れとは、ブランド品や貴金属などを質屋に預けることで、その価値に応じた金額を借りられる仕組みを指します。
質入れはローンを組むわけではないので、審査なしですぐに現金を手にすることが可能です。通常は3ヵ月以内に借りたお金と利息を返済すれば、預けた品物は手もとに戻ってきます。
ただし、借りられる金額は品物の市場価値に影響を受けため、希望する金額にはならないかもしれません。また、期限内に「借りたお金+質料(利息)」を返せない場合は、「質流れ」となり、品物は戻ってこないので、注意が必要です。大切なものを質入れするときは、質流れになるタイミングもしっかり把握しておきましょう。
不用品を売却する
不用品を売却するのも、現金を用意する方法としておすすめです。
フリマサイトやオークションを利用して不要なものを売れば、審査なしで現金を手に入れられます。ハイブランド品や貴金属、家電など、高額になりそうなものが手もとにある場合は、売却を検討してみるのもいいでしょう。
審査なしで利用できるうえ利息などの負担もない方法です。
家族・知人に相談する
どうしてもお金が必要なら、家族や知人に相談することも検討しましょう。身近な人からお金を借りれば、利息が発生しないのが大きなメリットです。
ただし、身内や知人とのお金の貸し借りは、人間関係の悪化を招きやすいというデメリットもあります。借りる際には、金額や返済方法、返済期限を事前にしっかりと話し合い、書面に残しておくことが望ましいです。
お金が必要だからと言って絶対してはダメな行動
「どうしてもお金を用意しなければならない」という状況に陥っても、決してやってはいけない行為があります。
これからご紹介する行動は、審査や今後の生活に大きな悪影響をおよぼす可能性があるため、絶対に避けましょう。
闇金からお金を借りる
どれだけにお金に困っていても、絶対に闇金からお金を借りてはいけません。
前述したとおり、闇金は法外な金利を設定し、違法な取り立てを行うため、高確率でトラブルに巻き込まれます。借りた本人だけでなく、家族や周囲の人にまで危害がおよぶケースも珍しくありません。
一度でもかかわってしまうと、関係を断ち切るのは難しいです。自分や周りの人の安全のためにも、闇金からお金を借りる選択肢は絶対に取らないようにしましょう。
個人間融資を受ける
SNSや掲示板などを通じて、面識のない相手からお金を借りる「個人間融資」も非常に危険です。
実際には闇金がなりすましているケースも多く、そうでなくても詐欺まがいの手口でトラブルに巻き込まれる可能性が高いと言えます。
個人間融資は貸金業者としての登録を行っていない「違法な金貸し」です。法外な利息や取り立てを受けるリスクにくわえて、犯罪に巻き込まれたり個人情報を悪用されたりするリスクもあります。
審査がないカードローンを利用する
審査に不安があるからと言って、審査がないカードローンを利用するのも避けましょう。
正規の貸金業者であれば必ず審査を行うため、「審査なし」で融資を行っているカードローンは、闇金や悪徳業者である可能性が高いです。
正規の業者は、公式サイトに登録番号・貸金業者番号などを掲載しています。また、金融庁の「登録貸金業者検索サービス」にも載っているので、不安な場合は確認しましょう。
クレジットカードを使って現金化する
クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を得る、いわゆる「クレジットカードの現金化」という手法があります。
しかし、この手法は「クレジットカードの規約違反」に該当し、関与することでカードが強制解約になってしまうリスクが高いです。また、カードを不正利用されてしまうほか、現金化を行う業者から法外な手数料を差し引かれることもあります。
犯罪や詐欺に巻き込まれてしまう恐れもあるので、お金に困っても手を出さないようにしましょう。
夜職の人のカードローン利用に関するよくある質問
最後に、夜職の人のカードローン利用に関して、よく寄せられる質問をご紹介します。
勤務先や職業は何と書けばいい?
- 勤務先は店舗を経営している会社の正式名称を書きましょう。
職業は「水商売」で構いませんが、選択肢に水商売がない場合や「水商売」と書くことに抵抗がある場合は、接客業・サービス業・飲食店などでも構いません。個人事業主として働いている場合は、個人事業主でもOKです。
収入証明書なしで借りられるカードローンはある?
- はい、あります。原則として、借入希望額が50万円未満かつ、他社との借入合計が100万円以下であれば、収入証明書の提出は求められません。
ただし、この条件でも収入証明書が求められるケースはあるので、理解しておきましょう。
最大いくらまで借りられる?
- カードローンの利用可能額は、個人の収入や信用情報などによって異なります。総量規制※というルールに基づき、原則年収の1/3までです。これには、他社で借り入れた金額も含まれます。
ただし、年収の1/3が50万円を超えていても、収入証明が用意できない場合は、収入にかかわらず借入可能額が50万円未満となることもあります。
※日本貸金業協会「お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)」
夜職は銀行系カードローンの審査には通らない?
- 絶対に通らないとはいい切れませんが、消費者金融系カードローンと比較すると、審査のハードルは高い傾向にあります。
まとめ:審査に不安があっても大丈夫!夜職でも利用できるカードローンはある
夜職だからと言って、必ずしもカードローンを利用できないわけではありません。審査が比較的柔軟な消費者金融系カードローンなら、夜職の人でも融資を受けられる可能性は十分にあります。
ご紹介した審査に通るためのポイントを参考に、しっかり準備して正確な情報で審査に申し込みましょう。審査に通った際は、借りすぎに注意し、返済計画をしっかり立てて利用してください。
どうしてもお金が必要だからと言って、闇金など違法性やリスクの高い方法に手を出すのは危険です。万が一審査に落ちてしまった場合は、クレジットカードのキャッシング機能や後払いアプリなどの代替手段を検討し、安全に利用できるサービスを計画的に活用しましょう。
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