赤ちゃんの授乳の必需品である「哺乳瓶」。「哺乳瓶はどれを選べばいいの?」「新生児用の哺乳瓶のサイズは?」「混合育児に適した哺乳瓶が知りたい」「哺乳瓶は何本用意すればいいの?」などの疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
哺乳瓶は、ピジョン、Combi、NUKなどの人気メーカーから、サイズや素材(ガラス製・プラスチック製など)にさまざまなバリエーションがあり、初めて選ぶときには迷ってしまうものです。
この記事では、おすすめの哺乳瓶を14点厳選し、ランキング形式で紹介します。哺乳瓶の選び方や必要な本数、新生児用のサイズなどもわかりやすく解説します。混合育児や完ミの方も、自分にぴったりの哺乳瓶を見つけることができるでしょう。
- 新生児の哺乳瓶のサイズは?何本必要?
- 哺乳瓶の選び方
- 1. 素材と用途で選ぶ|ガラス・プラスチック・トライタンの特徴を比較
- 2. 赤ちゃんの月齢で選ぶ|哺乳瓶の容量と乳首サイズの目安をチェック
- 3. 飲みやすさで選ぶ|乳首の穴の形と出る量を確認する
- 4. 消毒・お手入れ方法をチェックする|使いやすさと衛生面の工夫を知る
- 5. 授乳シーン(完ミ・混合)で本数・乳首の形を決める
- 哺乳瓶のおすすめ人気ランキング14選
- 【ガラス製】おすすめの哺乳瓶人気ランキング3選
- 【新生児用】160mlサイズの哺乳瓶おすすめ人気ランキング3選
- 哺乳瓶の人気メーカー4選【徹底比較】
- Pigeon(ピジョン)母乳育児に寄り添う、信頼のロングセラー
- Combi(コンビ)赤ちゃんとママにやさしい、機能美を追求
- NUK(ヌーク)ドイツ発、医療研究から生まれた安心設計
- Richell(リッチェル)実用性重視!手軽さとかわいさを両立
- 哺乳瓶に関するよくある質問
- まとめ
新生児の哺乳瓶のサイズは?何本必要?
出典:pigeon 一番最初に用意した哺乳びんの本数とサイズは?
ピジョンインフォで2022年10月〜11月に実施した「哺乳びん&哺乳びんの乳首」に関するアンケート結果 によると、最初に用意した哺乳瓶のサイズは「160ml」がもっとも多く、全体の70.1%を占めました。
新生児はまだ飲む量が少ないため、小さめサイズが使いやすく、授乳にも適しています。
また、用意した本数は「2本」が44.2%、「1本」が30.8%と、1〜2本を準備したママが7割以上にのぼりました。
多くのママは必要最小限から始めて、育児の様子や赤ちゃんの成長に応じて買い足しているようです。160mlの小さいサイズは、成長後も麦茶や薬用として活用できるため、長く使えるのも魅力です。
哺乳瓶の選び方
哺乳瓶は赤ちゃんの月齢や成長、使うシーンに合わせて選ぶことが大切です。素材や容量、乳首の形状など種類が豊富で、どれを選べばいいか迷う方も多いでしょう。
ここでは、初めての方にもわかりやすく、哺乳瓶選びで注目すべきポイントを整理してご紹介します。
1. 素材と用途で選ぶ|ガラス・プラスチック・トライタンの特徴を比較
哺乳瓶の素材は、使用するシーンに合わせて選ぶことが大切です。ガラス製は傷がつきにくく衛生的で、お手入れもしやすいため自宅での使用におすすめです。ただし、重くて割れるリスクがあるため外出には不向きです。
一方、プラスチック製は軽くて割れにくく、持ち運びやすいのが特長。外出時や夜間の授乳に便利です。
近年では「トライタン」などの新素材も登場しており、ガラスのような透明感とプラスチックの軽さを兼ね備えた素材として注目されています。用途に応じて複数の素材を使い分けるのが理想です。
素材 | 特徴 | 向いているシーン |
---|---|---|
ガラス製 | 衛生的・重い・割れやすい | 自宅での授乳 |
プラスチック製 | 軽量・持ち運びやすい・傷がつきやすい | 外出・夜間授乳 |
トライタン製 | 軽い・割れにくい・透明感あり | 自宅・外出どちらにも対応 |
2. 赤ちゃんの月齢で選ぶ|哺乳瓶の容量と乳首サイズの目安をチェック
哺乳瓶の容量と乳首のサイズは、赤ちゃんの月齢や飲む量に合わせて選ぶのが基本です。
新生児には160mlの小さめサイズが最適で、乳首もSS〜Sサイズがおすすめです。月齢が進み、飲む量が増えるにつれて、240mlの大きめサイズやM・Lサイズの乳首へとステップアップしていきましょう。
月齢 | 哺乳瓶の容量目安 | 乳首サイズの目安 | 備考 |
---|---|---|---|
新生児(0ヶ月) | 約160ml | SS〜Sサイズ | 最初の1本におすすめ |
3〜6ヶ月 | 約240ml | Mサイズ | 飲む量が増える頃、サイズアップの時期 |
6ヶ月〜 | 約240ml以上 | Lサイズ | 飲むペースに応じて調整を |
乳首のサイズは、赤ちゃんがミルクを10分程度で飲み切れるかを目安に調整するのがコツ。早すぎるとサイズダウン、時間がかかりすぎるようならサイズアップを検討します。成長に合わせて段階的に切り替えていくのがポイントです。
3. 飲みやすさで選ぶ|乳首の穴の形と出る量を確認する
哺乳瓶の乳首には、ミルクの出方を左右する「穴の形」にいくつかの種類があります。代表的なのは「丸穴」「スリーカット」「クロスカット」の3タイプ。
丸穴は新生児に最適で、自然にミルクが出るため最初の1本に選ばれることが多いです。スリーカットは赤ちゃんの吸う力に応じてミルクの量が調整され、クロスカットはより多く出るため飲む力が強くなってきた赤ちゃんに向いています。
- 丸穴:新生児向け。自然にミルクが出る基本タイプ
- スリーカット:吸う力に応じて量が調節される。飲みムラがある赤ちゃんにもおすすめ
- クロスカット:多く出るタイプ。吸う力が強い赤ちゃん向け
生後3ヶ月頃からは、2つ以上の穴が開いた乳首に切り替えることで、吸う力が強くなってきた赤ちゃんでもスムーズに飲めるようになります。赤ちゃんの月齢や飲むペースに応じて、穴の数も見直していくとよいでしょう。
4. 消毒・お手入れ方法をチェックする|使いやすさと衛生面の工夫を知る
哺乳瓶は毎日使う育児アイテムなので、お手入れのしやすさや消毒方法も選ぶ際の大事なポイントです。
素材 | 対応する消毒方法 | 特徴 |
---|---|---|
ガラス製 | 煮沸・電子レンジ・薬液対応 | 傷がつきにくく衛生的。割れやすい点に注意 |
プラスチック製 | 薬液対応(耐熱により異なる) | 軽量で割れにくい。耐久性はやや劣る |
シリコン製乳首 | 全消毒対応(煮沸・薬液・電子レンジ) | 長持ちでニオイもつきにくい |
煮沸・薬液・電子レンジのいずれか、またはすべてに対応している素材かを確認しておきましょう。ガラス製は煮沸や電子レンジに強く、傷もつきにくいため衛生的に使えます。
プラスチック製は消毒できる温度に制限がある場合もあるため、素材の耐熱性をチェックしましょう。
また、乳首の部分もシリコン製なら耐久性があり、ニオイ移りしにくいので衛生面でも安心。手間を減らす工夫は育児のストレス軽減にもつながります。
5. 授乳シーン(完ミ・混合)で本数・乳首の形を決める
哺乳瓶の必要本数は、家庭の授乳スタイルによって異なります。ピジョン社が独自に実施したユーザー調査の結果では、多くのママが1~2本から始めて、必要に応じて買い足していることがわかりました。
たとえば、自宅用には洗い替えを含めて2~3本あると便利で、夜間や忙しい時間帯でも慌てずに済みます。
外出用には軽くて丈夫なプラスチック製を1本用意しておくと安心です。また、ミルク育児メイン(いわゆる「完ミ」)の場合は、3〜5本をストックする家庭も。
本数の目安
- 1〜2本:出産準備でとりあえず用意する数(多くのママがこのスタイル)
- 2〜3本:自宅用+洗い替えとして便利な本数
- 3〜5本:ミルク育児中心(完ミ)の家庭や、夜間・外出に備えるストック用
母乳との混合や使用頻度をふまえて、必要な本数を見極めましょう。
哺乳瓶のおすすめ人気ランキング14選
哺乳瓶は素材やサイズ、乳首の形状など種類が多く、赤ちゃんに合った1本を選ぶのは意外と難しいもの。
ここでは、先輩ママたちの口コミや使いやすさ、人気メーカーの特徴をもとに、おすすめの哺乳瓶を14点厳選し、ランキング形式でご紹介します。
本ランキングは、Amebaチョイス編集部が売れ筋上位や評価など独自の基準を設けてランク付けしました。初めての育児にも安心なアイテムを見つけましょう。
【ガラス製】おすすめの哺乳瓶人気ランキング3選
ガラス製の哺乳瓶は、傷がつきにくく衛生的に使えるのが魅力。煮沸や電子レンジによる消毒も可能で、ミルクのにおいや色移りもしにくいため、長く安心して使えます。
ここでは、清潔さ・使いやすさを重視したい方に向けて、おすすめのガラス製哺乳瓶を厳選してご紹介します。
【新生児用】160mlサイズの哺乳瓶おすすめ人気ランキング3選
新生児期はミルクの飲む量がまだ少ないため、160ml前後の小さめサイズが最適です。赤ちゃんの口の大きさや飲むスピードに合った乳首サイズと合わせて選ぶことで、飲みやすさがアップします。
ここでは、新生児から使いやすい哺乳瓶を厳選し、初めての1本にぴったりな商品を紹介します。
哺乳瓶の人気メーカー4選【徹底比較】
哺乳瓶は、赤ちゃんの飲みやすさやママ・パパの使いやすさによって選びたいもの。とはいえ、メーカーごとに特徴があり、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、多くの家庭で支持されている人気メーカーを4社厳選し、それぞれの魅力やこだわりをご紹介します。
メーカー名 | 主なシリーズ名 | 特徴 | 乳首の特徴 |
---|---|---|---|
Pigeon | 母乳実感 | 母乳との併用を重視した設計。産院でも多く採用 | 母乳に近い形状で乳頭混乱を防ぎやすい |
Combi | テテオ 授乳のお手本 | 飲み方を学べる設計と高い機能性。新生児でも飲みやすい | 赤ちゃんの口の動きに沿ったやわらか構造 |
NUK | プレミアムチョイスシリーズ | 医療研究に基づいた非対称形状で口腔発達をサポート | 吸う力に応じてミルク量が変化する工夫あり |
Richell | おでかけミルクボトルほか | 手軽さとデザイン性、コスパのバランスが魅力 | シンプル構造で扱いやすく、口当たりもやさしい |
Pigeon(ピジョン)母乳育児に寄り添う、信頼のロングセラー
ピジョンは日本国内で圧倒的な人気を誇る哺乳瓶ブランド。特に「母乳実感」シリーズは、母乳と同じような飲み方ができるよう研究されており、乳頭混乱を防ぎたいママに支持されています。
豊富なサイズ展開と乳首のバリエーションがあり、新生児から卒乳までしっかり対応。
ガラス・プラスチック・トライタンと素材も選べるので、生活スタイルに合わせた選び方ができるのも魅力です。多くの産院で導入されている実績も、信頼の証といえるでしょう。
Combi(コンビ)赤ちゃんとママにやさしい、機能美を追求
Combiの哺乳瓶は「テテオ 授乳のお手本」シリーズが代表的で、赤ちゃんの自然な口の動きを再現できるよう工夫されています。乳首の形状は母乳を飲むときの動きに近づけて設計されており、吸う力の弱い新生児でも飲みやすいと高評価。
PP素材やガラス製など、使うシーンに応じた選択肢も豊富です。さらに、デザイン性にも優れており、くすみカラーやキャラクター柄など、パパママの気分も上がるようなラインナップが揃っています。
NUK(ヌーク)ドイツ発、医療研究から生まれた安心設計
NUKはドイツ生まれのブランドで、歯科医や医療機関との共同研究によって設計された哺乳瓶が特徴です。乳首の形は「非対称構造」と呼ばれ、赤ちゃんのあごの発達や口腔内の成長をサポートします。
吸う力に応じてミルクの出る量が変化する設計や、ガラス・プラスチックの素材展開も充実。可愛らしいデザインや温度センサー付きタイプもあり、機能と安心を両立したブランドとして世界中で愛用されています。
Richell(リッチェル)実用性重視!手軽さとかわいさを両立
リッチェルは、哺乳瓶に限らずベビー用品全般で人気のある日本ブランド。中でも「おでかけミルクボトル」など、持ち運びしやすさや軽さに配慮した設計が魅力です。育児初心者にも扱いやすいシンプルな構造で、洗いやすくお手入れも簡単。
カラフルなデザインやキャラクターコラボ製品も多く、使うたびに気分が明るくなるアイテムが揃っています。コスパの良さも支持される理由のひとつです。
哺乳瓶に関するよくある質問
哺乳瓶選びは、初めての育児はもちろん、2人目・3人目の育児でも悩むことの多いテーマです。「何本用意すべき?」「素材やサイズはどう選ぶ?」など、赤ちゃんの成長や生活スタイルによって最適な選択肢は変わります。
ここでは、よくある疑問に答えながら、哺乳瓶選びのポイントをわかりやすくご紹介します。
哺乳瓶は何本買うべき?
- ピジョンインフォで2022年10月〜11月に実施した「哺乳びん&哺乳びんの乳首」に関するアンケート結果 によると、最初に用意した哺乳びんの本数として「2本」が44.2%、「1本」が30.8%で、1〜2本の少数派が全体の7割以上を占めました。
育児の様子を見ながら買い足す方が多く、最初は必要最低限で十分です。成長にあわせて本数やサイズを調整するのがおすすめです。
一番人気の哺乳瓶は?
- 2025年6月に実施された「ママリ口コミ大賞 おすすめ哺乳びん部門」の調査 によると、一番人気の哺乳瓶は「ピジョン 母乳実感 哺乳びん」でした。
母乳育児との併用がしやすい点や飲みやすさが評価され、多くのママから支持を集めています。口コミでは乳首のフィット感や飲みやすさ、使いやすさが特に好評です。
哺乳瓶はプラスチックとガラスのどちらがいいですか?
- 哺乳瓶は使用シーンや好みに応じて、プラスチックとガラスを使い分けるのがおすすめです。プラスチック製は軽くて割れにくく、外出時や夜間の授乳に便利です。
一方、ガラス製はキズが付きにくく、衛生的に保ちやすい点が魅力で、家庭での使用に適しています。どちらも安全性に配慮されているため、用途やライフスタイルに合わせて選びましょう。両方を使い分けるママやパパも多いです。
最初に買う哺乳瓶はどれがいいですか?
- 2025年6月に実施された「ママリ口コミ大賞 おすすめ哺乳びん部門」の調査によると、もっとも多く選ばれたのは「ピジョン 母乳実感 哺乳びん 160ml」でした。
新生児期の飲む量に合った小さめサイズが人気で、妊娠中に準備する方が多数。乳首のフィット感や使いやすさに定評があり、母乳育児と併用しやすい点でも支持されています。
まとめ
哺乳瓶は赤ちゃんの月齢や授乳スタイルに応じて選ぶことが大切です。ガラスやプラスチックなど素材の違いや乳首の形状も、飲みやすさやお手入れのしやすさに影響します。
本記事で紹介した人気の哺乳瓶ランキングや選び方のポイントを参考に、ママやパパと赤ちゃんに合った哺乳瓶を見つけましょう。
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