香りや味わいを楽しみながら、心と体をやさしくいたわる時間をつくれるハーブティー。気分をリフレッシュしたいときや、リラックスして過ごしたいときにぴったりの飲み物です。
この記事では、人気のハーブティーを厳選し、ランキング形式でご紹介します。市販で買える手頃な商品や寝る前におすすめのノンカフェインティー、ギフト向け商品、人気のブランドまでまとめました。
ハーブティーの種類や選び方のポイントも解説しているので、はじめて購入する方でも自分にぴったりの一杯が見つかるはずです!
ハーブティーの種類一覧
ハーブティーは、目的や体調に合わせて選ぶことで、心や体をやさしく整えることができます。たとえば「リラックス」や「美容」「リフレッシュ」「体調ケア」など、目的ごとに適したハーブがあり、香りや味わい、作用にも違いがあります。
ここでは、それぞれの目的に合った代表的なハーブティーを紹介します。香りや味わいを楽しみながら、自分の気分にぴったりの一杯を見つけてみましょう。
リラックス系
- カモミール/ラベンダー/レモンバーム(メリッサ)/パッションフラワー
リフレッシュ・集中力アップ系
- ペパーミント/レモングラス/ローズマリー/ジンジャー
美容・インナービューティー系
- ローズヒップ/ハイビスカス/ダンデライオン(タンポポ)/ネトル
健康維持
- エキナセア/リンデン/タイム/セージ
ハーブティーの選び方
ここでは、自分に合ったハーブティーを見つけるための選び方を解説します。
香りや味わいはもちろん、リラックス・美容・体調ケアなど、目的に合わせて選ぶことが大切です。カフェインの有無やブレンド内容にも注目し、気分や体調に合わせて楽しめる一杯を選びましょう。
- 1. 目的・効果で選ぶ
- 2. 香りや味の好みで選ぶ
- 3. カフェインの有無を確認する
- 4. ブレンド内容・品質で選ぶ
1. 目的・効果を把握したうえで適切な種類を選ぶ
ハーブティーは、さまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果が異なるため、目的・効果を把握したうえで適切な種類を選ぶことが大切です。
農林水産省が実施したアンケート調査 では、「癒されたい」「体の中からすっきりしたい」と感じる人が多く、リラックス効果(26%)やデトックス効果(21%)を求める声が目立ちました。
心を落ち着けたい、健康を意識したいというニーズが高まっており、そうした気分に寄り添うハーブティーの人気が広がっています。
リラックスしてぐっすり眠りたいという方はカモミールやラベンダー、美容ケアにはローズヒップやハイビスカス、体を温めたいときはジンジャーやシナモンが人気。
| 目的・シーン | おすすめのハーブ | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| おやすみ前のリラックスに | カモミール、ラベンダー、パッションフラワー | 穏やかな気分にし、心身をリセット。夜のリラックスタイムに最適 |
| 美容ケア・デトックス | ローズヒップ、ハイビスカス、ネトル | ビタミンCやミネラルを含み、肌の調子を整え代謝をサポート |
| 体を温めたいとき | ジンジャー、シナモン、ルイボス | スパイスの自然な温感で冷えをケアし、めぐりを促す |
| 健康維持・免疫サポート | エキナセア、セージ、レモンバーム | 季節の変わり目や不調時のセルフケアに。穏やかな香り |
| リフレッシュ・集中力アップ | ペパーミント、レモングラス、ローズマリー | 清涼感ある香りで頭をすっきり。仕事中の気分転換に |
コーヒーや紅茶に比べてカフェインが少なく、自然な香りと味わいで心をほぐしてくれます。目的を意識して選ぶことで、自分に合った癒しの一杯に出会えるでしょう。
出典:ハーブティーのQOL増進効果|カモミール[ハーブ - 医療者]厚生労働省eJIM
出典:リラックスする緑茶_仕事の合間の一服|農林水産省
2. 香りや味の好みで選ぶ
ハーブティーは風味や香りの幅が広く、花・フルーツ・スパイスなどさまざまな個性があります。
華やかな香りが好きならローズやラベンダー、すっきりした味わいならミント系、ほんのり甘みを感じたいならルイボスやリコリスがぴったり。
初めての方は、フルーツやハニーが香るブレンドから試すのもおすすめです。
香りや味の好み
- 華やか系:ローズ、ラベンダー、ローズヒップ
┗ 花の香りが強く、優雅でリラックス効果が期待できる - 爽やか系:ペパーミント、レモングラス、レモンバーム
┗ 清涼感があり、気分転換や集中力アップに◎。 - まろやか・香ばし系::ルイボス、リコリス、ハニー系ブレンド
┗ やさしい甘みと香ばしさで、飲みやすくカフェインレスなものも - フルーティー系:アップル、ピーチ、ベリー系ブレンド
┗ 果実の甘酸っぱさがあり、ハーブ初心者にも人気
嗅覚や味覚で「美味しい」「香りがよい」と感じるものを選ぶことで、リラックス効果も期待できるでしょう。
香りを楽しみながら、自分の気分や時間帯に合った一杯を選んでみてくださいね。
3. カフェインの有無を確認する
ハーブティーの多くはノンカフェインですが、中には緑茶やマテ茶をブレンドした商品など、微量のカフェインを含むものもあります。
就寝前や妊娠中、授乳中の方はカフェインフリーのルイボスやカモミール、レモンバームなどが選ばれています。
反対に、朝の目覚めや仕事中に飲むなら、少量のカフェインが含まれたタイプが集中力をサポートしてくれます。
| 種類 | カフェイン量 | 主なハーブ例 | 飲むタイミング |
|---|---|---|---|
| ノンカフェイン | 0mg | カモミール、ルイボス、レモンバーム | 夜・妊娠中・授乳中でもOK |
| 微量カフェイン | 数mg | グリーンマテ、抹茶ブレンド | 朝・仕事中など集中したい時 |
用途や飲む時間帯に合わせて選ぶことで、体に優しく、より効果的にハーブの魅力を取り入れられるでしょう。
4. ブレンド内容・品質で選ぶ
複数のハーブをバランスよく配合したブレンドティーは、香りや味の調和が取れており、初心者にも飲みやすいのが魅力です。オーガニック認証や無農薬栽培、添加物不使用など、品質表示にも注目しましょう。
また、初めてハーブティーを購入する方は、製造元が明確なブランドや専門店のブレンドを選ぶとよいかもしれません。
ティーバッグかリーフタイプかも好みで選べます。長く続けたい方は、香りや味の安定したブランド品を選ぶと、日常のリラックスタイムがより豊かになります。
ハーブティーのおすすめ人気ランキング14選
ここでは、リラックスや美容、リフレッシュなど、目的に合わせて選べるおすすめのハーブティー14選を紹介します。
人気ブランドのブレンドやオーガニック素材など、香りや味わいにもこだわったアイテムを厳選。自分のライフスタイルにぴったりの一杯を見つけてみましょう。
寝る前におすすめのノンカフェインのハーブティー
ここでは、カフェインを含まず、就寝前に穏やかな気分で飲めるハーブティーを紹介します。
心を落ち着かせるカモミールやラベンダーなどをブレンドしたタイプが中心で、自然な香りが眠りをサポートします。
【プレゼント】ギフトにも最適なハーブティー
ここでは、香りやパッケージの美しさにもこだわった、贈り物にぴったりのハーブティーを紹介します。
癒しや美容、特別な時間を演出するブレンドは、贈る相手のライフスタイルに合わせて選べるのが魅力です。
【市販】スーパーで買えるおすすめのハーブティー
ここでは、スーパーや通販で手軽に購入できる人気のハーブティーを紹介します。
手頃な価格ながら香りや味わいにこだわった商品が多く、日常のリラックスタイムにもぴったり。忙しい人でも続けやすい、飲みやすさ重視のラインナップです。
ハーブティーの人気ブランド
ここでは、人気の高いハーブティーブランドを紹介します。品質やブレンドのこだわり、香りの豊かさなど、ブランドごとに特徴があります。
無印良品のように日常使いしやすい商品から、カルディのように海外ブランドを手軽に楽しめるショップまで、目的や好みに合わせて選べるのが魅力です。
無印良品
無印良品のハーブティーは、手頃な価格でありながら飲みやすいと好評です。カモミールやルイボス、ハイビスカスなど定番のハーブを中心に、素材の風味をいかしたナチュラルな味わいが特徴。
ティーバッグタイプで気軽に楽しめるうえ、パッケージもシンプルで保存しやすく、職場や自宅での常備にもおすすめです。季節限定のブレンドやカフェインレス商品も多く、リラックスしたいときや体調に合わせて選びやすいのが魅力です。
カルディ
輸入食品を多く扱うカルディには、世界各国の人気ハーブティーが豊富にそろっています。
特にドイツの「ポンパドール」やイギリスの「クリッパー」など、有名ブランドのティーバッグが手に入りやすく、香りや味のバリエーションも多彩。
リラックス系からフルーティー系、ノンカフェインタイプまで幅広く、プレゼントにも人気です。価格帯もリーズナブルで、日常使いからギフトまで幅広い層に支持されています。
ハーブティーを選ぶときの注意点
ハーブティーを選ぶときは、香りや味だけでなく、体質や健康状態に合っているかを確認することが大切です。
ハーブの中には、妊娠中・授乳中の摂取を控えたほうがよい種類(セージ、ペパーミントなど)や、薬との相互作用に注意が必要なもの(セントジョーンズワートなど)もあります。
また、品質面で気になる方は、オーガニック認証や無添加表示がある商品を選ぶと良いでしょう。
初めて飲む場合は、単品よりもブレンドティーを少量から試すのがおすすめ。目的に合ったものを、無理なく日常に取り入れましょう。
出典:厚生労働省 eJIM|セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
出典:PMDA(医薬品医療機器総合機構)資料|医薬安全局安全対策課
ハーブティーに関するよくある質問
ここでは、ハーブティーに関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。気になる項目があればぜひチェックして、疑問や不安を解消しましょう。
ハーブティーは何がおすすめ?
- ハーブティーは目的に合わせて選ぶのがおすすめです。リラックスしたいときはカモミールやラベンダー、リフレッシュしたいときはペパーミントやレモングラスが人気。
美容を意識するならローズヒップやハイビスカスなどもよいでしょう。香りや味わいを楽しみながら、自分の体調や気分に合った一杯を選ぶことが大切です。
リラックスしたい時におすすめのハーブティーは?
- 穏やかな気分になりたい時には、ラベンダーやレモンバームなどがおすすめです。
リラックスすることで、おやすみ前の穏やかなひとときをサポートします。カフェインを含まないため、就寝前にもぴったりです。
出典:ハーブの香りのリラクセーション効果と応用|J-STAGE
出典:健康づくりのための睡眠ガイド2023|厚生労働省
ハーブティーは毎日飲んでも大丈夫?
- 基本的にハーブティーはノンカフェインで、適量であれば毎日飲んでも問題ありません。
ただし、セージやペパーミントなど一部のハーブは、妊娠中や授乳中の摂取を控えるよう注意が必要です。体質や薬の服用状況によって影響が出る場合もあるため、心配な場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
出典:薬とハーブの相互作用について知っておくべき6つのこと|厚生労働省
ハーブは肝臓に負担をかけますか?
- 米国国立医学図書館などの調査結果では、一部のハーブやハーブサプリメントには「ピロリジジンアルカロイド」などの成分が含まれており、その成分は肝障害を引き起こす可能性があると記載されています。
特にコンフリー(ヒレハリソウ)、ボリジ(ルリジサ)、セランジン(ケシ科の植物)などの一部のハーブには、体質によって体に合わない場合や、特定の成分が肝臓に影響を与える可能性が指摘されています。
こうした成分を含まないハーブティーであれば一般的に問題ないとされますが、薬を併用中や肝機能に不安がある場合は医師に相談しましょう。
出典:Minimizing liver damage from prescription meds: The latest guidelines
まとめ
ハーブティーは、リラックスしたいときや体調を整えたいときに気軽に取り入れられる自然派ドリンクです。
香りやブレンドによって得られる効果もさまざまなので、目的や気分に合わせて選ぶのがポイント。
スーパーで手に入る手軽な商品から、ギフトにぴったりの上質なブランドまで幅広く展開されています。毎日の習慣として、お気に入りのハーブティーで心と体を癒しましょう。
ハーブティーを飲んでリラックスしたい方へ!
忙しい毎日の中で、心を落ち着かせたいときは香り豊かなハーブティーがおすすめ。お風呂上がりや就寝前に飲めば、ゆったりとしたリラックスタイムを楽しめます。
ハーブティーに加えて、好きな音楽を流したり、マッサージオイルを使ってセルフマッサージを取り入れたり、アイマスクで就寝前のリラックスモードを整えたりするのもおすすめです。
Amebaチョイスでは、下記の記事のようにリラックスに役立つアイテムや癒しグッズを紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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夜のリラックスタイムや妊娠中でも飲めるノンカフェインのお茶。
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