「どのサイトを使ってふるさと納税をするのがお得か分からないけど、自分で調べるのは面倒くさい」
といった悩みからふるさと納税をまだ始められていない方は多いのではないでしょうか。
今回は人気のふるさと納税サイト28種類を、「ポイント付与率、返礼品の種類、レビューの有無」などをもとにランキング形式で紹介!
また、ポイント付与率の高いおすすめサイトや返礼品の種類ごとのおすすめサイトも紹介します。
- ポイント付与率で見るお得なおすすめサイト
- 結論、最もお得なのは「楽天ふるさと納税」
- 手軽さ重視なら、いつでもお得な「ヤフーのふるさと納税」
- ふるさと納税とは?寄附金に応じて返礼品がもらえ、税額控除される制度
- ふるさと納税サイトでは寄附手続きや返礼品などの情報収集ができる
- ふるさと納税サイトを選ぶポイント
- 【あなたはどのタイプ?】目的別にぴったりのサイトを選ぼう!
- ふるさと納税サイトで迷ったら?まずは3点をチェック!
- ふるさと納税サイトのおすすめ人気ランキング28選
- おすすめの人気の返礼品
- お米
- 海鮮
- お肉
- フルーツ
- 【番外編】意外と知られていない返礼品
- 特徴別 | おすすめふるさと納税サイト
- オリジナル返礼品の多さなら「ふるさとチョイス」
- 雑貨・日用品が充実しているのは「セゾンのふるさと納税」
- 多様な選択肢から旅行を選ぶなら「ANA、JAL、JRE MALL」
- ふるさと納税の始め方
- ふるさと納税をする際に注意すべきポイント
- ふるさと納税サイトのポイント二重取りは可能?
- ふるさと納税サイトに関するよくある質問
- ふるさと納税で注目の自治体をチェック!魅力的な返礼品を提供する地域
- まとめ
ポイント付与率で見るお得なおすすめサイト
ふるさと納税サイトを比較する際に重要なことはサイトからのポイント付与率です。
ポイント付与率が高いを選ぶことで寄付金に対するリターンが増え、よりお得にふるさと納税を活用することができます。
利用するサイトを迷っているなら、ポイント付与条件を指標に比較してみましょう。
結論、最もお得なのは「楽天ふるさと納税」
この記事で紹介する28サイトのうち、最大ポイント付与率が最も高いのが楽天ふるさと納税です。
日付指定やキャンペーンとの組み合わせで最大31%ものポイント付与を得ることができます。
貯まった楽天ポイントは楽天市場で1ポイント1円として使えるほか、コンビニをはじめとする全国の提携店で使用可能です。現金のような使いやすさがあるため、楽天ポイントは貯めて損することはありません。
既に楽天市場や楽天カードを利用している方に特におすすめです。高いポイント付与率を狙っている方にも楽天ふるさと納税をおすすめします。
手軽さ重視なら、いつでもお得な「ヤフーのふるさと納税」
引用:ヤフーのふるさと納税|はじめての方でもカンタン手続き - Yahoo!ショッピング
通常時のポイント付与率が最も高いのはヤフーのふるさと納税です。ヤフーのふるさと納税は、PayPayで支払うと常時5%のPayPayポイントが付与されます。
楽天ふるさと納税と異なり、いつでも5%の付与率でポイントがもらえるので、特定のタイミングを狙う必要がありません。
「お得に利用したいけど、特定のタイミングや条件を狙うのは少し面倒くさい」と感じる方におすすめです。もちろんキャンペーンが開催され、通常時よりお得にふるさと納税できるタイミングもあります。急ぎでないのなら、キャンペーンを狙ってふるさと納税するのも良いでしょう。
ヤフーのふるさと納税は特にPayPayユーザーにおすすめです。日頃からPayPay決済を利用している方や、PayPayポイントを貯めている方は、ヤフーのふるさと納税を利用することで効率的にPayPayポイントを獲得できます。
ふるさと納税とは?寄附金に応じて返礼品がもらえ、税額控除される制度
ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄附を行うと、寄附額のうち2,000円を超える部分が所得税と住民税から原則として全額控除される制度です。
例えば、3万円のふるさと納税を行うと、原則2万8,000円が所得税と住民税から控除されます。ただし、控除の上限は収入と家族構成によって変わるので注意が必要です。控除額の計算方法や、控除額の上限は総務省ホームページ「ふるさと納税のしくみ」でも確認できます。
ふるさと納税の主なメリットをまとめると、以下のとおりです。
- 寄附額に対して3割以内相当額の返礼品が貰える
- 寄附額に応じて所得税・住民税の控除が受けられる
- 寄附金の使用目的が選べる
- 応援したい自治体に寄附できる
ふるさと納税サイトでは寄附手続きや返礼品などの情報収集ができる
ふるさと納税サイトは、インターネットの拡散力を活かし、自治体と寄附者をつなぐ役割を担うサイトです。ふるさと納税サイトを利用すると、自分の欲しい返礼品や、応援したい自治体を効率的に見つけることができます。
現在、インターネット上には多くのふるさと納税サイトが存在しています。サイトによって掲載されている自治体が異なるため、寄附したい自治体が見つからなければ、別のサイトでも探してみましょう。
寄附したい自治体が見つかれば、ふるさと納税サイトを通じて寄附の手続きをすることも可能です。ふるさと納税サイトによっては、寄附額に応じてポイントやマイル、ギフトカードでのなどだけは付与をしていることもあります。
ふるさと納税サイトを選ぶポイント
どのふるさと納税サイトを選べばよいか迷ったら、以下7つのポイントをチェックしてみましょう。
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| 返礼品・自治体の数 | 多いほど選択肢が広がる! |
| ポイント付与条件 | ・ポイント付与率最大10%以上 ・寄附額に応じたAmazonギフト券やマイル |
| 決済方法の多さ | クレカ以外に、キャリア決済・銀行振込・Pay系が使えるか確認 |
| レビュー・口コミ | ・実際の寄附者の声を参考に ・味や鮮度に関する情報も多数 |
| 応援したい自治体の有無 | ・地元や思い出の地域があるか? ・使い道が指定できる |
| サイトの使いやすさ | ワンストップ特例制度対応や検索のしやすさ、手続きの簡単さも重要 |
【あなたはどのタイプ?】目的別にぴったりのサイトを選ぼう!
ふるさと納税サイトにはさまざまな特徴があり、選ぶ基準は人それぞれ。
ここでは、タイプ別におすすめの選び方をまとめました。自分に当てはまる項目をチェックして、後悔のないサイト選びをしましょう。
こんな人におすすめの選び方
- とにかくお得に寄附したい方:
ポイント付与&キャンペーン重視のサイト -
たくさんの返礼品から選びたい方:
掲載数の多い大手サイト - 自治体に想いを届けたい方 :
応援したい地域が掲載されているサイト - 初めてで不安な方 :
ワンストップ対応&レビューが充実したサイト
ふるさと納税サイトで迷ったら?まずは3点をチェック!
さまざまな選び方をご紹介しましたが、ふるさと納税が初めての方や、どこを選べばいいか迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。
まずは次の3つのポイントを満たすサイトを選ぶのがおすすめです
- □掲載数50万件以上か
- □ポイント付与はあるか
- □キャンペーンは実施中か
ふるさと納税サイトのおすすめ人気ランキング28選
ここからは、ふるさと納税サイトのおすすめランキングを紹介していきます。それぞれのサイトの特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
なお、紹介するランキングは、以下の評価項目をもとに点数化し順位づけしています。
| 評価項目 | 得点 |
|---|---|
| 掲載自治体数 | 1000以上=5点 500以上=3点 100以上=1点 100未満=0点 |
| 掲載返礼品数 | 10万以上=5点 5万以上=3点 1万以上=1点 1万未満=0点 |
| ポイント付与 | あり=3点 なし=0点 |
| 決済方法 | 複数=3点 クレカのみ=0点 |
| レビュー | あり=3点 なし=0点 |
おすすめの人気の返礼品
ふるさと納税の返礼品はカテゴリーが多いため、選ぶ際に迷う方も多いかもしれません。返礼品でも、以下のカテゴリーの商品は人気が高いため、おすすめです。
- お米
- 海鮮
- お肉
- フルーツ
それぞれのカテゴリーの返礼品が人気な理由や、どのような人におすすめかについて詳しく紹介します。
お米
引用:楽天ふるさと納税
ふるさと納税の返礼品としてお米は人気の定番商品です。日本各地の美味しい銘柄を楽しむことができる魅力があります。
特に地域特産のお米では、土地の気候や風土に適した栽培方法で育てられた、いわゆる「ブランド米」が人気です。例えば、新潟県の「魚沼産コシヒカリ」や山形県の「つや姫」、北海道の「ゆめぴりか」などは名前を耳にしたことがある方も多いでしょう。
お米は日本の食生活では欠かせない食材なので、ふるさと納税の返礼品として選ぶと重宝します。量も多めに設定されていることが多く、家族が多い方でも困りません。賞味期限も比較的長く、保管もしやすい商品です。
ふるさと納税のお米は、農家から直送される新鮮なものが多く、普段のスーパーでは手に入りにくい希少な品種や有機栽培米なども見受けられます。返礼品選びに迷ったら、あって困らないもののひとつとして、お米がおすすめです。
海鮮
引用:楽天ふるさと納税
海鮮は返礼品のなかでも人気が高いカテゴリーのひとつです。多くのふるさと納税サイトでは、日本ならではの新鮮な魚介類が多彩にラインナップされています。北海道のカニ、福井県の甘エビや牡蠣、長崎県のクルマエビなど、高級食材も返礼品として魅力的です。市場では高価な海産物も、ふるさと納税なら手軽に手に入ることも少なくありません。
家庭で贅沢な海鮮料理を楽しみたい方におすすめです。基本的に冷凍配送なので、鮮度を保ちながら自宅に届きます。返礼品の海鮮食材は、ボリューム感があるのでしっかりと堪能できるでしょう。
各自治体自慢の海鮮が返礼品と設定されていることも多く、自分で足を運ぶのが難しい地域の新鮮な海鮮類が、ふるさと納税で手に入ります。
お肉
引用:楽天ふるさと納税
ふるさと納税の返礼品として、全国のブランド肉も大人気です。特に、和牛や地鶏、豚肉といった国産の農畜産物は、見た目の美しさと品質の高さが魅力といえます。例えば、鹿児島県の「黒毛和牛」、宮崎県の「宮崎牛」、松阪市の「松阪牛」などが代表的な高級和牛として有名です。
お肉の返礼品は、BBQやステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどさまざまな料理に使えるのが魅力です。冷凍保存も効くので、少人数の家庭でも必要な時に取り出して使えます。普段手が出しにくい高級な和牛でも、ふるさと納税の返礼品として選ぶのは難しくないのではないでしょうか。
希少部位やセット商品として提供されることも多く、スーパーでは取り扱いが少ない部位が手に入ることもあります。料理やイベントでの使いやすさ、美味しさ、保存性の高さなどを総合的に考えても、返礼品として優秀な商品です。
フルーツ
引用:楽天ふるさと納税
返礼品のなかでも地方の特色がでる商品のひとつがフルーツです。地域にちなんだ名産のフルーツや、甘味のある旬のフルーツが出品されることも多いため、返礼品としても人気があります。例えば、山形県の「さくらんぼ」、和歌山県の「みかん」、山梨県の「シャインマスカット」などは、一度食べてみたいと思っていた方も多いのではないでしょうか。
フルーツは健康を重視する方やデザート好きな方に特におすすめです。特に旬のフルーツは栄養価が高く、美容や健康に気を遣う方や、脂っこいものが苦手な方でも喜ばれる逸品です。子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方が食べられる商品なので、家族で分け合って楽しむのも良いでしょう。
また、桃やぶどう、メロンといった高級フルーツは贈り物としても最適です。見た目も美しく、なかなか手が出しにくいフルーツは、贈り物としてもらって嬉しいもののひとつです。食後のデザートやおやつとしても喜ばれるでしょう。
【番外編】意外と知られていない返礼品
前述したように、人気の高い返礼品の多くは食べ物です。しかし、返礼品は食べ物だけではありません。意外と知られていない返礼品の一例には、以下のカテゴリーが挙げられます。
- 家電
- アクティビティ
- 旅行
家電商品のカテゴリーでは、高性能な炊飯器やトースター、ミキサー、ヘアアイロン、最新型のロボット掃除機などが返礼品として提供されています。家電は日常生活を効率化もしくは快適にするアイテムです。
例えば、調理家電を選べば、日々の自炊が楽しくなるかもしれません。ロボット掃除機を選べば、掃除の手間が省けます。家電カテゴリーを見てみると、便利なアイテムが見つかるかもしれないので、一度閲覧してみると良いでしょう。
アクティビティもあまり知られてない返礼品のひとつです。アクティビティの返礼品では、地域で楽しめるキャンプ体験や釣り体験、または乗馬、パラグライダー、スカイダイビングなど、自然と触れ合うアクティビティなどが用意されています。家族や友達と参加すれば特別な思いとして記憶に残るでしょう。都会に住んでいるなら、自然に触れる非日常的かつリフレッシュ体験としておすすめです。
アクティビティのような体験型の返礼品のひとつが「旅行」です。ふるさと納税サイトの中には交通機関に関係がある企業が運営しており、旅行の返礼品を多く取り揃えているサイトもあります。
旅行はお金や労力がかかるため、行きたくても躊躇してしまい、「また今度」と見送ってしまうも多いのではないでしょうか。旅行の返礼品を選べば、金銭的な負担を軽減できるのも魅力のひとつです。また、パッケージになっているものも多く、自分でプランを立てたり、宿を選んだりする必要もありません。温泉地やリゾート地の旅行券は、日頃の疲れを癒し、心身をリセットするのに最適です。
引用:ふるなび
引用:ふるさとチョイス
特徴別 | おすすめふるさと納税サイト
ふるさと納税サイトによって、食料品や日用品をはじめとするカテゴリごとの掲載返礼品数が異なります。海鮮類やお肉は人気のため、各サイトにも豊富な返礼品が揃っている傾向にあり、見つけるのは難しくないでしょう。一方、サイトによってはオリジナル返礼品を取り揃えているサイトもあります。
少し変わった返礼品が欲しい方や、すでに欲しい返礼品のカテゴリが定まっている方は、ふるさと納税サイトでカテゴリとそれぞれの掲載返礼品数を確認してみると良いでしょう。
ここでは、数あるふるさと納税のなかから、特徴別のおすすめふるさと納税サイトを紹介します。
- オリジナル返礼品の多さなら「ふるさとチョイス」
- 雑貨・日用品が充実しているのは「セゾンのふるさと納税」
- 多様な選択肢から旅行を選ぶなら「ANA、JAL、JRE MALL」
オリジナル返礼品の多さなら「ふるさとチョイス」
引用:【2024年版】ふるさと納税おすすめ人気総合ランキング|ふるさとチョイス - ふるさと納税サイト
最もオリジナル商品(限定商品)が掲載されているのはふるさとチョイスです。専用の特集ページが設けられており、約12,000点の限定商品のなから返礼品を探せます。限定品を取り扱うふるさと納税は他にもありますが、多くも3,000点ほどです。ふるさとチョイスは約12,000点と、圧倒的な限定品の多さを誇ります。
ふるさとチョイスの限定品は、お肉や海鮮類など、一般的なサイトでも見つけられるカテゴリがありますが、そのなかでも取り扱いが少ない希少部位を取り揃えています。
その他のカテゴリだと、職人がひとつずつ丁寧に作り上げた一点ものの伝統工芸品や、ふるさとチョイスにしか掲載していない自治体の返礼品などがあります。一般流通していないふるさとチョイス限定のコラボ商品も掲載されているので、他では見つからない返礼品を探したい方は、一度ふるさとチョイスをのぞいてみましょう。
雑貨・日用品が充実しているのは「セゾンのふるさと納税」
引用:セゾンのふるさと納税 【セゾン公式】|永久不滅ポイントが貯まる・使える
雑貨・日用品の多さなら、セゾンのふるさと納税がおすすめです。雑貨・日用品のカテゴリで取り扱っている返済品の数は、多いサイトでも10,000〜17,000点ほどですが、セゾンのふるさと納税では約28,000点が掲載されています。
掲載品はトイレットペーパーや水、コーヒー、ジュース、洗剤、文房具などです。特別感は少ないかもしれませんが、日常生活のなかで利用できる消耗品なので、あって困ることはありません。防災グッズも返礼品として掲載されているため「防災グッズはいつか揃えるつもりだったけど、先延ばしにして結局買っていない」という方はふるさと納税のついでに揃えてみると良いでしょう。
非日常的な返礼品ではなく、日常生活のなかで必ず使える雑貨・日用品から返礼品を選びたい方はセゾンのふるさと納税をチェックしてみてください。
多様な選択肢から旅行を選ぶなら「ANA、JAL、JRE MALL」
引用:JALふるさと納税|JALのマイルがたまるふるさと納税サイト
旅行や体験型イベントの返礼品を探しているなら以下の3サイトがおすすめです。
| サイト名 | 旅行の返礼品数 (2024年9月時点) | 特徴 |
|---|---|---|
| ANAのふるさと納税 | 7,691件 ※パッケージ旅行、宿泊券の合計 | ・寄付でANAのマイルが貯まる ・ANAの関連施設やつながりのあるホテル、旅館の返礼品多数 |
| JALふるさと納税 | 3,824件 ※宿泊券・パッケージ旅行、温泉利用券の合計 | ・寄付でJALのマイルが貯まる ・JALの関連施設やつながりのあるホテル、旅館の返礼品多数 |
| JRE MALLふるさと納税 | 7,847件 ※旅行券・宿泊券、温泉利用権、その他の合計 | ・寄付でJREポイントが貯まる ・東日本エリアを中心に、JR・JTB関連施設やつながりのあるホテル、旅館の返礼品多数 |
「ANAのふるさと納税」は全日本空輸、「JALふるさと納税」は日本航空、JRE MALLふるさと納税はJR東日本グループがそれぞれ運営するふるさと納税サイトです。
各企業のふるさと納税では、一般的な食品関連をはじめとする返礼品のほか、自社の特色を生かした返礼品を提供しています。各社自社とつながりがある施設や旅館・ホテルを返礼品に用意しているため、旅行好きな方におすすめです。
また、各サイトではふるさと納税によってANA、JALのマイル、JREポイントなどが貯まるのも魅力のひとつです。各社のマイル・ポイントを貯めながらふるさと納税ができ、尚且つ豊富な行き先から返礼品を選んで旅行を楽しめます。
旅行好きな方は、上記の3つのサイトのうち、自分がよく利用する会社や、貯めているマイル・ポイントからふるさと納税先を選び、旅行の返礼品をゲットしてみてください。
ふるさと納税の始め方
ふるさと納税を始めるには、以下の手順と手続きが必要となります。
- 控除上限額を調べる
- 自治体に寄付をする
- 控除手続きをする
ふるさと納税は自己負担が2,000円となる控除条件があり、所得税の控除上限額は総所得金額等の40%、住民税の控除上限額は総所得金額等の30%となります。
例えば、控除上限額が3万円の場合、3万5,000円のふるさと納税をしても控除額は3万円から自己負担2,000円を差し引いた2万8,000円分です。
そのため、控除上限額を確認後、応援したい自治体を選んで寄付してから控除手続きを行ってください。
なお、手続きにはワンストップ特例制度と確定申告があり、必要書類を寄付先の自治体、または税務署に提出します。
確定申告は所得税・住民税を控除する手続きに対して、ワンストップ特例制度は住民税のみが控除対象です。
ふるさと納税をする際に注意すべきポイント
ふるさと納税をする際には、以下のポイントに注意してください。
ふるさと納税の注意点
- 年収や家族構成で税金控除される上限が決まっている
- 寄附した金額は翌年の税金控除対象となる
- 寄附しただけでは税金控除されない!申請書の手続きが必要
- 返礼品申込者と申請書の名義が違うと控除されない
- 2,000円の自己負担があることを忘れない
すべてふるさと納税を利用するうえで知っておくべきポイントです。それぞれ詳しく紹介します。
年収や家族構成で税金控除される上限が決まっている
ふるさと納税によって控除される税金の上限は、寄附者の年収や家族構成によって決まるので注意しましょう。
ふるさと納税で控除できる年間上限の目安は、総務省のホームページ に記載されています。
給与収入300万円から2,500万円まで、家族構成ごとのケースに合わせて掲載されているので、事前にチェックしてみてください。
例えば、ふるさと納税をする方の家族構成・給与収入300万円、500万円、1,000万円ごとにおける、控除上限の一部を紹介すると以下のとおりです。
| ふるさと納税をする本人の給与収入 | 独身又は共働き | 夫婦(一方が無職) | 共働き+子1人(高校生) | 共働き+子1人(大学生) | 夫婦+子1人(高校生) |
|---|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 2万8,000円 | 1万9,000円 | 1万9,000円 | 1万5,000円 | 1万1,000円 |
| 500万円 | 6万,1000円 | 4万9,000円 | 4万9,000円 | 4万4,000円 | 4万円 |
| 1,000万円 | 18万円 | 17万1,000円 | 16万6,000円 | 16万3,000円 | 15万7,000円 |
引用:総務省「ふるさと納税のしくみ 」
上限を超過した金額分は控除対象にならず、自己負担として寄附されるので注意しましょう。
また、所得金額によっては、上限が5,000円以下など少額になるケースがあります。
返礼品が貰える最低寄附額が5,000円に設定されている自治体も多いため、上限が5,000円を下回る人は注意しましょう。
寄附する金額は任意なので、返礼品をもらうために5,000円を超える寄附もできますが、自己負担分が多くなるので節税効率は悪くなります。
寄附した金額の税金控除は所得税と住民税で対象の年が異なる
ふるさと納税は、あくまでも税金を前もって払う制度です。ふるさと納税を行うと、原則として寄附の総額から2,000円を引いた金額が所得税や住民税から差し引かれます。例えば、3万円寄附をすると、支払う税金を2万8,000円分控除できる仕組みです。
ただし、所得税と住民税で控除される年が異なるので注意しましょう。所得税分はその年の所得税から控除され、控除された金額が還付されます。住民税は翌年度の住民税から控除され、翌年度の住民税が減額されます。
つまり、返礼品をもらいながら、来年の税金を前払いできる制度であり、支払う税金が減っているわけではありません。
寄附しただけでは税金控除されない!申請書の手続きが必要
ふるさと納税サイトを経由して寄附しただけでは、税金の控除はされません。控除を受けるためには手続きが必要です。控除手続きには「確定申告」と「ワンストップ制度」の2つがあります。
確定申告の場合、以下の4つを添付して確定申告書類とともに提出しましょう。必要書類のうち、寄附金受領証明書は、寄附先の自治体から送られてきます。
- 寄附金受領証明書
- 対象期間の源泉徴収票
- 還付金受取用口座情報
- マイナンバーカード(番号確認書類と身元確認書類)
「ワンストップ特例制度」は、確定申告が不要な給与所得者など、確定申告なしで控除を受けられるための制度です。ワンストップ制度を利用する場合、ふるさと納税できる自治体数は5団体以内に限られます。
寄附した自治体に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を提出すると、翌年度の住民税から金額に応じた控除がおこなわれます。確定申告が必要なケースに比べて手軽ですが、書類の提出が必要なので忘れないようにしてください。
返礼品申込者と申請書の名義が違うと控除されない
ふるさと納税は誰でも行えますが、ふるさと納税によって税金の控除が受けられるのは、寄附をおこなった本人のみです。
例えば、クレジットカードで寄附をする場合、本人名義のカードで支払いましょう。万が一、配偶者のカードを使うなどして、寄附者本人とは異なる名義のカードで支払った場合、控除は受けられません。クレジットカード以外でも、寄附する際の申込者情報は、控除を受ける本人名義で申し込む必要があります。
ふるさと納税は、本人の了承を得ていれば、別の人が代理で手続きすることも可能です。ただし、代理人が寄附する場合でも、寄附者本人名義で申し込む必要があります。
2,000円の自己負担があることを忘れない
ふるさと納税は、寄附金額の総額を問わず、必ず2,000円の自己負担が発生するので注意しましょう。ふるさと納税に限らず、寄附をした場合は「寄附額-2,000円」に所得税率などをかけて控除金額を決めます。
あくまでふるさと納税は「2,000円払って、翌年度分の税金を前払いする」仕組みです。しかし、ふるさと納税では、寄附によって返礼品が貰えるため、「自己負担2,000円を払って税金を前払いしつつ、返礼品が貰える制度」と認識されています。
ふるさと納税サイトのポイント二重取りは可能?
ふるさと納税サイトでは、ポイントを二重取りできます。
ポイントサイトを経由してふるさと納税をすると、寄付額に応じたポイントがもらえるため非常にお得です。
付与されるポイント付与率の相場は0.5%から2%程度ですが、ふるさと納税の寄付額は数万円以上になることもあるため、十分なポイント付与が受けられます。
例えば、10万円の寄付をして2%のポイント付与となる場合、2,000円分のポイントがもらえます。
そのため、ふるさと納税サイトでのポイントに加えて、ポイントサイトを経由することで二重取りが可能となるのです。
また、クレジットカードを利用してふるさと納税をすると、寄付額に応じたパーセンテージのポイントが付与されます。
例えば、リクルートカードは1.2%、楽天カードは1%からのポイント付与が受けられるため、納税方法はクレジットカードがお得です。
これらの仕組みを知っておくことで、ふるさと納税をするメリットがさらに増えるため、寄付を考えている人は各サイトをチェックしてみてください。
ふるさと納税サイトに関するよくある質問
最後に、ふるさと納税サイトに関するよくある質問を紹介します。同じ疑問をもっている人は参考にしてください。
- ふるさと納税サイトを選ぶポイントは、以下の5つです。
- ふるさと納税サイトを選ぶポイント
- 掲載自治体数や返礼品数
- ポイント付与の有無
- 決済方法の豊富さ
- レビュー・口コミの有無
- キャンペーンの有無
- どのふるさと納税サイトから寄附しても、控除される金額は同じです。控除上限も収入や家族構成によって決まるため、ふるさと納税サイトには依存しません。
基本的には自分がお得だと思うふるさと納税サイトを使いましょう。選ぶ際のポイントについては、本記事の「ふるさと納税サイトを選ぶポイント」で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
- はじめてふるさと納税をする人で、サイト選びに迷っているなら、以下の3つに登録してみましょう。
サイト名 特徴 楽天ふるさと納税 ・楽天ポイントが貯まる
・セールやSPUと併用すれば付与率最大数十倍ヤフーのふるさと納税 ・PayPayポイントや商品券が貰える
・大手3サイトから寄附先を選べるふるなび ・Amazonギフトカードや楽天ポイントに交換できるポイントが貯まる
・好きなときに返礼品と交換できるポイント制- 上記の3つは、ふるさと納税サイトでも規模が大きく、掲載自治体数や返礼品数も豊富です。寄附でポイントやギフトカードが貰えるほか、決済手段も豊富で、お得なキャンペーンも定期的に開催しています。
ふるさと納税の手続き方法の確認や、控除上限シミュレーションなどもサイト上でおこなえるので、はじめてふるさと納税するなら、上記の3つに登録して、比較しながら使ってみてください。
- 複数のふるさと納税サイトを利用して寄附しても問題ありません。サイトによって取り扱っている返礼品や自治体、キャンペーンが違うので、自分に合ったサイトを複数併用してみましょう。
ただし、複数利用する場合、「控除上限額」と「ワンストップ特例制度」の2つには注意が必要です。
1つ目の控除上限額は、控除が適用される上限を指し、収入や家族構成によって決まります。控除上限額を超えて寄附することは問題ありません。しかし、超過分は自己負担となるため、複数のサイトや自治体に寄附する場合には合計額が超えないように注意しましょう。
2つ目のワンストップ特例制度とは、ふるさと納税以外で確定申告する必要がない人が、確定申告不要で控除申請手続きができる制度です。
簡易的な手続きで控除申請できますが、ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄附できる自治体が5団体に限られます。複数サイトを利用して5団体以上に寄附しないよう気をつけてください。
- ふるさと納税で控除を受けられるには、「確定申告」または「ワンストップ特例制度」の申請手続きが必要です。
確定申告の場合、確定申告書とともに、以下の書類を添付して申請しましょう。寄附金受領証明書は、寄附した自治体から送られてきます。 - 必要書類
- 寄附金受領証明書
- 対象期間の源泉徴収票
- 還付金受取用口座情報
- マイナンバーカード(番号確認書類と身元確認書類)
- ワンストップ特例制度を利用する場合、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を寄附先に送付するだけで手続きが完了します。
ただし、ワンストップ特例制度が利用できるのは、確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者等に限られる点には注意しましょう。
ふるさと納税で注目の自治体をチェック!魅力的な返礼品を提供する地域
ふるさと納税を通じて寄附できる自治体は全国に広がっていますが、その中でも特に魅力的な返礼品を提供している自治体があります。
地域ごとの特色を楽しむのも、ふるさと納税の醍醐味です。
ぜひ、自分の関心のある地域をチェックして、寄附を通じて地域の応援をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ふるさと納税は、納める税金を前払いしつつ、豪華な返礼品が貰える制度です。実質2,000円の負担をしますが、返礼品によっては2,000円以上の価値がある商品が貰えるのでうまく活用しましょう。
はじめてふるさと納税を利用する人は、まず気になるふるさと納税サイトに登録してみましょう。ふるさと納税サイトは複数利用しても問題ないので、2〜3サイト登録して比較してみるのもおすすめです。
確定申告やワンストップ特例制度の控除申請も難しくないので、ふるさと納税をしたことがない人は、ぜひこの機会に試してみてください。
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